過去のコンピュータ関連ニュース

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最終更新日付:2000年9月10日


米Handspring、Visor日本語版投入を発表(3/11)
米Handspringは、2000年第2四半期までに同社のPalm互換携帯情報端末「Visor」を日本市場に投入する予定である事を明らかにした。

Microsoft、XBoxの仕様を発表(3/11)
米Microsoftは、同社開発のゲーム機「XBox」のハードウェア仕様が明らかになった。
プロセッサに600MHzの86系プロセッサ、メモリ64MB、米nVIDIA社製3Dグラフィックスプロセッサ、8GBハードディスク、4倍速DVD-ROM装置、ゲームパッド用ポート、USBポート、10/100BASE-Tポート搭載、などの仕様になっている。
米Microsoftではプレイステーション2の2倍の性能であるとしている。 発売は2001年秋の見込み。

プレステ2にDVD再生不良問題発覚(3/11)
発売2日間で98万台を出荷したソニーコンピュータエンターテイメントの「プレイステーション2」で、DVD再生に問題が出る場合がある事が明らかになった。
これは、メモリーカードの不良が原因であるとしているが、詳細は明らかになっていない。
この不具合によりメモリカードに格納したデータ、DVDビデオプレイヤープログラムが一部消去されると言う。
この不具合により、メモリカードの生産中止、リコールなどが噂されたが、同社では全面的に否定している。

米VeriSignが米Network Solutionsを買収(3/11)
電子認証の大手米VeriSignは、ドメイン登録サービスの最大手企業Network Solutionsを買収したことを発表した。
買収額は210億ドル。

米AMD、米Intel、1GHz版プロセッサを相次いで出荷(3/11)
米Advanced Micro Device(AMD)は、動作周波数1GHzのAthlonプロセッサの出荷を開始した。
価格は1000個ロットで1299ドル、950MHz版で999ドル、900MHz版で899ドルとなっている。
さらに、AMD発表の3日後、米Intelは1GHz版PentiumIIIプロセッサの出荷を開始した。価格はAMDの1299ドルに対して990ドル(1000個ロット)。
ただし、この出荷はAMDに対抗するための限定出荷となっているという。

米TeraがSGIからCray買収(3/11)
米Tera Computerが、米Silicon Graphic(SGI)からスーパーコンピュータの米Cray Researchを買収することが明らかになった。
SGIは99年夏からCrayの売却を発表していた。
Tera、Crayは共にスーパーコンピュータを製造しており、両社は、合併して新会社米Crayとして出発する。

SCE、プレイステーション2基盤を業務用に供給(3/3)
ソニーコンピュータエンタテイメントは、プレイステーション2の基板を利用した業務用基板を供給すると発表した。
これは、ソニーコンピュータがコア基盤を開発、業務用ゲーム機メーカはこれにインターフェースを追加・組み合わせでゲーム機器の開発を行う事ができる。
これにより、家庭用と業務用の両方を開発するメーカーは開発・移植コストが抑えられ、開発効率の向上が期待できる。

Win95/98の奇妙なバグ「CONCON問題」(3/3)
Windows95/98で奇妙な不具合が報告され話題になっている。
この不具合は「CONCON問題」などと呼ばれ、「c:\con\con」や「c:\con\con\con」にアクセスしようとするとブルーパニックなるなどしてOSが落ちてしまうというもの。
この「con」のほか、「prn」、「nul」、「aux」といったDOS時代にデバイスファイルとして扱われていたファイル名も対象とるという報告もあがっている。
なお、WindowsNT/2000ではこうした問題は起きない。
この不具合を利用して、「file:///c|/con/con/con」へのリンクを張ってOSがクラッシュさせる悪意のあるサイトの登場が懸念される。

Microsoft、次世代ゲーム機近々発表?(2/29)
米Microsoftが、次世代ゲーム機「XBox」を発表するのではないかと、兼ねてから噂されているが、Microsoftは「xbox.com」ドメインの取得を完了した事から、よりその信憑性が高まってきた。
「XBox」は、ソニーのPlaystation2、任天堂のDolphinなどに対抗するものと言われており、特定のソフト開発者のみにXBoxの概要を伝えたとの噂もあると言う。
XBoxは、Winodws互換、DVD再生機能などの機能を持ち、Intel CeleronもしくはAMD Athlonを使い、64MBメモリ、5GBハードディスク、NVIDIAグラフィクスチップを搭載すると言う。

PHP研究所で1万6000名以上の個人情報漏えい(2/29)
民間シンクタンク「PHP研究所」のホームページで、書籍やビデオを購入した会員の個人情報1万6000人以上分の個人情報が漏えいすると言う事態が発生した。
個人情報は、誰でもアクセスできる場所に置かれたいたというが、都内の専門学校生が検索エンジンに友人の名前を入力したところ、PHPのホームページアドレスが示され、アクセスするとホームページを通じて書籍を購入した延べ約10000人の氏名、性別、住所、メールアドレス、電話番号、購入履歴などの個人情報が入手できてしまった事から明るみに出たと言う。
PHP研究所では、2/18から2/21までの間に問題のファイルに62件のアクセスがあったと言う事で、情報漏えいの恐れがでている。

カラー版Palm発表(2/29)
米Palm Computing社は、カラー版のPalmである「PalmIIIc」を発表した。
画面はTFTスクリーンで、メモリ8MB、重量は約190g、バッテリはPalmVに使われている充電式リチウムバッテリである。価格は449ドル。

DoS攻撃相次ぎ、サイトに被害(2/29)
Yahoo!をはじめ、eBayBuy.comAmazon.comCNN.comZDnetなどのサイトにDoS攻撃が相次ぎ、一時的に停止するなどの被害が出た。

Windows98の後継は「Windows Me」(2/6)
開発コード「Millennium」で知られるWindows98の後継OSは、「Windows Me」となる事が明らかになった。
「Me」は「Millennium Edition」の略であるとされ、米Microsoftはこれでコンシューマ向け機能を強化する。
出荷は2000年半ばをめざしていると言う。

Sun、Solaris8発表、ライセンス無償化、ソースコード公開へ(2/6)
米Sun Microsystemsは、Solarisの新バージョン「Solaris8」を発表した。出荷開始は3月の見込み。
Solaris8は電子商取引やSunの提唱するネットワーク戦略コンセプト「.com」の実現を強化するための機能強化がはかられており、IPv6対応、ディレクトリサーバ機能、クラスタ接続サポート(Solaris7)、ファイアウォール、IPsecなどが標準搭載される。
また、このSolaris8からエンドユーザ向けバイナリライセンスが無償化される。これまで、非商用利用限定の「Free Solaris」を提供していたが、これを一般利用まで拡大させた事になる。
さらに、併せてSolarisの一部の主要ソースコードも無償(媒体費/送料別)で公開する。ただし、ソースコードの改変・配付は一切認めない。

IEに実装のJavaにセキュリティホール(2/6)
「Java Houseメーリングリスト」(http://java-house.etl.go.jp/ml/)がWindows版Internet ExplorerのJavaにセキュリティホールに関する報告を発表した。
セキュリティホールの内容は、ファイル名がわかっていればJavaプログラムからそのファイルを読み込む事が可能になるというもので、詳細はhttp://java-house.etl.go.jp/ml/archive/j-h-b/030376.htmlで述べられている。
対策はJava機能を無効にする以外方法がない。
今回は、日本のJava開発者から全世界への警告となった。

Apple、QuickTime4.1をリリース(2/6)
米Apple Computerが、QuickTime4.1をリリースしていた事が明らかになった。
QuickTime4.1の新機能には、ライブストリーミングのHTTPトンネリングのサポート、ライブコネクションのオートコンフィギュレーション機能、SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language) ベクタグラフィック規格サポートなど。
HTTPトンネリングサポートによりファイアウォールなどでUDPなどがブロックされているサイトでもQuickTimeストリーミングが楽しめるようになる。
このHTTPトンネリングやオートコンフィギュレーション機能はRealVideoではすでに実現されている。

米Rambus、半導体特許侵害で日立を提訴(2/6)
米Rambusが、日立製作所に対して、SDRAMやSDRAM制御に関連する事項が特許を侵害しているとして、米連邦地裁に関連半導体の製造・販売・使用の差止めを求める訴えを起こした。
対象となる半導体はマイコンSHシリーズ、PC133対応SDRAMなど、主力製品も含まれる。

Intel、650MHz版Mobile PentiumIII発表(2/6)
米Intelは、ノートパソコン用PentiumIIIプロセッサの「Mobile Pentium III」の650MHz版を発表した。
この650MHz版Mobile Pentium IIIでは、SpeedStepと呼ばれる動作制御機能が組み込まれ、AC電源動作時とバッテリ動作時で電源電圧と動作周波数を自動的に切り替えられることができる。これによりバッテリ動作時の動作時間延長がはかられる。
なお、500MHz版の低消費電力タイプのMobile Pentium IIIも発表した。こちらにはSpeedStep機能はない。

Apple、社名を「Apple」に変更(2/6)
米Apple Computerが、社名を現在の「Apple Computer」から「Apple」に変更した事を明らかにした。
変更されるのは登記上の社名ではなく通常の呼称で、ロゴも半透明の立体感のあるものに変更され、iMacにあわせて5種類が用意される。 日本法人については変更するかどうかは未定。

アップル、「AirPort」の名称を変更(2/6)
アップルコンピュータは同社の家庭向け無線LANシステム「AirPort」の日本国内での名称を変更すると発表した。
この変更は、この名称が国内ですでに商標登録されていることが判明した事によるもの。商標は広島市のパソコン周辺機器・ネットワーク機器を扱う関西電機がLAN製品のブランド名として91年に出願、97年に登録が完了されており、10年間の実績がある。
アップルでは3月までには別名称を決定して発売したいとしている。
日本以外では「AirPort」の名称が使用される。

SII Webサイトより顧客情報漏えい(1/19)
セイコーインスツルメンツは、同社のWebサイトから顧客情報が一部漏洩していたことを明らかにした。
このトラブルは、同社がマーケティング活動の一環で実施しているWebによるアンケート調査で集められた顧客情報が漏れたというもので、Webサーバをリプレースした際にデータのプロテクションが解除されてしまった事が原因だと言う。

アップルとソーテックが和解(1/19)
アップルコンピュータとソーテックは、iMacのデザイン模倣に関する裁判で、東京地裁の勧告を両者が受け入れて和解した。
この結果、アップルはソーテックに対する仮処分申請を取り下げ、ソーテックはアップルに対して和解金1000万円を支払い、「e-one 433」の製造・販売・輸出を行わない事になる。
ソーテックは、アップルが仮処分申請を取り下げるということで和解に応じたのであり、不正競争防止法抵触を認めたわけでない事を強調している。
後継の「e-one 500」は継続販売する。

Gates、米MicrosoftCEOを辞任(1/19)
米Microsoftは、同社の創業者で会長のBill Gates氏がCEOを辞任すると発表した。 後任はSteve Ballmer社長が社長兼任で就任する。
辞任後のGates氏は、会長兼チーフ・ソフトウェア・アーキテクト(主席ソフトウェア設計者)と呼ばれる役職につく。

米Intel、800MHz Xeon発表(1/19)
米Intelは、サーバー・ワークステーション用プロセッサ「Pentium III Xeon」の最高速モデルとなる800MHz版を発表 した。
133MHzのシステムバスに対応し、256KBのアドバンスト・トランスファー・キャッシュと呼ばれるキャッシュを備えるなどの方法で、データ転送速度を向上させているという。
価格は1000個ロット時で1個901ドル。

コンパックPCのにウイルス混入(1/19)
コンパックコンピュータは、コンシューマ向けデスクトップパソコン「Presario2290シリーズ」のハードディスクとリカバリ用CDにウイルスが混入していたと発表した。
該当製品は99年2月以降に発売されたPresario2290/2294/2295/2296/2297/2298/2299の各モデルで約3万台。
混入したウイルスは「PE W95 CIHV1.2」で、通称でチェルノブイリと呼ばれているもので、。コンパックでは「特殊な圧縮方法で二重に圧縮されているため、そのままでは感染・発症のおそれはない」としている。
コンパックでは、ユーザに告知すると共にウイルス削除用ユーティリティを無償配付する。

日本シスコ、「シスコシステムズ」に社名変更(1/19)
米Cisco Systemsの日本法人の日本シスコシステムズは、2000年3月1日に社名を「シスコシステムズ」に変更する事を明らかにした。
日本市場でのブランド力浸透が狙い。

米Microsoft、Mac OS Xの正式サポートを表明(1/19)
米Microsoftは、Macintoshの次期OSとなるMac OS Xの支持を正式に表明した。米AppleがMac OS Xを発表してから20か月目での表明となる。
MicrosoftではOffice新バージョン、Internet Explorer、Outlook ExpressなどをMac OS Xネイティブに対応する。

Jobs、米Appleの常任CEOに就任(1/19)
米Apple Computerの暫定CEOだったSteve Jobs氏がフルタイムCEO、つまり常任CEO(経営最高責任者)に就任する事が明らかになった。
これは、MACWORLD Expo SAN FRANCISCOで発表された。

ライコス配付の浜崎あゆみスクリーンセイバーにウイルス感染騒動(1/19)
検索・ポータルサイトのライコスジャパンは、同社が配付した浜崎あゆみスクリーンセイバーにウイルスが感染しているという報告があがり、一時期、騒動になった。
結果は、シマンテック社の「Norton AntiVirus for Windows 95/98」で、の平成11年12月27日付ウィルス定義ファイルでの誤検出であることが判明した。

NECの携帯電話にY2Kトラブル(1/19)
NECのNTTDoCoMoブランドの携帯電話の一部の機種に2000年問題のトラブルが発生した。
トラブルの内容は、NTTDoCoMoの携帯電話間の文字メッセージサービスの「ショートメール」受信時に、2000年1月1日以降に受信した場合は1900年のメールとして認識し、受信日時の表示順に問題が出ると言うもの。
これにより、最大蓄積数の40件(一部は20件)をこえると、2000年のメールから自動的に消去されてしまう。

日本ギガバイトが2つのBIOS搭載のマザーボード発売(1/19)
日本ギガバイトは、2つのBIOSを搭載したPentiumII,III対応マザーボード「BX2000+」の発売を発表した。
このマザーボードは、BIOSを格納したROMを2つ搭載し、片方の、ウイルス感染、チップ破壊、アップデート失敗等の不具合時に自動的にもう片方に切り替える。
CPUスロットはSlot1で、チップセットは米Intelの82440BX AGPset、クロックは100MHz。
開発元は台Gigabyte Technology社。

米Beと米Compaqが提携(1/19)
米Beと米Compaqはソフトウェアライセンス契約を結んだ事を明らかにした。
ターゲットはBeOSベースとした情報家電用OS「Stinger」で、共同開発になる見込。

富士通のDoCoMoカラー端末に不具合 (1/19)
NTTDoCoMoは、富士通製のカラー液晶搭載iモード端末「F502i」に不具合があることが判明した事をあきらかにした。
不具合は、電話番号を登録するメモリダイヤル機能に関するもので、メモリの中からボイスダイヤル機能を使って電話をかけると、407番目に登録した電話番号が呼び出した電話番号で上書きされ消えてしまうという。
NTTDoCoMoでは1万台を回収、2000年3月末まで無償交換に応じる。

米Intel、750MHz/800MHz版Coppermine発表 (1/19)
米Intelは、Coppermine Pentium IIIの750MHz版および800MHz版を発表した。
これは、米AMDのAthlonプロセッサに対抗するもので、1000個注文時の1個あたりの価格は、800MHz版が851ドル、750MHz版が803ドルとなっている。

DDI、KDD、IDOが合併へ(1/19)
DDI、KDD、IDOの3社は2000年10月をめどに合併することを発表した。この合併により、NTTに次ぐ巨大通信会社が登場する事になる。
合併による存続会社はDDIで、筆頭株主は京セラ、2位がトヨタ自動車。

MACWORLD Expo2000は4日間に(1/19)
IDGは、2000年2月に開催する「MACWORLD Expo Tokyo 2000」を2月17日(木)〜2月19日(土)の3日間から2月16日(水)〜2月19日(土)の4日間に変更する事を明らかにした。

NTT、ADSL接続サービス発表(1/19)
NTT東西地域会社は、ADSL技術を利用した接続環境を提供する「ADSL接続サービス」を発表した。
このサービスには「第1種サービス」と「第2種サービス」の2種類が用意され、「第1種サービス」がNTT地域会社が直接提供するもので、「第2種サービス」はNTT地域会社以外の通信事業者がxDSL機器をNTT局に持ち込んでユーザーにサービスを提供するためのメニューで、東京めたりっく通信とニューコアラが利用する形態。
「第1種サービス」には、電話サービスとADSLデータ通信を多重する「タイプ1」とADSLのみの「タイプ2」がある。
「タイプ1」は下り(NTT局→ユーザ宅)512kbps、上り(ユーザ宅→NTT局)224kbpsの高速回線が利用でき、費用は初期費用19300円、月額4300円にADSLモデム+スプリッタの利用料として月800円がかかる。
「タイプ2」は初期費用16800円、月額6000円で、ADSLモデム+スプリッタの利用料が月700円。
その他、随時対応するメニューとして回線調整/品質確認として13600円、ケーブル変更9100円、分岐ケーブル(ブリッジ・タップ)取り外し9100円などを用意している。
これらのサービスは当面は試験サービスとなるが、今後は、これらサービスをサポートするプロバイダの対応が問題となる。

マクロメディアがIllustrator形式−Flash形式コンバータ公開 (1/19)
マクロメディアが、IllustratorのグラフィクスをFlash形式へ変換するIllustrater用のプラグイン「Macromedia Flash Writer」日本語版の無償ダウンロードを開始した。
これを利用すれば、Illustraterグラフィックをベクター形式のままFlash形式に書き出すことができ、Webで手軽にグラフィックを公開することが可能になる。
Macintosh用、Windows用ともに公開され、利用するにはAdobe Illustrator 8が必要。

CTCが東証一部上場、株価が親会社の伊藤忠を抜く (1/19)
伊藤忠テクノサイエンス(CTC)が東京証券取引所第1部に上場、翌日には公募価格の2.5倍の初値55600円となり、時価総額は1兆円に達した。
親会社である伊藤忠商事を上回る異例の事態になった。 CTCはサン、オラクル、シスコらの製品について、トップクラスの売り上げをほこるという。特にサンは世界一の販売高と言われている。

公取委が独禁法違反でアップルに立ち入り調査(12/8)
公正取引委員会は、アップルコンピュータに対して、販売店などへの価格拘束の疑いがあるとして立ち入り調査を行った。
アップルコンピュータが販売するiMacとiBookについて、小売店を登録制にし直接、または卸売店経由で小売価格を指示したというのが嫌疑の内容。
なお、キヤノン販売も調査の対象になっている。

郵政省のDWH構築で、松下通工17万円落札が波紋(12/8)
郵政省が開発をすすめる「郵便トータルネットワークシステム(POSTONS)」と呼ばれるデータウェアハウスの構築に関する設計業務を、松下通工が落札価格17万円という超低価格で受託していたことが話題になっている。
POSTONSは、郵便売り上げの管理をする「販売情報システム」、小包等の輸送状況をトラッキングする「郵便物追跡情報システム」などの基幹系システムからのデータ収集・分析するシステム。
入札が公告されたのは1999年5月で、入札は7月16日に行われた。応札は7社で開札は7月30日、最も低い価格であった松下通工が落札業者となった。
17万円というのはわずか3人日程度の工数だが、松下通工としては「過去に設計したシステムを修正する事で対応可能で、工期も質も維持できる」としているということで価格は正当である事を強調している。
郵政省側も「松下通工が、開発業務の入札で特別有利になるとは考えていない」としている。
なお、今回の設計業務は4600万円の予算をとっていたという。また、開発業務も3億8500万円の予算を請求している。
今回の破格の落札が、市場の適正なサービス価格の影響が懸念される。

NEC、RedHat・TurboLinuxとサポート契約(12/8)
NECは、RedHatとターボリナックスジャパンと、日本語版Linuxディストリビューションについてのサポート契約を結ぶこと発表した。
NEC府中事業場に「Linux技術センター」を開設しグループ各社の技術支援を行うという。
この契約により、NECのハードウェア製品上でRedHat Linux日本語版6.1、TurboLinux日本語版が動作するよう、技術協力が行われる。

インターネットワンジャパンが日本語ドメイン名受付開始(11/28)
インターネットワンジャパンは、日本語文字を使ったドメイン名の登録事業の開始を発表した。
これは、「日本語ドメインインデックス」と呼ばれるサービスで、「.jp.io」で終わるドメインの左側に日本語が使える。
価格は、初回登録料が1ドメインあたり22000円、年間更新料が10000円となっている。2000年4月30 日までか登録ドメインが10万件に達するまでは、初回登録料が無料で2000年10月31日まで利用可能となる。
ioドメインは英国領インド洋群島のトップドメインで、アドレスやドメインを管理する非営利団体ICANIN(internet council of assigned name and numbers)から依託を受けて英Internet Oneが運用している。

日本IBM、PalmTop PCの2000年問題に注意喚起(11/28)
日本アイビーエムは、同社の携帯パソコン「Palm Top PC 110」の「PC DOS J7.00/V」への2000年問題修正ソフトの適用についての注意事項が追加され、ユーザに注意を喚起している。
同機は、PCDOSのモジュールを内蔵フラッシュ・メモリー・ドライブ上に導入しているため,通常の「PC DOS J7.00/V用修正ソフト」を適用しても,必要なファイルが 正しく導入されないという。
実際は command.com などを手作業で導入しなおす必要があるという。

フロンティア神代が「超漢字」バンドルPC発売(11/28)
フロンティア神代は、多言語・多漢字OSパッケージ「超漢字」をバンドルしたタワー型パソコン「超漢字パソコンFBX500C」を発売した。
「超漢字」はパーソナルメディアが開発・販売するBTRON仕様のOSパッケージ。
スペックはCPUに500MHzCeleron、6.4GBHDD、128MBメモリ、32倍速CD-ROMで、価格はモニター別で117800円。超漢字インストール代行サービスは1000円、15インチCRTモニターとセットにしたプレインストール機の場合は135600円となる。

日本IBM、3090などの保守を2001年6月で打ち切りを発表(11/28)
日本アイビーエムは、メインフレーム3090-E/S/J/Tの各モデル、3090用電源、制御装置、冷却装置、などの保守、レンタル契約を2001年6月末で廃止する事を発表した。
このほか、3089用電源装置、9021/340モデル、9673並列DBサーバも同様の処置がなされる。

IEEE1394共同ライセンス供与はじまる(11/28)
日欧米11社はIEEE1394の基本特許をまとめて共同ライセンスする事で合意されていたが、その共同ライセンスプログラムが開始され、ライセンス供与が始まった。
特許所有者は、米AppleComputer、米Compaq Computer、松下電器産業、蘭Royal Philips Electronics、ソニー、米STMicroelectonics、東芝で、キヤノンの保有する技術も基本特許のひとつに認定されているため、近々に加えられる見込み。

NTTDoCoMoがPATソフト組込み可能WAP対応端末開発(11/28)
NTTドコモは、JRA(日本中央競馬会)のPATセンターなどに接続して馬券の購入が可能な携帯電話端末およびPHS端末「モバイルゲット」を2000年2月下旬に発売を開始する。
端末は、ドコモはじめてのWAP(wireless applicatio n protocol)対応端末で10文字×12行が表示できる大型ディスプレイを装備。松下製。
端末にはJRAより提供されるPATアプリケーションソフトが組み込まれ、馬券の購入、出馬表やオッズの確認が可能、また、WAPブラウザを利用して情報提供会社より競馬情報を入手する事も可能。
PATセンターとの通信は無手順方式、情報提供会社 販売はJRAのPATサービスの加入者向けに行なわれる。

PalmComputingとソニーが提携 (11/28)
米PalmComputingとソニーが、PalmOSのライセンスなどについて提携した。
この提携ではソニーがPalmOSをライセンスを受け、PalmComutingはソニーよりメモリースティック技術を受け、Palmプラットフォームに組み込む。

米連邦地裁がMSの「独占」を認定 (11/28)
米連邦地方裁判所は、司法省などがアンチトラスト法違反の提訴について米Microsoftが「独占状態にある」という判断を下した。
これにより、今後、Microsoftに対する判決でMicrosoft側の敗訴が濃厚となる見方が強くなった。
この事実認定で、連邦地裁はWindowsのシェアが95%にも達し、今後も上昇する見込みである事を提示。さらに、パソコンOS市場への新規参入が困難なことをOS/2やMac OSの例で示し、LinuxのようなオープンソースのOSもWindowsの独占状態を崩すまでには至らないという判断を示したという。

日本リサーチセンターらが、インターネット視聴率レポートを発表(11/28)
株式会社日本リサーチセンターと株式会社アイ・エス・ティは、インターネット視 聴率調査「Japan Access Rating(JAR)」の調査レポートを発表した。
この発表は第9回となる調査レポート。
今回の発表では、「TOPサイトのトップページの表示時間」が報告され、アクセス上位20サイトでニュースサイト以外はすべて30秒以内であった事が明らかになった。
なお、アクセス上位サイトは、1位「yahoo.co.jp」、2位「nifty.ne.jp」、3位「biglobe.**jp」、4位「geocities.co.jp」、5位「nikkeibp.co.jp」となった。
インターネット視聴率は、測定用ソフトウェア「ネットワーク・トラッキング・モ ジュール」を配付しそこから得られるアクセス情報を収集したもの。調査対象2000名、有効サンプル数1480名、1999年9月13日〜1999年10月10日までのの集計。

サン、StarOffice日本語版を2000年夏に無償配付(11/28)
サンマイクロシステムズは、米Sunが無償配付していたOfficeスゥイート製品「StarOffice」の日本語版を2000年夏にリリース、英語版同様、無償は畏怖する事を明らかにした。

Solaris8、2000年2月リリース(11/17)
米SunMicrosystemsは、Solarisの新バージョン「Solaris8」を2000年2月にリリースする事を明らかにした。
2000年2月は、2月17日に米MicrosoftがWindows2000を出荷が予定されており、まさに「Microsoft叩き」の意志の表れ。

マツダが基幹業務をIBMにアウトソーシング(11/17)
マツダは、生産管理システムや部品等の受発注システムなどを含めた社内情報システムの大部分を日本アイビーエムにアウトソーシングする事を明らかにした。
契約期間は99年12月から10.5年で、契約金額は約500億円で、製造業のアウトソーシングとしては国内最大規模になるという。
マツダではこのアウトソーソシングにより、この10年間で開発コスト・運用コストなどを合計約50億円が削減できると見込んでいる。
日本アイビーエムは11月に100%出資の子会社「日本IBM中国ソリュー ション」を設立し、マツダはこの子会社に情報システムの関連業務を全面的に移管する。
移管されない情報システムとしては、研究・開発分野に関するシステムがあり、自動車メーカーの競争力を左右する領域であるためとしている。

一太郎10、祝日法改正未反映で出荷が判明(11/17)
ジャストシステムのワープロソフト「一太郎10」が、祝日法改正が反映されずに出荷されていた事が判明した。
平成12年から、祝日法改正に伴い、成人の日が1月第2月曜日、体育の日が10月第2月曜日になるが、一太郎10のカレンダ機能にこれらの変更が反映され大ない事が判明、ジャストシステムでは修正モジュールを公開した。

PalmComutingがネットワーク対応クレードル発表(11/17)
米3Com傘下の米PalmComputingは、Palm機に対応する同期サーバソフトウェア「HotSync Server」と高速クレードル「Ethernet Cradle」を発表した。 Palmシリーズの企業への大量導入がねらい。
「HotSync Server」は、ORACLEなどの基幹データベースへのアクセスを可能にするサーバソフトで、最大2000人をサポートする。
「Ethernet Cradle」は、10Mbpsの高速クレードルで企業内ネットワークにイーサネットで接続する。

NECの保守会社2社が合併(11/17)
日本電気の保守サービス会社のNECフィールドサービス(NEFS)とNECカスタマーサービス(NECCS)が存続会社がNEFSで、2000年4月に合併する事が明らかになった。
NEFSはNEC子会社の中では最大で、NECの企業向けシステムの保守や工事、サプライ販売などを手掛ける。NECCSはコンシューマ向けパソコン、NECホームエレクトロニクスの販売する家電製品などのメンテナンス業務を手掛ける。
合併後の新社名は未定だが、合併後は従業員7200人、国内拠点467拠点、売り上げ高2000億円の巨大保守サポート会社となる。

米3Comが電話線利用のホームLANシステム発表(11/17)
米3Comは家庭内ネットワーク製品「HomeConnect」に家庭内の既存の電話配線を利用して10Mbpsの家庭内LAN環境を構築が可能な製品を追加した。
この製品は、家庭内に配線済みの電話線を利用する事で新たなケーブルを敷設する事なく10Mbpsの速度を実現する。
家庭内ネットワークは業界規格として「HomePNA1.0」があったが速度が1Mbpsであることが問題であった。今回の3Comの製品は未だ最終仕様となっていない「HomePNA2.0」をベースにしており、この市場のシェア確保を優位にすすめようというのがねらいと見られている。

NECが任天堂よりドルフィン用グラフィクスチップを受注(11/17)
日本電気は、任天堂が2000年末に発売を予定している次世代ゲーム機「Dolphin(仮称)」に搭載されるグラフィクスチップと専用メモリを受注した事が明らかになった。
日本電気はセガのドリームキャスト用グラフィックプロセッサPowerVRを開発・提供しているが、今回のDolphin用チップは米Artx社設計のもので動作周波数は200MHz。
日本電気では約5年間で累計受注額3000億円を見込んでいるという。

米IBMが73GBの3.5"ハードディスクを発表(11/17)
米IBMはこれまでの最大の記憶容量となる73GBの容量の磁気ディスク装置「UltraStar 72ZX」を発表した。
この「UltraStar 72ZX」は、3.5インチディスク、10000rpm、平均シークタイム4.9msの性能で、ドライブ厚41.6mmで11枚のディスクが実装されていると言う。
このハードディスクは、日本アイビーエム藤沢事業所で開発されたもので、16MBのキャッシュを内蔵、インターフェースは「Ultra160+」と呼ばれるUltra160 SCSIイ ンターフェースと、2ギガビットのファイバー・チャネル・インターフェース(FC-AL)に対応する。

米Sunと富士通がSPARC開発で提携強化(11/17)
米Sun Microsystems と富士通は、SPARCプロセッサ開発についえの提携を強化、次世代ハイエンドSPARCに共通仕様を共同開発する。
開発される次世代プロセッサは2001年後半にサーバ製品に組み込まれる見込み。

米Apple、G4Macを低速化(11/17)
米Apple Computerは、同社のパソコンPowerMacintosh G4 のラインナップを400MHz、450MHz、500MHzから、それぞれ350MHz、400MHz、450MHzに変更する事を明らかにした。
これは、米Motorola製造のPowerPC G4プロセッサの供給不足により製品不足が続いている状況を打開するための措置。価格は据え置き。
なお、500MHz版の2000年初めにずれ込む見込。

米Microsoft、新ファイルシステム「Web Store」の詳細発表(10/29)
米Microsoftは、次世代ファイルシステム「Web Store」の詳細を発表した。
「Web Store」は、Exchange2000を基盤とした「EXIFS」と呼ばれるWindows NTファイル・システムで、格納・管理されるオブジェクトはすべてURLを持ち、HTTP、SMTP、SMB、MS-Mail API などのプロトコルを利用してアクセスする事ができる。
また、Webサーバに対するバックエンド、添付文書の全文索引などがサポートされる。

IDOとDDIセルラーグループが64kbpsのパケット通信サービスを発表(10/29)
日本移動通信株式会社とDDI−セルラーグループ8社(関西,九州,中国,東北,北海道,北陸,四国,沖縄)は、cdmaOneによる64kbpsパケット通信サービスのための事業変更認可申請を行い、年内をメドにサービスを開始する事を発表した。
cdmaOneによるパケット通信は、上り(携帯電話→基地局)が14.4kbps、下り(基地局→携帯電話)が64kbpsという上下非対称通信方式を採用。
このパケット通信サービスでは、無線区間(携帯電話−基地局)は通常の音声通話と同一チャネルを共用し、有線区間(局内、局間など)はIPネットワークを構築・利用する。

米AMD、64ビットプロセッサー発表(10/29)
米AMDが、米Intelの「Itanium」(開発コードMerced)に対抗する64ビットプロセッサ「Sledge Hammer」(開発コード)を発表した。
このプロセッサは、Athlon(K7)に続く製品の位置付けで、「K8」とも呼ばれていた。
このプロセッサは、Intelが「IA-64アーキテクチャ」に基づく並列処理技術などにより高速化をはかっている反面、過去のアプリケーション等の互換性を犠牲にしているが、「Sledge Hammer」は従来の32ビットアプリケーションとの互換性があるという。

愛媛銀行が全システムをUNIXに移行、情報システムをアウトソーシングへ(10/29)
愛媛銀行は、勘定系から営業店端末まですべてを入れ替え、サーバー系はすべてUNIXに移行する。
愛媛銀行は、2002年までに現行のNECと日本ユニシスのメインフレームを撤去、営業店システムの富士通機をリプレースし、さらに、新システムの開発から現行システムの移行、その後の運用保守に至るまでをNECにアウトソーシングするという。愛媛銀行の電算センターをNECに賃貸してその管理もNECが行う。
なお、今後10年間で愛媛銀行がNECに発注する総額は155億円にのぼると予想されている。

米Apple、新型iMac発表!(10/29)
米Apple Computerは、新型のiMac3モデルを発表した。
発表されたiMacは350MHz G3プロセッサ、メモリ64MBを搭載したベーシックモデルで価格は999ドル。本体カラーはブルーベリーのみである。
FireWire対応のiMacは「iMac DV」は400MHz G3プロセッサ、DVD-ROM、FireWireポートを搭載したモデルで、サウンド機能重視の為に通常のパソコンと比較して8倍の静粛性を実現しているという。本体カラーは従来のiMac同様5色が用意されている。価格は1299ドル。
本体カラーがPowerMac G4と同じグラファイトカラーの「iMac DV Special」は、「iMac DV」とくらべてメモリが64MBから128MBに、ハードディスクが10GBから13GBに増強されたスペックとなっている。価格は1499ドル。

国内でもアップルコンピュータは、ベーシックモデルを118000円、iMacDVを148000円、iMac DV Specialを178000円で販売を開始する。

エクスツール、Linux版「Shade」開発を表明(10/29)
エクスツールは、同社のCGレンダリングソフトウェア「Shade」のLinux版の開発を進めている事を明らかにした。
「Shade」は国産では数少ない定番となっているCGソフトで、Macintosh版、Windows版があり、低価格版の「iShade」からプロフェッショナルユースの「Shade Professional」までのラインナップがある。
今回、開発されているのはミドルクラスの「Personal」版に相当するものだという。

「Merced」の正式名称は「Itanium」に決定(10/29)
米Intelは、次世代64ビットマイクロプロセッサのコードネーム「Merced」(マーセッド)の正式名称を「Itanium」(アイテニアム)とすることを明らかにした。
「Itanium」は米Lexiconの考案で、「Celeron」、「Xeon」等の名称などの考案もしている。

ANTがWindowsNT用tcp_wrapper発表(10/29)
アスキーネットワークテクノロジー(ANT)は、WindowsNT上でtcp_wrapperの機能を提供する製品「WinWrapper 1.0」を発表した。
価格は1ホストで14,800円、10ホストで98,000円、ダウンロード版で1ホスト12,800円。ダウンロード版ユーザー用CD-ROMは2,400円

Western Digitalがドライブをリコール(10/29)
米Western Digitalが、ハードドライブ「WD Caviar」約40万台をリコールすると発表した。
対象となるのは1999年8月27日から9月24日に製造された「WD Caviar (5400 RPM EIDE)」で、信頼性に問題が生じる可能性があると言う。
Western Digitalでは、テスト用ユーティリティを公開しており、これを利用して対象のドライブかを確認できる。

ソーテック、法廷で全面闘争へ(9/29)
ソーテックは、東京地方裁判所の「e-one」の製造・販売を中止決定を受けて、匡体の色を、青白のツートンカラーの半透明から銀色に変更した「e-one500」を発表、販売を開始した。
また、同社では東京地裁の決定について異義申し立てをする事を明らかにした。
なお、e-one500は代替リリースではなく、11月に販売開始を予定していたものを前倒ししたものだとしている。
なお、Appleでは「e-one500」の模倣性についての法的根拠の検討をはじめたという。

CorelがLinuxディストリビューションβテスト開始(9/29)
加Corelは、開発中の同社のLinuxディストリビューション「Corel Linux」の「デスクトップ版」のベータテストを開始した事を発表した。
「Corel Linux」デスクトップ版は、Debian/GNUをベースにKDE(K Desktop Environment)を採用する。
同社では年内製品化・出荷をめざす。

台湾地震でコンピュータ業界に様々な影響(9/23)
1999年9月21日未明に台湾で発生した大地震により、コンピュータ関係の部品・商品供給に影響が出る事が予想され、品不足、価格暴騰、便乗値上げなどが懸念される。

偽MSサポートのウイルス感染メールが出回る(9/23)
Microsoftのサポートを装った、ウイルス感染メールが出回っており、米Microsoftは警告を発している。
これは、「support@microsoft.com」の「Administrator」から送られてきたように見せ掛けられた「Internet problemyear2000」というタイトルの電子メールで、「Y2Kcount.exe」という実行プログラムが添付されている。

東京地裁がデザイン模倣でe-oneの販売禁止を決定(9/23)
東京地方裁判所は、米Apple Computerおよびアップルコンピュータ(株)が起こしていた、ソーテックが販売する「e-one」は、iMacのデザイン盗用・模倣だとした仮処分申請に対して、e-one の製造・販売中止を禁止する」という判決を下した。
ソーテックは、不当な仮処分決定として不服を申し立て、裁判で徹底的に争う意志を表明し、一応、裁判所の判断がなされたということでその部分は尊重せざるを得ないということで、ユーザー、販売店などの対応が最優先事項であると言う判断から、展示・販売を一時中止する事を明らかにしたが、その後、半透明匡体をやめて色違いで販売を再開する事を表明した。

米Handspring、Palm互換機「Visor」を発表(9/19)
米Handspringは、米3ComのPalmプラットホーム製品と互換性のある「Visor」を発表した。
Visorは、Palm製品との互換性に加えてスプリングボードと呼ばれる拡張スロットによる拡張性も兼ね備え、外観もPalmと似ているがスケルトンケースを採用している。
Handspring社は、PalmPilotの開発者が3Comをスピンアウトして設立した会社で、3ComよりPalmOSをライセンスしている。
価格は、メモリ2MBのVisorで149.99ドル、クレードル付で179.99ドル、メモリ8MB、レザーケース、クレードル付のVisor Deluxで249ドルとなっている。
Visor DeluxはGraphite、Ice、Blue、Green、Orangeの5色のバリエーションから選択が可能。(2MBVisorはGraphiteのみ)

サン、日本語Solaris7を開発者向けに無償提供(9/19)
サンマイクロシステムズは、開発者支援プログラム「Sun Developer Connection」(SDC)の会員向けに、日本語Solaris7の無償提供を開始したこと発表した。
非商用目的に限って無償提供するもので、Solaris環境の開発者を呼び込み、プログラム開発にはずみをつけようというのが、サンのねらい。

米Microsoftが、Visio買収(9/19)
米Microsoftが、ビジネス系作図ソフトウエアなどを開発・販売する米Visioを買収することで同社と合意に達した事を発表した。
Visio社は今後、Microsoft Business Productivity Groupの一部門「Visio Division」として組み込まれ、Office製品系列に加わるが、今後も独立した製品として開発と販売が続けられる。
なお、買収取引は株式交換で行われ、総額は13億ドルになるという。

米3Com、Palm Computingを独立(9/19)
米3Comは、PalmIIIなどを製造・販売するPalm Computing部門を分社化、独立企業としてスピンオフすることを発表した。
Palm部門は3Comの売り上げの10%を占めていたが、本来のネットワーク製品に注力する形になる。また、3Comでは独立させるPalm Computingの株式公開も計画していると言う。

サン、2000年対応の製品保証プログラムを開始(9/14)
サンマイクロシステムズは、同社製品の2000年問題の対応について包括的保証プログラムを開始する事を明らかにした。
内容は、情報公開、対応製品の日付け処理が正しく行われない場合の、同等機能製品との交換、減価償却方法に従った帳簿値額を払い戻しなどを行うもの。
対象とする製品は、サンのステータスリストに対応製品として掲載されているもの、未対応製品でもサンが提供する修正プログラムが適切にインストールされたものとなっている。

SCE、プレイステーション2発表(9/14)
ソニーコンピュータエンタテイメントは、次世代ゲーム機「プレイステーション2」を正式に発表、価格は39800円、2000年3月4日発売が明らかになった。
噂されていたDVDビデオ再生機能も搭載される事も明らかになった。
SCEでは最初の週で100万台の販売を計画しているという。

インターキューが格安ドメイン登録サービス(9/14)
インターキューは、格安で「COM」「NET」「ORG」ドメインの取得・登録サービスを提供するレジストラ業務を開始した。
開始したサービスは、「Discount-Domain.com」というサービスで、料金は最初の2年間が67.99ドル(円建て価格7800円)、3年目以降が35ドル(円建て価格3900円)という価格設定になっていて、初期費用は米国のInterNICより業務を引き継いでいる米Network Solutions社の70ドルより安い価格設定で「世界一低価格」としている。

Lotus、eSuiteを開発中止(9/14)
米Lotus Developmentは、Javaベースのアプリケーションスイート環境「eSuite WorkPlace」の開発を事実上中止することを明らかにした。
eSuiteは、1-2-3サブセット、ブラウザ、ワープロなどから構成されるJavaベースのスイート製品。
ただし、サポートは2001年1月まで継続するという。

CAが「Cholera」ウイルスを警告(9/14)
米Computer Associates International(CA)は、メールサーバをクラッシュさせるウイルスとして「Cholera」ウイルスを発見、警告を発表した。
Choleraウイルスは、ヨーロッパのWebサイトで発見され、感染すると住所録、テキスト、HTMLファイルに含まれる電子メールアドレスに自分自身を感染させたファイルを送りつけるという。
この感染メールは本文には「:)」というフェイスマークのみが含まれ、「Setup.exe」というファイル名の添付書類がついたものだという。

iBookの国内販売価格は198000円(9/8)
アップルコンピュータは、iBookを国内正式発表、国内販売価格を198000円と発表した。出荷は10月上旬の予定。
併せて、「AirPort Base Station」の38000円、iBookに内蔵する無線LANカード「AirPort Card」が12800円というのも発表、出荷は12月の予定。

NTTDoCoMoが携帯電話機能内蔵パソコンをメーカと共同開発へ(9/8)
NTT移動体通信(NTTDoCoMo)は、東芝、NECと共同で、携帯電話やPHSを内蔵したノートパソコンを開発、携帯電話などを接続せずに通信が可能となる。
このパソコンは、携帯電話内蔵機が東芝「LibrettoSS」、PHS内蔵機はNEC「LaVieNX」をそれぞれベースに、内部にデータ通信用のPCカードを無線装置を組み込んだもの。2000年半ばにDoCoMoブランドで販売予定。

NECが「お手伝いロボット」発表(9/3)
日本電気は、画像認識や音声認識能力の搭載により、人の顔や言葉を認識することが可能になった家庭用ロボット「パーソナルロボットR100」を発表した。
「パーソナルロボットR100」は、ソニーのAIBOのような自立型ロボットで、声に反応してその声の主を判断したり、声をかけるだけで、テレビや電灯のスイッチを操作したり、また、用事の無いときは、うろつき回ったり、居眠りしたり、鼻歌を歌ったりするという。
なお、日本電気では、正式ネーミング、機能のアイディアを公募している。詳細は、同社のWebサイトで公開されている。

米Intel、高速版PentiumIIIを10月リリースへ(9/3)
米Intelは、Copppermine Pentium IIIプロセッサを10月にリリースする意向を明らかにした。
動作周波数は700MHzになるとみられている。

Apple、PowerMac G4 発表(9/3)
米Apple Computerは、新型PowerMac「PowerMacintosh G4」を発表した。
PowerMac G4は、CPUに新型PowerPCプロセッサ「PowerPC G4」を採用し、「Super Computer on Chip」、「究極のPhotoshopマシン」などと紹介された。
匡体は、新型PowerMac G3と同一デザインで、色がグラファイトカラーになった。
発表内容によれば、Adobe Photoshopのデモで、500MHzのPowerMac G4と600MHzのPentiumIII Windowsマシンの比較で2倍以上の処理スピードを見せたという。 また、PowerMac G4は、1GFLOPSの性能を実現しているという。 マザーボードの設計も、旧モデルよりもメモリバンド幅が3倍、PCIスループットが2倍、などの強化がはかられている。
今回発表されたPowerMac G4は、400MHz、450MHz、500MHzの3機種で、400MHz版が1599ドルですでに出荷開始、450MHz版は9月中の出荷開始で2499ド ル、500MHz版は10月中に出荷開始で3499ドル。
なお、このPowerMac G4は、米政府により「武器」とみなされるため中国、イラク、北朝鮮などの国々には輸出出来ないと言う。

米連邦地裁、「bleem!」の出荷差止め仮処分請求を却下(9/3)
米連邦地裁は、米Sony Computer Entertainment Americaが出していた、米Bleem社製のPlayStationエミュレータソフト「bleem!」の出荷差止め仮処分請求を却下した。

Intel、Merced公開(9/3)
米Intelは、「Fall'99 Intel Developer Forum」で次世代64ビットアーキテクチャマイクロプロセッサ「Merced」を公開した。
クロックやバススピードは明らかにされていないが、完全に動作する事を確認したと言う。

Apple、新型iMac発表か?(8/29)
米Apple Computerが、サンフランシスコで開催される「シーボルド」出版会議でコードネーム「C2」と呼ばれている新型iMacの発表をすると噂されている。
新型iMacは、モニタの大型化、オーディオ機能改良、工業デザイン変更などが予想されている。

五橋研究所、日本語版RedHat6.0開発中止(8/29)
LinuxディストリビューションRedHatの日本語版を開発・販売する五橋研究所は、発売を予定していた日本語RedHat Linux 6.0の開発を中止すると発表した。
同社によれば、米RedHat Softwareからパートナー契約を打ち切られ、RedHatの名称、ロゴマークの使用が出来なくなったためであるとしている。
なお、開発の最終段階に入っている日本語RedHat Linux 6.0は自社ブランドの「LASER5 Linux 6.0」として発売する。
RedHat Softwareは日本法人設立の準備を進めていると思われ、その際のライセンス条件をめぐって両社間で対立があったという。RedHat Softwareが日本語版に対して内容をコントロールする条件を設定し、ライセンス料を非常に高く設定してきたという。

台MSI製Athlom用マザーボードがリコール(8/29)
台湾Micro-Star International社(MSI)製AMD Athlon用マザーボードMS-6167がリコールされることが明らかになった。
米Advanced Micro Devices社(AMD社)と共同で公開された文書によれば、MSI社製のAMDチップセットを利用したAthlon用マザーボードに互換性がなく、システムが起動しないものが存在するという。
すでに出荷済みのMS-6167は、問題が起きるかどうかにかかわらず、MSIがすべて新しいものと交換する。なお、今後出荷されるものは対策済みのものになるが、MSIによれば、マザーボードのパッケージに貼っている「日本市場向け」シールの形状の違いで対策前の製品か新しい製品かを区別できるとしている。対策前の製品は星形のシールで、新しい製品のシールは丸形になっている。

NTTがプロバイダに対して定額接続サービス説明会実施(8/29)
NTT西日本とNTT東日本は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)業者に対して、ISDNによる定額通信の試験サービスに関する接続方法やスケジュール説明を実施した。
スケジュールは、9月にアナウンス、10月に申し込み受付、11月よりサービス開始となる。ISP に対しては、9月1日〜10日に事前相を受付け、その後に事前調査申し込みを受け付ける。協議・試験の後で参加ISPを決定し、当面10のISPで以後増やしていく予定。
ISPは事前調査申込みの先着順で、協議や試験で認められたところとなる。
ユーザーとNTT、ISPの接続方法は、NTTの収容局の交換機で電話番号を照合されたあと、局に設置されるアクセスサーバにPPP接続する。IDにISP識別子を含んだものが利用されてRADIUS方式でISPと通信、ISPで認証するといった方法。
NTT−ISP間は1.5Mbpsデジタル専用線または0.5Mbps〜135MbpsのATM専用線で接続される。
また、ユーザーに割り振られるIPアドレスはISPが用意する。NTTはISPに対してユーザ数分のグローバルIPアドレスを用意するように求めている。
実験地域は、NTT東日本が新宿区、渋谷区、大田区、NTT西日本が大阪市中央区、大阪市北区、吹田市。ISPとの接続点は、NTT東日本が東京都渋谷区の「東渋谷ビル」、NTT西日本が大阪市北区の「大阪北ビル」。

BeOSにRealPlayerG2を統合(8/29)
米Beは、米RealNetworksのRealPlayerG2を、将来、BeOSに統合していく事を発表した。
これにより、RealSystemはほぼすべての商用OSでサポートされる事になり、標準の地位を確固たるものにする。また、Beにとっても利用率の高いストリーミングメディアをOSに統合できるメリットは大きい。

アップル、ソーテックをデザイン盗用で訴え(8/29)
米Apple Computerとその日本法人のアップルコンピュータは、スケルトンデザインでオールインワン型のデザインがiMacと酷似する「e-one」を発売するソーテックを、「iMac」の工業デザインを違法に模倣したとして東京地裁に提訴したと発表した。
Apple Computerは、ソーテックの「e-one」と同型の米国版「eOne」を販売する韓国系メーカ「emachines」も損害賠償・販売差止め訴えを起こしている。
このほか、iMacと酷似パソコンを発表している米FuturePower社とその親会社の韓国の大字を提訴している。関連訴訟は日米合わせて3件目となった。

米Sun、分散開発環境のForteを買収(8/29)
米Sun Microsystemsは、分散アプリケーション開発環境「Forte」を提供するソフトウェア会社 米Forte社を1株につき0.3株の株式交換により買収する事を明らかにした。買収総額は5億4000万ドルになる見込み。

IIJがIPv6接続実験サービス(8/29)
インターネットイニシアチブ(IIJ)は、同社の専用線サービスの「IIJインターネットサービス」、「IIJエコノミーサービス」を対象にIPv6の実験サービスを開始した。
開始したサービス内容は利用者にIPv6アドレスを割り当てて、IPv6 over IPv4トンネル技術により、IPv6実験ネットワーク「6bone」への接続を可能にするもの。割り当てられるアドレス空間は/48(下位48ビットマスク)で、現行のIPv4アドレス全体より大きい。
提供期間は2000年3月31日までの予定で、その後は返却しなければならない。

Netscape Communicator4.6J/4.06Jにセキュリティホール(8/29)
Netscape Communicator日本語版の4.6Jおよび4.06Jにセキュリティホールがあることが明らかになった。
このセキュリティホールは、「WebブラウザのEMBEDタグの扱いに不具合によりpluginspageオプションのバッファがオーバーフローを起こす」というもので、悪意のあるウェブページを開いた瞬間にオーバーフローが発生して、任意の実行ファイルを起動できるという。現象はWIndows98でのみ発生する。
また、発見者のR00t Zer0氏のページでは、デモが公開されていて、「Windows98へようこそ!」のアプリケーションが勝手に起動されると言う。

米Motorolaが米Metrowerksを買収(8/23)
米Motorolaの半導体製造部門が、開発環境/開発ツール「CodeWarrior」 の開発元である米Metrowerksを買収する事で両社が合意した事が明らかになった。
買収金額は9500万ドルで、買収後はMetrowerksは独立子会社として存続する。

米Intel、グラフィックチップ事業から撤退(8/23)
米Intelは、グラフィックチップ事業から撤退する事を明らかにした。
Intelは、1997年にノートパソコン用グラフィックチップメーカーのChips & Technology社を買収した(1998年に買収完了)が、これによる製品が発表される事はなく、1998年にはデスクトップ用グラフィクスチップ「i740」を発表したが、競合メーカがさらに高性能の製品をリリースし、市場から消えてしまっていた。

パイオニア詐欺メールが世界中に氾濫?(8/19)
Pioneer Internationalと名乗る会社が、無差別に「あなたはとてもラッキーです!パイオニア製DVDプレイヤーが当選しました。製品を受け取るには郵送料として米国内はUS$20、海外はUS$30を送金して下さい」という内容の詐欺メールが世界中に出回っている事が明らかになった。
米Pioneer Internationalは、海外向けの販売を請け負うパイオニアの関連会社だが、パイオニアでは同社のホームページで警告を発している

PlayStation2は1月23日に45000円で発売?(8/19)
米Merrill Lynchは、ソニーコンピュータエンタテイメントの次世代ゲーム機「PlayStation2」の発売は2000年1月23日、価格は45000円であるという予測を発表した。
また、初回出荷台数を40万台、2000年第一四半期の販売台数を100万台と予測している。

アップル、MacMasters制度を廃止(8/19)
アップルコンピュータは、アップルコンピュータ正規販売店認定制度の「MacMasters制度」を廃止、販売店に対して「MacMasters」や虹色アップルマークなどのロゴの使用を99年12月までに中止するよう呼びかけた。
MacMastersに変わる新制度については明確にはなっていない。

東電、ソフトバンク、Microsoftが格安定額接続サービス(8/15)
東京電力、ソフトバンク、米Microsoftの3社は、東京電力の業務用光ファイバー設備を利用した定額の接続サービスを提供するための合弁会社設立を発表した。
サービスは、光ファイバーが敷設されている電柱などに数百メートル間隔で無線基地局を設置して、高速無線でユーザー宅と接続する方法になるとの事でケーブルを新たに引く方法に比べ低コストで接続でき、NTTの回線を利用しないために通話料が不要になり常時接続が可能になる。
しかも、接続速度は個人向けが1Mbps以上、企業向けがギガビットを目標としているという。
料金は未定だが、NTTが計画している月額10000円程度よりははるかに安くなるとみられている。
合弁会社は資本金60億円で、各社が31%づつ出資、ヤフーも出資する。
なお、ソフトバンクは、中部電力、関西電力にも同様のサービス提供を打診しているという。

APNICが日本からのIPv6アドレス申請受付開始(8/15)
アジア・オセアニア地域のIPアドレスの割り当てと登録を担当する管理機関APNIC(Asia Pacific Network Information Center)は、7月末からIPv6(internet protocol version 6)アドレス・ブロックの申請受け付けを開始した。
JPNICでは「申請の代理窓口になる方向で検討中」としており、現時点ではAPNICに直接申請する方法しかない。

長野県で国内初のADSLインターネット接続サービス開始(8/15)
長野県の川中島町有線放送(KUHK)と県内のプロバイダJANISネットは、国内で初めての商用ASDL高速インターネット接続サービスを9月1日に開始すると発表した。
サービス対象地域は長野市川中島町の有線地区で、サービス内容は、通信速度が上りが最高で272kbps、下りが最高で1.5Mbpsの常時接続型。
料金は基本サービスで入会金20000円、月額5500円で、ADSLモデム、LANケーブル貸与、10MBホームページエリアサービスなどが含まれている。

米SymantecのWebサイトがハッキングされる(8/15)
米Symantec社のWebサイトが外部から侵入され、内容が書き換えられるた。
侵入者は米Symantec社のネットワークに「Bloworm」というコンピュータワームに感染させたとも主張しているが、Symantec社はそのような事実はないと否定している。

米Sun、Java対応新型チップ開発を発表へ(8/15)
米Sunは、Java対応新型メディアチップ「MAJC(マジック)」の設計・開発を発表する予定であることを明らかにした。
「MAJC」はMicroprocessing Architecture for Java Computingの略で、通信・ビデオ・サウンド等の機能を併せもつ多目的統合プロセッサで、C、C++、Javaで書かれたプログラムを実行する事ができる。

インテル、600MHz版 PentiumIII等量産出荷開始(8/15)
インテルは、600MHz版 PentiumIIIプロセッサと500MHz版Celeronプロセッサの量産出荷を開始した。
価格は1000個ロットで、600MHz版 PentiumIIIが82930円、500MHz版Celeronが20700円となっている。

NTTが月額6000円で24時間テレホーダイ?(8/15)
NTT地域通信会社(NTT西日本/NTT東日本)は、7月1日に発表していたISDNの定額通信サービスに、「月額6000円程度の24時間テレホーダイ・サービス」というメニューが追加される可能性が出てきたという。
これが実現すれば使い放題のインターネット接続サービスが月額10000円以下で提供される事になる。

米Apple、韓国Samsung Electronicsに1億ドルを投資(8/15)
米Apple Computerは、韓国のSamsung Electronicsに液晶ディスプレイ生産設備拡充を目的に1億ドルを投資する事を明らかにした。
iBook用液晶ディスプレイ確保がそのねらいとみられている。

さくら銀行と富士通がネット銀行設立へ(8/15)
さくら銀行と富士通は、日本初のオンライン取引専門のネットワーク銀行を設立、2000年にサービスを始める。
店鋪の運営や人件費などのコストがかからない分、金利や手数料を優遇するなど、既存銀行との差別化をはかる。
当初は、11月開始予定の「@nifty」の会員350万人を主なターゲットに100万人のユーザを目指すという。

米IBMがMac版ViaVoice発表(8/15)
米IBMは、同社の音声認識ソフト「ViaVoice」のMacintosh版を発表した。
音声入力によるパソコン操作や、Appleの「Text-to-Speech機能」との統合によるテキストファイルの音声読み上げも可能。

IIJエコノミーに品質保証制度導入(8/15)
インターネットイニシアチブ(IIJ)は、低価格専用線接続サービス「IIJエコノミー」に品質保証制度を導入する事を発表した。
この品質保証制度は、国内バックボーン内を往復するデータの遅延時間の1か月の平均が40msを超えないことを保証し、2カ月連続してこの値をを超えた場合には月額基本料金を30分の1を減額するというもの。

遂に登場! iBook!(7/22)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/NewYorkの基調講演で、「P1」のコードネームで知られていたコンシューマ向けノートパソコン「iBook」を発表した。
iBookは、CPUに300MHz PowerPC G3プロセッサを搭載、12.1インチTFT液晶ディスプレイ、24倍速CD-ROM装置、32MBメモリ、3.2GB HDD、10/100BASE-Tイーサネット、USB、56Kモデムといったスペックで 1599ドル。
デザインもiMacを踏襲したデザインで、タンジェリン、ブルーベリーの2色が用意される。
さらに、オプションで「AirPort Bay Station」と「AirPort Card」で無線LANを実現する事も可能。 発売は9月の予定。

JEIDAが「99年9月9日問題」は技術的根拠なしと表明(7/22)
日本電子工業振興協会(JEIDA)は、2000年問題に関連する問題として、1999年9月9日にコンピューターが誤動作を起こすという、いわゆる「99年9月9日問題」について「技術的根拠はない」と発表した。
2000年問題に関連する日付けの問題の一部で、「99年問題」とよばれる「99」を特別な意味を持たせる方法を取っている場合に、99年中になんらかの問題が発生するおそれがるというものの一つに「99年9月9日問題」が指摘されているが、JEIDAによれば、もし「99」に特別な意味があっても「99月」や「99日」は存在しないため、これによる誤動作の恐れはないとしている。
ただし、JEIDAは「ただし、9月9日が技術的に問題ないからといって、その他の危険日での対応をしなくていいわけではない」と補足している。

米Palm ComputingがPalmIIIe発表(7/22)
米Palm Computingは、PalmIIIの最新廉価版「Palm IIIe」を発表した。
Palm IIIeはPalm IIIをベースに、Palm IIIxと同じ液晶ディスプレイを搭載、メモリ2MBで229ドルとなっている。

Sun、Netscapeのディレクトリ技術統合へ(7/22)
米Sun Microsystemsは、NetscapeのLDAP製品の「Netscape Directory Server 4.1」を次期Solarisの「Solaris8」に統合していく意向を明らかにした。
また、「Certificate Server」もSolarisに統合していく可能性もあると言う。

国連が電子メールに国際課税を提案(7/22)
国連開発計画(UNDP)は発展途上国のインターネットへのアクセスを援助するために、世界各国の政府がインターネットに課税を提案する報告を発表した。
UNDPは一個人が送信する100通のメールに対して1セント(米ドル換算)の課税をする事を提案している。国連には課税権がないため、この報告に対する判断は国連加盟各国の判断にゆだねられるとみられる。

豪TrumpetがWinNTクローンOS開発(7/14)
豪Trumpet Software Internationalが、WindowsNT用アプリケーションが動作する、OS「PetrOS」を開発中であることが明らかになった。
基本機能のみのプレリリース版が開発者向けに配付される予定であると言う。

マイクロソフトがセキュリティホール告知体制について謝罪、体制改善へ(7/14)
マイクロソフトは、国内のセキュリティホール告知体制について「発見されたセキュリティ上のリスクは、できるだけ速やかに開示すべきという意識が欠けていた。本当に申し訳ない」と謝罪、今後は一般に告知する体制について,大幅に改善することを明らかにした。
今回の発表は、IIS4.0の重大なセキュリティホールが、米国での発表から3週間遅れた事などが発端となっていると言う。
なお、このIISのセキュリティホールの警告が大幅に遅れた理由は、米Microsoftが発表した時期には詳細が明確になっておらず、日本法人には「しばらく待て」の指示が出ていた事、日本法人での検証作業とセキュリティ警告の翻訳に手間取った事、マイクロソフト社内のWebサイトから公開用Webサイトへ反映するレプリケーション機能が動作しておらず、しばらく気が付かなかった事などの事態が重なったためとしている。

ニフティサーブとInfoWebが統合、「@nifty」へ(7/14)
富士通とニフティは、富士通のインターネットサービス「InfoWeb」と、ニフティのネットワーク情報サービス「ニフティサーブ」を「@nifty(アット・ニフティ)」ブランドとして統合すると発表。
統合予定時期は11月で、会員数350万人のメガ・プロバイダーとなる。

米Microsoftが偽2000年問題対策電子メールに警告(7/8)
米Microsoftは、同社製品向けの2000年問題対策と称する偽電子メールについて、注意を呼びかけた。
このメールは実行ファイルが添付されているが、特に被害を発生させる事はないという。
Microsoftでは電子メールでソフトウェアを配付する事はなく、Webサイトからダウンロードする方式をとっている事を明言している。

DDIポケットで8万通の電子メールが滞留(7/8)
DDIポケットのPHSによるメールサービス「PメールDX」で6日間、大量のメールが滞留・遅延するトラブルが発生した。最大ピーク時で8万通のメールが滞留、7/7夕方で数千通のメールが滞留していると言う。
トラブルの原因は上位プロバイダのDIONの障害で、トラブルにより一時的に「PメールDX」とのやりとりができなくなり、復旧後に大量のメールが「PメールDX」用サーバに殺到し処理能力が対応できず、今回の遅延トラブルとなった。さらに、メール不着に疑問を持ったユーザが再送を試みた事もトラブルに拍車をかえたものと見られている。

国産メールソフトにセキュリティホール(7/8)
メールソフト「Datula」を販売するオンシステムズは、国産の多くのメールソフトにセキュリティホールがあると警告した。
セキュリティホールが存在するメールソフトは、Internet ExplorerのコンポーネントのWebBrowser Controlを利用してHTMLメール表示機能を実現している多くの国産ソフトで、受信したHTMLメールをセキュリティ保護のまったくない状態で表示させる仕様になっているために、ActiveXやJava Appletなどの実行可能なコードがそのまま実行されてしまい、悪意ある実行コードがメールを表示させただけで起動されてしまう危険性があるという。
オンシステムズは、Becky!、EdMax、WeMail32、Winbiffなどで問題を確認したとしている。(Becky!,EdMaxはその後対応バージョンがリリースされた)
また、Web巡回ソフトも同様の危険性があるとしている。

日本語版・中国版Word97用ウイルス発見(7/6)
日本語版と中国版のWord97にのみ影響するコンピュータウイルス「July Killer」が発見され。
このウイルスはシステムのハードディスクを破壊することがあり、7月1日に開始するよう設定され、1か月間活動しつづけるという。

Windows版プレステエミュレータ店頭販売開始(7/6)
米Bleem!は、Windows版Playstationエミュレータソフト「Bleem!」の店頭販売を開始した。
Bleem!はすでに4月からオンラインで販売を開始、2万本を販売している。価格は29.95ドル。

ORACLEがY2K未対応製品を無償アップグレード(7/6)
日本オラクルは、2000年問題に未対応の同社製品のユーザーに対して、2000年対応済みバージョンへの無償アップグレード・サービス「Upgrade 2000」を開始した。
このサービスの対象は同社の全製品となるが、すでに2000年問題に対応している製品でも2000年1月1日までに機能拡張やバグ修正などが終了するバージョンであれば対象になると言う。
日本オラクルでは、「製品に何らかの問題が生じた場合サポート終了製品については適切な対応が難しい」ためにバージョンアップ等を促進する事がねらいだという。

NTTが定額サービス試験導入へ(7/6)
日本電信電話(株)(NTT)は、分割を機にISDNの定額通信サービスを試験的に導入する事を明らかにした。
このサービスは、指定したプロバイダとのISDNでの接続を月額10,000円とし、専用線的に使用できるようにする。なお、通常の電話などは別料金。
試験導入は東京と大阪の一部地域で、順次拡大していくと言う。

米Microsoftが人種差別で謝罪(7/6)
米Microsoftは、米国在住の黒人の原告から、デザインソフト「Publisher98」のクリップアートギャラリーの検索機能で「monkey(猿)」というキーワードで検索すると黒人のカップルの写真が検索される事は人種差別で、精神的苦痛を受けたとして訴えられた。
Microsoftは
副社長名で同社のWebサイトに謝罪文を掲載した。

台VIAが米National SemiconductorのCyrix部門買収(7/6)
台VIA Technologies社と米National Semiconductor社は、National Semiconductor社の子会社米Cyrix社のパソコン用x86プロセサ事業をVIAが買収することで合意したと発表した。

バンダイ、ワンダースワンの仕様公開を検討(7/6)
バンダイは、同社の携帯ゲーム機「ワンダースワン」の仕様を一般に公開する事を検討している事が明らかになった。
バンダイは「社内検討段階で公表すべき段階ではない」としているが、公開によりユーザに自由にソフトウェアを作ってもらい、可能性の幅を広げる事がねらいと見られている。
ただ、仕様公開は、ゲームソフトのコピーや、ハードやソフトの改変など違法行為を行いやすくしてしまう側面があるため、この扱い方が課題になる。

新Wordウイルス発見(7/6)
「W97M_HEATHEN」、「W97M.Heathen」などと呼ばれるMicrosoft Word用のウイルスが発見された。
このウイルスは、今までのWordで開いたり閉じたりする時に感染するのではなく、感染プログラムによりExplorerを書き換え、メモリに常駐するなどしてバックグラウンドでディスク内のWord文書を探して感染していく。

米CompaqがAltaVista売却?(6/27)
米Compaqが、子会社の旧DECが開発した検索エンジンを元に事業化・運営されている米AltaVista社をインターネットベンチャ支援企業の米CMGI社に売却する方向で交渉を進めていると言う。

ロジテック社製内蔵モデムカードに欠陥(6/27)
ロジテックは、同社のPCI対応DATA/FAXモデム「LFM-560PCI2」で「PCIバス2.2」などの新型PCIバス規格に対応した機種で使用すると、部品損傷、最悪の場合、発煙ともなう不具合が発生する可能性がある事を明らかにした。
同社に返送する事で、約1週間で対応処置がされるという。
現在、問題が生じると明らかになっている機種はNEC製の1999年5月以後発表のPC98-NX Mateシリーズ、VALUE STARシリーズ。
なお、6月21日以降に出荷開始されたものは対策がなされ、それを表すオレンジ色の丸いシールがパッケージと本体に貼られる。

AMDがK7を「Athlon」として出荷開始(6/27)
日本AMDは、従来「K7」として呼ばれ開発されていた「Athlon」プロセッサの出荷を開始した。
600MHz版、550MHz版、500MHz版の3種類が出荷され、価格はそれぞれ1000個ロット時の単価で600MHz版で90870円、550MHz版で62270円、500MHz版で42120円となっている。

S3が、RioのDiamond社買収(6/27)
グラフィクスチップメーカの米S3が、MP3プレーヤー「Rio」のメーカである米Diamond Multimedia Systemsを買収することを発表した。
買収は株式交換方式で行われ、買収価格は1億7300万ドル程度とみられているという。
買収完了は99年10月頃の予定。

米LotusがLinux版Notes/Dominoを計画(6/24)
米Lotusは、同社のグループウェアソフト「Lotus Notes/Domino」のLinux対応版をリリースする計画をすすめているという。
IBMなどの提携企業等からの要求をうけての計画と見られ、近々に発表、デモを行うとみられている。

ソニーが第一種電気通信事業免許取得(6/24)
ソニーは、第一種電気通信事業免許取得した。
メーカが同免許を取得するのははじめてで、無線データ通信サービス事業に乗り出す。

米Macromediaと米SunがFlash技術で提携(6/24)
米Macromediaが米SunMicrosystemsと提携、Flash Player技術をSunに供与しJava Media FrameWorkに組み込む事で合意した。
これにより、JavaアプリケーションからFlashのコンテンツが利用できるようになる。

IIS4.0に致命的なセキュリティホール(6/24)
米Microsoft社のWebサーバソフトIIS4.0の管理機能に、致命的なセキュリティホールが存在する事が発見された。
このセキュリティホールを悪用すると、リモートユーザが無断でシステムレベルのアクセスを可能になると言う。これにより外部から「誰でも」IISに侵入することがかのうになる。
今回、明らかになったセキュリティホールはユーザ管理に使われる「.htr」ファイルを呼び出す際にバッファオーバーランを起こし、ダウン・プログラムの実行などが可能になるというもの。
.htrを使わないサイトではこれを無効にする事で侵入を防ぐ事ができる。

米IBM、37.5GB 3.5インチHDD発表(6/24)
米IBMは、3.5インチ HDDとしては世界最大容量となる37.5GB磁気ディスク装置「Deskstar 37GP」を発表、99年第3四半期にOEM出荷を開始する。
「Deskstar 37GP」は、5400rpmで、平均シークタイム9ms、最大データ転送レート248Mbit/sとなっている。
このほか、7200rpm、容量34.2GBの「Deskstar 34GXP」も発表している。
また、5400rpm製品では22.5GB、15.5GB製品、7200rpm製品では27.5GB、20.5GB、13.6GBの製品がある。

米Sunと米3Com、JavaをPalmOSに対応へ(6/24)
米SunMicrosystemsは、米3Comと提携して、「PalmOS」にJavaを対応させる事を明らかにした。
Sunでは、Java2 Micro Edition(Java2 ME)をPalmOS用に提供し、将来はPalmPilotの将来バージョンに統合する予定であるという。

シャープがインターネット電子レンジ発売(6/24)
シャープは、インターネットに接続してダウンロードした料理レシピに応じて過熱方法・時間を制御することを可能にするインターネット対応電子レンジ「インターネット DE これつころ!」(RE-M210)を発表、9月20日に発売を開始する。
これまで、インターネット対応家電としては、冷蔵庫、
魔法瓶などが試作されているが、製品となるのはこれがはじめて。
ダウンロードして追加できるメニューレシピは400種類以上を提供する予定。
価格は98,000円。
将来はザウルスとの連携機能の提供が計画されていると言う。

3ComとNTT DoCoMoがPDA用通信サービスで提携(6/24)
米3ComとNTT DoCoMo(NTT移動通信網)は、無線データ通信とPalmOS搭載端末を利用した通信サービスの開発・提供で提携する事を発表した。
この提携により、PalmOS端末・ワイヤレスアプリケーション技術の情報交換、通信サービスの提供、ソリューションビジネス展開を共同ですすめると言う。

AMDが600MHz K7量産開始を発表(6/24)
米Advanced Micro Devices(AMD)社は、次世代x86互換プロセッサ「K7」の500MHz版、550MHz版、600MHz版の3種類の量産を開始することを明らかにした。
「K7」は、外部バス周波数200MHzでFPUはXeonより42%高速だとしている。

毎日新聞・朝日新聞ホームページ、クラッカーに書き換えられる(6/24)
毎日新聞のホームページサイトが外部から侵入され、トップページが書き換えられるという被害が出た。
6月12日AM3:20頃、毎日新聞社のホームページ「毎日インタラクティブ」のサーバに外部から侵入を受け、トップページが「Hacked by jGgM」と書かれた画像に書き換えられた。この結果、同日AM8:00頃までの約4時間30分、情報提供などのサービスが出来なくなった。
また、6月20日AM0:06頃、朝日新聞のホームページ「asahi.com」も同様の侵入/書き換えの被害を受けた。こちらはテキストのみで「Hacked by jGgM」と書き換えられ、約10分間サービスに支障が出た。
両社が同一犯かどうかは不明。

米Apple、QuickTime4出荷開始(6/24)
米Apple Computerは、動画・マルチメディアテクノロジーQuickTimeの最新版「QuickTime 4」の出荷を開始した。
QuickTime4では動画のストリーミングに新たに対応、ストリーミング・メディア・プロトコルのRTPとRTSP、さらにMP3にも対応するなどの特徴を備える。
QuickTime4は、AppleのWebサイトから無償でダウンロードでき、編集の機能を備えた「QuickTime 4 Pro」は29.99ドルとなっている。また、QuickTime 3 Proのユーザーは無償でアップグレード可能。

米Microsoft、Office2000発売(6/14)
米Microsoftは、スイート製品の最新版「Office2000」の発表した。
Microsoftは、このOffice2000の発売に併せて、Office2000をベースにした「Web-collaboration services」も発表した。
同サービスでは、Office2000に含まれる「FrontPage2000」によって実現され、このサービスを提供するISP経由でOfficeドキュメントを利用した共同作業が可能になるとしている。
また、「FrontPage Server Extention」では、Web-collaboration servicesさービス対応ISPのWebサイトへ直接ドキュメントを公開でき、作業もできるようになる。

シンサーバ市場、各メーカが参入へ(6/14)
高性能、設置の簡易性、メンテナンスの低コストなどを特長とする、単一用途向けサーバ市場(シンサーバ市場)に各メーカが参入する動きがある。 シンサーバはWebサーバ、メールサーバ、などの単一目的に設置する小型サーバ。
これまでは、米Cobalt Network社のCobalt Cube等米HolonTech社のHyperFlowシリーズなど、主にベンチャ企業が中心になってLinuxをベースに製品化していたが、ここへ来て、米Microsoftと米Intelがシンサーバ共同開発の表明、米CompaqがWindowsベースの「NeoServer」を発表、また、米Sun Microsystems社も超薄型のコードネーム「Flapjack」の開発が噂され、米IBMもコードネーム「Pizzazz」で開発中の低価格UNIXシンサーバー製品を今年9月に発売する計画だという。
シンサーバー市場は、1997年の11億ドルから2002年には160億ドルに達すると予測されているという。

「TROJ_EXPLOREZIP」ウイルスが猛威の兆し(6/14)
新種のワームウイルス「TROJ_EXPLOREZIP」が発見され、広がる兆しがあるという。
同ウイルスは「PrettyPark.Worm」とも呼ばれ、メールの添付ファイルとして配布され、その「PrettyPark.exe」を実行することで感染する。感染すると、Windows標準のスクリーンセーバー「3Dパイプ」が表示され、\Windows\Sysytemディレクトリに「FILES32.VxD」という名前で自分自身の複製を作成、ローカル、リモートのExcelファイル、PowerPointファイル、Cソース等のファイルのサイズを0にする。
感染方法は、感染以降にOutlookで受信したメールに対して、自動返信する形で広がるという。
TROJ_EXPLOREZIPは、 Melissaよりやや感染力が劣る代わりに、破壊力の強いことが特徴とされている。

米Sendmail、国内3社と代理店契約(6/14)
米Sendmailは、国内販売についてアスキーネットワークテクノロジー、トランス・コスモス、パシフィック・ハイテックの3社と代理店契約を結んだ。
アスキーネットワークテクノロジは、従来販売していた「Sendmail for NT」を米Sendmail社の製品として販売、トランス・コスモスは「Sendmail Pro for UNIX」、パシフィック・ハイテックは「Sendmail Pro for Linux」をそれぞれ販売していく。
価格は未定。

AIBO、20分で完売(6/14)
ソニーが発表、6/1にインターネットにて予約受付を予告していた4足歩行型エンターテイメントロボット「AIBO」は、受付開始後20分で予定の3000台を完売したことが明らかになった。

PCサポートの顧客満足度一位はゲートウェイ(6/10)
日経パソコン編集部のアンケート調査で、パーソナルコンピュータのサポートに対する顧客満足度が最も高いのは、日本ゲートウェイであることが明らかになった。
以下、日立製作所、デルコンピュータと続く。
また、電話サポートの上位3社は日本ゲートウェイ・日立製作所・日本IBM、修理サポートは日本ゲートウェイ・デルコンピュータ・コンパックト言った結果になっていると言う。
そのほか、マニュアル完成度はNEC、Webページ充実度が日本IBMがそれぞれトップとなっていると言う。

米Symantecが人工知能ウイルス検出技術を製品に統合(6/10)
米Symantecは、米IBMと共同で開発したニューラルネットワーク技術を利用した人工知能によるウイルス検出技術を、同社のアンチウイルスソフトの「Symantec AntiVirus」に統合する事を明らかにした。

ノート型iMac生産開始?(6/10)
iMacスタイルのノート型パソコンの生産が開始されたという噂が流れている。
このノート型パソコンはかねてからコンシューマ向けノートと噂されたもので、7月のMacWorld Expoで発表されると推測されている。
なお、生産は台Alphatop社で行われるという。

米Intelと米HPがMercedの命令セット公開(6/10)
米Intelと米Hewlette Packerdは、次世代「IA-64アーキテクチャ」64ビットプロセッサ「Merced」の命令セットとプログラマーズ・ガイドを公開した。
これにより、デベロッパがMerced用アプリケーションの最適化が可能になる。

米Macrmedia、Flash4を発表(6/10)
米Macromediaは、Flashの新バージョン「Flash 4」を発表した。
Flash 4は、MP3のサポート、テキスト入力フィールドのデータベース連携などが可能になるという。
また、今回のリリースよりFlash Playerのソースコードの無償公開することを発表した。

米PalmComputingがPalmVIIの試験販売開始(5/23)
米PalmComputingは、新型Palmコンピュータの「Palm VII」を米東海岸で試験的に販売を開始する。
Palm VIIは「Web Clipping Service」が付属されるが当面はテスト運用となる。また、「Palm Net」と呼ばれる無線インターネットサービスも発表予定で、仮価格設定で月額9ドルの使用料となる。
大手家電製品販売店で599ドルで販売される。

日本銀行などが2000年問題対外接続テスト(5/23)
日本銀行、東京証券取引所、全国銀行協会、全国信用金庫連合会、債券決済ネットワーク、農中系統センター、 東京金融先物取引所、 労働金庫連合会は、共同で、各種決済および売買システムの2000年問題に関する対外接続テストを実施した。
本テストにより、各種決済システムの2000年日付のデータ授受については正常に処理され、2000年問題への対応が順調に進んでいることが確認されたとしている。

ニユー・トーキヨーがLinuxでシステム構築(5/23)
レストラン経営のニュー・トーキョーは、現在、メインフレームで構築・稼動している情報システムをLinuxサーバで構築されたものに移行する事を明らかにした。
ニュー・トーキョーでは7月にLinuxによる食材発注システムを稼動、人事情報システムを9月に稼動させる。
人事情報システムは、現在は富士通のメインフレームGS8300E用データベースであるAIM/NDBで管理・運用しているが、これを、バッチ処理を残して、Linux版ORACLEに移行、アプリケーションもCOBOLベースのものをJavaに作り直すという。

MAXTORが3.5インチ27GB HDD発表(5/23)
米Maxtorは、27.2GBの記憶容量を持つ3.5インチハードディスク装置「Diamond Max 6800」を発表、6月から量産出荷を開始する事を明らかにした。
1枚あたり6.8GBのディスクを4枚使用し、制御用プロセッサも2個搭載している。回転速度は5400回転/分、平均シークタイムは9.0ms、UltraDMA/66対応。
米国価格は399ドル。国内ではオープンプライス。

ソニーがプレステ2開発用Linuxワークステーション販売へ(5/23)
ソニーは、次世代ゲーム機「プレイステーション2(仮称)」向けソフトウェア開発環境を提供するためのLinux搭載ワークステーションを提供することを明らかにした。
ソフト開発には、現在は高性能パソコンや、米SGI製ワークステーションを利用しているケースが多いが、プレイステーション2は、現行の開発環境よりも高性能である部分で開発効率が懸念されていた。
今回提供される事が明らかになった開発用ワークステーションは、128ビットエモーションエンジン、グラフィクスチップセットなどプレイステーション2と同じチップセットが採用される事になると言う。
出荷は9月の予定で、価格は20000ドル程度になる見込。

カシオがWorkPad用プリンタ開発を表明(5/23)
カシオは、IBM製携帯情報端末「WorkPad」用の携帯型プリンタを今夏に発売する事を発表した。
98年12月に発売した小型プリンタ「Freedio」をベースとしたものになる見込で、IrDA通信でWorkPadから情報を受信して出力する。
現状は、WorkPad専用機となる見通しで価格は35000円程度。

米カリフォルニア大バークレー校がET探索プロジェクト(5/23)
米カリフォルニア大バークレー校で、世界中のパソコンが協力してET(地球外知的生命体)を探そうというSETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)プロジェクトを発表、開始した。
このプロジェクトで、同校はWindows版、Macintosh版、UNIX版の解析ソフトをプロジェクトサイト「SETI@home」で公開した。
この解析ソフトをインストールしたいわゆる「ボランティアパソコン」で、プエルトリコにある世界最大の電波望遠鏡「アレシボ電波望遠鏡」で観測した膨大なデータをインターネットを通じて送り、解析した結果をバークレー校に返送するというもの。
解析ソフトは、パソコンが使われていない時間にスクリーンセーバーとして起動される。
実験は2001年まで2年間行われ、全天を可能な限り検索して処理する。
同校では、本プロジェクトの概要・解説の世界28カ国の言葉に翻訳し公開しており、日本語訳はこちらに公開されている。

キューティマスコットJr.がWWDCで受賞(5/14)
カリフォルニア・サンノゼで開催されているApple Computerの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」のApple Design Awardの授賞式において、コーシングラフィクスの「キューティマスコットJr.」が「Best Apple Technology Adaption」を受賞した。
同賞は、Appleテクノロジーを発展させるような優秀な製品に対して送られるもので、キューティマスコットではQuickTimeなどの先進的なテクノロジーを効果的に利用したことに対して評価がされた模様。

豪Y2K Pluginが、2000年問題修正装置開発(5/14)
豪Y2K Pluginは、個人ユーザをターゲットとしたコンピュータの2000年問題を簡単に修正する小型装置を開発した。
この装置は、パソコンのシリアルポートに接続するだけでコンピュータの「代替時計」として機能してパソコンに内蔵されている時計を無効にする仕組み。
価格は200豪ドル(約16000円)。

SunがSolaris上でLinux互換機能(5/13)
米Sun Microsystemsは、Solaris上でLinuxアプリケーション互換機能を推進していく事を発表した。
この発表により、LinuxアプリケーションをIntel版Solaris7上で動作させる「Lxrun」を無償配付を開始した。
「Lxrun」は、もともと米SCOのエンジニアMichael Davidson氏が開発しオープンソース・コミュニティーに提供したもので、Sunでこれを改良し、オープンソース・コミュニティーに戻した。
SunではUltraSPARC版の提供も予定しているという。

任天堂とIBMが次世代ゲーム機用マイクロプロセッサ開発で提携(5/13)
任天堂と米IBMは、次世代ゲーム機「Dolphin(開発コード名)」用のマイクロプロセッサの開発で提携することが明らかになった。
IBMは、Dolphin向けのマイクロプロセッサとしてカスタム仕様PowerPCチップ「Gekko(開発コード名)」を任天堂に提供する。Gekkoは400MHz PowerPCプロセッサで、将来はDolphin以外の任天堂製品に展開される可能性もある。
契約総額は数10億ドルとなる見込み。

iモードによるネット接続でトラブル(5/12)
NTT DoCoMoのiモードで、インターネットに接続しにくくなるというトラブルが発生し、アクセスが集中したサイトを一時停止するという対応がなされていた事が判明した。
iモード用メール転送サービス「MoCoメール」のサイトで、約1時間に数百人からのアクセスが殺到、iモードのサーバーに負荷がかかり、iモードの他のサービスも利用できなくなるなどの支障が出たという。
原因は、該当サイトにおけるCGIの使用方法でiモードのサーバー側が対応していないものがあることなどにより、アクセスが集中しているうえに、さらに接続しにくい状況が発生し、過負荷状態になったとみられている。

ソニーがペットロボットを発売(5/12)
ソニーは、4足歩行のエンタテインメント用ロボット「AIBO」(アイボ)を日米で 同時発売することを発表した。
「AIBO」は、目の色、動きなどで感情を表現したり動き回ったり、CCDカメラで色、形、動きを認識したりする自立型犬型ペットロボット。
このAIBO(ERS-110)は国内価格25万円、米国価格2500ドルで、店頭販売は行なわず、インターネットでの受注販売のみ。
ソニーでは今回の発売はテストマーケティングの一環としており、日本で3000台、米国で2000台の「限定」販売となる。

日本IBMが新型WorkPad発表(5/12)
日本IBMは、新型WorkPad「IBM WorkPad c3」を発表した。
この新型WorkPadは、米3Comの「Plam V」の日本語OS搭載IBM版で、従来機も並行して販売する。

米Apple、新PowerBookG3発表(5/12)
米Apple Computerは、333MHz、400MHzの銅配線PowerPC G3チップを搭載したプロフェッショナル向けラップトップ新型PowerBook G3を発表した。
この、新型PowerBook G3は、400MHzまたは333MHzのPowerPC G3チップを搭載し、1基のバッテリーで最大5時間稼動を可能にし、14.1インチ液晶ディスプレイ、4GB(333MHz版)または6GB(400MHz版) HDD、メモリ64MB(最大384MB)、SCSIポート、10/100BASE-Tイーサネット、V90モデムといった仕様。FDD、ADBポートはなくなった。
価格は、333MHz版が2499ドル、400MHz版は3499ドル。

アップル、MacOS8.6発表(5/12)
アップルコンピュータ(株)は、MacOSの新版「MacOS 8.6」を世界同時発表、無償アップデータを公開した。
「MacOS 8.6」は「MacOS 8.5」とくらべて、安定性・信頼性の向上をはじめ、「Sherlock」や「ColorSync」、「AppleScript」など機能向上、FireWire、USB、DVD-RAMなどの最新デバイスサポートなどが強化されている。
単体提供はされず、アップデータのみでの配付となる。従って「MacOS 8.5」は継続して販売される。

米RealNetworkがMP3対応G2製品群発表(5/12)
米RealNetworksは、MP3に対応したRealSystem G2シリーズ製品群を発表した。
「RealPlayer G2 Update 2 for Windows」は、従来のG2 PlayerにMP3の再生機能などが加えられているもので、ローカルのMP3ファイルのほかに、PLS、M3Uといったプレイリスト/ストリーミング用ファイルにも対応する。
また、「RealPlayer G2 Final Release for Macintosh」は、Macintosh用G2プレーヤーの正式バージョンで、「Update 2 for Windows」同様にMP3をサポートする。
さらに、RealText 3Dと呼ばれる、Intel社と共同で開発された文字を3D表示する機能も提供され、回転させたり、踊るような動きをさせるなどの効果を加えることができる。
また、サーバ系では、マルチプロセッサ対応など機能強化された「RealServer G2 6.1」、ストリーム放送の中に任意の広告ビデオをインサートする「Advertising Application」、ストリームを束ねる機能を提供する「Real Proxy」などが発表になった。

リムネットから大量スパムメール(5/12)
4/29から4/30にかけて、リムネットから大量のスパムメールが発信された事が明らかになった。
このメールは「面白いMLM始りました。」というタイトルでリムネット会員/非会員に向けて発信され、内容はダイヤルQ2を利用したねずみ講で、「月収2000万円」などと記述されているという。差出人は「larkusa@mail.goo.ne.jp」になっている。
なお、
リムネットのアナウンスでは利用規約に抵触するという事で、該当アカウントの停止などの処置をしたとしている。

Microsoft Windows98 2nd Edition OEMリリース(5/12)
米Microsoftは「Microsoft Windows98 Second Edition」をOEM先へ出荷を開始した。
「Microsoft Windows98 Second Edition」は、Internet Explorer(IE) 5.0の搭載、NetMeeting 3.0搭載、複数ユーザでインターネットアクセスを共有するInternet Connection Sharing(ICS)の搭載、USBやIEEE1394、ACPIへの対応強化、Windows98 Service Packなどの機能が追加になっている。
プレインストールパソコンやパッケージが出荷されるのは今夏予定で、価格はWindows98ユーザが19.95ドル、Windows3.1/95ユーザが109ドル。

コンピュータウイルス「チェルノブイリ」は台北の軍人が開発(5/12)
世界各地を震撼させたコンピューターウイルス「チェルノブイリ」について、台湾警察当局は、現役軍人(24)の出頭を求め取り調べた結果、チェルノブイリの開発を認めた事が明らかになった。この軍人は、昨夏、台北の大同工学院を卒業し、兵役で軍隊に入隊。
軍人と言う事で、軍が今後の処置をきめると言う。

NTTがWCDMAの商用機器メーカを決定(5/2)
NTTドコモは、2001年3月からの商用サービスを予定しているWCDMAに対応する機器のメーカ11社を決定した。
決定したのは、NEC、シャープ、東芝、富士通、松下通信工業、三菱電機、Ericson、米Lucent Technologies、米Motorola、Nokia、デンソーの11社。
端末機器としては、Lucent Technologiesを除く10社が開発・製造を行う予定。
WCDMAはIDOなどが採用するCDMA ONEに相当するシステム。

IBMがViaVoiceをLinuxに移植(5/2)
米IBMは、同社が開発した音声認識ソフトウェア「ViaVoice」をLinuxに移植したことを発表した。
IBMは、Linuxで利用できる最初の音声認識技術としており、Linux用ViaVoiceランタイムキットベータ版、ViaVoiceソフト開発キット(SDK)、サンプルプログラムの提供を開始した。
最初は、英語版をRedHat6.0に同梱、順次、各国語に対応していくという。

松下電器が、HDD録画機プロトタイプを発表(5/2)
松下電器産業は、ハードディスク装置を利用したテレビ録画機の試作機を発表した。
このHDD録画機はIEEE1394インターフェースを利用してセットトップボックスと接続して使用する事を想定していると言う。 容量は、30GB程度を目指して2000年のデジタル衛星放送開始を見込んで製品化をすすめるという。
発表した試作機は、米Quantum社と松下寿電子工業が共同で開発しているAV用途向けHDDを内蔵している。このAV用HDDのAVHDDはQuantum社の5.25インチ型12.7GB HDDを改良したもので、ひとつの映像ファイルを連続するセクタやシリンダに記録する機能や読み込みリトライ回数を制限する機能などを有する。

アクトンテクノロジが超小型携帯用HUB発表(5/2)
アクトンテクノロジは、本体サイズが3.5インチフロッピーディスクと同じ94mm×90mm、高さ23.5mm、重量146gの、携帯を前提に設計された小型の8ポート 10BASE-Tハブ「ZILLA」を発表した。
ZILLAは、ケースにマグネシウム合金を採用し、標準バッテリーユニットの装着で単3アルカリ乾電池6本で約14時間使用可能。
価格は19800円。

CVGSに仮差止め命令(5/2)
サンフランシスコ連邦地裁は、米Connectix社に対して、同社のプレイステーションエミュレータソフト「Connectix Virtual Game Station」の出荷を差止めるよう、仮差止め命令を下した。
今回の処置は、ソニー・コンピュータエンタテインメント側の要求が認められたもので、Connectixはこの命令に従って一時的に同製品の出荷を停止した。

Linux実装NFSなどNFSサーバ機能にセキュリティホール(5/2)
Linux ディストリビューションに含まれる NFS マウントデーモン mountd プログラム (rpc.mountd)にセキュリティ上の弱点があると報告された。
このセキュリティホールにより、リモートから root権限でアクセスできたり、任意のプログラムを送り込まれて実行されたりする可能性があると言う。
また、Solaris2.5.1以前などいくつかのオペレーティングシステムのautomountdプログラムにセキュリティ上の弱点が含まれていることも報告された。やはり、この場合もリモートから root権限でアクセスできたり、任意のプログラムを送り込まれて実行されたりする可能性があると言う。

AppleがQuickTime4ベータ版リリース(4/21)
米Apple Computerは、QuickTimeの最新バージョン「QuickTime4」のベータ版をMacintosh版、Windows版共に公開した。
QuickTime4は、IETF(Internet Engineering Task Force)のストリーミングの標準であるRTP、RTSPをサポートし、 動画・音声ファイルなどのストリーミング機能が追加され、MP3も対応する。
また、ストリーミング機能を提供する「QuickTime Streaming Server」も発表、Mac OS X Serverの無償アップデートとして提供され、さらにオープンソースソフトウェア「Darwin Streaming Server」として同社のサイトからダウンロード可能となっている。

ジャストシステムが一太郎 Ark for Javaプレビュー版公開(4/21)
(株)ジャストシステムは、「一太郎Ark for Java(仮称) Technology Preview」を公開、同社のWebサイトからダウンロード可能になっている。
一太郎Arkは、Java2(旧名称JDK1.2)対応の日本語ワープロでアプリケーション本体のサイズは約1MBとなっている。
今回公開されたプレビュー版では、印刷機能などの一部の機能が利用できない。

Real NetworksがXing Technologyを買収(4/21)
米Real Networksは、ビデオストリーミング再生ソフト「StreamWorks」で知られるXing Technologyを買収することを発表した。
Real Networksの買収のねらいは、MP3関連技術の取得とみられている。
なお、買収は7500万ドル相当の株式交換によって行われる。

米KryoTechが600MHzクロックアップパソコン(4/21)
米KryoTechは、クロック周波数を600MHzにクロックアップし、独自のCPU冷却技術を採用したパソコンの販売を開始した。
CPUはAMDの475MHz版K6-2を採用、価格は1150ドル。 CPU冷却技術は「Cool computing」と呼ばれるもので、冷却によりCMOSのパフォーマンスがあがる事を利用する。パソコン本体の下部にコンプレッサーを配置し、パイプを通して冷気をCPUユニットに送り込む空冷方式。
同社は、これまで500MHz K6-3搭載システム、767MHz Alphaチップ搭載WindowsNTシステムや、冷却機付ケースなどを販売している。

iMacがひそかにCPUアップグレード(4/21)
iMacの現行モデルのPowerPC G3チップが266MHzから333MHzに変更されている事が明らかになった。
これは、内部的には「Rev.C」から「Rev.D」に変更されているが、アップルコンピュータから正式に公表されていない事から、店頭ではクロックアップやクロック表記はされない。従って、Rev.CもRev.Dも区別されずに販売される。

ソニーがWin用プレステエミュレータも提訴(4/10)
米Sony Entertaiment Americaは、Windows95/98上で動作するプレイステーションエミュレータ「Bleem!」の発売を予定している米Bleemを、知的所有権侵害などでサンフランシスコ連邦地裁に提訴、出荷の一時差止め請求も申請した。

キャッシュ技術が著作権抵触のおそれ(4/21)
欧州議会を通過した、著作権保護強化に関する提案で、ISPやサイトのサーバ、ユーザのパソコン等にデータを一時的に保存するキャッシュ技術は、「データの複製」とみなされ、著作権侵害に問われる可能性が出てきたと言う。
ISPや通信業者、やコンピュータメーカーなどからなる団体「Global Internet Project」(GIP)は、欧州議会に対して、キャッシュ技術の有用性をあげ、 キャッシュによるデータの蓄積を著作権侵害の例から外すべきとの意見書を提出した。

チャンドラのライオスシステムが解散(4/7)
チャンドラの製造元で知られていたリコーと日本IBMの合弁会社のライオスシステムが99年3月31日に解散していた事が明らかになった。
ライオスシステムはすでに「チャンドラ2」の製造を終了しているが、日立、日本IBMなどの他メーカーや旧製品ユーザのサポートのためのノートパソコン事業はリコーが継続する予定。ただし「チャンドラ3」については具体的な予定はたっていないという。

Melissa開発者を逮捕(4/7)
99年3月末頃から猛威をふるった、電子メールウイルス「Melissa」の開発者が逮捕された。
「Melissa」は、「W97M_Melissa」というマクロウイルスで、Word97/2000のマクロとOutlookとの組み合わせで動作するもので、このファイルを開く事によりOutlookのアドレス帳に記載されている上位50人に勝手に自分自身を含む電子メールを送信するというもの。
感染力は「HAPPY99.EXE」よりも強力で、このウイルスにより米Microsoftのメールサーバーが一時停止したという。
国内でも感染報告がされた矢先に、ニュージャージー州連邦及び州警察は、Devid L Smith をMelissaウイルスを配付による、公共通信妨害、違法共謀、違法共謀未遂の容疑容疑で逮捕した。
今回の逮捕は、AOLの協力と逆探知によりできたという。

こんどは、PC用プレステエミュレータ(4/7)
米Bleem社は、PC用のプレイステーションエミュレータソフト「Bleem!」を発表した。
「Bleem!」は、4/10に出荷の予定で価格は39.95ドル。

米MyDocsOnlineが無料ネットワークディスク(4/7)
米MyDocsOnline社は、Web上に20MBの無料ディスクスペースを提供するサービス「My Docs Online!」(http://www.mydocsonline.com/)を開始した。
ブラウザーがあれば、どこからでも利用できる。もともと、iMacやNew Power Macintosh G3にフロッピードライブが装備されないことに着目したサービスで、同様のサービスに米NetFloppy LLCのiMac floppy comがあるが、こちらは3MBまで。

Apple、QuickTime for Javaベータ版リリース(3/30)
米Apple Computerは、Javaアプレットから、QuickTimeテクノロジーを利用する事ができるようにするJavaクラスライブラリー集である「QuickTime for Java」のベータ版をリリースした。
「QuickTime for Java」は、JNI(Java Native Interface)を利用してJavaアプレットからOSにインストールされたQuickTimeを利用する事を可能にしている。

JPNICがNEドメイン移行プロバイダをリストアップ(3/30)
日本ネットワークインフォメーションセンターは、WebサイトでNEドメインへ移行するプロバイダーの移行リスト移行未確認リストを公開した。
「移行リスト」は、NEドメインへ移行することが確認されたプロバイダ、まだ確認されていないものが「移行未確認リスト」となっている。
また、インターネットコンサルティング会社のトライコーン社のWebサイトでもドメイン移行ツールを公開している

ニフティが富士通の100%子会社に(3/30)
富士通(株)と日商岩井(株)は、日商岩井が所有するすべてのニフティ(株)の株式(ニフティの株式の50%に相当)を3月31日付けで富士通に売却する事を明らかにした。
これにより、ニフティは富士通の100%子会社となる。
売却額は260億円。
今後は、富士通のインターネット接続サービス「InfoWeb」と連係させていくという。

日本サン、「サンマイクロシステムズ」に社名変更(3/30)
日本サンマイクロシステムズ(株)は、99年4月1日より、社名を「サンマイクロシステムズ」に変更する事を明らかにした。
これまで、「日本サン」と呼ばれる事が多かったが、この社名変更により「サン」または「サンマイクロ」と呼ばれる事になり、世界的な統一がはかれるという。この統一により、マニュアルなどで表記の統一等が図れる事になり資源などが有効に活用できるとしている。

NTT DoCoMoとMicrosoftがワイヤレス通信技術で提携(3/18)
NTT移動通信網(NTT DoCoMo)と米Microsoft社は、ワイヤレス通信技術で共同開発などで提携する事を発表した。
この提携により、「Windows CEのモバイル環境強化」「Windows CEベース製品でのPHS高速データ通信のサポート」などの開発が行われる。

NTT DoCoMoとSunがJava搭載携帯電話開発で提携(3/18)
NTT移動通信網(NTT DoCoMo)と米Sun Microsystems社は、ブラウザ搭載携帯電話の「iモード」に対応した端末にJava、Jini、JavaCard技術を組み込むことを目的に提携することを明らかにした。
端末の試作は三菱電機が行うことで合意に達しているが、具体的な開発スケジュールや詳細仕様は明らかになっていない。

米Apple、MacOS X サーバー発売(3/18)
米Apple Computerは、サーバ用OS「MacOS X Server」の発売を開始した。
Webサーバー「Apache1.3.4」とアプリケーションサーバーの「WebObjects 4.01」、ネットワーク上のマッキントッシュをサーバーから起動させる「NetBoot」などの機能がバンドルされ、大規模なウェブサーバーの構築やイントラネットにも対応する。
Appleでは、5000ドル以下で、Webサーバー「Apache」を使用する環境としては、LinuxやSolaris、WindowsNTよりも高速であるとしている。
MacOS X Serverは、64MB以上のメモリ、1GB以上のハードディスク、CD-ROMド ライブを持つ「G3」システムが必要。価格はクライアント無制限で499ドル。当初は999ドルと発表されていたが、半額に値下げしての発売となった
また、AppleはMacOS X Serverの基本部分をオープンソース化することも明らかにした。

ジャストシステムがLinuxサポートを発表(3/18)
ジャストシステムは、Linux対応の日本語変換システム「ATOK for Linux」を7月に、クライアントサーバ型日本語変換システム「ATOK Server for Linux」を9月に発売する事を発表した。
また、Java2対応の日本語ワープロ「一太郎Ark for Java」を99年第2四半期に出荷を予定している事も明らかにし、Linux対応強化をすすめる事を強調している。

富士通がLinuxサポートを表明(3/18)
富士通は子会社のPFUと協力して、PCサーバ「GRANPOWER5000シリーズ」でLinuxサポートサービスを開始する事を明らかにした。
対象は「GRANPOWER5000 モデル180」、「GRANPOWER5000 モデル280」の2モデルで、Linuxシステム年間サポート「基本サポートサービス」で日本語Redhat LinuxまたはTourbo Linux が付属され、サポートする。

NECがLinuxサポートを表明(3/18)
日本電気は、サーバー/ワークステーション「Express5800シリーズ」および「PC98-NXシリーズ」のLinux動作確認情報、システム構築のための全般的な情報をWebサイトに公開、Linuxインストール代行、そして関連会社4社(NECソフトウェア、NECソフトウェア北海道、NECソフトウェア関西、NECソフトウェア四国)により「Linuxネットワークサーバ構築サービス」を開始するなど、Linuxサポート事業を展開する事を明らかにした。

日本IBMがLinuxサポートを表明(3/18)
日本アイビーエムは、Linuxディストリビュータと協力して、Linuxソリューションを提供する事を明らかにした。
これは、米IBMのサポート方針に基づくもので、PCサーバー「Netfinity」、ワークステーション「IntelliStation」、ノートパソコン「ThinkPad」の中からLinuxで動かしたいというニーズのあるモデルについて動作確認を進めていくという。

3Com幹部がエンタープライズ戦略失敗を弁明(3/18)
米3Comのラージ・エンタープライズ部門と小中規模向けネットワーク部門(SME)を統括するバイスプレジデントのエドガー・マツリー氏が、突然、「当社のエンタープライズ(企業向けの大規模製品)戦略は失敗した」と発言したとして波紋をよんでいる。
3Comは携帯情報端末Palmやパソコン用LANボード、小中規模向けネットワーク製品SuperStackIIシリーズの好調が伝えられる半面、基幹製品であるCoreBuilderやATM対応機器といったエンタープライズ向け製品が伸び悩んでいるといわれている。
日本法人のスリーコムジャパンでは、「発言場所など詳細が明らかになっていない」としている。

バーチャルプレステ訴訟のソニーの請求を棄却(3/18)
ソニーコンピュータエンタテイメントが米Connectix社に対して起こしている「Connectix Virtual Game Station」に関する訴訟に付いて、サンフランシスコ連邦地裁は、ソニー側の「Connectix社が所有しているソニープレイステーションBIOSのコピーすべての使用を全面的に中止すること」、「Connectix社が所有しているソニープレイステーションBIOSのコピーをソニー側弁護人に引き渡すこと」、「Windows版Connectix Virtual Game Stationの試作品で、開発にソニープレイステーションBIOSが使われたものはすべて引き渡すこと」の3つの請求について棄却したことが明らかになった。
同連邦地裁は、併せて、Connectix社に対し20日間(別の審問が行われるまでの期間)BIOSをWindows版の開発に使用しないよう命じた。これに対してConnectix社はこれに従うとしている。

通信機械工業会がISDNによるIP常時接続技術提案(3/14)
通信機械工業会の国際競争力調査研究委員会は、郵政省の「次世代ネットワーク構想に関する懇談会の検討部会」で、「IP over ISDN」と呼ぶ、既存のISDN技術を使いながら電話会社の市内交換機をバイパスして約100kビット/秒の常時接続を可能にするアクセス回線技術を提案した。
この技術は、新仕様のTAと電話局のアダプタとの間に2B接続で128kbit/s環境を確立しておく、電話を8kbit/sに、ファクシミリを14.4kbit/sにそれぞれ符号化し、これらを同時に使用しても残り約100kbit/sの帯域を使用可能にするというもの。
電話局側では、音声やファクシミリを交換機側に、IPデータをインターネット網側に振り分ける。
この「IP over ISDN」技術は、ISDN技術を、設備コストのかかるISDN交換設備を使用せずに、TAと局内アダプタの間だけで適用することでコスト削減をはかろうというもの。
この技術により、月額3500円の定額料金によるアクセスが可能になると試算している。

FreePlay社が手回し式パソコン用バッテリー開発を発表(3/14)
Freeplay Energy社は米General Electric社と共同で、手回しでポータブルコンピュータに電力を供給する、小型の「クロックワーク・ジェネレーター」を開発中だと発表した。
この「手回し式電源」は、いわゆるゼンマイ式で、従来の電源や充電式バッテリーに取って代わることは意図しておらず、「他のすべてが使えないとき」のための電源としての位置付けとしている。価格は約50ドル程度に見込まれている。
同社では、米Apple Computer社とライセンス交渉をすすめているという。

Windows98がユーザ固有情報を自動発信(3/14)
Windows98のオンライン登録時に、OS自身がハードウェア固有情報を米Microsoft社のサーバに送信していた事が明らかになった。
Winodws98のオンライン登録には、ハードウェアに関する情報も登録することを選択することができるが、その指定に関わらず勝手に固有情報を送信してしまう。
さらに、Office97がこの情報を利用してワープロや表計算で作成した文書に番号を埋め込んでいる事も明らかになった。(この番号はイーサネットカードの番号から生成している)
なお、米Microsoftでは、次のサービスリリースでの登録機能の修正、ユーザーの承認なく固有情報を送らないようにする、事などを説明・約束した。
またWindowsのレジストリから、このハードウエア固有番号を削除するユーティリティーを提供するとしている。さらに、収集されたハードウエア情報を廃棄すると約束もした。

SCEと東芝がプレステ2用半導体製造合弁会社設立へ(3/8)
ソニーコンピュータエンターテイメントと東芝は、次期プレイステーション「プレイステーション2(仮称)」向けの128ビットCPU開発・製造のための合弁会社を4月に設立することを発表した。
製造するCPUは、国内半導体メーカでも本格量産に至っていない0.18μmプロセス技術を採用したメモリ混載プロセッサで、ウェーハ換算で月産1万枚を生産する予定。
新会社は、資本金1億円、東芝51%、SCEが49%を出資し、クリーンルームや従業員は東芝から出し、設備等はSCEが約500億円の資金を用意し、東芝大分工場内に設置する。

米Red Hat Softwareが日本法人を設立へ(3/8)
Linuxディストリビュータの米Red Hat Softwareが99年中に日本法人を設立する意向であることが明らかになった。
同社としては、日本市場は米国に次ぐ市場として重視しているとしている。

HPが分社化を発表(3/8)
米Hewlett Packard社は、同社を2000年前半に完了を目指して、コンピュータおよびイメージング部門と計測器部門の2社に分割すると発表した。
Hewlett-Packardの名称はコンピュータ/イメージングを担当する会社が継承する。
計測部門の名称は未定。

Windowsに49.7日後に停止するバグ(3/8)
米Microsoft社は、Windows95/98で、継続的に使用すると49.7日後にシステムが反応しなくなるかもしれないというバグが発覚、ユーザーに警告した。
Microsoftでは、バグフィックスを公開したが、問題が出た場合のみ適用し、2カ月以上問題なく使用出来ている場合は、おそらくこのトラブルの影響は出ていないものとしている。
ただ、現実には、今回の理由に関わらずWindowsが1.5か月以上も停止しないことは稀なので、この不具合はそれほど大きな問題はないという声も多い。

不正アクセス規制法案まとまる(3/8)
警察庁と郵政省との間ですすめられていた「不正アクセス規制法案」の骨子がまとまった。
不正アクセスの禁止、処罰の対象となる端末については、専用回線で常時インターネットと接続されていれば、家庭のパソコンも含められるが、ダイヤルアップで接続しているパソコンは含まれない。
警察庁が主張していたインターネット接続プロバイダの通信記録保存の義務化規定は見送りとなった。

MicrosoftがWindowsCEソースを有償で公開(3/8)
米Microsoftは、1999年末までに「WindowsCE 2.11」のソースコードを有償で公開する事を明らかにした。
組み込み機器メーカの要求が高まってきた事を受け手の対応だが、参照のみで改変は認めない。
Microsoftが、Windowsのソース・コードを一般に公開するのは初めて。

ソニーコンピュータエンタテイメントが次期プレイステーション発表(3/8)
ソニーコンピュータエンタテイメントは、プレイステーションの後継機となる「プレイステーション2(仮称)」を発表した。
プレイステーション2は、東芝と共同開発した専用の300MHzの128ビットRISC CPU(Emotion Engine)、メモリに32MB DirectRDRAMを採用、150MHzの専用グラフィクスプロセッサ(Graphics Synthesizer)も搭載し、6.3GFLOPS、6600万 3Dポリゴン/秒の処理性能を実現する。
メディアはCD-ROMに加えて、DVD-ROMもサポートし、MPEG2サポートによりDVDプレーヤとしても利用可能になる。
I/Oも米LSI Logic社と共同開発したI/Oプロセッサにより、IEEE1394、USB、PCカードスロットをサポートする。
また、プレイステーション2用ソフトウェア開発環境としてLinuxもサポートする事を明らかにした。
プレイステーション2は来冬発売予定で、価格は5万円以下の予定。

PFUが携帯Java端末を発表(3/8)
PFUは、手のひらサイズのJava端末「BossaNova」を発表した。
今回は評価機としての販売で、システム企画・開発部門の技術者をターゲットにして、システム適用事例として展開していく事がねらいと言う。
BossaNovaは、PFUの研究開発部門と国内ベンチャー企業のアプリックスが共同で開発、320×200画素で15階調のモノクロ液晶ディスプレイを装備し、マイクと小型スピーカ内蔵、IrDA準拠赤外線ポート、なども装備、外形寸法は64mm(W)×110mm(D)×32mm(H)で、重さ130g。OSはJTRON仕様のリアルタイムOS。
当面は、ソフトウェア開発者向け評価キットとしての販売で当初出荷は400セット、1個の評価用ハードウェア本体、OS、「BossaNova Evaluation Kit」とソフトを含めたCD-ROMで構成され19万円。

米Intelが1GHz版PentiumIIIデモ(2/27)
米Intelは、デベロッパフォーラムで1GHz版Pentium IIIのデモンストレーションを実施した。
Intel社では1GHz版に達するのは2000年と見込んでいる。

MS、Intel等がIEEE1394対抗USB2.0を策定中(2/27)
米Intel、米Microsoft、米Compaq Computer、米Hewlett-Packard、米Lucent Technologies、蘭Philips、NECが、IEEE1394に対抗する規格「USB2.0」が策定中であるという。
USB2.0は、既存のUSB1.1との互換を保ちながら伝送速度を10〜20倍に向上させたもので240Mbpsを目指している。
メンバの一社、Intelは「IEEE1394は家電の規格であり、USBはパソコンの周辺機器を接続するための規格である」という。
なお、USB2.0は、IEEE1394はAppleがライセンス料を徴収する事を意識して特許に関するライセンスは徴収しない方向にある。
USB2.0対応製品の登場は2000年後半と見込まれている。
なお、USB 1.1の策定の中核メンバはIntel、Microsoft、Compaq、NEC、米IBM、加Nortel、米DEC。

日本IBMがPalmIII日本語版発表!(2/27)
日本IBMは、米3Comの「Palm Computing Architecture」に基づく日本語対応携帯情報端末「WorkPad」を発表、出荷を開始した。
今回発表された「WorkPad」は、欧米でも発表された「Palm IIIx」に相当する製品で、事実上初の日本語版PalmPilotである。
既に国内で販売されていた英語版PalmIIIと比較すると、PalmOS2.0から日本語版PalmOS3.0に、RAMが2MBから4MBに、コントラスト向上、メモリカードのスロット化、などが変更されている。
価格はオープンプライスだが、IBM直販で49000円。

AMDがK6-III発表(2/27)
米AMDは、K6-2プロセッサの後継のx86互換プロセッサ「K6-III」を発表した。
AMDでは、PentiumIIIよりも性能は上で、一つ上の周波数のPentiumIIIと同等性能をK6-IIIは発揮するとしている。
Windows98上でWinstone99ベンチマーク性能は、450MHz版K6-IIIで23.3、500MHz版Pentium IIIが22.9,450MHz版Pentium IIIが21.9となっている。

IBMがLinuxを採用(2/27)
米IBMは、米RedHat Softwareと提携して自社サーバ・クライアントにRedHat Linuxを採用する事を発表した。
IBMでは「Netfinity」サーバーから適用を始め、デスクトップやノートパソコンの 「ThinkPad」まで展開するという。
今回の提携では、IBM自身が自社のハードウェアにLinuxをインストールするわけではなく、販社・ユーザーに依存される形になると言う。

IEEE1394で特許取得6社が共同ライセンスで合意(2/27)
米Apple Computer、米Compaq Computer、フィリップス、ソニー、松下電器産業、東芝、の6社は、IEEE1394に関する特許技術を共同でライセンスしていくことで合意したと発表した。
IEEE1394は、AppleComputerが開発したFireWireをベースにしたインターフェース技術で、最大400Mbpsの転送速度を実現する。
これまでは、IEEE1394機能をメーカが製品に組み込もうとすると特許を所有する6社すべてと交渉が必要であったが、今回の合意で窓口が一本化されることになる。

日本SunがNTサーバ統合ネットワーク機能を発表(2/27)
日本サンマイクロシステムズは、WindowsNTサーバネットワーク機能をSolarisサーバで提供する、NTサーバ統合ネットワーク技術「Project Cascade」を発表した。
Project Cascadeは、米AT&T開発の「Advanced Server for UNIX」をベースにした技術で、「WindowsNT service pack3」完全互換、セキュリティ、認証、ファイルシステム、WindowsNT Directory Service、ドメインコントローラーなどのドメイン機能をサポートし、SolarisサーバーをNTのサーバとして利用する事が可能で、WIndowsNTサーバと完全に相互運用が可能になる。また、Service Pack4 にも対応予定だと言う。
「Project Cascade」は開発コードネームで、SPARC/Intel版のSolaris2.5.1/2.6に対応する。今後はSolaris7にも対応予定。

トレンドマイクロ、Excelマクロウイルス3種発見(2/16)
トレンドマイクロは、Excel97のSheetやThis Workbookに感染するマクロウイルス「SUGAR.A」、Excel97からWord97にクロス感染する「SUGAR.C」、「SUGAR.D」の3種を発見したと発表した。
「SUGAR.A」は、「xls」ファイルをオープンして別のSheetをアクティブにすると動作が開始されるマクロウイルスで、「Xlstart」フォルダの中の「Book1」の名前のファイルの有無を確認し、ない場合は作成し、その後はファイルを開いたり作成したりする度にこの「Book1」が読み込まれコピーされる。
このウイルスにより、感染ファイルを開いた月が9月以降で、25日の25分のように現在の日付と時刻が同じになった時、アクティブになっているSheetのある範囲内のセルに「-(Dr.Diet Mountain Dew)-」という文字列をさまざまな色の文字でランダムに挿入されるといった現象になる。挿入場所はA1-V20までで挿入されるセルの数は100か200で、A1のセルには「The-[Sugar.Poppy]-by Vicodin ES」と表示されるという。
「SUGAR.C」と「SUGAR.D」は、感染方法は同じで、Excel97内部でWord97を起動して標準テンプレートに感染する。
「SUGAR.C」ではユーザが標準モジュールで作成したマクロの最後にマクロウイルスのコードを追加し、文書を閉じる時に実行、「SUGAR.D」は現在の日付と時刻が同じになった時にSheetをアクティブにするとセルA1-J30までをランダムな色で塗りつぶす。

QuickTime4.0、MacExpo/Tokyoには間に合わず?(2/16)
兼ねてから開発がすすめれていて、MacWorld Expo/Tokyo99で発表が噂されていた「QuickTime4.0」は、間に合わない公算が高まったと言う。
Steve Jobsの基調講演では紹介されると思われる。
また、MacOS X Serverの発表も3月上旬になる見込だと言う。

MicrosoftがJava関連ツールの開発中止を検討(2/16)
米Microsoftは、Java開発ツール「Visual J++ 6.0」の開発打ち切りを検討しているという。
これは、米連邦地裁がSunの仕様に完全に準拠したJavaを製品に搭載するよう命じる仮決定を下したことを受けての対応とみられ、別のJavaライクな開発モデルの構築を進めているとも言われている。
これは、「COOL」(C++ object oriented language)というコードネームで呼ばれ、C++を使用する開発者にCOM+サポート機能を提供するものだという。

Pentium IIIはWindows98では「II」と認識(2/16)
Intelの新プロセッサ「Pentium III」は、Windows98ではPentium IIと表示されることが判明した。
マイクロソフトでは、Pentium IIIの新しい命令セットはWindows用のマルチメディアAPIのDirectX6が対応しており、これは、独自にCPUの種類をチェックするため機能上の問題は生じないとしている。

Gatesが競争相手が変わってきたと表明(2/16)
米Microsoft社CEOのBill Gates氏は、ドイツのc't誌のインタビューに応え、現在同 社にとって最大のライバルはLinux、Solaris、JavaOS、PalmPilot、Symbianであると語った。
サーバOSとしては、安価で、サポートを表明するハードウェアメーカーも出てきたLinuxや、IntelプロセッサもサポートするSolarisがWinodwsNTを脅かしかねないと考えているという。
また、ハンドヘルド環境のWindowsCEと競合する相手として、Javaを利用して携帯電話を一般家電や家庭用コンピュータにリンクできるようにしようとしている、Nokia、Ericssonなどの通信機器メーカと、英国のハンドヘルド機器メーカーPsionとの合弁事業であるSymbianや、この分野で圧倒的なシェアを持つPalmPilotのPalmComputing をあげている。
なお、ORACLEが提唱するネットワークコンピュータ構想は「もはや重要な問題ではない」、Apple Computerは「大きな競争相手ではない」と答えている。

JR東日本が百貨店システムをWindowsNTのみで構築(2/16)
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、99年春に出店する百貨店「グランデュオ」の店鋪システムで、サーバとPOSレジスタにすべてWindowsNT搭載機を採用して構築するという
専用のPOSレジスタやオフコンなどを一切導入せずに、NT機だけで店鋪システムを構築する百貨店は極めて珍しいと言う。

日本オラクルが、Linux版Oracle8の安売りキャンペーン実施(2/16)
日本オラクルは、Oracle8 Workgroup Server for Linux Release 8.0.5の5同時ユーザー/10クライアント・パッケージを、期間限定で正規価格の22万円のところを特別価格の98000円で販売すると発表した。
他のパッケージやオプション製品は通常通り。

米で、ついに無料パソコン登場(2/16)
ベンチャー企業の米Free-PCは、インターネットアクセス環境を含めたパソコン本体を無料で提供する事を発表した。
広告が常にデスクトップに表示され、この広告収入で運営される。
利用希望者は、Webサイトから住所、氏名、年収、興味のある情報、家族構成、週 にどれくらいフリーPCを利用するか、といった質問に答えて申し込み、審査後貸し出しを決定して2年間使用出来る。
提供されるパソコンは、CompaqのPresarioシリーズの500ドル価格帯のモデルで、333MHzのCPU、32MBメモリー、CD-ROMドライブ、4GBハードディスク(2GBは広告データ、ユーザー領域は2GB)、33.6kbpsモデムを搭載。15インチモニターが付属する。またインターネットへのアクセスとメールアドレスはプロバイダーの米NetZeroが提供するという。
Free-PC社では、今年4-6月に第一弾として1万台を配布する計画で、デスクトップは、ユーザープロフィールに従ってカスタマイズされ、オフラインの間も広告が表示される仕組みだという。

スタンフォード大が世界最小Webサーバー開発(2/16)
米Stanford大のComputer学科Wearable研究室で、縦4.5cm、横7cm、厚さ6mmという驚異的なサイズの超小型Webサーバを完成させた。
もちろん世界最小で、普通のパソコンの基本機能は全て装備しているため、Webサーバー以外にも活用可能だと言う。
この超小型コンピュータは、CPUにAMDの66MHz版486SX、メモリ16MB、16MBフラッシュROM、を搭載し、パラレルポートでネットワークに接続する。OSはLinuxの縮小版が採用されている。キーボードやディスプレイは存在しない。
ウェアラブルコンピュータ実現への課題は、有効な入力方法がない事であるという。

NECがSOCKSベースのIPv6移行システム発表(2/16)
日本電気は、同社が開発した「SOCKS5」のパッチの形でIPv4からIPv6に移行するための「IPv6/IPv4 Translator」を開発し、ソースコードを無償で公開した。
これは、従来のIPv4アプリケーションがホスト名からIPアドレスを引くときにSOCKSサーバーが仲介して、IPv6のアドレスに変換するという仕組み。従って、SOCKS対応アプリケーションであれば、容易にIPv6に移行出来ることになる。
ソースコードはhttp://www.socks.nec.com/から入手可能。

SCEのConnectixに対する訴えは却下(2/16)
Sony Comuter Entertaiment社は、Playstationエミュレータソフト「Virtual Game Station(VGS)」を開発・販売する米Connectix社を著作権及び特許権侵害で販売差止めを訴えていた件で、サンフランシスコ連邦裁判所は請求を却下した。
今回の請求却下した販売差止めは、米国における一方的緊急差し止め命令で、日本の差し止め命令や仮差し止め命令とは異なり、特に調査をせずに一方の言い分のみを聞いて裁判所が出す命令のため、SCEでは「今後の調査での審議された結果で、損害賠償と販売の差し止めの請求を行う」としている。
なお、Connectix社はこの結果をうけて、勝利宣言のリリースを発表した

ケンウッドが最大52倍速CD-ROM装置発売へ(2/16)
ケンウッドは、最大52倍速、平均50倍速を実現するCD-ROM装置「UCR-412」を発表、99年2月中旬出荷を開始する。
同社は98年春に40倍速のCD-ROM装置「UCR004010」を発売しているが、この製品で採用しているマルチビーム方式「TrueX」と呼ばれる技術を利用していると言う。
当面はOEM供給のみで、サンプル価格は3万円。

スリーコムジャパンがPalmOSを日本語化を表明(2/4)
米3Comの日本法人スリーコムジャパンは、同社のPDA製品「Palm Pilot」「Palm III」などのOSである「PalmOS」の日本語版を開発/搭載し日本市場展開をすすめる事を発表した。
現在は、ユーザが独自に開発した日本語環境「J-OS」を組み込み、紹介する方法であるが、今回の発表によりOSレベルで完全日本語化に対応する事になる。
製品化はスリーコムのパートナー企業が進めているとの事で、3Comブランドにはならないという。
パートナー企業、発売時期、価格等は明確になっていない。

新種ウイルス「W32/Ska」が国内でも発見(2/4)
1月末に米国で発見された新種のコンピュータウイルス「W32/Ska」(別名:Happy99.EXE)が国内でも被害が報告された。
このウイルスはHappy99.EXEという添付ファイル付メールで不特定多数に配付されている模様。
この、ウイルスは「Happy99.EXE」というプログラム(「Happy New Year 1999」というメッセージがついた花火表示プログラム)を起動すると、WindowsディレクトリのSystemディレクトリのDLLを巧みに追加/操作し、関連レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce\Ska.exe="Ska.exe" )を追加した後、再起動によりWSOCK32.DLLにパッチを当て、自分自身をメールやニュース記事に添付させて配付されるしくみとなっているという。

SunがPilotのHotSync技術ライセンス取得(2/4)
米Sun Microsystemsは、米3Comの子会社Palm ComputingよりPalmPilotで採用されている同期技術「HotSync」のライセンスを受け、Javaに移植することを発表した。
これにより、Solarisのデスクトップ環境で利用されているカレンダマネージャ、デスクトップメールツールなどと連携を可能にし、Sunワークステーションを利用する技術社の能率を上げるのがねらい。

アキアが新会社でカシオ傘下に(2/4)
アキアとカシオ計算機は、カシオ70%、アキア30%出資比率での新会社を設立、従来のアキアの業務(営業権や従業員含む)がこの新会社に移管し営業を開始した事を明らかにした。
新会社は「アキア」を名称を用い、従来の「アキア」は休眠会社となる。

シャープがザウルスのJava・Jini対応を発表(2/4)
シャープは、同社のPDA製品「ザウルス」をJava環境、分散オブジェクト環境のJiniに対応させて今年後半にも対応モデルを投入する事を発表した。
ザウルスをJiniに対応させる事により、ネットワークに接続するだけでJiniに対応コンピュータや機器(プリンタやデジカメなど)と通信できるようになることになり、活用範囲の拡大が期待される。

SCEがVirtual Game StationでConnectixを訴え(1/31)
ソニーコンピュータエンターテイメントのアメリカ法人のSony Comuter Entertaiment社は、Macinstoshで動作するPlaystationエミュレータソフト「Virtual Game Station(VGS)」を開発・販売する米Connectix社を、著作権及び特許権侵害としてサンフランシスコ連邦裁判所に訴えた。
ソニーは、Playstationの対海賊版保護技術の裏をかき、海賊版・複製版の使用を助長することになり、開発者やソニーへのリスクとなると主張する。
この主張に対し米Connectix社は、VGSの開発・販売でいかなる知的所有権侵害も犯していないと主張、ソニー側の指摘するVGSとPlaystation対応ソフトの違法コピーを防ぐ、特別のコピー防止技術を開発し、バージョン1.1として発表、アップデータも公開した。

Yahoo!がGeocitiesを買収(1/31)
米Yahoo!社は無料ホームページ開設サービスのGeocities社を買収する事を発表した。買収額は45.8億ドル。
Yahooは、検索サービスに加えてポータルサイト事業の展開をすすめており、今回の買収でサービスの融合・向上をはかるのがねらいと見られている。
なお、国内ではYahoo!、Geocitiesともにソフトバンクと合弁で日本法人を設立している。

セキュリティ破りコード入りtcp_wrapperが一部で公開(1/26)
米セキュリティ調査機関CERTは、UNIXサーバ用セキュリティ強化ツール「tcp_wrapper」にセキュリティ破りコードが含まれたアーカイブが配付されている事を発表、警告を発している。
tcp_wrapperはサーバへの特定のポートのアクセスを制限したりチェックしたりするセキュリティ強化ツールだが、問題のコードは外部から侵入出来るように抜け穴をつくるようになっていると言う。
tcp_wrapperはオープンソースのソフトウェアであるが、ボランティアによるバグ取りや機能強化がすすめられるため、都合の悪いコードが含まれる危険性もある。
ソースをチェックするのは事実上不可能に近いため、PGPなどの電子署名をチェックして改ざんがされていない事を確認するなどの対策が必要。

米IntelがチップID構想(1/26)
米Intelは、Pentium III以降のあらゆるチップに電子IDをハードウェア的に付加し、セキュリティ向上をはかるという構想を明らかにした。
同社では、電子商取引の促進、ハードウェアの盗難防止などメリットは多いとするが、その反面、プライバシーが損なわれる事を懸念する論調もある。

ビデオリサーチがインターネット視聴率調査のフィールド実験開始へ(1/26)
視聴率調査会社ビデオリサーチは、「インターネット版視聴率調査」の事業化を目指し、実験調査を開始した事を明らかにした。
実験は、Webトラフィック調査をする測定ソフト、測定システムの評価、集計方法、集計管理上の問題などを検証する形ですすめられる。
調査方法として、Webサーバ側のアクセスログの調査する方法とクライアント側のアクセス状況をトラッキングする方法の2種類が一般的だが、同社はユーザの意志をはっきりさせるという意図で後者を選択したと言う。ただし、将来の事業化についての方法は未定としている。

56ビットDESがパソコン10万台でやぶられる(1/26)
米RSA Data Security社が開催する、56ビットDES暗号化のぜい弱さを示すために行われたコンテスト「DES Challenge III」で、Distributed.NetとEFF(Electronic Frontier Foundation)との共同チームが、解読用専用マシン「Deep Crack」とインターネット上の10万台のパソコンを利用して開始から22時間15分で解読し、本物の鍵が発見された。
これは、過去3回のコンテスト最短のスピードで、1回目のDES Challenge I(97年1月)が96日、2回目のDES Challenge II-1(98年2月)が41日、3回目のDES Challenge II-2(98年7月)は56時間と、回を追うごとに解読時間が短くなっている。
今回は、全体の22.2%を試したところで解読に成功したと言う。

Microsoftと3Comが次世代ネット技術開発で提携(1/26)
米Microsoft社と米3Com社は、音声・動画を扱う次世代ネットワーク技術を開発していく事で提携した事を発表した。
今回の提携は、通信事業者から、企業、コンシューマに至るまでの広範囲の分野が対象で、3Com社の「CoreBuilder」にWinodws2000を組み込み、リアルタイムで音声・データ・ストリームビデオ/オーディオなどをサポートすると言う。
そのほか、TCP/IPアクセラレーション機能、IPセキュリティ機能などの強化、ケーブルモデム、DSLモデム製品にMicrosoft社製ソフトのパッケージ化などを実現していくという。

NotesもLinux対応へ(1/26)
米Lotus Development社は、99年後半に、2月に発表するNotes/Dominoサーバ R5をLinuxに対応させることを表明した。

日本オラクルがLinux版ORACLE8発表(1/26)
日本オラクル(株)は、「Oracle Workgroup Server R8.0.5 Linux版」を3月18日に出荷を開始する事を発表した。価格はNT版と同じ22万円(5同時ユーザー/10クライアント)。
米Oracle社は、昨年、Linuxのサポートを表明、製品も出荷していたが、国内でもサポート体制が整ったとして販売に踏み切ったというもの。
なお、LinuxはTurboLinux日本語版3.0、RedHat Linux5.2に対応する。

日本オラクルが株式公開へ(1/26)
日本オラクル(株)の株式が2月5日に公開されることが予定されているという。
日本オラクル社自身に成長が見込まれる事、ハイテク企業の多い米国NASDAQ市場の株価が急騰した事、日本でのインターネット関連株の公開が少ない事、日本では店頭取引の株式公開に人気が集まっている事などにより、日本オラクル株の公開は非常に好感を呼び始めているという。
日本オラクル社が今回新規に公開する株式は同社が現在発行している普通株の7%にあたる500万株で、一部の証券アナリストによれば1株4500円よりも高値がつくだろうといわれている。

AppleがFireWireに課金ライセンス制導入(1/18)
米Apple Computer社は、「IEEE1394」として知られる高速インターフェース技術の「FireWire」に課金ライセンス制を導入する意向がある事を明らかにした。
課金は「1ポートあたり」約1ドル のライセンス料を課すというものだが、コンピュータと家電製品の接続に期待していた業界の一部は、このAppleの動きが普及の妨げになるのではないかと懸念していると言う。

Sunが堅牢サーバ発表、通信産業市場参入へ(1/18)
米Sun Microsystems社が、2重の冗長構成を持たせたサーバ「Netra ft 1800」を発表した。このサーバは駆動時間の99.999%の動作が保証される。これは、1年間の連続運転でダウン時間を5分以下に抑える事を保証する。
Sunは通信産業の企業に対して、通信産業ネットワークを制御するJavaソフトウェアの用意、コンサルティング・サービスの実施などで通信産業市場参入するという。

米MaxisがWeb版SimCityを無償公開(1/18)
ゲームソフトベンダの米Maxisは、同社のベストセラー都市開発シミュレーションゲーム「SimCity」を「SimCity Classic Live」としてWebアプリケーションとして公開した。
「SimCity Classic Live」Windows上で動作し、Netscape Navigator 4.0以上か、Internet Explorer 3.0以上が必要となる。
http://www.simcity.com/classic/classic.htmlから、ユーザ登録をすれば誰でも利用出来るようになるという。

Sun、MercedでSolaris7動作確認(1/18)
米Sun Microsystems社は、Sunの最新のフル64ビットOSであるSolaris7を、米Intel社の開発中の64ビットプロセッサ「Merced」のプロトタイプで動作させた事を発表した。動作確認はIA-64アーキテクチャーを採用したプロトタイプ「Pre-silicon Sotware Environment」で行ったという。
なお、IA-64対応Solaris7開発には、富士通、NCR、東芝、シーメンスなどが協力しているという。

Katmaiの正式名は Pentium III(1/18)
コードネーム「Katmai」として開発されている、Intel社の次期デスクトップ向けプロセッサの正式名が「Pentium III」になったと報じられた。
Pentium IIIは、3月初旬に出荷が予定されており、450MHz版と500MHz版の2種類となる見込み。

Mac系ニュースサイトにハッカー侵入、偽スクープ掲載(1/10)
スゥエーデンのハッカー2人が、Mac系ニュースサイト「MACWORLD」「MacWeek」に侵入、偽のスクープ記事を掲載した。
偽記事は、MACWORLD Expo/San Franciscoが開催される前日に掲載され、「Apple Computer社とIntel社が合併、Aptel社を設立、PentiumIIを搭載してOSにLinux Slackwareを採用した新コンピュータ製品を開発する」という内容のものだと言う。

米Microsoft、Mac用IE 4.5発表(1/10)
米Microsoftは、ウェブブラウザInternet Explorer(IE)のMac版最新バージョン4.5を公開したことを発表した。
IE 4.5の新機能は、「Sherlock」のサポート、ページホルダー機能、印刷時の自動レイアウト調整機能、Office98でも実現されているソフトウェアコード自動修正機能など。

米Apple、MacOS X Server発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/San Franciscoで、MacOS X(Ten)をベースとした「MacOS X Server」を発表、2月にリリースする予定である事を発表した。
MacOS X Serverは50台のクライアントをサポートし、Webサーバ、ファイルサーバ、ネットワークブート、などをサポートするという。
価格は995ドル。

米Apple、Mac新モデル「Yosemite」発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/San Franciscoで、コードネーム「Yosemite」として開発が噂されていた新型PowerMacintosh G3を発表した。
300MHz版、350MHz版/メモリ64MB版、350MHz/メモリ128MB、400MHz/メモリ128MB版の4種類が発表され、それぞれ価格は1599ドル、1999ドル、2499ドル、2999ドル。

米Apple、新型iMacを5色のバリエーションで発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/San Franciscoで、新型のiMacを発表した。このiMacは、CPUが従来のPowerPC G3 233MHzから266MHzに高速化、ハードディスクを6GBにするなどの強化が図られた。最大の変更点は、従来のボンダイブルーより濃い青(ブルーベリー)、赤(ストロベリー)、緑(ライム)、オレンジ(タンジェリン)、紫(グレープ)の5色のボディーカラーが選択出来るようになった点。
価格は、従来より100ドル引き下げられて1199ドル。
国内でも、新型iMacは158000円で販売する見込で、従来機種のiMacは128000円に値下げする。

米ConnectixがMac用Playstationエミュレータ(1/10)
米Connectixは、MACWORLD Expo/San Franciscoで、PlayStationエミュレータソフト「Virtual Game Station」(VGS)を発表、販売を開始した。
価格は49ドルだが、法的問題でMacOS日本語版やプレイステーションの日本版タイトルも動作しない。また、PowerMacintosh G3、iMacのみ動作保証する。
「Virtual Game Station」は、同社のPCエミュレーションソフト「Virtual PC」の実績・ノウハウを利用して開発されたという。
Connectix社では、専用サイトを用意して動作確認済みタイトルを公開、「Final Fantasy VII」、「Crash Bandicoot」、「Diablo」、「Doom」、「Gran Turismo」、「Namco Museum II」、「Tekken」など多くのタイトルが列挙されている。
なお、Connectix社製品を扱っているシステムソフト、メディアビジョン、Virtual Game Stationに関する情報は知らされていなかったとしており、プレイステーションを製造・販売するソニー・コンピュータエンタテインメントからも正式コメントは出ていない。

米AppleがOpenGL正式サポート表明(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/San Franciscoで、米Silicon Graphics社の3Dグラフィックス標準「OpenGL」をサポートすることを明らかにした。
これは、兼ねてからゲームデベロッパー、特にPC用ゲームデベロッパーが要望していた事で、Mac版開発に拍車がかかるものとみられている。

米Adobe SystemsがGoLive Systemsを買収(1/10)
米Adobe Systems社は、米GoLive Systems社を買収する事を発表した。
米GoLiveは高機能HTMLエディタ「CyberStudio」を開発・販売などをてがけており、Adobeも「PageMill」というHTMLエディターを開発・販売しているが、ハイエンドのCyberStudio、一般ユーザー向けのPageMillというすみわけですすめていくという。

米Intel、新型Celeron量産出荷発表(1/10)
米Intelは、低価格パソコン向けCPUプロセッサ「Celeron」の新モデルの366MHz版、400MHz版の量産出荷を発表した。従来の「Single Edge Processor Package(SEPP)」に加えて、「ソケット370」方式の「Plastic Pin Grid Array(PPGA)」を採用した。

日本生命が大規模水平分散による情報システム稼動(1/10)
日本生命は、世界最大規模のフレームリレー・ネットーワークによる大規模水平分散システムによる同社の新情報システム「Nx.2000」が稼動開始した。
同システムは、2100箇所の営業拠点に日本IBM製サーバAS/400、ルータ2216/2210で設置しフレームリレーネットワークで統合されたもので、センターから運用管理が行なえる分散システム。

MACWORLD Expo/TokyoでSteve Jobsが基調講演(1/10)
アップルコンピュータは、99年2月18日から3日間幕張メッセで開催される「MACWORLD Expo/Tokyo 1999」で、米Apple Computer暫定CEO Steve Jobsが基調講演すると発表した。
同氏の日本のMACWORLDへの参加は初めて。

米Network AssociatesがNT用高性能ウイルス発見(1/10)
米Network Associatesは、もっとも完成度が高いするWindwosNT用コンピュータウイルスを発見した事を明らかにした。
このコンピュータウイルスは「Remote Explorer」と名付けられ、ユーザーのオペレーションなしに企業内ネットワーク経由でサービスに広がって感染するように設計されているという。
Remote Explorerがネットワークに入り込むと、ネットワークリソースを発見し自分を繁殖させ、管理者を装って様々なセキュリティ手段をかいくぐりサービスに登録し、アプリケーションに感染、自分の名前をそのアプリケーションものに変更する。その後、そのアプリケーションがアクセスされる度に自分を再度起動して同じ動きをくり返す。
Remote Explorerがネットワークを広がるうちにアクセスしたファイルは、圧縮・暗号化して完全にアクセス不能となるという。

オープンシステム推進機構がLinux部会設立(1/10)
ソフトウェアメーカーを中心に組織される「オープンシステム推進機構(UBA)」は、内部にLinux部会を設立した。
中小企業によるLinuxベースのビジネスをサポート、活用事例紹介、セミナー、情報公開などの活動をすすめる。
Linux部会には、日本サン・マイクロシステムズ(株)、(株)オムロンソフトウェア、SCO(株)、(株)ディアイティ、(株)オープン・テクノロジーズ、(株)数理技研、(株)アーリーシステム、ウッドランド(株)、(株)永和システムマネジメント、(株)サイエンティスツパラダイス、(株)エム研、(株)三技協などが参看する予定。

シナジー幾何学が倒産(1/10)
「ガジェット」などのデジタルインタラクティブコンテンツ制作などを手掛ける、シナジー幾何学は東京地裁に自己破産申請、事実上倒産した。負債総額は9億円とみられている。
同社は、制作した「ガジェット」シリーズは1993年度のマルチメディアグランプリ通産大臣賞を受賞し、海外での評価も高く、ベンチャー企業の代表的存在として注目されていた。

米Iomegaが250MB Zipドライブ発表(12/22)
米Iomega社は、250MBの容量の新型Zipドライブ「Zip 250MB」を発表、出荷を開始した。
「Zip 250MB」は専用の媒体を利用して250MBの記憶容量を実現、従来の100MBディスクの読み書きも可能だという。価格は199ドル。
なお、従来のZipドライブも引き続き販売を続ける。

自民党税制調査会がパソコン一括償却承認へ(12/22)
自民党税制調査会は、平成11年度税制改正でパソコンなどの情報関連機器の一括償却を認める事を決定した。
これは、民間設備投資促進策としての措置で、情報化のための設備投資を行う場合にその年度の決算で損金算入を認めて税制上の優遇策をとる。
なお、上限は1件あたり100万円を基本に調整しているという。

OracleとSunが「新サーバ機」構想(12/22)
米Oracle社と米Sun Microsystems社は、新データベースサーバ機構想を目指す技術ライセンス契約を発表した。
この新データベースサーバ機は、コードネーム「Raw Iron」で呼ばれ、Solarisの一部が含まれるものの、OSそのものは不要となっているため管理コストを大幅に下げる事が可能になると言う。

Jiniの正式発表は1/25(12/22)
米Sun Microsystems社のCEO、Scott McNealy氏はJiniの正式発表を99年 1月25日であるとあきらかにした。
Jiniは様々な汎用ネットワークに接続するためのソフトウェア技術で、「Plug & Work」を実現する。
Jini技術を利用すれば、テレビのディスプレイに表示したルックアップウィンドウから家電製品を操作するといった事も実現できると言う。

AppleがMacExpoに向けて新デスクトップ(12/22)
米Apple Computerは1月のMacExpoに向けてコードネーム「Yosemite(ヨセミテ)」と呼ばれる新型デスクトップ機を準備中だと言う。
「Yosemite」は、iMacライクの曲線的外形、333〜400MHzの高速な新PowerPCプロセッサを搭載するものになるという。

米Sun、UltraSPARC対応Linuxを公開(12/22)
米Sun Microsystemsは、「UltraSPARC」に対応するLinuxを移植・開発した事を発表した。
SunではSolaris環境とLinuxの互換性を向上させていくことを表明した。
UltraSPARC用LinuxはSunのサイトからダウンロード可能。

米Sun、Java2を発表(12/22)
米Sun Microsystemsは、Java開発環境 JDK1.2を含む統合プラットホーム「Java2」を発表した。
JDK1.1よりパフォーマンス向上、標準化・国際化、データベース接続性などが向上し、GUI、ドラッグ&ドロップ、2D APIなどの追加、日本語、中国語、韓国語各フォントサポートなどがサポートされ機能強化もはかられている。
Java2は、Sunのサイトからダウンロードできる。 また、Sunは、Javaのソースコードライセンス条件を、「Community Source License」とよばれるソースコードライセンス変更する。
このライセンス方式は、ライセンス条件が緩和されてソースコードを変更して製品の組み込む事が可能になる。

米IBMがJavaコンパイラのソース公開(12/22)
米IBMは、同社が開発したJavaコンパイラ「Jikes」のソースコードを公開する事を明らかにした。
Jikesは、Java仕様に完全に準拠したJavaバイトコードコンパイラで、ネイティブコンパイルと大型のJavaアプリケーションの開発が可能。
IBMのAIX、OS/2のほか、Windows95/NT、Solaris、Linuxなどで動作可能。

米Sendmailが商用版sendmailリリース(12/22)
米Sendmail社は、はじめてのsendmailの商用版「Sendmail Pro」と「Sendmail for NT」をリリースした。
フリーソフト版より使いやすい機能に対して対価を払う意志のあるユーザーを引き込むのがねらいだという。
また、Sendmail社は米Metainfo社より得たNT版sendmail製品を「Sendmail for NT」として提供する。
同社では99年中にSendmail ProとSendmail for NTを統合し、将来はグループウェアシステムとして各種関連機能を取込み、業界標準をサポートする予定だという。
なお、フリーソフト版も継続提供するという。

Palm ComputingがPalm VIIを発表(12/22)
米3Comの子会社の米Palm Computing社は、次世代Palm Pilot「Palm VII」を発表した。
Palm VIIは、ワイヤレス通信機能が特長で、インターネット接続、オンライン情報サービス等の利用が可能という。
本格的販売は99年後半で、価格は800ドル以下に設定されると言う。
なお、Palm VIIはモトローラのDragonBallプロセッサが採用される。

JPNICがドメイン情報を非公開措置へ(12/22)
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、99年2月1日よりJPドメインのゾーン情報および逆引き情報を公式セカンダリサーバ以外への転送を停止し、さらに、99年3月1日よりJPドメイン一覧およびIPアドレス割り当て組織一覧の一般公開も中止する事を発表した。
これは、ドメインに関する情報が本来の目的以外の利用されることを防ぐためだという。なお、研究目的など一定条件を満たす場合には情報を開示する場合がると言う。

ジオシティーズで1800人分のパスワードが漏えい(12/22)
ソフトバンク系無料ホームページサイトのジオシティーズジャパンで、ページ開設者がコンテンツを更新する際に使用する1800人分のパスワードが漏えいされていた事が明らかになった。
ジオシティーズでは該当する会員のパスワードを強制的に変更してメールで通知し、同社のホームページで謝罪文書を掲載した。
パスワードが漏えいした原因は、デバッグのために記録したシステム動作のログを会員が特殊な操作によってアクセス可能な場所に配置してしまったことだという。

ジャストシステムが2月にATOK12 for Mac発売へ(12/22)
ジャストシステムは、Macintosh用の日本語変換システム「ATOK12 for Macintosh」を99年2月5日発売する。
文章の中の「これ」「その」などの指示代名詞が指すものを文脈解析で判断して同音異義語の中から適切な言葉を選んで変換する機能や、校正支援機能「JUST MEDDLER2」などが搭載される。
価格は9800円、ATOK8/11/一太郎5登録ユーザは5000円。

AOLがNetscape買収!(11/23)
米America Online(AOL)は、米Netscape Communications社と買収交渉をすすめている事が明らかになった。
買収額は40億ドル程度とみられ、株式交換方式で行われる模様。
また、AOLは、米Sun Microsystems社との間で、SunのNetscape社の技術を利用してのソフト開発や販売に関するSunの手数料の支払いについても合意に達する見込だと言う。

公正取引委員会がマイクロソフトに排除勧告(11/21)
公正取引委員会は、マイクロソフト(株)に対して独占禁止法違反で排除勧告を行った。
今回の勧告は、マイクロソフトが富士通、NEC、コンパックなどのパソコンメーカーに対して、マイクロソフト社製のアプリケーションンソフトを抱き合わせで販売することを強制した事に対するもの。
マイクロソフトは95年1月に富士通に対してWordをExcelと共にプレインストールして販売する事を要求、富士通はExcelに一太郎を組み合わせて販売する事を求めたが、これを拒否したと言う。その他のパソコンメーカーにも同様の対応をしているという。
また、96年12月はOutlookをWordとExcelと一緒にプレインストールするか、同様のパッケージをハードウェアに同梱することを強制する契約を各メーカーに求め、ロータス社のオーガナイザーを排除したという。
さらに、米Microsoft社に対しても96年9月インターネットプロバイダ11社との契約の中でNetscape社の販売促進や広告を制限する条項を設定していたり(現在は同条項を破棄)、ネットスケープ社製ブラウザをバンドルしない場合にライセンス料を値引きしていたりするといった事も明らかになり、排他条件付き取引という独占禁止法違反に当たるということで、警告となった。
なお、マイクロソフトは事実関係は認めないとしながらも、勧告に応じる方向であるという。
公正取引委員会の発表文書は同委員会のホームページからダウンロード可能(PDFファイル)

Windowsに新ライセンス方式採用か?(11/21)
米Microsoft社は、2001年以降、Windowsオペレーティングシステムに年間使用料の考え方の課金体系の導入を検討している事が明らかになった。

Java訴訟でMicrosoftに修正命令(11/21)
米Sun Microsystems社が、Java互換性テストに合格していない製品に「100% PureJava」Javaのロゴを使用しているのはJavaの商標権侵害であるとして米Microsoft社を提訴していた裁判で、米連邦地裁サンノゼ支部は、Microsoft社に対して、同社製Java利用ソフトウェアを90日以内にSunの互換性テストにさせるように求める仮命令を出した。
Microsoftは仮命令は遺憾とするも、命令に従う意向であるという。

亜土電子工業が債務超過でCSK子会社に(11/15)
大手パソコン小売店「T-ZONE」を展開する(株)亜土電子工業は、99年3月期決算で債務超過に陥るため、50〜60億円程度の第三者割当増資を行い、これを親会社のCSK、系列会社のセガ・エンタープライゼスなどグループ企業で引き受ける。
これにより、CSKの同社の発行株式の出資比率が約20%から50%以上になることになり、亜土電子工業はCSKの子会社になる見込だと言う。
亜土電子工業は9月中間期で153億円の当期赤字に転落、99年3月期も165億円の当期赤字となり、現在の純資産の約100億円を超えるため50〜60億円の債務超過に陥る。
亜土電子は、米国子会社の規模縮小、国内での不採算事業の廃止、人員削減などのリストラも行い、経営体質を強化、などのリストラなどのほか、「T-ZONE」の名称変更なども行われるという。

IBMが世界最大容量のパソコン用HDD発表(11/13)
米IBMは、パソコン用としては世界最大容量の25GBを実現したハードディスク「Deskstar 25GP」を発表した。
「Deskstar 25GP」は、5枚のディスクが5400回転/分で回転し、平均シークタイム9ms、2MBバッファ、UltraATA/66インタフェースといった仕様。 また、容量22GBの「Deskstar 22GXP」も同時に発表しており、こちらは容量22GB、回転速度を7200回転/分を実現している。
IBMではパソコンメーカー向けにクリスマス発表モデル搭載分として限定出荷を開始、自社のIBMのほかに、ゲートウエイ、ヒューレットパッカードなどのメーカーが採用を予定しているという。
正式出荷は99年第一四半期。

HTMLウイルス発見!(11/13)
米Central Command社は、「HTML.Internal」と呼ばれるHTMLウィルスを発見した事を明らかにした。
同社はアンチウイルスソフトを開発するソフトベンダーで、初めてのHTMLウィルスだとしている。
「HTML.Internal」は、Internet Explorerにのみ影響し、このウイルスに感染したWebページにアクセスすると、パソコンに保存されているHTML文書にテキストを追加するVisual Basicスクリプトが起動という。
Microsoftはこの件について調査中で、対策をするかどうかを明らかにしていない。

BeOS日本語版発表(11/13)
米Beとぷらっとほーむ(株)は、「BeOS R4日本語版」を発表した。
R4は今回発表された新バージョンで、このバージョンより「日本語版」として日本語対応のOSトなった。
R4では、SCSIデバイスの本格的サポート、FATファイルシステム完全対応、サポートデバイス強化、処理性能向上などが強化点。
発売は12/19から、PowerPC版、インテル版両方含んでいて、価格は1万5600円。R3からのアップグレード版は3600円。

日立がマルチブートPCでBeOSをサポート(11/13)
(株)日立製作所は、BeOS R4.0日本語版とWindows98をマルチブート環境で利用する形でプレインストールしたマイクロタワー型デスクトップパソコン「FLORA 330J BeOS搭載モデル」3モデルを発表した。
「FLORA 330J」は、400MHz PentiumII、64MBメモリ、HDD 6.4GB、24倍速CD-ROM装置、といったスペック。
発売は12/5で、価格はオープンプライス。

Digicashが倒産(11/13)
インターネット上で商取り引きを行うための電子通貨/電子財布を開発、普及をすすめていた米Digicash社が、破産を申し立てを行い、事実上倒産となった。負債額は約400万ドルとみられている。

オープンソース戦略に関するMS内部資料がネットで公開(11/13)
GNUやLinuxなどのオープンソースプロジェクトに対抗するための戦略を分析・解説する米Microsoft社内での内部メモが漏えい、インターネット上で公開された。(http://www.opensource.org/halloween.htmlに移動されている)
この内部メモは、その公開された日に由来して「Halloween Documents」と名付けられている。その後、追加で2種類の内部メモも公開され、それぞれ「Halloween-I」、「Halloween-II」、「Halloween-III」、と名付けられている。
「Halloween-I」では、オープンソースソフトの台頭に対して「直接かつ短期的な脅威を及ぼしている」と危機感を述べており、対応する戦略としてインターネット・プロトコルをMicrosoft社の製品に依存させるといった事が述べられている。
「Halloween-II」ではLinuxに絞って述べられており、「Halloween-III」ではこの件に関するMicrosoft オランダ支社の公式見解がのべられている。
米Microsoftは、「Halloween-I」の内容は社内で議論するためのものであり、オープンソース・ソフトウェアに対する公式見解ではない、としている。
なお、すでに有志によって日本語訳も公開されている。

富士通とソニーが新大容量MO規格発表(11/13)
富士通(株)とソニー(株)は共同で1.3GBの容量の光磁気ディスクの規格「GIGAMO」を開発、来春を目標に商品化することを発表した。
GIGAMOは、ドライブメーカーのオリンパス、コニカ、メディアメーカーの京セラ、帝人、フィリップス、東ソー、日立マクセル、三菱化学などの賛同を得ているという。
GIGAMOでは従来の640MB、540MB、230MB、128MBの各メディアの読み・書きが可能。

ジャストシステムと日本IBMが「Voice一太郎9」発表(11/13)
ジャストシステム(株)と日本アイビーエム(株)は、ワープロソフト「一太郎9」に音声対応日本語変換システム「VoiceATOK for ViaVoice」、一太郎9対応音声認識エンジン「ViaVoice98 J-Edition」を組合わせた「Voice一太郎9」を発表、11/20に発売する見込み。

Sun、UltraSPARC-II新版発表(11/13)
米SunMicrosystems社は、UltraSPARC-IIプロセッサの最新版の UltraSPARC-IIsシリーズの400MHz版と450MHz版とUltraSPARC-IIiプロセッサの最新版の360MHz版を発表した。
UltraSPARC-IIsシリーズは、ハイエンドサーバ/ハイエンドワークステーション用プロセッサで、予測性能値はSPECint95が19.6、SPECfp95が27.1。
UltraSPARC-IIiシリーズは各種コントローラ機能を集積したエントリーワークステーション用プロセッサで予測性能値は、SPECint95が15.2 、SPECfp95が19.9。

米Sun、完全64ビットOS「Solaris7」発表(10/28)
米Sun Microsystemsは、Solarisの完全64ビット版である最新OS「Solaris7」を発表、11月に出荷を開始する。
サーバー製品には、部門サーバー向けの「Solaris Easy Access Server」、データセンター向けの「Solaris Enterprise Server」、プロバイダー向けの「Solaris ISP Server」の3種類のエクステンションが提供される。
なお、Sunでは今後3年間で、「Solaris8」でクラスタリング技術を統合、「Solaris9」でJiniやJavaが統合される予定だという。

米Microsoft、WindowsNT5.0をWindows 2000に改称(10/28)
米Microsoftは、開発中の1999年リリース予定のWindowsNTの次期バージョン「WindowsNT5.0」の名称を「Windows 2000」に変更することを明らかにした。
この改称に伴って「WindowsNT5.0 Server」は「Windows 2000 Server」、「WindowsNT5.0 Workstation」は「Windows 2000 Professional」に変更される。

米IBMが600ドルパソコンを発表?(10/28)
米IBMは、599ドルという低価格のAptivaを発表する予定だという。
この低価格Aptivaは、Cyrixベースの300MHzプロセッサ、メモリ32MB、3.2GBハードディスク、CD-ROMドライブ、56Kbpsモデムというスペック。
CPUはIBMが米ST Microelectronicsとの技術ライセンスを元に、National SemiconductorのCyrix部門設計をベースに自社開発する「MMX強化Intel互換プロセッサ」が採用されるという。

Apple、PalmPilot買収を断念(10/28)
米Apple Computerの暫定CEO(経営最高責任者)のSteve Jobs氏は、米3ComよりPalmPilotを買収する交渉をすすめていたが合意に至らなかった事を明らかにした。
同氏はPlamPilotがAppleの製品ラインナップを補完できるとして、交渉をすすめていたという。

CorelがLinux版WordPerfect発表、無償配付へ(10/28)
加Corelは、同社の主力ワープロソフト「WordPerfect 8」のLinux版となる「WordPerfect 8 for Linux Personal Edition」を発表、パーソナルユース限定で無償で提供する。
同社は今後、Linux版のサーバー製品、スイート製品も発表、販売する予定だと言う。

ソーテックが10万円パソコン継続販売(10/28)
(株)ソーテックは、同社設立20周年記念キャンペーンモデルとして発表して予約受付を実施していた 99800円という低価格ミニタワーパソコン「Micro PC Station 300」の販売を継続する事を明らかにした。
当初、3000台限定で予約を受付け販売を開始していたが、好評のため限定台数を超えて受け付けるという。

ドリームキャスト、一部で予約受付中止(10/23)
セガエンタープライゼスが、11月27日発売予定の次世代家庭用ゲーム機「ドリーム キャスト」の予約受け付けを一部で中止していることが明らかになった。
ドリームキャストは量販店を中心に予約が殺到して、受付初日で予想を上回る5万台の注文があったため、一部店鋪で予約受付を中止したと言う。
これは、同機搭載のNEC製グラフィックスチップ「PowerVR2」の歩留まりが上がらず、初期段階で供給不足が生じる事が明らかになったためだとしている。

米Harris社が、Newton撤退でAppleに損害賠償請求(10/23)
米Apple ComputerからNewtonテクノロジのライセンス受けていた米Harrisは、この2月にAppleがNewton開発を中止したことによる、契約不履行に対して損害賠償の請求をした。
Harris社は、AppleのNewton開発事業中止により、Newtonテクノロジに基づいた携帯機器に関する米Ameritech 社との取り引きで1000万ドル以上の被害を被るなど、多くのサードパーティとの契約が破棄された主張。

日本IBMが14.4GB 2.5インチHDD発表(10/23)
日本IBMは、ノートパソコン用2.5インチハードディスクとしては、世界最大容量の14.4GBを実現した「Travelstar」シリーズを発表した。
発表した3機種は、14GSモデルが厚さ17mm厚で14.4GBの容量、10GTモデルが12.5mm厚で10GBの容量、6GNモデルは9.5mm厚で6.4GBの容量をそれぞれ実現している。
価格は「14GS」が16万円、「10GT」が12万円、「6GN」が8万円となっている。

米Microsoft、WindowsNT4.0 Service Pack4.0を発表(10/23)
米Microsoftは、WindowsNT 4.0 Workstation,Serverに対応する Service Pack4.0を発表した。
内容は、「信頼性の改善」「西暦2000年対応」「管理機能・セキュリティ機能強化」「各機能アップデート」などとなっているという。
日本語版については未定。

エプソンダイレクトが10万円切るK6デスクトップ(10/23)
エプソンダイレクトは、10万円を切る99500円という低価格デスクトップパソコン「Endeavor AT-550LK」を発売した。同機はCPUにAMD K6 266MHz版を搭載し、メモリ32MB、ハードディスク3.2GB、CD-ROM、赤外線通信機能、Windows95/98といった仕様。
なお、K6 300MHz版にすると6000円追加、ネットワーク機能(100BASE-TX)を有効にすると5000円追加、OSをWindowsNTにすると15000円追加となる。
また今回の新製品発売に合わせ、「Endeavor Pro-400L」、「Endeavor Pro-330L」などの値下げする。値下げ率は最大12.4%。

Internetの父Jon Postel氏死去(10/23)
インターネットの創設者の1人であるJon Postel氏が心臓手術の経過不調で死去した。享年55歳。
同氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校在籍中に米国防省のARANETプロジェクトに参加、IPアドレス管理業務のIANA(Internet Assigned Numbers Authority)創設するなど、インターネット発展に貢献した。
また、なんと、同氏の功績をたたえるRFC2468が公開された。

Netscape Communicator4.5正式リリース(10/23)
米Netscape Communicationsは、インターネットクライアントソフトウェアNetscape Communicatorの最新版「Netscape Communicator4.5」を正式リリースした。
Communicator4.5は、Windows 32ビット版、Macintosh PPC版、UNIX(Solaris、Linux等)版などに対応したものがリリースされ、Windows16ビット版やMacinstosh 68K版はリリースされていない。
なお、日本語版は11/6リリース予定。

MacOS8.5世界同時発売(10/23)
米Apple ComputerはMacintosh用最新OS「MacOS8.5」を10/17に世界同時に発売を開始した。
MacOS8.5のもっとも特長的な新機能「Sherlock(シャーロック)」では、ハードディスク、ネットワーク、インターネット上の中から、探したい項目を普段使っている自然な日本語から内容を判断する知性を持った検索するという、インテリジェンス検索機能を実現している。
検索結果は、関連の強さを視覚化したグラフで表示されると言う。
このほか、高速性、設定の簡便性、インターネットとの一体化を機能PRの柱としている。
アップルコンピュータでは、このMacOS8.5は「Must-have」(必須)アップグレードと言っている。価格は13800円。
なお、アップルコンピュータは、MacOS 8.5の発売を開始した10/17同日に「Mac OS 8.5 アップデート」の配布も開始した。これは不具合対応が「世界同時発売」に間に合わなかったためだと推測される。

LAN TIMS廃刊(10/23)
米CMP Mediaは、同社が発行するネットワーク専門誌「LAN TIMES」を廃刊する事を明らかにした。
米CMP Mediaは McGraw-Hill からLAN TIMES買収している。
また、同社は今年6月にもやはりMcGraw-Hillから買収した「BYTE」誌を休刊している。

米Intelが2000年には1GHz実現へ(10/23)
米Intelは、2000年末から2001年早々にコードネームFosterとよばれるチップで1GHzを達成する見込である事を同社のマイクロプロセッサ開発計画で明らかにした。
FosterはPentium・ PentiumII、Xeon、Celeronの流れを組む32ビットプロセッサで、これは現行の32ビットプロセッサもしばらくはラインナップに残っていくことをしめすもであるという。

米IomegaがZipドライブ用プリンタ開発(10/23)
米Iomegaは、Zipドライブから直接印刷を可能にするプリンタ「Photo Jetprinter 5770」を開発したことを発表した。
Jetprinter 5770は、Zipドライブをパラレルポート経由で接続する事により、Zipディスク上のカラー写真データなどをそのまま印刷が可能にあると言う。
Iomegaと共同で開発した米lexmarkから11月から発売予定。

InfomixがRedbrickを買収(10/20)
米Infomix Softwareは、データウェアハウスベンダーの米Redbrickの買収に合意した事を発表した。
米Redbrickは、データウェアハウスエンジンベンダとして専用Redbrickエンジンを中心に展開していた。
Infomixは、RedBrickの技術の他、販売チャネル・コンサルティング能力の取得も買収のねらいの一部としている。

米Microsoftがパソコン用コードレス電話発表(10/23)
米Microsoftは、パソコンに接続して利用するコードレス電話機「The Microsoft Cordless Phone System」を発表した。
この電話機は、音声指示で電話をかけたり、留守録メッセージの確認できるようにコール・マネージャーと呼ばれる音声認識技術ソフトウェアにより制御される。

日本IBMがWin95へのダウングレードサービス開始(10/7)
日本IBMは、企業向けパソコンを対象にWindows98をWindows95に書き換える「ダウングレード」サービスを開始した。
このサービスはユーザーが独自にWindows95からWindows98にアップグレードしたものでも対応可能。
なお、Windows95を上書きする場合は、著作権の関係上Windows98を完全に消去する事になるという。

米Sunと米IBMがチップ製造で提携か(10/7)
米Sun Microsystemsと米IBM Micro Electronicsとの間で、UltraSPARCプロセッサ製造に関する提携について話し合いがすすめられている事が明らかになった。
提携が実現すれば、IBMベースのUltraSPARCプロセッサは銅配線技術が採用されることになるとみられている。
SunはSPARCプロセッサ製造に関してTexas Instrumentsと協力してすすめているが、今後もこの関係は継続されるとしている。

象印がインターネット魔法瓶の実験(10/7)
大手魔法瓶メーカーの象印マホービンは「インターネット電気ポット」の開発を発表、有料モニターへの販売を実施する。
「インターネット電気ポット」は、在宅高齢者の安否を確認するのが目的のシステム製品で、名称も「福祉ネットワーク」と名づけられている。
現在、東京をはじめ全国4カ所で実験が行われており、ポットの中の湯量をモニターし、電話回線を通じて1日2回モニター本部に報告されるというもの。湯量の減り方、残量から対象者の状況を把握し、高齢社宅への訪問の効率化をはかるのがねらい。
象印マホービンでは99年度販売開始を目標としている。

ソフトバンクが大沢証券を買収(10/7)
ソフトバンクは、子会社のイー・トレード(株)を通じて、中小証会社の大沢証券を買収することを発表した。
イー・トレードは、ソフトバンクと米国の大手オンライン証券会社E*TRADE社との合弁会社で、今回の買収により大沢証券の持つ証券業免許と東京証券取引所の会員権を取得する事になる。
今回の買収は、インターネットトレーディングシステムやIVR(自動音声応答システム)の導入、コールセンターの設置などの詠k行展開がねらいとみられる。

PSINetが東京インターネットを買収(10/7)
米国系のインターネットプロバイダーであるPSINetは東京インターネットを買収するすることが明らかになった。
PSINetは、9月初めに
リムネットとTWICSを買収している。
また、同社は東京インターネットの筆頭株主であるセコムとセキュリティサービスについて提携する動きがあるという。

IntelとNetscapeがRed Hat Softwareに投資(10/7)
米Intelと米Netscape Communicationsは、フリーUNIXの「Linux」のディストリビュータ−の米Red Hat Softwareに投資することを明らかにした。
フリーのUNIXであるLinuxは、安価にサーバシステムが構築できるとして、注目されており、すでに、Netscape Communications社はLinuxプラットフォーム対応の強化を以前から明らかにしておりInfomixOracleなどのデータベースベンダもLinuxプラットフォームのサポートをはじめており、今回の両社の出資はさらにLinux普及に拍車がかかるものとみられている。

ソーテックが10万円パソコン発表(10/7)
(株)ソーテックは300MHz Celeronプロセッサを搭載し、15インチカラーディスプレイ付属のミニタワー型パソコン「Micro PC Station 300」を99800円で限定3000台で発売する事を発表した。
「Micro PC Station 300」は、同社設立20周年記念キャンペーンモデルで、CPUの300MHz Celeronプロセッサを搭載、メモリ32MB、3.2GB HDD、24倍速CD-ROドライブ、AGP対応オンボードATI RAGE IIC、Windows98プリインストール、15インチフラットスクエアモニタ (1152×864ドット)、56Kbps V.90対応FAX/MODEMといったスペック。
すでに、予約受け付け開始しており、10月下旬出荷するという。

NetscapeブラウザでJavaScriptセキュリティホール(10/7)
CommunicatorなどのNetscapeのブラウザで、キャッシュ情報を調査し、ユーザーどのサイトを訪れたかを明らかにするという「Brumleve Cache Bug」とよばれるセキュリティーバグが存在する事が明らかになった。
このバグは、ユーザがそれまでに訪れたサイトのURL、CGIパラメータ、認証サイトのログイン・パスワードなどが明らかになり、すべてのプラットフォームのNavigator 3.x、Communicator 4.0〜4.06、Communicator4.5PR2で影響するという。
このバグにはJavaScriptを無効にする、キャッシュサイズを0にするなどの対応策が必要。また、4.07はこのバグに対応したリリースである。

英AppleがApple Expo '98への不参加を表明(10/7)
Apple Computerの英国法人のApple U.K.が、毎年英国内で開催される「Apple Expo '98」への出展・参加をしない事を明らかにし、波紋をよんでいる。
不参加表明の理由は、ショーのスポンサーであるEmap Trentonが、クロスプラットフォームベンダーショーである「Total Design Technology」同時期に開催する事を発表したためだという。
Apple U.K.では独自にプライベートショーを開催する意向だという。

フリーソフトのディスク消去問題で窓の杜が作者の見解を公表(9/27)
フリーソフト(シェアウェア)のWindows 用ソフトウェアシンセサイザー「WinGroove」でディスクを消去してしまうという報告がされ、いくつかのメーリングリストや掲示板で、不正ID対策にしては悪質であるなどの議論がされていたが、「窓の杜」ではこの「WinGroove」の作者の見解を公表した。
その内容によれば、ディスク消去プログラムの開発の事実はあるものの、意図して公開したものではなく、実験段階のものが過って公開された「事故」としているという。しかし、窓の杜の編集部では、意図的にしかもIO.SYSを巧妙に書き換え、ディスクのFATをゼロクリアするという悪質な方法なプログラムであった事から、状況証拠は作者に不利であり、作者から「事故である」という主張がなされる前の段階で、「意図的」と受け取られてしまうのもやむを得ないとしている。
作者は弁護士と相談し、対応を模索中だという。
今回の問題が該当するバージョンは0.9Fシリーズのみであるが、作者の意向により窓の杜では公開を控えている。
なお、「NORTON AntiVirus」のシマンテックでは、WinGrooveの引き起こす問題について、「トロイの木馬ウイルスと同等のもの」として調査を開始したという。

ベクターが漢字URL実験サービス開始(9/27)
(有)ベクターは、漢字やひらがなを Web ページの URL で使用可能にする「漢字URL」の実験サービスを開始した。
このサービスでは、「http://RURL.NET/漢字名」での指定を可能にするというもの。現在、
http://RURL.NET/首相官邸http://RURL.NET/大蔵省http://RURL.NET/郵政省http://RURL.NET/建設省など、主要官庁が設定されているという。
商業系では松坂屋が設定されている。
なお、同社では「TEL.TOサービス」とよばれる電話番号をそのままホームページや電子メールのアドレスにすることができるアドレス転送サービスも実施している。

沖がDRAM事業から撤退(9/23)
沖電気工業は、256メガビット以降のDRAM用の新規設備投資を中止し、256メガビットDRAMの量産を断念、量産出荷を行わない事を明らかにした。
これにより、同社は事実上DRAM事業撤退となる。
同社は98年9月中間決算の見通しを経常損失250億円、当期損失205億円への下方修正、99年3月期決算では350億円の経常赤字、310億円の当期赤字になる見通しであるため、赤字の原因となっている半導体事業を見直し、米オレゴンのDRAM工場等を閉鎖・売却する。
なお、現行のの64/16メガビットDRAMの出荷は継続する。

米QualcommがPalmIII一体型携帯電話発表(9/23)
米Qualcommは、自社が持つCDMA携帯電話技術と米3ComのPalmIIIを組み合わせたPDA一体型携帯電話「pdQ」を発表した。
「pdQ」はPalmIIIと折りたたみ型携帯電話を組み合わせたような外観で、PalmIIIより2割ほど長く、厚さも2倍となっている。重さは229gとPalmIIIより80g程重くなっている。
PDA機能はPalmOS3.0を採用し、PalmIIIの機能は全て備えており、パソコン上のデータと同期するホットシンク機能も利用可能。さらに、電話と合体した事により、アドレス帳をタップしただけで電話をかけたり電子メール送信したりする機能も提供される。
1999年前半から半ばまでに発売される見込で、価格は未定。
米Qualcommでは、同社のサイトで「pdQ」のQuickTimeVRのオブジェクトムービーを公開している。
なお、CDMAは米国のデジタル携帯電話規格の一つ。

米NCRがインターネット電子レンジ発表(9/12)
米NCRは、インターネット電子レンジ「Microwave Bank」を発表した。
Microwave Bankは、電子レンジの正面パネルにタッチスクリーン付き液晶デイスプレーを搭載するほか、バーコードリーダーを装備し、オンラインショッピング、銀行決済、電子メール、ウェブブラウジングの機能が組み込まれるという。
Microwave Bankは、電子商取引を研究するNCRのKnowledgeLabが開発、インターネットで銀行と接続することで、毎日の家計管理を行い、目の虹彩、指紋、パスワードなどの認証に対応して決済に利用可能とする。またテレビやウェブを見たり、電子メールを送受信する機能を持つため、台所の食料品リストを見ながらオンラインで必要なものを注文したりする事も可能にすると言う。
2〜5年後の商品化をめざす。

米Sun、Solaris上でネイティブNTサービス提供へ(9/12)
米Sun Microsystemsは、米AT&TのネイティブNTサービス提供機能「Advanced Server for UNIX」をベースに、Solaris上でネイティブのWindowsNTのセキュリティ機能、認証機能、およびディレクトリサービス、ファイルシステム等の機能を提供するコードネーム「Project Cascade」を開発する事を明らかにした。
Project Cascadeは、Windows NT 4.0+Service Pack 3の各種サービスとネイティブに互換性があるものになるという。
現在は、SunLink製品で同様の機能を提供しているがネイティブではない。
Sunは、NTサーバの50%はプリントサーバ/ファイルサーバの両サービスを利用しているということから、これをSolarisで代用しようと考えているという。

米IBMが超小型ハードディスク開発(9/11)
米IBMは、直径27.4mmドライブを利用して、縦42.8mm、幅36.4mm、厚さ5mm、といった寸法で、重さ20gの超小型のハードディスク「マイクロドライブ」の開発に成功したこと発表した。
毎分4500回転、平均シークタイム15msで、記憶容量は170MBと340MBの2種類があり、99年半ば出荷をめざしていうという。
IBM自身以外にも、キヤノン、米ヒューレット・パッカード、日立製作所、ミノルタにサンプルを提供し、評価を進めているという。

ロータスがストリームビデオ配信/再生システム試用版配付(9/11)
ロータスは、ストリーミングムービー配信/再生用ソフト「ロータスストリームカムおためし版」をWebサイトより無償配布する。
ストリームカムは、配信用サーバソフトと再生用プラグインから構成される。
対応するフォーマットは,ロータススクリーンカム、AVI、MPEG、IBA、WAVの各マルチメディアフォーマット。
サーバはWindowsNT4.0に対応。

NetscapeがCommunicator5.0バイナリを公開(9/11)
米Netscape Communicationsは、ソース公開しているCommunicator5.0のバイナリを公開した。
公開したのは、WIndows32bit版、Macintosh版、Linux版の3種類。いずれも開発者向けに公開されたもので、30日の使用期限付きで。動作は一切保証されていないどころか、起動時にクラッシュしたり、ハードディスクの内容が全て削除されてしまったりする可能性もあるとしている。

日本IBMがWorkPad日本語版を参考出品(9/11)
日本IBMは、「Internet World'98 JAPAN」で携帯型情報端末(PDA)「WorkPad」の日本語版を参考出品した。
WorkPadは、米3Com社のPDA「Palm Pilot」のIBMブランド製品で、米国では97年9月より販売している。
今回参考出品されたWorkPad日本語版では、メニューの一部が日本語化され、ローマ字入力によるペン入力で漢字変換を行う方式となっているという。
価格は一部で5万円程度という報道がされているが、価格・発売時期ともに未定。

ソニーがミニノートVAIO発表(9/11)
(株)ソニーは、VAIOノートシリーズのミニノートパソコン「PCG-C1」を発表した。
MMX Pentium(233MHz)を搭載し、メモリ64MB(最大96MB)、8.9型/ウルトラワイドXGA(1024×480)対応TFTカラー液晶ディスプレイ、 約3.2GB HDD、56kbpsモデム、といったスペックで、USBポート、IEEE1394インターフェースなどを搭載、さらに液晶画面上部に1/6型27万画素のCCDカメラ「モーション・アイ」を装備し、簡単に静止画、音声付き動(最大60秒)の取り込みが可能になっているという。 サイズは幅240mm×高さ37mm×奥行き140mmで、重量は1.1Kg。

AppleとAdobeがパブリッシング向け新技術共同開発へ(9/3)
米Apple Computerと米Adobe Systemsは、グラフィクス/パブリッシング向け新技術の共同開発をすすめている事を明らかにした。
この新技術はコードネーム「K2」と呼ばれ、テクスチャの中にグラフィクスを流し込んだり、回転したり、斜めにしたりといった操作や編集作業が自在に行なえるような技術で、PDFの技術も組み込まれているという。
サンフランシスコで開催されたSeybold Seminars 98で、Apple暫定CEOSteve Jobsは、この「K2」技術を利用した新DTPシステムをMacOS X上でデモンストレーションし、文字や写真を3次元的曲面に張り付けたり、できあがったページ全体をさらに3次元的に傾けたりした後でもページを構成する個々のテキストや写真は編集が可能なところを示し、会場を沸せたという。

UltraSPARCは2002年に1.5GHzへ(9/3)
米Sun Microsystemsは、64ビットSPARCプロセッサ「UltraSPARC」のロードマップを明らかにした。
発表したロードマップによれば、現行のUltraSPARC IIプロセッサは99年に480MHz、2000年にはUltraSPARC IVとして600MHz、750MHz、1GHzを実現していき、2002年には1.5GHzを実現する見通しだという。
エントリマシン用プロセッサのUltraSPARC IIiプロセッサは、99年に400MHz、440MHz、480MHz、UltraSPARC IIIiとして2000年または2001年には600MHz、700MHz、後半にはUltraSPARC IViとして1GHzを実現するという。

ドイツ版PostPetのおやつがウイルスに感染(9/3)
インターネットメールソフトのPostPetのドイツ版サイトで配付されたおやつが、PE_CIH v1.2ウイルスに感染していた事が明らかになった。
PE_CIH v1.2ウイルスは、Windows95やWindows98のマシンに感染して強制的にハードディスクのフォーマットなどを行う。
なお、日本及びシンガポールで配付されているおやつ等のデータにはウイルス感染はないとしている。

350MHz版K6-2でWin95が起動異常(9/3)
日本AMDは、同社のインテル互換プロセッサ「K6-2」350MHz版を搭載したシステムで、Windows95を起動した場合、不具合が発生する場合ががある事を明らかにした。
不具合は、Winodws95起動途中でエラーメッセージが出てシステムがフリーズするというもので、Windows98、WindowsNTでは発生しない。また、350MHz版のみの現象としている。
日本AMDでは、K6-2が高速で処理するために、読み込み処理のタイミングの問題で「無限ループ」に陥るためだとしている。
対応についてはマイクロソフトと協議中で、マイクロソフトのウェブサイトから修正用のパッチを提供する予定ですすめている。

ドリームキャストの発売延期?(9/3)
セガ・エンタープライゼスの入交昭一郎社長は、この秋11月20日に発売を予定している次世代ゲーム機「ドリームキャスト」の発売時期が遅れる可能性がある事を同機種用ゲームソフト「SONIC ADVENTURE」の制作発表会の席上で示唆する発言をした。
理由は0.25ミクロンプロセスで製造されているCPUの「SH4」プロセッサの歩留まりの「不確定要素」としている。

Webベースのメールサービスでパスワード漏えいが問題(8/30)
Microsoftが運営するWebベースのフリーメールサービス「Hotmail」で、パスワードが漏えいする問題が発生して以来、様々な同様のフリーメールサービスで問題が指摘されているという。
これらの問題は、メールの中にJavaScriptやある種のHTMLタグが埋め込まれた場合、JavaApletが指定された場合などに発生すると言われ、対策が施されていないサービスも多いといわれている。

pcnfsdにセキュリティホール(8/30)
パソコン用NFSシステムのリモートプロシジャコールサーバデーモンの rpc.pcnfsd に2つのセキュリティホールがあることが発覚した。
ひとつは、ネットワークプリントのスプールディレクトリを作成する部分、もうひとつは、システム立ち上げ時に実行される部分で、いずれもリモートからroot権限でアクセスできるというもの。
次のプラットフォームで影響が出る。
OpenBSD、FreeBSD、NetBSD、BSDIは影響を受けない。

Accessに致命的なバグ発覚(8/30)
マイクロソフトのデータベースパッケージ「Access」に、データを消去してしまうという致命的なバグがあることが発覚した。
この問題は、Accessフォームで長い一連のレコードを取り扱い、200レコード以上を表示するフォームで発生する場合があると言う。
このバグの原因はAccessそのものではなく、Jetデータベースエンジンにあるという指摘もある。

QuarkがAdobe買収交渉(8/30)
米Quakは、米Adobe Systems社に対し買収交渉をしていた事があきらかになった。
Adobeは、敵対買収提案として断わったとしているが、IllustratorやPageMaker等の不振による業績の悪化や、株価の低迷が買収ターゲットの原因となっているという見方もあり、買収交渉の詳細が明らかになっていないため、様々な憶測をよんでいる。

PSI Netがリムネット買収(8/30)
米国を中心に運営しているプロバイダーの米PSINetと国内のプロバイダの草分け適存在の(株)リムネットは資本提携を行い、事実上、PSINetがリムネットを買収することになった。
リムネットの社名やサービスは従来通り提供されるという。

Javaウイルスが発覚(8/30)
米Symantec AntiVirus Reserch Center(SARC)は、インターネット上でJavaウィルス「Strange Brew」を発見した事を明らかにした。同社によればはじめてのJavaウイルスだという。
Strange Brewウイルスは、Javaアプリケーションから、JavaアプリケーションおよびJavaアプレットに感染する。感染したアプレットがNetscape NavigatorやInternet Explorerで使われるてもセキュリティ機能が働いてすぐに終了するという事で、このウイルスによるは少ないとしている。
SARCでは、Javaでウィルスを作成できることが実証されたという事実が重要であるとしている。

インフォミックスがLinux版データベース製品発表(8/30)
インフォミックスは、データベースサーバ製品のIntel版Linux対応製品を発表した。
発表された製品は「INFORMIX-SE for Linux」で、9月16日に無償出荷開始される。 なお、当初対応するディストリビューションは「Caldera OpenLinux 1.2」と「SuSE Linux 5.2」で、「Red Hat」などを順次サポートする予定だという。
初年度の保守料金は25000円で、最小3ユーザーのランタイム用ライセンスは保守料を含む40000円。

iMacの国内発売は8/29に18万円で(8/18)
アップルコンピュータ(株)は、8/29にiMacの国内販売を開始する事を明らかにした。価格はこれまでのオープンプライス制から4年ぶりにメーカー希望小売価格を設定して、178000円。
なお、アップルはiMacを販売する販売店を、従来の代理店まかせからアップル自ら選定するという。従って、現在の「Mac Masters」の販売代理店でもiMacを販売しない(販売できない)可能性も出てきた事になり、販売店とのトラブルも懸念される。
また、今回、アップルはiMacの在庫を極力持たない方式で、売れた分だけをシンガポール工場で製造して、空輸する計画であるという。これは、過去の大量の不良在庫による業績不振に陥った対応策とみられる。
アップルは年内30万台を見込んでいるという。

IEセキュリティアップデータを装うトロイの木馬ウイルス(8/18)
Microsoftのメールアドレスを偽装して、Internet Exprorerのセキュリティアップデートだと称して送られてくる添付ファイル「IE080898.EXE」は、トロイの木馬ウイルスであることが判明した。
このプログラムを実行すると、Windows Systemにインストールされ、インターネット上にランダムにメールを送るようになるという。
なお、Microsoftがユーザ宛てに直接パッチを送ってくることはない。

iMac発売!(8/18)
8/15に北米で一斉に「iMac」の販売が開始された。
同日午前0時をまわるとすぐに開店した販売店や、開店前に行列ができた販売店もあり、iMacが次々に売れてゆく様子が報道されたいう。
また、Appleは年内にiMacの広告キャンペーンに1億ドルの広告費を投入することも明らかにした。これは同社はじまって以来最大規模のキャンペーンという。

米ConnectixがQuickCam部門売却(8/18)
米Connectix社は、QuickCam製品を含む同社のハードウェア部門を米Logitech社にに売却することを発表した。
売却額は2500万ドル。
Connectix社は今後ソフトウェア事業に専念する。

米Sun、開発者向けにSolarisを無償提供(8/18)
米Sun Microsystems社は、非商用目的に限りSolarisを無償でライセンスする事を発表した。
これは、「Sun Developer Connection」の一環で学術・研究の目的や非営利開発 者に向けにしたもの。

Eudora Pro for Winでセキュリティホール(8/18)
米QUALCOMM社は、同社のメールソフト「Eudora Pro(英語版) 」のVer4.0、Ver4.01のWindows版にセキュリティホールがあることを認め、Webサイトでこの問題に対処するためのアップデートパッチ(英語版)を配布を開始した。
このセキュリティホールは添付ファイルの処理機能に関する部分で、HTMLメールの処理が可能な同ソフトは、ローカルファイルのパスをリンクの形でメールの中に埋め込むこともでき、悪意のあるプログラムを送り込み、メール中のリンクをクリックさせることでそれを実行させるというもの。
なお、日本語版でも同様の問題がある事も一部では報告されており、[ツール]-[オプション]-[メッセージの表示]-[メッセージウィンドウ]の「マイクロソフトのビューワを使用」のチェックを外せば問題が回避できるという。
なお、Eudora Pro 4.1、Eudora Light、4.0より前の Eudora Pro、Mac版、Windows3.1版では問題は起きない。

MIMEバッファオーバーフロー不具合発覚(8/18)
いくつかのメールおよびニュースクライアントソフトで、あるMIMEエンコードされたメールにより、クライアントをクラッシュさせたり悪意のあるプログラムを実行させたりすることができるという。
この問題は、当初、非常に長い(200文字以上)添付ファイル名の問題として指摘されたものだが、MIMEバッファオーバーフロー問題として一般化した問題となっている。
この問題は、Microsoft、Netscape、Sun、QUALCOMM、Hewlett-Packard など、ほとんどのMIMEをサポートするメールクライアントが影響を受けるため、そのためのアップデートが必要。
また、サーバ側でもsendmail8.9.1aにパッチを当てる事である程度の対策をとることができる。

ハッカーグループがクラッカープログラム発表(8/18)
ハッカー・グループの「カルト・オブ・ザ・デッド・カウ(cDc)」は、ハッカー大会「DefCon」でクラックプログラムとなる「Back Orifice」を発表した。
「Back Orifice」は、Windows95/98のクライアント/サーバ型アプリケーションで、123KBのBack Orificeサーバが動いているマシンならリモート監視やユーザ管理が可能になると言うもの。このプログラムの名前を変更し、電子メールに添付するなどして犠牲者に送りつけることができ、知らないうちにそのコンピューター上にインストールされ実行される可能性があるため、発見が難しい。
米Microsoftは、このクラックプログラムは遠隔管理ツール「pcANYWHERE」と同等なものとして、心配する必要はないとしている。

Lotus Notesでセキュリティ上の欠陥発覚(8/18)
Lotus Notes 4.6クライアントソフトでDominoサーバに対しサーバ上のデータベースに攻撃できてしまうというセキュリティ上の欠陥が明らかになった。
ユーザがNotesクライアントからデータベースを開き、ブラウザ内でそのデータベース上の情報をブラウズする際に、このタスクを実行しているポートを経由して接続を受け付けてしまい、一部の機能に攻撃ができてしまうという。
この不具合により、インターネット上の誰でもデータベース上の項目を取得でき、ログファイルを開いてユーザーがアクセスおよび更新の可能なデータベースファイルを確認することも可能になるという。

ネットワークアソシエイツがPGP日本語版発表(8/18)
ネットワークアソシエイツ(株)は、暗号化ソフト『PGP(Pretty Good Privacy)』日本語版を9月に発売することを発表した。
個人ユーザーを対象とした「Personal Edition」と企業ユーザを対象とした「Desktop Edition」が用意される。
価格は前者が1万円以下、後者が20万円以下になる見込。

FirstVirtualが決済事業をCyberCashへ移管(7/25)
米FirstVirtual Holdings社は、CyberCash社と協業することで合意、インターネット決済事業をCyberCash社へ移管すること発表した。

MicrosoftとIntelが新規格PC99を公開(7/25)
米Microsoftと米Intelは共同で作成した次世代パソコンの設計ガイド「PC99バージョン1.0」を公開した。
「PC99」で要求される仕様は、プロセッサー300MHz以上、L2キャッシュ128KB以 上、メモリはコンシューマー向けが32MB、ビジネス向けが64MB以上、BIOSでのUSBとACPIのサポート、デスクトップではUSBコネクタ2基以上、ノートパソコンは1基以上が必須となっている。
また、DVDとIEEE1394の搭載が推奨され、「V.90」または他の通信機能が必須となり、ネットワークアダプターはビジネス向けでは必須、コンシューマー向けでは推奨となっている。グラフィックはAGPを推奨。
ワークステーションの場合はプロセッサー400MHz以上、L2キャッシュ256KB、メモリー128MBが必須。

NetscapeがLinux版サーバ製品開発を表明(7/25)
米Netscape Communicationsは、Linux版サーバ製品を99年春までにリリースする事を明らかにした。
最初は、Netscape Messaging Server」と「Netscape Directory Server」のLinux版がリリースされる予定と言う。

日本IBMがIBM版チャンドラ発売(7/25)
日本IBMは、A5ファイルサイズノートパソコン「ThinkPad235」を発売する。
ThinkPad235は、RIOSシステムのチャンドラをIBMが改良したもので、MMX Pentium233MHz、メモリ32MB(最大96MB)、3.2GB HDD、9.2インチ液晶ディスプレイ、TYPE2 PCカードスロット3基、シリアル、パラレル、USB、IrDA、マイクロホン、ヘッドホン各端子、を装備。
価格はオープンプライスだが、IBM直販価格は235,000円で日立のチャンドラより若干安い。

OracleがLinux版開発を表明(7/25)
米Oracle Corprationは、Linux版への移植を計画している事を明らかにした。
「Oracle8」および「Oracle8.1」を99年第1四半期にインテル版のLinuxに対応するとみられているという。

Navigatorにセキュリティホール(7/25)
Netscape Navigator4.0Xに重大なセキュリティホールが発見されたという。
このセキュリティホールはJavaに関するもので、ある種のJavaアプレットで、Navigator のセキュリティ管理機能を無効にしてしまうことが可能になるというもの。これによりユーザーのパソコンは無防備状態になり、ファイルの中身を覗かれたり、書き換えや削除をされたり、あるいはウイルスを混入させられたりといった 被害を受ける危険性があるという。
Communicator 4.5 PR1 は、既にこのセキュリティホールに対応している。

JustNetがアクセスポイント11箇所を閉鎖(7/25)
ジャストシステムが運営するインターネットプロバイダ「JustNet」は、アクセスポイントのうち、11箇所を閉鎖する事を明らかにした。
閉鎖されるのは、福井、豊橋、一宮、姫路、鳥取、松江、山口、佐賀、大分、宮崎、那覇。

IBMがGateway買収の噂(7/25)
米IBMが米Gatewayを買収するという噂がながれているという。
IBMは、Dellに対抗するためにGateway買収の準備を進めている、兼ねてからGatewayは資金力のあるパートナーを求めていた、と言うのが噂の理由。
両社とも噂は否定しているという。

ConnectixがUSB対応QuickCam(7/13)
米Connectixは、NewYorkで開催されているMacWorld Expo NewYorkで、USB対応のQuickCamを展示している事を明らかにした。
このMac対応のUSB QuickCamはこれまでの製品に比べて速いフレームレートを実現し、互換性も提供するという。また、電源を落とさずに着脱が行える事も特徴の一つとなっている。

iMacは8/15発売(7/13)
米Apple Computerは、コンシューマ向け新コンセプトMacintosh「iMac」を8/15に発売する事を明らかにした。
なお、内蔵モデムを当初の発表の33.6Kbpsモデムから56Kbpsモデムに変更する事も明らかにした。
「iMac」にはInternet Explorer 4.01、Outlook Express、Apple Works(旧Claris Waorks)、Quiken、Kai's Photo Soapなどのアプリケーションがバンドルされるという。

Insigniaが SoftWindows98 を発表(7/13)
米insignia Solutions社は、Mac用Windowsエミュレーションソフト「SoftWindows98」を発表、8月から出荷を開始する。
価格は200ドルで、SoftWindows95 5.0ユーザは、同社のサイトから無料でパッチをダウンロードすることで利用できるようになるという。

SPARC版RedHat Linuxリリース(7/13)
米RedHat Softwareは、SPARC版のLinuxパッケージ「Red Hat Linux 5.1 SPARC版」を発表した。
SPARC版で動作するLinuxはこれがはじめて。
価格は90日間のサポートを含めて49.95ドル。

SunがJava端末化ソフトを発表(7/13)
米Sun Microsystemsは、DOSやWindows3.1程度しか動作しない旧型のパソコンをJava端末化する、Java実行環境「JavaPC Engine 1.0」を発表した。
JDK 1.1互換のJavaVMやクラスライブラリなどが含まれ、1ユーザーあたり99ドルとなっている。

エルゴソフトがBeOS用IM開発へ(6/29)
(株)エルゴソフトは、米Be社のBeOSに対応する日本語入力インプットメッドを開発することを発表した。
エルゴソフトの開発する日本語入力システムは、今秋リリース予定の「BeOS Release 4 (for Intel/ for PowerPC)」にバンドルされる予定だという。

Intel、Xeon用チップセットのバグ認める(6/29)
米Intelは、Pentium II Xeonサーバ用450NXチップセットにバグが存在する事を公式に認めた。
450NXチップセットは、4プロセッサ以上のマルチプロセッシング,最大8GBメモリ、Xeonベースサーバ用のマルチPCIチャンネルなどの機能などサーバ用途に利用するシステムに適用されるもの。
今回、Intelが認めたバグによりサーバがクラッシュしたり勝手にリブートしたりするという。
これによって4ウェイのXeonプロセッサを使用するサーバの出荷は今夏後半にずれこむ事になる。
なお、Xeonワークステーション用440GXチップセットにはバグの影響はないという。

エヌフォーがNewtonバックオーダーをキャンセル(6/29)
(株)エヌフォーは、同社が販売する「Newton MessagePad 2100日本語版」の販売店からの注文をキャンセルする事を明らかにした。
これは、開発元の米Apple Computerで既に生産調整に入っており、今後4か月以内は部材を入手する事が困難であるためだという。
新宿のThe Newton ShopでもMessagePad130の販売終了がアナウンスされ、いよいよNewtonデバイスの入手は不可能に近くなってきた。

RSAの暗号化標準に欠陥発覚(6/28)
米Bell Lab.のDaniel BleichenbacherI氏は、RSAの公開キー方式の暗号化標準PKCS#1に弱点があることを発見したことを明らかにした。
100万以上のメッセージをターゲットサーバーに送り、サーバーからのエラー情報などを数学的に解析して、PKCS#1で暗号化されたメッセージを解読が可能になるという。
PKCS#1は、SSLなどで広く使われているため、各社、各機関は勧告、パッチを 発表、対策をとるよう求めている。

米Microsoftがウイルス感染伊版Word6用パッチ配付(6/28)
米Microsoftのイタリア用サイトで、wazzuウイルスに感染しているWord6用パッチが公開されていた事が明らかになり、Microsoft社もこれを認めたという。
wazzuウイルスは、文書内の単語をランダムに動かして「wazzu」という単語を挿入するマクロウイルス。

米IBMがApacheをサポート(6/28)
米IBMは、同社の電子商取引関連サイトを構築のためのサーバー製品「WebSphere Application Server」にフリーソフトのWWWサーバーソフト「Apache」をバンドルして出荷すること発表、サポートも行う。
ApacheはWebサーバーソフトとしては約50%のシェアを占めるもので、無償であること、開発チームが絶えずアップデートしている事、不具合発生時には修復してインターネット上で無償提供されている事などが多くのサイトで支持されている理由とされている。
日本IBMでは「WebSphere Application Server」の販売予定はないと言う。

米Apple、MAE開発中止(6/18)
米Apple Computerは、UNIXシステム上でMacOS System7.1をエミュレーションするMAE(Macintosh Application Environment)の開発を中止する事を発表した。
これは、RhapsodyやMocOS Xなどの開発に注力するためだとされている。
MAEは、Solaris2.4/2.5/2.6版、HP-UX 9/10.10/10.20/10.30版が出荷されており、国内では日本ヒューレットパッカードが販売していたが、同社はすでに販売契約がきれた3月に販売を終了している。

Word98 for Macに「秘密通信機能」?(6/18)
Word98 for Macに、「Auto Update」と呼ばれるアンドキュメンテッド機能があることが報告されている。
これは、Word98でHTMLファイルを開くと、勝手にインターネット上のMicrosoftのWebサイトにアクセスを試み、サーバ上のバージョン情報を照会し、新しいバージョンがある場合はダイアログをで通知後ダウンロード可能状態となる。新バージョンがない場合はWord98は何もしない。
この動作は特定のモジュールで行われ、 Microsoftに、ユーザーのコンピュータのホスト名 (またはIPアドレス) とユーザーのWordのバージョン情報をHTTPプロトコルを使って送りこんでいるという。
これらの動作は、オンラインヘルプ、マニュアル等に記載されておらず、セキュリティホールになる可能性も懸念され、問題となりそうだと言う。
Windows版については不明。

Northern Telecom がBay Networksを買収(6/18)
加Northern Telecomは、米Bay Networksを買収することで両社が合意した事を発表した。この合意によりBay NetworksはNorthern Telecomの100%子会社となる。
この、通信機器分野とデータネットワーキング分野の統合により、最近のトレンドでもある音声ネットワークとデータネットワーク統合に対応する事がねらいとみられる。

こんどは ED.JP ドメイン(6/18)
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)のドメイン検討部会は、高等学校以下の教育機関のために「ED.JP」ドメインの新設を提案した。
これは、文部省が2003年までに高等学校までのすべての学校をインターネットに接続する方針である事を受けた形で提案された。
現在は、地域ドメインを採用するか、AC.JPドメインに収容しているが、前者はどうしてもドメイン名が長くなる、後者は、対象児童・生徒が2000万人に及び、他のドメインコミュニティとは性質が異なるために馴染まないと判断したという。
現在の状況では、7月1日に正式アナウンス、10月1日からドメイン名受付け、AC.JPからの移行受付けを開始する予定。

米Oracle、Palm Pilot対応アクセス機能提供へ(6/18)
米Oracle社は、クライアント・データベースの「Oracle Lite」と米3Com社の「Palm3」「Palm Pilot」との統合で3Com社との提携した事を発表した。
両社は共同でOracle LiteをPalm3に搭載して、リモートでリアルタイムにデータベースをアクセスすることを可能にし、データのレプリケーション、同期、共有を実現する。
共同開発の第1弾はPalm製品用開発ツール「CDK」(conduit development kit)で、8月にベータ版を公開する予定。

窓の杜の運営が破綻?今秋リニューアルへ(6/18)
(株)インプレスは、同社が運営するWindows専用のフリーソフトアーカイブサイトの「窓の杜」が700本もの未評価ソフトをかかえたまま運営困難に陥ったため、運営方針を変更して今秋にリニューアルすることを発表した。
「窓の杜」は、東北大学で「評価によって厳選したソフトを多くの人に紹介し、配布する」というコンセプトで個人で運営されていた「秋保窓」がそのルーツであるが、諸般の事情により、このコンセプトを継承しつつインプレスで窓の杜として運営されていた。
窓の杜となり、フリーソフトの開発者からの直接送付も受付け、内容の充実をはかっていたが、登録依頼にスタッフの評価が追い付かず700本の未評価ソフト抱える結果となった。
リニューアル後は、スタッフ独自に厳選評価したソフトの日々アップデートするソフトライブラリとオンラインソフトの最新ニュースをなんらかのメディアで発信するものに変わるという。

MotorolaとIBMがPowerPC提携を解消(6/18)
米Motorolaと米IBMは、PowerPCプロセッサ開発の関する提携を解消する事を発表した。
これまで、共同で運営されていたPowerPCデザインセンターは、Motorola単独で運営される。
なお、両社ともPowerPCプロセッサ開発は継続する模様。

日立がJavaOS搭載セットトップボックス(6/18)
米Sun Mircosystemsは、(株)日立が発売を予定しているセットトップボックスにJavaOSが採用され、国内の本格導入される事を発表した。
1999年末までに20万台を出荷する見込であるという。

米連邦取引委員会がIntelを提訴(6/10)
米連邦取引委員会(FTC)は、米Intelを反トラスト法(独占禁止法)の疑いで提訴した。
この提訴はIntelのマイクロプロセッサの独占的地位を不当の利用して米DEC、米Intergraph、米Compaqの3社に対して技術供給に関して知的所有権のライセンスを強要し、特許権を妨害した疑いがあるためだという。

クラッカーがインドの原子力研究所に侵入?(6/10)
あるIRC上で10代の3人のクラッカーが、インド、ボンベイにあるブハブハ原子研究のコンピューター・システムに侵入、同研究所のホームページを改ざん、核実験にかかわるやりとりのメールも盗み出したと話している事が明らかになったが、IRCでの発言は匿名になるため真偽は定かではない。
「彼ら」は、核実験、核兵器開発に抗議するために同研究所の2台のサーバーのデータを完全に消去したとしている。
また、次はパキスタンのシステムを狙うという。

Microsoft、IE5.0プレベータ版公表(6/10)
米Microsoftは、年内をメドにリリース予定の次世代ブラウザ「Internet Explorer (IE) 5.0」のプレベータ版を公表した。
公表内容によれば6月末にデベロッパーリリース、その数週間後にベータ版をリリースする予定。
IE5.0は機能ごとのモジュール化がよりすすめられ、ディスク容量の節約につながるとしている。同社ではWindowsNT5.0β2にこのIE5.0β版をバンドルする予定。

NEC、世界最高スパコン発表(6/10)
日本電気(株)は、商用機としては世界最高速のスーパーコンピュータ「SX-5」を発表した。
SX-5は最大4T(テラ)FLOPSの処理能力をもち、1プロセッサ当たりの計算能力も従来モデルの「SX-4」の4倍となる8GFLOPSとなっている。
価格はレンタル月額2000万円からで、4テラFLOPSの性能を発揮する最大システムで月額15億円。

Intel、Mercedの発売延期を発表(6/10)
米Intelは、発売時期を99年中としていた開発中のハイエンド64ビットプロセッサ 開発コード名「Merced」2000年半ばにずれ込む事を発表した。
Mercedは、米Hewlette Packerd社の「IA-64」という64ビット命令セット技術を利用して共同開発している64ビットプロセッサ。
MercedはWindowsNT、HP-UX、DigitalUNIX、Solarisなどの移植がすすめられている。

Mac用新種ウイルス猛威のきざし(6/10)
新種のMacintoshワームウイルス「Autostart-9805」が猛威をふるうきざしがでているという。
Autostart-9805は、香港で急激に広がり世界中にひろがりつつあるという。
このAutostart-9805ウイルスは、ワーム型の自己増殖タイプで、HFSまたは HFS+ ディスクボリュームのフロッピーディスク、ほとんどのリムーバブルカートリッジドライブ、MO ディスク、CD-R、ハードディスク、さらにマウント可能なDiskCopy ファイル、ディスクイメージ・ファイルなどで伝搬・感染し、Mac OS の走る PowerPC システム上でのみ作動する。
最初はCD-ROM を自動的に再生する機能を有効にして QuickTime 2.0 以降を走らせているコンピュータだけを感染させるという。
QuickTime 2.5 以降では、CD-ROM の挿入後ただちにプログラムを開始させる機能をQuickTime 設定コント ロールパネルでこの機能を無効にできる。
感染したディスクがマウントされると「DB」というアプリケーションが起動し、自分自身を「Desktop Print Spooler」という名前で不可視属性ファイルとして機能拡張フォルダにコピー、その後このワームプログラムがシステムを再起動、その後Desktop Print Spoolerがバックグラウンドで動き、メモリ上に再読み込みされ、常駐すると30分おきにマウントボリュームをしらべて感染する。
このウイルスは5月初めに発見されたが、すでに変種のAutostart-9805-B、同-Cも見つかっている。

米Byte誌が休刊(6/10)
米コンピュータ業界誌の老舗雑誌「Byte」誌が休刊する事になった。
Byte誌は23年間続いたが、広告収入の減少、オンライン出版との競合などが理由とされている。
Byte誌をMcGraw-Hill社から買収したCMP media社は、Byte誌編集をしているマサチューセッツ州レキシントンの事務所を5月29日で閉鎖、Byte誌を7月号で終了させる事をあきらかにした。
なお、Byte誌と提携関係にあり同誌の記事の翻訳権を持つ日経バイトでは、翻訳記事の掲載は中断するものの、Byte誌の休刊は日経バイトには影響しないことを表明している。

NiftyServeのメンバーズホームページでRealAudio/RealVideoサポート(5/29)
ニフティは、同社のパソコン通信サービス「NiftyServe」のホームページ開設サービス「メンバーズホームページ」で、RealAudioやRealVideoにより自分のページで配信する事を可能にするサービス「メンバーズチャンネル」を6月より開始すると発表した。
ただし、ホームページの容量制限は5MBのまま。
「オープンコース」や「標準コース」などの料金コースを利用しているユーザーは追加料金なしに利用可能という。

アップル、QuickTime3.0日本語版発表(5/29)
アップルコンピュータは、QuickTime3.0日本語版を発表した。
英語版同様、Macintosh版・Windows95/NT版同時リリースとなっている。
同社の
Webサイト、アップルのFTPサーバーからダウンロードできる。
また、コンテンツ制作者向けにストリーミング圧縮機能などを追加した「QuickTime3.0Pro日本語版」の販売も開始、QuickTime3.0日本語版をアップグレードする形で米国サイトからキーコードを購入する方式になり、価格は1ユーザー29.99ドルとなっている。

セガ、WindowsCE搭載「ドリームキャスト」発表(5/29)
セガ・エンタープライゼスは、「セガサターン」の後継となるテレビゲーム機「ドリームキャスト」を発表した。
ドリームキャストはOSにWindowsCEを採用、CPUには日立の32ビットRISCプロセッサ「SH-4」を、グラフィクスエンジンにNECの32ビットRISCプロセッサ「Power VR2」、サウンドエンジンにヤマハのXG対応32ビットRISCプロセッサをそれぞれ採用。
出荷は11月の予定で、価格は未定。

「犬の里親さがし」のチェーンメール拡大(5/19)
「かわいい犬の飼い主をさがしています」と題するチェーンメールが、メーリング リストなどを通じて流れているという。
メールの内容は、千葉県のあるペットショップが店じまいするため、残った犬の里親を募集しているというもので、「引き取り手がいないと、保健所行きになるらしい」と書かれているという。

MS、司法省ら和解交渉決裂、あらためて訴訟へ(5/19)
米Microsoft社は、Winodws98をめぐってOEMリリース時期を延長してまで、米司法省・カリフォルニア州ら20州らと和解交渉をつづけていたが決裂した。
司法省らはMicrosoft社をあらためて反トラスト法違反で提訴した。
交渉はブラウザに関する部分で、Mircrosoft側はメーカーに対し独自の判断でブラウザの画面表示を削除できるように加工を認めるという譲渡案を提示したが、司法省側はNetscape社のブラウザを配付することなどを要求したとしている。
Microsoftは5/18にOEM向けにWindows98をリリースした。

JPNIC、IPアドレス割り当て再開(5/17)
OCNの受注停止で明らかになったIPアドレス枯渇問題について、JPNICは、IPアドレス割り当て業務を再開した
。 昨年7月に発行されたAPNICの新ルールに関して、チェック作業が予想以上に時間がかOCNも受注受付を再開した。

「ブラウザ抱き合わせ」はWindows98には非適用(5/13)
米連邦控訴裁判所は、「Internet ExplorerとWindowsOSを独立して提供するように」という連邦地裁による仮命令はWindows98には適用されないという決定をした。

Appleが新OS「MacOS X」発表(5/13)
米Apple Computerは、Worldwide Developers Conference 98(WWDC 98)でにおいて、Mac OS 8とRhapsodyを統合した新バージョンMacOSとして「Mac OS X (テン) 」を発表した。
MacOS Xは、Carbonと呼ばれるMacintosh APIサブセットが使用され、Rhapsody用への移植期間が大幅に短縮されるという。
また、このCarbonによりMacOS 8のアプリケーションをRhapsody上で動作させる事ができ、プロテクトメモリ、プリエンティブマルチタスキングなどのRhapsodyでしかできなかった機能も利用可能となる。
アップルのOSとしては、現行のMacOS 8、Rhapsody、MacOS Xの3種類が平行して提供されて行くことになり、98年第3四半期に コードネームAllegroと呼ばれているMacOS8.5とRhapsody、99年第1四半期にMacOS8.5のアップグレード板MacOS8.6とMacOS X デベロッパーリリース、99年第3四半期にMacOS XとコードネームSonataと呼ばれているOSがそれぞれリリースされる予定になっているという。

OCNがIPアドレス不足で受注停止?(5/12)
NTTのインターネット接続サービスの「OCN」で、IPアドレス不足で5/20以降に新規工事の受注ができない状態になっていることが明らかになった。これにより、新規加入の受付も事実上ストップしているという。

Appleがコンシューマ向け新モデル発表(5/12)
米Apple Computerは、コンシューマ向け新コンセプトMacintoshの「iMac」を発表した。
iMacは半透明のプラスチック匡体の
未来的で革新的なデザインのオールインワン型デスクトップ。
仕様は233MHz版PowerPC G3プロセッサ、32MBメモリ(最大128MB)、4GB IDE HDD、24倍速CD-ROM装置、10/100Mbps Ethernet、33Kbpsモデム、USB 2ポート、4Mbps IrDAポート、15インチカラーディスプレイといったものになっている。
仕様上の従来モデルとの大きな違いは、USBのサポート(キーボードおよびマウスはUSB対応)、SCSIコネクタ・FDDの排除。
価格は1299ドル。日本でも8月を目標に20万円を切る価格で発売を計画しているという。
Appleは、このほか「世界最高速ノートパソコン」PowerBook G3シリーズ4モデルを発表した。

アスキー、西社長退任へ(4/28)
CSKの大川会長は、傘下の企業となっているアスキーの西 和彦社長が6月の株主総会後に退任する事を明らかした。
97年末に発表した同社の業績予想について、売り上げが560億円から475億3200万円、経常損益が7億6000万円の黒字から50億4500万円の赤字へ、最終損失が146億円から443億円と下方修正するなどの業績悪化が主な退任理由とみられる。
後任はCSKから派遣されるとみられ、西社長は役員としてアスキーに残留するという。

Newton復活か?(4/28)
米Apple Computerが開発を中止したNewtonテクノロジー製品について、この基礎技術を買収またはライセンスする噂が流れ始めた。
Appleが開発中止を発表した直後、UMAXなどがNewtonテクノロジーを買収するなどの噂があがったが、ここへきて、元Newtonプログラマ2名が、パートナーシップ企業を得て資金を調達、買収またはライセンスに動き始めたという。
このプログラマはニュートン・デベロッパー協会の共同設立者のE. Karsten Smelser氏 と Adam Tow氏で、無線機器メーカでNewtonのサードパーティデベロッパの米Planet Computing社と米Enfour((株)エヌフォー)が共同出資するという。
AppleのSteve Jobs暫定CEOは、Newtonテクノロジーのライセンシングは考慮するものの、妥当と判断できるオファーは来ていないとしている。

米Gateway2000が社名変更(4/26)
米Gateway2000社は社名を「Gateway」に変更する事を発表した。
シンボルであるホルスタイン牛の模様などはそのまま存続する。
ロゴマークからも「2000」の文字はなくなりホルスタイン模様の箱と緑の文字になるという。

日立がチャンドラ2発売(4/26)
(株)日立製作所は、RIOSシステムが開発した携帯型ノートパソコン「チャンドラ2」を、A5ファイルサイズのサブノートパソコン「FLORA 210」として発売した。
価格は298000円。

米3Comとパイロットが「Pilot」で和解(4/26)
大手文具メーカの「パイロット」は、米3Com社の「Palm Pilot」の「Pilot」の名称の使用を商標権の侵害であると、商品の販売と商標使用中止を求める仮処分を申請していたが、パイロットと3Comの日本法人のスリーコムジャパンは、パイロットが仮処分申請を取り下げ、和解していたことが明らかになった。
これは、3Comが、パイロットの申し入れを受けて「Palm Pilot」という名称の使用を打ち切ると申し出てきた事によるものと見られている。
3Comはすでに新製品から「Palm III」という名称を使用している。
3Comは米Microsoft社に対し小型情報機器の名称「Palm PC」の「Palm」の部分で商標権侵害で訴えていたが、Microsoftが「Palm-size PC」に変更する事で和解している。

QuickTime3.0のライセンス方式で混乱(4/26)
米Apple ComputerはQuickTimeの新ライセンス方針でデベロッパーに混乱を与えているという。
これまで、ソフトウェアデベロッパーは無償で製品にQuickTime2.xシステムソフトウェアをバンドルする事ができたが、QuickTime3.0をバンドルする場合は、Appleに1ドルを支払わなければならないという。これは「Get QuickTime Pro」ムービーがインストール時に再生され、システムが起動されるたびにそのムービーがデスクトップにコピーされれば免除される。
これらの設定なしに製品を出荷する場合はAppleに2ドルを支払わなければならない。
また、Appleが突然Windows3.1で動作する最新のQuickTimeである、QuickTime2.xのライセンスを中止した事も混乱に拍車をかけている。
QuickTime3.0互換のQuickTime用Director Xtraが存在しないため、Macromedia Director と一緒に QuickTime VR を使用する製品やWindows3.1用製品の出荷を計画していたベンダは選択肢がなくなってしまい混乱している。
新しいAppleの方針に従うと、これらのベンダは QuickTime 3.0 を使用した製品を作ることも QuickTime 2.x を用いた製品を出荷することもできないという。

米Phoenix Technologiesと米Award Softwareが合併(4/26)
PC用BIOSベンダ米Phoenix Technologies社と米Award Software社が 合併することを明らかにした。
Phoenix Technologies社は主にハイエンドPCを対象としており、Award Software社は低価格PC・組み込みシステムを対象としている。

日立が12000rpmのHDD開発(4/26)
(株)日立製作所は、最大で毎分1万2030回転の3.5インチハードディスク装置を開発、6 月にサンプル出荷を開始することを明らかにした。
実装する磁気ディスクを2.5インチ相当のものを採用した事で回転数を増加を実現したという。
スペックは平均シーク時間5ms、最大データ転送速度は27.3MB/sで、記憶容量は9.2GBとなっている。インターフェースはUltra-2SCSIモデルとFibre Channelモデルが用意されている。サンプル出荷時の価格は24万円で、9月以降に量産出荷を開始する予定。

Windows98は6/25に109ドルで発売(4/26)
米Microsoftは、以前憶測で報じられた通り、Windows98を6/25に正式発売する予定である事を明らかにした。
価格は、アップグレード版が109ドル、フルバージョンが209ドルなる見込み。
しかしながら、反トラスト法違反の観点から捜査当局が発売を中止しようとする動きも予想される。

Netscape、Sun、HPがワークフロープロトコルを発表(4/26)
米Netscape Communications、米Sun Microsystems、米Hewlette Packardの3社は、インターネット経由でアプリケーション間で通信・連携などを可能にする新しいワークフロープロトコルのサポートを発表した。
サポートを発表した新しいプロトコルはSWAP(Simple Workflow Access Protocol)と呼ばれるもので、このプロトコルに準拠するアプリケーション間の相互の監視や情報共有が可能となる。
SWAPプロトコルサポートは、このリーダー3社に加えて米Adobe Systems、米Sybase、米NetObjectsなど20社以上が表明している。

通産省がウイルス入りフロッピーを配付(4/15)
通産省は企業向け入札説明会で、添付資料として配付したフロッピーディスクにウイルスが感染していた事を明らかにした。
入札説明会は4/10日午後、同省の新パソコンLAN調達に関する入札説明会時に添付資料として同時に配布したフロッピーディスクにマクロウイルス「Laroux」に感染していた。
同省では「事前にウイルスチェックを実施したものの、Excel97に感染する新種のLarouxだったため、使用しているウイルスチェックソフトでは発見できなかった。」としている。

SIIが腕時計型PCを発表(4/15)
セイコーインスツルメンツ(株)が腕時計型ウェアラブルPC「Ruputer(ラピュータ)」を発表した。
Ruputerは、PIMアプリケーション、時計、電卓、ゲーム、テキスト・イメージビューワなどを内蔵、ドッキングステーションを使用すれば、パソコンとのデータシンクロナイズ、ファイル交換などが可能になる。
表示部分は102x64ドットのバックライト付きSTN液晶ディスプレーで、全角で8文字5行表示が可能。メインメモリー512kB、システムとユーザー領域にフラッシュメモリーを搭載する。
フラッシュメモリーの容量によって512kBの「Ruputer」(3万8000円)と2MB の「Ruputer Pro」(4万8000円)の2モデルがある。
専用サイトhttp://ruputer.com/も用意され、スペックや本体写真、ディスプレイ表事例などの情報が公開されている。
発売は6月10日。

BINDにセキュリティホール発覚(4/15)
UNIXのDNSサーバープログラム「BIND」にセキュリティホールが発覚した。
BIND 4.9の4.9.7以前のバージョン、BIND 8の8.1.2以前のバージョンで、不正フォーマットのメッセージをBINDに与えるとメモリリークを起こしたり、スーパーユーザ権限でのコマンド実行、システムクラッシュさえたりすることができるという。

ベッコアメインターネットがAP運営をアウトソーシング(4/15)
インターネットプロバイダのベッコアメインターネットは、日本高速通信と提携、現在のアクセスポイントを全面廃止し、日本高速通信(テレウェイ)のインターネット接続サービス「シリウス」のアクセスポイントに移行させる事を明らかにした。
ベッコアメは、基幹網の構築運営のためのコストが負担となっていたため、基幹網の整備が充実しているテレウェイに移管することにより、コスト削減・接続環境向上をはかり、コンテンツサービスに注力していくという。

富士通がSolaris for Intelをサポート(4/15)
富士通(株)はPCサーバビジネスにおいて米Sun MicrosystemsのSolaris for Intel Editionを正式にサポートすることを発表した。
この発表により富士通はPCサーバ製品の「GRANPOWER」シリーズでWindowsNT、Netware、Solarisの3種類のOSをサポートしていく事になる。
また、Intel版Solarisでは、独自にRAS機能を強化していく。

MSと3Comが「Palm」の使用で和解(4/15)
米MicrosoftがWindowsCEベースのハンドヘルドデバイスの名称として使用していた「Palm PC」について、「Palm Pilot」を販売する米3Comが、混乱を招く事を理由に「Palm PC」の商標侵害で訴えていたが、Microsoftは「Palm PC」の使用を取り下げる事に同意し、「Palm-size PC」に名称を変更した。

リコーがチャンドラ2を発売か?(4/15)
(株)リコーが、RIOSシステムが開発した携帯型ノートパソコン「チャンドラ2」を自社ブランドで発売を検討していることが明らかになった。
チャンドラ2は、166MHz版MMXPentiumプロセッサを搭載、9.2インチTFT液晶ディスプレイ、PCカードスロット3基などを搭載した重さ1.24キロのA5サイズノートパソコン。
RIOSシステムは日本IBMとリコーが共同折半で出資している会社で、チャンドラ2はリコーの工場で生産されている。

ソニーが大容量FD「HiFD」発売へ(4/15)
(株)ソニーは、富士写真フィルムと共同開発した次世代大容量フロッピーディスクシステム「HiFD」を今夏に発売する事を明らかにした。
「HiFD」は現行の3.5インチフロッピーディスクと同サイズで1枚当たり200MBの記憶容量を実現し、ドライブも従来の2DD、2HDと読み書き可能な互換性を持つ。

MS、新マルチメディアフォーマット発表(4/15)
米Microsoftは、Windowsプラットフォーム用に「ASF(Advanced Streaming Format)」と「AAF(Advanced Authoring Format)」の2種類の新しいマルチメディアフォーマットを発表した。
ASFはストリーミングメディア配付用フォーマットで「NetShow」と呼ばれていたもの。
AAFは、マルチメディア開発ツール間で共有するための共通フォーマット。

Intel、Mobile PentiumIIを発表(4/5)
米Intelは、ノートパソコン用最新プロセッサ「Mobile Pentium II」を発表した。
「Mobile Pentium II」は、デスクトップ向けの「Pentium II」に比べて重量が1/4、大きさが1/6、消費電力 1/6 となっており、233MHz版と266MHz版が用意されている。
また、新規採用の「ミニカートリッジ」版と、440Bxチップセットと周辺回路をパッケージ化した「モバイルモジュール」版がある。
価格は、1000個ロットで、ミニカートリッジの233MHz版が60460円、266MHz版が90300円。モバイルモジュールが、233MHz版が700320円、266MHz版が100160円となっている。

インターネットでプライベートアドレスの逆引き障害(4/5)
インターネット上で、プライベートアドレスの逆引き情報の検索に障害が発生、このため、プライベートアドレスを組織内で利用していて、かつその逆引きDNS サーバを設定していない組織において、メールなどの配送処理が極端に遅くなる等の障害が発生したという。
この障害は、海外を含むインターネット全体に及ぶものであるという。
JPNICでは、この障害について状況を報告すると共に組織内のプライベートアドレスの逆引きは組織内のDNSサーバで解決し、外部DNSサーバに問い合わせることのないようにするよう注意を促している。

ついにNetscape Communicator5.0のソースコード公開!(4/5)
米Netscape Communications社は「Communicator 5.0」のソースコードを公開した。
ソースコードは
http://www.mozilla.org/で公開され、Macintoshが11.7MB、UNIX版が8.8MB、Win32版が11.9MBとなっている。
また、このソースコード公開に併せてこのためのライセンス条項「Netscape Public License 1.0 (NPL 1.0)」を公開・提示している。
NPLは、「GNU GPL(General Public License)」、「GNU LGPL(Library General Public License )」などの基本コンセプトをいくつか適用して策定したものであるという。
日本ネットスケープコミニュケーションズ社では、ソースコードに関する解説と、NPL1.0に関する解説を公開している。
なお、公開されたソースコードはα版に相当するものなので動作は不安定であるという。

Apple、QuickTime3.0 を正式リリース(4/5)
米Apple Computerは、QuickTime3.0を正式リリースした。
これまで、ベータ版が公開されていた。
今回リリースされた3.0は、QuickTimeとしてははじめてMac版・Win95/NT版同時リリースとなった。
QuickTime3.0は無料で公開され、AppleのQuickTime Webサイトからダウンロードできる。
なお、コンテンツ製作者向けに機能強化された「QuickTime 3.0 Pro」も29.99ドルで販売される。QuickTime3.0 Proには、無料版に含まれる動画再生アプリケーション「Movie Player」と画像ビューワ「Picture Viewer」に加えて、フルスクリーン動画再生機能、動画編集機能、多種画像フォーマットサポート、ストリーミングデータ圧縮機能などが追加されている。

Marc AndreessenがNetscape株を売却(4/5)
米Netscape Communications社の創設者の一人でMosaic/Netscape Navigatorの開発者でもあるMarc Andreessen氏は、所有していた同社株の25%にあたる375000株を一株20ドル程度(総額約700万ドル)で売却していたことが明らかになった。

ソニーが「PersonalJava」ライセンスを取得(4/5)
ソニーと米Sun Microsystemsは、ソニーが「Personal Java」技術を利用するための契約を結んだことを発表した。
ソニーが開発を計画しているネットワーク環境対応の家庭用娯楽機器に適用するという。
両社はこのためのアプリケーション開発のサポートも予定している。

米IntelのAndrew S. Grove氏がCEOを辞任(3/28)
米Intel社のCEO Andrew S. Grove氏が辞任することが明らかになった。
後任はCraig R. Barrett社長兼COO(Chief Operating Officer:最高業務責任者)となるという。
Andrew S. Grove氏は、米Apple Computer次期CEO候補の一人として噂される人物。

MicrosoftにJava互換ロゴ使用停止の仮処分(3/28)
米連邦地裁は、米Microsoftに対してJava互換ロゴ使用停止の仮処分を決定した。
今回の決定は、米Sun Microsystems社と米Microsoft社との間で争われているJavaに関する訴訟のひとつ。
米Microsoftは、この仮処分に従うことを明らかにした。このため、パッケージからロゴを削除する方向で調整がすすめられているという。

Apple、QuickTime for Javaを発表(3/28)
米Apple Computerは「QuickTime for Java」を発表した。
QuickTime for Javaは、Mac OS上の「Mac OS Runtime for Java」、Windows NT/95上の「Sun JDK 1.1」をサポートするという。

米Be、Intel版BeOS Release3を発表(3/28)
米Beは、BeOS βRelease3を発表・販売を開始した。
今回のリリースに併せて、これまでのPowerPC版に加えてIntel Pentium版が追加された。
価格は99.95ドル。

シチズン、Iomegaの超小型ディスク「Clik!」ライセンスを取得(3/28)
シチズン時計と日本アイオメガは、米Iomegaが開発した超小型ディスクドライブ「Clik!」のOEMライセンス契約を締結した。
「Clik!」は、54.9mm×50.3mm×1.9mm、重さ10gで40MBの記憶容量のある超小型リムーバブルディスク。
シチズンではデジタルカメラへの組み込み、PCカード製品開発などを計画している。

日本オラクルがOracle Lite発表(3/19)
日本オラクル(株)は、超軽量ORACLE、「Oracle Lite 3.0」を発表した。
モバイル機器、POS端末などを対象にした軽量のRDBMSで、Oracle8との双方向レプリケーションも可能となっている。
Oracle Lite 3.0は、800KB程度のメモリがあれば動作し、Oracle8互換、行レベルロック、参照整合性など基本機能は網羅している。
この製品はSybaseの「Sybase SQL Anyware」に対抗する製品となる。

Appleが300MHz版PowerMac G3発表(3/19)
米Apple Computerは、ニューヨークで開催されたSeybold Seminars New York 98で、300MHz版のPowerMacintosh G3 2機種を発表した。
基本のデスクトップモデルは、150MHzの512KB 2次バックサイドキャッシュ、 4GB ハードディスク、24倍速CD-ROMドライブ、32MB メモリ(SDRAM)、2MB SGRAMを搭載する。価格は2499ドル。
もう一方の機種はミニタワー型で、150MHzの1MB 2次バックサイドキャッシュ、 Ultar Wide SCSI 4GB ハードディスク2基、24倍速CD-ROMドライブ、128MB メモリ(SDRAM)、6MB SGRAM、8MBビデオRAM、10/100Mbps Ethernetカード、SoftRAID 2.0を含んで、実売価格4899ドルとなっている。
この300MHz版 G3 Macは、4年前のPowerMacの10倍の性能で、600MHz版PentiumII(もしあれば)に相当する性能であるという。
同セミナー基調講演では、400MHz版PowerPC750を搭載した試作機を披露した。
これは、800MHz版PentiumII(もしあれば)システムに相当するという。

AppleがWindows版ColorSync発表(3/19)
米Apple Computer 暫定CEO Steve Jobs氏は、ニューヨークで開催されたSeybold Seminar基調講演で、カラーマッチングシステムであるColorSyncのWindows版を発表した。
リリースは98年後半。

Appleが400MHz PowerPC搭載Mac試作機公開へ(3/15)
米Apple Computerは、ニューヨークで開催されるSeybold Seminarで、IBMが開発した400MHz版PowerPCプロセッサのプロトタイプを搭載したMacintosh試作機のデモンストレーションを行うことが明らかになった。
今回使用されるPowerPCプロセッサは銅配線技術を採用したもの。

Windows98は6/25にリリースか(3/15)
米Microsoftが、「Windows98」ゴールド・マスター版を5月中旬にハードウェアベンダー向けにリリース、6月25日に一般リリースする計画であることが一部で報じられた。

Sendmailが商品化へ(3/14)
Sendmailの開発者であるEric Allman氏は、Sendmail Inc.を設立しSendmailプログラムを商品化する旨を明らかにした。
この新会社は、商用版での付加価値を付け、プログラムのサポートを行なう。
Sendmail社の最初の製品は「Sendmail8.9 Pro」と呼ばれるもので、事前にテストされたバイナリーフォーマットが用意され、特定環境にカスタマイズする手間がないものになるという。
ただ、商用版とフリーバージョンのsendmailとのすみわけという問題が発生することになる。
また、Sendmail Inc.には、Sun Microsystems社役員のBill Joy氏、Andy Bechtolscheim氏が投資しているという。

AppleとMicrosoftが、Mac用Java仮想マシン環境開発へ(3/14)
米Apple Computerと米Microsoftは、共同でMacintosh用Java仮想マシンを開発することを発表した。
この仮想マシンはAppleの「Mac OS Runtime for Java」に基づいて、Microsoftの「JDirect API」が使用されるという。このAPIは「J/Direct」の一部が組み込まれるという。
また、Appleはこの仮想マシンについてSunのJava標準に則したものにすることを明言した。

JPNICサーバーに不正侵入(3/14)
日本のインターネットドメインを管理している日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、情報公開用WWWサーバーに不正なアクセスが発見されたことを明らかにした。
ただし、サーバー内の情報の不正変更、非公開情報へのアクセスの形跡はないという。

Appleが新世代デバイス開発?(3/14)
米Apple Computerは、一般市場向けにコンピュータ・家電融合機器を開発しているという。
これはコードネームColumbus計画と呼ばれ、「メディア・プレイヤー」とよばれる製品や低価格Macintosh、教育機器、携帯・ハンドヘルド機器などが含まれるという。

3Comが新Pilotを発表(3/14)
米3Comは、同社のPDA製品PalmPilotの最新版、「Palm III」を発表した。
Palm IIIはPalm Pilotシリーズの最上位機種にあたり、4月発売予定で399ドル。旧モデルPalmPilotユーザーは75ドル引きとなる特典がある。

Oracleのエリソン会長がNetscape株の購入を検討(3/14)
米OracleのRay Lane社長は、日本経済新聞社の取材で、Netscape Communications社の株式取得について株価次第で検討する旨を明らかにした。
結果的に、
Netscape身売りの噂に呼応する形になった。

富士通がハッキングによるセキュリティ診断サービス(3/11)
富士通(株)は、インターネットに接続しているサイトのセキュリティ診断サービス「サーバセキュリティ診断サービス」を開始した。
このサービスは、診断対象サイトに富士通スタッフがセキュリティホールなどを狙って実際にアタックして診断を行う。
費用はスポットで150万円、年4回の定期診断が年額450万円からとなっている。
併せて、診断の結果にもとづいてセキュリティを構築する「セキュリティ構築サー ビス」や、サイトの状態を24時間365日監視する「サーバリモート監視・運用サービス」も開始する。

日本IBMが2.5インチ6.4GB HDDを発表(3/7)
日本IBMは、6.4GBの容量の2.5インチハードディスク「Travelstar 6GT」を発表した。
ノートパソコンなどで利用される12.5mm厚で同サイズでは世界最大容量だと言う。
インターフェースはUltraDMA/33対応で、4200rpm、平均シークタイムは12ms。当初サンプル価格は12万円。

MicrosoftがGeneral Magicに出資(3/7)
米Microsoftは、米General Magicに600万ドル投資し、同社の技術のいくつかをライセンスすることを明らかにした。ライセンスの内容は明らかになっていない。

NASA、海軍などがクラッカーの被害に(3/7)
NASA、米海軍、カリフォルニア大学、ミネソタ大学、マサチューセッツ工科大学等の施設など多くのedu、govドメインを中心としたサイトのMicrosoftのOS(NT/95)を搭載(Windiws98βは除く)したコンピュータが外部から攻撃を受け、ブルーパニックなどのクラッシュを起こすという被害が出た。
外部からの攻撃は「New Tear」、「Bonk」、「Boink」などと呼ばれるもだという。
アタックは、IPアドレス199.0.154.13からポート4000を利用して、人為的に作成されたUDP DNSパケットであるという。Firewallを超える手段としてDNSが利用されているという。
今回のセキュリティアタックは既に知られたものであり、Microsoftも修正パッチもリリースしていたが、「十分なテストを実施しておらず保証できないので、問題に直面していない場合は、次のサービスパックを待て」旨うたっており、修正版をインストールしていないユーザが多く存在し、今回のような被害を拡大する原因になったとみられている。
攻撃は3/2から3/4頃まで行われたという。

郵政省がモデム関連規制を緩和(3/7)
郵政省は、端末設備等規則および事業用電気通信設備規制の一部改正し、4月1日より施行する事を発表した。
今回の改正では、アナログ電話端末の送信電力などの条件、自動再発信(リダイヤル)条件などが緩和される。 特に注目はリダイアル規制で、従来は3分間に2回までであったが、連続15回以内となった。また、従来1分間であったファクシミリの呼び出し時間制限が、2分間に緩和される。

Apple、Newton開発中止を発表(3/1)
Apple Computerは、NewtonOSおよび、Newtonデバイスの継続開発の中止を発表した。
これは、「大規模な計画を実現させるため」に、ソフトウェア開発リソースすべてをMacintosh OSに拡張/集中するためだという。
また、eMateで開拓した市場は、1999年の初頭にはMac OSベースの製品群をに投入する予定であるという。
一方、国内サポート/販売状況は、(株)エヌフォーからの出荷予定のMessapePad2100日本語版については計画・仕様については変更はなく、日本語環境開発も現在進行中としている。また、Appleからの日本への生産割当は継続して行われる予定で、日本でのNewton関連の開発とサポートについても、エヌフォーが万全の体制で行っていくとしている。
今回の発表の直前、Mac互換機ベンダーのUMAXのNewton事業の買収、Appleの週末の重大発表などが噂されていた。一部では、UMAXの買収の可能性も残している旨報じられているという。

バンダイ、Pippin事業から完全撤退(3/1)
(株)バンダイは、Pippin事業から完全撤退することを発表した。
Pippinは、当初、家庭用ゲーム/マルチメディア端末としてApple Computerからライセンスを受けて「ピピンアットマーク」を発表したが、価格も高価であり売り上げ/出荷がのびず、Apple自身の事業再編でPippin事業の新規継続の中止も重なり、企業向けネットワーク端末としての路線変更を余儀無くされていた。
今回の発表内容により、Pippin事業担当子会社のバンダイ・デジタル・エンタテインメントは3月13日で解散となる。

UNIXのstatdにセキュリティホール(3/1)
多くのUNIXシステムのstatdにセキュリティ上の問題があることが発覚した。
statdデーモンが有効になっていると、リモートから管理者 (root) 権限で、任意のコマンドを実行されたり、あるいは任意のプログラムを送り込まれた上でそれらを実行される可能性があるという。
対策は、セキュリティ対応済みの最新バージョンへの移行、もしくはstatd機能の停止。

Network AssociatesがTISを買収(3/1)
米Network Associatesは、米Trusted Infomation Sysytem(TIS)を3億ドル相当のかぶしき交換方式で買収することを明らかにした。
米Network Associatesは、コンピュータウイルス対策ソフトのMacafee Associates社とネットワーク管理システムのNetwork General社の合併により発足した会社、TISは、ファイアウォールシステムGauntletをはじめとするセキュリティ対策ソフト等を提供している。
Network Associatesは、最近、暗号化技術をもつPGP社を買収している。

LotusがPilot−Notes同期ソフト(3/1)
米Lotusは、米3Com社のPDA PlamPilotとNotesメールとの同期を行うソフトウェア「EasySync2.0」を発表た。
価格は55ドル。
なお、Lotusの親会社の米IBMが3COMと共同で、企業向けPalmPilotの次期バージョンを開発していることも報じられた。
IBMは「WorkPad」の名称で企業向けにPilotを販売している。

NTTナンバーディスプレイが誤動作の可能性(3/1)
NTTは、ナンバーディスプレイサービス用の対応取り付け端末が誤動作する可能性があることを明らかにした。
誤動作の可能性はパソコン対応の「ナンバーディスプレイアダプタ20」で、パソコンのノイズが端末に侵入し、相手の電話番号が正しく表示されない場合があるという。

Iomegaが2GB JAZドライブ出荷開始(3/1)
米IomegaはリムーバブルハードディスクドライブJazドライブ2GB版の出荷を開始した。
この2GB版Jazドライブは1GBカートリッジも利用可能で8.7MB/秒(最大値)で転送が可能だという。
価格は、外付タイプが649ドル、内蔵用が549ドル、カートリッジは1枚149ドル。

Netscape身売りの噂(2/6)
米Netscape Communicationsが買収されるという噂が一部で報じられた。
買収は米Sun Microsystems、米Oracle Corporationなどの名前があがっているという。
今回の騒ぎでNetscape社の株価が急騰した。

Zipドライブで「Click of Death」トラブル(2/5)
米IomegaのZipドライブで、「Click of Death」と呼ばれる不具合が報告されている。
ディスクの読み込みができなくなり、大きなクリック音がすることからこの名称がついた。一度「Click of Death」が発生すると二度と動かなくなるという。
Iomega社はこの障害が発生していることを認めているものの欠陥であるとはしていない。同社は、ヘッドが最初のトラックを探して見つからなかった場合に、ヘッドが、ある範囲から出ないようにする作動防止装置に当たって発する音が「クリック音」となっているという。この状態になると、ヘッドの位置決めが出来なくなるので動作不良となる。

スリーコムジャパンが日本語版Pilotを計画(2/5)
スリーコムジャパンは、旧US RoboticsのPDA「Palm Pilot」の日本語版をリリースする計画があることを発表した。
現在、Palm Pilotは英語版のみが販売されているが、同社が正式販売をはじめる前から並行輸入で販売され、フリーソフトウェアの日本語化パッチ「J-OS」が国内普及に拍車をかけていた。
日本語版の正式な内容は未定だが、メニュー等がすべて日本語化され、アドレス帳などの表示順も五十音順になるという。
リリースは今春の予定で、価格は現在の英語版(Professional版/59800円)と同程度か場合によっては安くなる可能性もあるという。

S3がExponentialの特許を取得(2/5)
グラフィックスチップメーカーのS3が、業務停止で倒産状態になったため、オークションにかけられていたExponential Technologyの特許を購入・取得したと伝えられた。取得価格は1700万ドル程度とみられている。
このオークションは非公開のものなので正確な内容は不明であるが、Intel、AMD、Cirrus Logicなどがオークションに参加していたという。
今回S3が取得した特許は45種で、その中でもCISCとRISCの両方の命令に対応する技術などは、IntelとHewlett Packardとの共同で開発される次世代プロセッサMercedでの同様の技術にも影響を与える可能性があるとの見方もある。

ジャストシステムがJava環境で動作するC/S型IMサーバー発表(2/5)
ジャストシステムは、Java環境で動作するC/S型かな漢字システム「ATOK Server」を発表した。
IM(Input Method)サーバーは分散型IM規格「IIIMP(Internet-Intranet Input Method Protocol)」に対応する。
クライアント側はJavaOS1.1を搭載したNCやJDK1.2対応のJVMなどのJava環境や、XIM(X Input Meyhod)対応でX端末などで利用できる。専用ドライバによりWindows95/NT、Macintoshにも対応する予定。
実際に提供されるものは「ATOK Server for WindowsNT」、「ATOK Server for Solaris」といったものになる。リリースはJDK1.2リリースにあわせて98年第二四半期となる見込み。

エヌフォーがMessePad2100日本語版を発表(1/31)
(株)エヌフォーは、最新のNewtonテクノロジーPDAである「MessagePad2100日本語版」を発表した。
これまでは、アップルコンピュータがMessagePad130をエヌフォー製の日本語環境「UniFEP2.0」をバンドルする形で販売・サポートしていたが、今回発表したMessagePad2100は、エヌフォー自身で販売・サポートを行う。
エヌフォーは、米Apple Computer(Newton Inc.)と独自に交渉し、NLK(Newton Language Kit)を開発、これにより日本語他の言語をサポートする。このNLK環境により英語モードでも日本語モードでも処理速度は変わらないという。
MessagePad2100は、CPUにStrong ARM SA-110/162MHz RISCプロセッサを採用、4MB FlashRAM搭載、TypeII PCカードスロット2基装備、Newtonインターコネクトポート1基によりLocalTalk、シリアルインターフェース、音声入出力等をサポートする。処理性能はMessagePad130の4〜5倍となるという。
価格は188000円、出荷は98年3月31日から。

ClarisがAppleに吸収、FileMaker事業のみの会社として再出発(1/31)
米Apple Computerは、100%子会社の米Claris社を解体して多くのソフトウェア製品をApple本体に吸収、300人の従業員をレイオフ、FileMakerのみ残し社名も FileMaker Inc. とすることを発表した。
米Claris社は、1987年にAppleの子会社となり、ClarisWorksなどのいわゆる「Claris製品」にくわえてMacOSやHyperCardなどのApple製ソフトウェア製品の販売・サポートを行っていた。その後、Claris社はWindows向け製品も開発・販売し業績を上げ、1990年に株式公開をしようとしたがAppleに中止させられたという経緯もあるという。
なお、AppleはFileMakerの売却をOracle、Microsoftなどのデータベースベンダーと交渉していたといわれている。

APSが破産法適用申請(1/31)
Macintosh用ハードディスクベンダーのAPS Technologiesとしても定評のある、米AlliancePeripheral Systems社は、日本での会社更生法に相当する連邦破産法第11章 の適用を申請した。
同社はそれなりの利益がありながらもマージンが低いことによる現金不足が原因としているという。

通産省経由でSPAMメールアタック(1/28)
通産省のメールサーバーから大量のSPAMメールが発信されるという被害が発生した。
これは、メールサーバーを外部から不当に利用したもので、送り主不明のダイレクトメールが送りつけられる以外の被害はなく、通産省内部データの流出等の被害もないとしている。

MAC Expo/Tokyo98でApple原田社長とMS古川会長がパネルディスカッション(1/28)
2月18日から4日間、幕張メッセで開催される「MACWORLD Expo/Tokyo 98」の基調講演の後、マクロメディア社長 手嶋雅夫氏の司会で、アップルコンピュータ社長 原田永幸氏とマイクロソフト会長 古川 享氏のパネルディカッションが開催される。
これに先立ち、事務局ではディスカッションで取り上げる、意見・質問を募集している。サブジェクトを「Panel FAQ」として、mac@idgexpo.com までE-MAILにて。

Intel、333MHz版Pentium II 出荷開始(1/28)
米Intelは、内部クロック333MHzの同社の最高速プロセッサとなるPentiim II の出荷を開始、これにあわせて、NEC、エプソン販売、エプソンダイレクト、コンパック、日本ゲートウェイ2000、デルコンピュータ、アキアといったPCメーカーも同プロセッサを搭載した機種を発表した。

CDEにセキュリティホール発覚(1/28)
UNIXシステムの共通デスクトップ環境CDE(Common Desktop Environment)で、実装上の問題により、ローカルユーザがファイルに書き込んだり消去できてしまうという問題が発覚した。

アクトンテクノロジィが「しゃべるハブ」を発表(1/28)
アクトンテクノロジィは、障害などを音声で伝える100Mbps対応の8ポートイーサネットハブ「TalkingHub」を発表した。価格は78000円。
「TalkingHub」は300式の限定発売で、音声は声優の宮村優子を起用している。
起動時に「システム、起動を確認!」、ネットワーク負荷が増加したときに「ネットワークの負荷が上昇中です!」などと「しゃべる」という。
残念ながら「あんたばかぁ?」とか「チャァ〜ンス」とはしゃべらないらしい。
アクトンテクノロジィ社自身も「あそび」と言っている。

CompaqがDEC買収!(1/28)
米Compaq Computerが、米Digital Equipment Corporation(DEC)を96億ドルで買収・合併することを発表した。
この買収により、DECはCompaqの100%出資の子会社となる。また、Compaqは、PC、DECのPC/UNIXプラットフォーム、タンデムのNos-Stopと各レンジのコンピュータをサポートする総合コンピュータ企業となる。
なお、コンパック日本法人は98年1月1日に日本タンデムコンピュータとの合併が完了して「新生コンパック」として動き出したばかり。

Microsoftと司法省、法廷侮辱罪について和解(1/24)
Windows95などへのInternet Explorer のバンドル強要をさせないよう求めた連邦地裁仮処分を守っていないとして、米司法省がMicrosoft 社を法廷侮辱罪で訴えていた件について両者が和解した。
Microsoft社が、仮処分に従ってWindows の提供形態に「Internet Explorer のアイコン、関連コンポーネントを削除した形態」と「Internet Explorer アイコンのみを削除した形態」の選択肢をくわえることにより司法省との同意に達したという。
今回の和解は本来の独占禁止法の訴訟とは別の争点でのものである。

ExchangeサーバのSMTP接続でセキュリティ問題発覚(1/24)
Microsoft Exchange Server 4.0および5.0で、Internet Mail Connector/Internet Mail Service を実行させた場合に、「MAIL」「FROM」「RCPT」などのコマンドで1KB以上の不正アドレスを指定すると、 スタックオーバーフローが発生してサーバークラッシュするという問題が報告された。
Service Pack 1の適用、もしくは Exchange Server 5.5 へのアップデートで修正される。

Netscape、ブラウザを無償配布(1/24)
(米)Netscape Communicationsおよび日本ネットスケープコミニュケーションズ社は、同社のWebブラウザ製品である「Netscape Navigator」、「Netscape Communicator Standard Edition 4.0」を無料にすることを発表した。Navigatorは 3.0以降が対象となる。
パッケージ販売は継続され、マニュアルとサポートで無償提供版と区別される。
また、次期製品の「Netscape Communicator 5.0」はソースコードでも公開される予定。これにより、Netscapeのブラウザは、よりPDSの形態に似たものになるといえる。

Dominoサーバーにセキュリティ上の問題発覚(1/24)
Lotus Domino によるWebサーバーで、クラッキングの標的となるセキュリティ上の問題があることが発覚した。
この問題は不具合というわけではなく、Webマスターの初期環境設定の方法に問題があるためであるという。
具体的には、設定に問題のあるサーバーに対して「http://www.hogehoge.co.jp/domcfg.nsf/?open」というようなURLでアクセスするとサイトのデータベース設定の編集可/不可がパスワード入力要求の有無で判断でき、ファイル参照、最悪の場合は更新も可能となるという。

公取委がマイクロソフトを調査(1/17)
公正取引委員会がマイクロソフト(株)を独占禁止法の疑いで立ち入り調査した。
今回の調査対象となっているWordとExcelのセット販売については、米国本社はジャストシステムとの競争するために必要と判断したと、その事実を認めているものの、プリインストールメーカーへの強要の事実はないとコメントしている。
一方、マイクロソフト日本法人はWordやExcelが調査対象であることは認めているが、WordとExcelのセット提供についてはコメントを避けており、米国本社の対応と相違がある。

NTのWebサーバーで8.3形式ファイル名の弱点発覚(1/12)
IIS 4.0、PWS 4.0などのWindowsNT上のWebサーバーで、ファイル名やディレクトリ名にロングファイル名が使われている場合に、自動的に生成する8.3形式のファイル名でアクセスするとファイルにプロテクト制限に関係なくアクセスできてしまうというセキュリティホールが発覚した。Netscape Enterprise Server3.0x、Netscape Fasttrack Server 3.01でも同様の問題が発生するという。

Sun、新Ultra WS発表へ(1/10)
米Sun Microsystemsは、1/13に新Ultra WS 3機種を発表する。
「Sun Ultra 5」は、270MHz UltraSPARC IIiプロセッサ、PCI 3スロット、4GB HDDなどを搭載する。
「Sun Ultra 10」は、300MHz UltraSPARCIIプロセッサ、Creator/Elite3Dグラフィックスを搭載する。
「Sun Ultra 60」は、Sun Ultra 30をベースとしたデュアルプロセッサモデルとなっている。
新Ultra WSは、リモートWindows NTアプリケーションサーバ「Ntrigue」の無料クライアントライセンス、SoftWindows95がバンドルされるという。

Microsoft、Mac版Office98発表(1/10)
米Microsoftは、MACWORLD Expo/San Franciscoで「Office98 Mac Edition」を発表した。
Office98 は、Word、Excel、PowerPoint、Outlookが含まれ、Macintosh用に最適化された操作性や画面デザイン、Drag & Drop インストール、ファイル自動修復機能、QuickTimeVRサポート、Office97共通フォーマットなどの機能がある。
このほか、さらにInternet Explorer 4.0,Encarta,Bookshelf 98、FrontPage 1.0が含まれる「Gold Edition of Office」も発表した。
発売は3月で、価格は500ドル程度と見られている。

Apple、MacOS 8.1 発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/San Franciscoにあわせて、MacOS 8の最新版「MacOS 8.1」を発表した。
MacOS 8.1では、従来のファイルシステムHFSに加えて、HFS+と呼称されていた「Mac OS Extended Format」と呼ばれる新しいファイルシステムをサポートする。
Mac OS Extended Formatは、1ボリューム最大2TB、約20億のファイル数をサポートする。
このほか、MRJ(Mac OS Runtime for Java) 2.0、デフォルトブラウザとしてのInternet Explorer、などがサポートされる。

Microsoft、IE4.0 for Mac 発表(1/10)
米Microsoft社は、Internet Explorer 4.0 for Macintoshを正式リリースした。
IE4.0 for Macは、Sunと係争中のJDK1.1.3をサポートするJava VM機能を搭載、オフラインブラウザ、プッシュチャンネルなどがサポートされる。

Ciscoルータでバスワードバッファエラー発覚(12/31)
米Cisco社のルータのCisco7xxシリーズ用システムソフトウェアで、長いパスワードを入力することによりルーターをクラッシュ、ハングアップさせることができてしまうという不具合・セキュリティホールが発覚した。
この不具合により、ルーターの設定を変更してしまう事が可能になる場合もあるという。
対象となるOSは、IOS4.1。

米連邦地裁がMicrosoftに抱合せ販売禁止命令(12/14)
米司法省が米Microsoft社を反トラスト法違反での提訴に対して、米連邦地裁は、「Windows95」と「Internet Explorer」とを一括で購入するように強制しているのは独占禁止法に違反するという主張を認め、Microsoftに対し抱き合わせ販売を中止するよう命じた。
最終的には98年6月に最終判決が出る予定だが、この判決はブラウザが統合された次期OSのWindows98にも影響を受ける。
なお、抱き合わせ販売を継続した場合に1日あたり100万ドルの罰金の支払いを命じることを求めた主張は認められなかった。

Land Attackの変種版が発覚(12/6)
TCP/IPでクラッシュを引き起こすLand Attckの変種版「Latierra Attack」が一部で報告されたという。
Land Attackは特定のTCP/IPポートに対して行うものであるのに対し、Latierra Attackはポートをスキャンしながら攻撃するものであるという。
一部のシステムはLand Attackが経過するとしばらくすると復旧するが、次々にスキャンするため復帰できなくなるという。

Network AssociatesがPGP買収(12/6)
米Network Associates社は、暗号化ソフトウェア開発のPretty Good Privacy社を買収した。買収額は3600万ドル。
Network Associates社はVirusScanなどのウイルスチェック・ワクチンソフトの開発のMcAfee Associates社とSuniferに代表されるネットワーク監視・管理システムベンダーのNetwork General社との合併でできたばかりの会社。

アップルコンピュータがG3プロセッサ搭載Mac国内発表(12/6)
アップルコンピュータ(株)は、PowerPC G3プロセッサを搭載したPower MacintoshシリーズとPowerBookシリーズを発表した。
Power Macintoshシリーズで、266MHz・ミニタワー型の「Power Macintosh G3 MT 266」、266MHz・デスクトップ型の「Power Macintosh G3 DT 266」、233MHzの「Power Macintosh Dt 233」、PowerBookシリーズで250MHzの「PowerBook G3」が用意されている。
価格はオープンプライス

Appleの新CEOは1月のMACExpoで発表?(12/6)
米Apple Computerの正式の新CEOは98年1月6日からサンフランシスコで行われるMACWORLD Expoで、現暫定CEOのSteven Jobsが発表する可能性が出てきたという。

QuickTime3.0プレビューリリース版公開(12/6)
米Apple Computerは、QuickTime3.0のプレビューリリース(β版)を公開した。
今回公開されたQuickTime3.0は、Macintosh版、Windows 95/Windowd NT 4.0版のバージョン3.0b2で、Apple社のサイトから入手できる。
ただし、公開されたものはすべてのリリースが含まれず、評価・フィードバックが目的で一切のサポートもない。使用期限も1月のMACWAORLD Expoまでとなっている。

国内でドメインジャックが急増中(11/29)
10月以降、国内でドメインジャックが急増しているという。
確認・報告されたものでは、(有)ボーンズ岐阜大学長岡技術科学大学宝塚造形技術大学(株)フードワークス(有)サーガコーポレーションなどがあるという。

富士通が自社製品に関する噂の否定コメントを発表(11/29)
富士通(株)は、インターネット等で噂されている同社製のパソコンに関する話題について、デマであるとして正式に否定するコメントを発表した。
噂されている内容は、「『インテル製プロセッサ』と称した互換チップが搭載されている」、「DirectX機能が正常に動作しない」、「『Windows98優待販売』サービスの中止」、「噂の不具合等を認めてリコールを実施する」などで、同社は全面否定するコメントを同社のホームページにも公開した。

TCP/IPでシステムクラッシュを引き起こすバグ発見(11/29, 12/6)
TCP/IPで、システムクラッシュを引き起こすバグが報告された。
このバグは「Land Attck」とよばれ、Synパケットとよばれるセッション接続要求パケットを利用したもので、Synパケットが自分自身に送信された場合、または送信元が自分自身のように偽装された場合にカーネルが自分自身と話し始めて無限ループに陥り、システムをクラッシュさせるという。
影響を受けると報告されているOSは、AIX 3、BeOS PR2 for PMac、BSDI 2.1、 FreeBSD 3.0、 HP-UX 10.20、IRIX 5.3、MacOS 8.0、 NetBSD 1.1/1.2/1.2a/1.2.1/1.3α、NeXTSTEP 3.0/3.1、SunOS 4.1.4、 Windows 95、Windows NT//NT+SP3 など。
逆に影響がないOSは、AIX 3.2/4/4.1、BSDI 2.1(パッチK210-021,K210-022,K210-024)、BSDI 3.0、DG/UX R4.12、Digital UNIX 4.0、IRIX 6.2/6.3/6.4、Linux 2.0.30/2.0.32、MacOS 7.5.1、MVS OS390 1.3、Novell 4.11、OS/2 3.0、OpenBSD 2.2 (Oct31)、SCO OpenServer 5.0.4、Solaris2.4/2.5.1/2.6などが報告されている。
Land Attckを確認するソースプログラムは
こちら(検証・確認目的以外には使用しないように。当方はこのプログラムの内容およびこのプラグラムによる影響については一切の責任を負いません)。

(12/6 追記)
Land Attackの影響を受けるネットワーク機器/システムとして報告されているものとして、Cisco Catalyst5000、Cisco2500 IOS 11.1(6)fc1、Cisco2501 IOS 10.2(2)/10.(7)、Cisco2503 IOS 11.0(9)、Cisco2511、Ciscso3102 IOS 9.X、Cisco4500 IOS 10.(7)、Cisco753 OS Release4、Cisco754 OS Release4.1、Cisco761 OS Release4.0(1)、Livingston Office Router、NCD X Terminals、NCDWare v3.1.0、 NCD X Terminals、NCDWare v3.2.1、3Com SuperStack などがある。
逆に影響を受けないものとして報告されているものは、Cisco IOS 11.1(13)、Cisco1003 IOS 11.0、Cisco1005 IOS 11.0(4)、Cisco1601 IOS 11.1(8)AA/11.1(10)AA、Cisco2500 IOS 11.0(9)/11.1(10)、Cisco2501 IOS 11.1(9)/11.2(4)P、Cisco2509 IOS 11.1、Cisco2511 IOS 10.3(4)/11.1(8)/11.2(4)、Cisco2514 IOS 11.2(5)、Cisco4000 IOS 11.0(7)/11.1(6)/11.2(4)fc1/11.2(9)、Cisco4500 IOS 11.2(9)、Cisco4700M IOS 11.0(16)、Cisco7000 IOS 11.0(1)/11.0(16)/11.1(12)/11.2(8)、Cisco7507 IOS 11.0(17)、Livingstone PortMaster ComOS3.3.3/3.5b17+3.7.1/3.7L、Livingstone Enterprise PortMaster 3.4.2L など。

JPIXが商用IXサービス開始(11/29)
日本インターネットエクスチェンジ(株)は、国内でははじめて、商用IX(Internet Exchange)サービスを開始した。
IXサービスは、プロバイダ間で相互接続環境を提供するサービスで、10Mbpsが70万円/月、100Mbpsが120万円/月、200Mbpsが190万円/月となっている。

米司法省とMicrosoftも反トラスト法違反をめぐって泥沼(11/29)
米司法省は、米Microsoft社の反トラスト法違反による提訴に対する主張について「歴史の書き換え」であると非難、反論するための証拠書類を連邦地裁に提出した。
司法省は、95年1月のBill Gates会長の記者発表用資料でブラウザをWinodws95に同梱して出荷する計画はないとされていることなどを証拠のひとつとしてあげている。
これに対しMicrosoft社は、94年早期にWindows95にインターネットに関する機能を追加する計画があり、司法省側も認めていたと反論、12月5日実施予定の審理を前に双方の対立は激化している。
司法省はウェブサイトで提出内容を公開、Microsoftも反論表明を同社のホームページで公開している。

アキアがMac互換機事業撤退(11/20)
アキア(株)は、Macintosh互換機の製造販売を中止することを明らかにした。
同社はIBMよりMacOSライセンスを受けて互換機事業をすすめていたが、IBMがMac互換事業を撤退したことにより、あらためてAppleとライセンス契約の交渉をすすめていた。
結局交渉は決裂、今回の結果に至った。

エプソンダイレクトが20万円を切る300MHz PentiumII機を発売(11/20)
エプソンダイレクトは、440LX-AGPセットで、300MHz PentiumIIを搭載したミニタワーパソコン「エンデバープロ330-Sバリューパック」を発売した。
メモリ32MB、2.1GB HDD、24倍速CD-ROM装置などを搭載、価格は198000円

Apple、BlueBoxリリース(11/20)
米Apple Computerは、開発中の次世代OS RhapsodyのMacOS互換環境「Blue Box」を発表、デベロッパーリリースを開始する。
先日発表されたRhapsody DR1で動作する。

ニフティがホームページ開設サービス(11/20)
(株)ニフティは、同社のオンラインサービス「NiftyServe」で、12月1日よりホームページ開設サービス「メンバーズホームページサービス」を開始する。
同サービスは、12月1日からの新料金体系の標準コース(15時間まで月額2000円)/超過分10円/分)、特別コース(50時間まで月額5000円)/超過分10円/分)では基本料金に含まれる。従量コースの場合は1000円/月の追加となる。ホームページの容量は5MB。

Sun vs Microsoft、Javaをめぐって泥沼(11/20)
Sun Microsystemsが Javaの契約を提訴、それに対しMicrosoftはSunを逆提訴していたが、こんどはSunが、Microsoftに対し宣伝・販売活動においてJavaロゴの使用を禁止する訴えを起こした。
これは、Javaの不正改変、非互換性を理由としている、

今度はPowerPC750でバグ(11/20)
米Apple、米Motorola等PowerPC連合各社は、一部のPowerPCプロセッサで特定の浮動小数点演算を連続して行うと電気的ノイズが発生し、浮動小数点データにエラーが発生する可能性があることを明らかにした。
問題はごくまれにしか発生せず、すべてのプロセッサで発生するものではない、無意味な演算シーケンスでのみ発生するということで、運用上の問題はないとしている。

Pentiumで、またバグ騒ぎ(11/11)
NetNewsで、Pentiumプロセッサで新たなバグが発見されたという話題が議論されているという。
内容については、いろいろな憶測、諸説が流れていてるが、「opcode bug」、「Pentium FO」「F00F」などと呼ばれるバグで、Pentium/Pentium MMXプロセッサ搭載マシンで特定の命令でこのバグを引き起こすと、簡単にシステムを停止させることができるという。
ただ、通常のソフトウェアでは問題の命令が入ることはないという説や、外部からPentiumベースのウェブサーバーを停止させるコードを送信することが可能であるなど、さまざまな情報が流れており詳細は明確になっていない。

アップル、NEXTSTEP Enterprise4.2をリリース(11/11)
アップルコンピュータ(株)は、C/Sアプリケーション開発環境「OPENSTEP Enterprise 4.2」を発表した。
OPENSTEP Enterprise 4.2は,Windows NT,Solaris,HP-UXなどクロスプラットフォーム環境で相互運用可能なアプリケーションの開発環境。
DBアプリケーション構築環境「Enterprise Objects Framework(EOF)」、異機種プラットフォーム統合分散オブジェクトフレームワーク「Portable Distributed Objects(PDO)」、各種クラスライブラリ、などが提供され、OLEやCORBA 2.0など他のオブジェクトモデルとの相互運用も可能。
OPENSTEP Enterpriseは、開発環境のDevelopment版と実行環境のDeployment版が用意される。
販売は、キヤノン販売、伊藤忠テクノサイエンス、ステラクラフト、アイザック、ディアイティなどを通じて行われる。価格はDevelopment版が198000円、Deployment版が128000円から。

Internet Explorer 4.0 for UNIX preview版リリース!(11/6)
米Microsoftは、Internet Explorer 4.0 for UNIX preview 1をリリースした。
リリースされたUNIX版 IE4.0 は、Motif GUIでDynamicHTMLなどをサポートする。
対応は、SPARC Station2以降 / Solaris2.5.1以降、メモリ16MB以上(推奨32MB以上)、ディスク容量30MB(インストール時60MB)以上となっている。
詳細はhttp://www.microsoft.com/ie/unix/を参照。

アスキーが、AIFとAIXのサービス終了を発表(10/31)
(株)アスキーは、同社のインターネット接続サービスの「アスキー・インターネットフリーウェイ(AIF)」と「アスキーインターネット(AIX)」のサービスを終了することを発表した。
AIFは97年12月24日まで、AIXは98年1月24日までのサービスとなる。現会員への今後の対応については、詳細は未定ながらも松下電器産業(株)のインターネット総合サービス「Panasonic Hi-HO」への移行が案内される見込み。

AppleがMessagePad2100を発表(10/23)
米Apple Comupterは新Newtonデバイス「Newton MessagePad2100」を発表した。
「MessagePad2100」は「MessagePad2000」の後継機種でRAMが1MBから4MBに拡張され、ワープロ、電子メール、ブラウザ、表計算がバンドルされる。
価格は約1000ドル。

ついに!米司法省がMicrosoftを提訴(10/23)
米司法省は、米Microsoft社を反トラスト法違反で提訴した。
ワシントン連邦地方裁判所は、Microsoft社がWindows95のInternet Explorerバンドルをパソコンメーカーに強要しているとして提訴した。
米司法省は、Microsoft社に、各メーカーにInternet Explorerのバンドル強要を中止し、ユーザーに同ソフトのアイコンをデスクトップから削除する方法を告知するよう要請した。
このまま同様の戦略を続けると、1日につき100万ドルの罰金を支払うことが義務づけられるという。
また、これに呼応して公正取引委員会も事情聴取を検討をはじめたという。

日本IBMが64ビット版AIXを発表(10/17)
日本IBMは、PowerPC RS64を搭載したUNIXサーバ「RS/6000モデルS70」を発表し、64ビット対応となった「AIX 4.3」も発表した。
AIX 4.3 では、64ビットシステムは、従来の32ビットシステムとの共存が可能となっている。

コンパックのPRESARIOシリーズでIE4.0インストール不良(10/17)
コンパック(株)のPRESARIOシリーズの一部のモデルでマイクロソフト社のInternet Explorer 4.0が正常にインストールできないというトラブルが発生していることが明らかになった。
不具合はホームベース機能とよばれる機能と相性が悪く、セットアッププログラムが正常に終了しないというものであるという。
該当するモデルは、1072、1084、3020、3060、3070、4130、4182、4190、8716、8770の10モデル。
コンパックでは、修正プログラムをホームページやNIFTY SERVE上で公開し、無償でFDの配布を行なう予定。

Sun、UltraSPARC III発表(10/17)
米Sun Microsystemsは、業界最高速RISCプロセッサ「UltraSPARC III」を発表した。
UltraSPARC IIIは、600MHzで動作し、8MBキャッシュを持ち、最高1000プロセッサ構成で使用が可能という。
価格は未定、出荷は98年半ばを目標としている。

Apple、Rhapsody DR1をリリース(10/17)
米Apple Computerは、「Rhapsody for PowerPC,Developer Release 1」をデベロップメントプログラム会員に配送を開始した。
リリースはCD-ROM 2枚で提供され、1枚はRhapsody OS、もう1枚はRhapsody用デモ版アプリケーションや,データベースリンクツール「Enterprise Object Framework」が収められている。
Rhapsody for PowerPCは、Mach2.5改訂版と4.4BSDを採用しているが、PPP接続はサポートされない。また、MacOS環境「Blue Box」も提供されない。
サポート環境は、Power Macinstosh 8500/8600/9500/9600、メモリ32MB、1GB HDD。
また、「Rhapsody for PC Compatibles」(Rhapsody for Intel) と「Yellow Box for Windows」も間もなくリリースされるという。

Apple、PowerMac 9600/350の受注を停止(10/17)
米Apple Computerは、8月のMACWORLD Expo Bostonで発表したばかりの350MHz PowerPC 604eプロセッサ搭載の最高速機「PowerMacintosh 9600/350」の受注を今後は受け付けないと発表した。
受注停止の理由は「需要に対応できるだけの製造能力がなく、プロセッサの供給不足の問題」としている。
これらがクリアされるまでラインナップから削除されることになるが、このままラインナップには登場しない可能性もあるという。

IBM、パイオニアがMac互換機ビジネス撤退(10/9)
米IBMと(株)パイオニアはMac互換機市場から撤退する見込み。
これは、米Applec Computer社が、MacOS 8のライセンス供与を行わない事を受けての対応。
また、IBMからサブライセンスをうけているAkiaもMac互換機市場からの撤退が余儀なくされることになる。

Sun、Java使用契約違反でMicrosoftを提訴(10/9)
(米)Sun Microsystemsは、Java使用契約違反で(米)Microsoftを米連邦地裁サンノゼ支部に提訴した。
MicrosoftのJavaの採用にあたり、契約違反、商標権侵害、虚偽宣伝などがあったという。
今回、判明対象となる製品は「Internet Explorer 4.0」と開発用キットSDKJ(Software Development kit for JAVA)で、Sunが実施するJava互換性テストにパスしなかったという。

日本Sun、低価格ワークグループサーバー発表(10/9)
日本サン・マイクロシステムズ(株)は、「コンパックNTサーバーキラー」の異名をもつ低価格ワークグループサーバー「Ultra Enterprise 450」を発表した。
Ultra Enterprise 450は、250MHz UltraSPARCII(1MB外部キャッシュ付)、128MBメモリ、4.2GB HDD、6 PCIバス(64ビット/66MHz含む)、Solaris2.6サーバー無制限ライセンス、SSIEライセンスで238万円という戦略的価格設定となっている。

JPNICが新ドメイン「GR.JP」を12月に割り当て開始(10/9)
日本ネットワークインフォメーションセンターは、「法人格を有しない団体」を示す「GR.JP」ドメインの採用を決定、12月より割り当てを開始する。
「法人格を有しない団体」は、サークルなどが当てはまるという。
OR.JPドメインについては「商業法人以外の法人格を有する団体」に対して割り当てられることになる。

20周年記念Macがグッドデザイン賞受賞(10/6)
米Apple Computer創立20周年記念モデル「Twentieth anniversary Macintosh」(コードネーム : スパルタカス)が、 Gマーク「グッドデザイン金賞」を受賞した。
「Twentieth anniversary Macintosh」はApple社創設20周年記念モデルとして世界限定で販売されたMacintoshで発表当初から斬新なデザインが話題を呼んでいた。
このほか、金賞にはNINTENDO64など全15点が受賞している。

HP、64ビット版HP-UX発表(10/6)
日本ヒューレットパッカードは、HP-UXの最新版HP-UX11を発表した。
HP-UX11は、フル64ビット対応でPA-RISC搭載プラットフォームを最大限に引き出すことが可能になるという。
HP-UX11は、ファイルシステムから仮想メモリ空間まで完全な64ビットOSの機能をサポートしたため、大規模データベースなどの基幹システムなどで威力を発揮する。
また、32ビット版アプリケーションのバイナリ互換・処理の高速化もサポートする。
このほか、NFS Ver.3、IP Multicast、IPv6、などの最新機能、HP OpenViewなどの管理ツールも提供される。

日本サン、日本語Solaris2.6を発売(10/6)
日本サンマイクロシステムズ(株)は、Solaris最新版の「日本語Solaris2.6」をリリースした。
Solaris 2.6は、最大1TBまでの大規模ファイルのサポートをはじめ、JVM、WebNFS、ブラウザベースのAnswerBook2、HotJavaブラウザ、SunWeb Server、BIND 4.9.4-P1、NTPプロトコル、VLSMによるCIDR、OSPF/BGP-4/RIPv2、DHCPサーバーおよびクライアント、PC漢字コード(ja_JP.PCK)ロケール、等々、様々な、新機能、強化機能が提供される。
また、標準のデスクトップ環境がCDEとなり引き続きOpenWindows3.6がサポートされる。
なお、Solaris2.6からPowerPCプラットフォームはサポートされない。
また、イントラネット用拡張パッケージとしてSolaris Server Intranet Extention(SSIE)を発表した。SSIEは、PC (Windows95、NT、NetWare、Macintosh、OS/2)に対応するファイル・プリント共有機能を実現するSunLink、IMAP4・POP3・SMTP・MIME等に対応するSolstice Internet Mail Serverなどが提供される。
価格はIntel Platform版でデスクトップ版が99000円、5クライアントを含むサーバー版が135000円。(SPARC版の単体販売はない) SSIEは79000円となっている。

Intelが新I/O規格発表(10/6)
米Intelは、パソコン用の新I/O規格「LPC」(Low Pin Count)を発表した。
「LPC」はパソコンの高速化に対応する入出力インターフェース規格で、すべての入出力をPCIベースに置き換えて、内部インターフェースにPCI、外部インターフェースにUSB、IEEE1394(FireWire)の切り替えていこうというもの。また、ISAバスを段階的に廃止するねらいもあるという。
この規格は、米Microsoftとまとめているパソコン用次世代規格「PC98」が、ISAバス廃止によるマザーボード設計変更等によるコスト高で「PC98」の普及足止めとなることに対応するために提供するという見方がある。

WindowsCE2.0発表(10/6)
米Microsoftは、ハンドヘルド用コンピュータ用OSの「WindowsCE 2.0」を発表した。
主な強化・変更点は、32ビットカラー対応、リアルタイム機能追加による組み込み用対応、ユニコードサポート、TrueTypeフォントサポート、PowerPC/AMD等サポー ト、JVMサポートなど。

コンパックの1000ドルパソコンにウイルス(10/6)
コンパックが国内で発売したばかりの1000ドルパソコン「PRESARIO2210」の一 部が出荷段階からウイルスに感染していることが判明した。
感染したウイルスには「ウエルカムB」とよばれるメモリ常駐型ウイルス。このウイルスによりCD-ROMドライブが認識できなくなる場合があるという。
プレサリオ2210は店頭価格で約13万円で、販売した約300台のうち10%が感染しているとみられている。
出荷段階でウイルスに感染した理由は、ブートテストの製品検査で使用したフロッピーディスクに感染していたためとみられる。

IBMがPalm Pilotを再販(9/28)
米IBMは、米3Com社のPDA(携帯情報端末)PalmPilotを「WorkPad」の名称で再販すること発表した。
IBMでは企業向けに販売する計画であるという。

Majordomoにセキュリティホール(9/28)
メーリングリスト管理ソフトのMajordomoで、外部からコマンドを実行できてしまうというセキュリティホールが発見された。
現在、これに対応するバージョン「1.94.4」が、各FTPサイトに公開されはじめている。

AppleがNCを来年発表?(9/25)
米Apple Computerは、98年にNC(Network Computer)を発表するという。
このNCは、MacOS8をベースにRhapsodyベースのサーバに接続する形が予想されているものの、Javaベースになる可能性もあるという。
このNCは、98年1月のサンフランシスコでのMac Expoで公開され、4月出荷を予定しているという。

セガがWindowsCE次世代ゲーム機発売?(9/24)
セガ・エンタープライゼスが「Dural」と呼ばれる次世代ゲーム機を年内に発売するという噂が流れている。
この「Dural」は、OSにWindowsCE(2.0?)を採用し、CPUに日立のSH-4(200MHz)、グラフィックチップにPowerVR2、サウンドチップにYAMAHAのARM7を採用するという。
ゲーム機の命とも言えるグラフィクス性能も150万ポリゴン/秒を実現するという。

NECが「PC98」対応製品を発表(9/25)
日本電気(株)は、米Microsoft社などが提唱する次世代パソコン用規格「PC98」にも対応する製品「PC-98-NXシリーズ」を発表した。
「PC-98-NXシリーズ」は、「PC97」規格や「PC98」規格に対応、これらの規格はいわるゆるDOS/V機の仕様がベースになっており、NECがDOS/V機製品を投入することになり、独自規格路線とDOS/V路線の両面で販売をすすめる。
今回発表したのは、サーバーモデル「MateServer NX」2機種、デスクトップ「Mate NX」7機種、省スペースデスクトップ「Fine NX」2機種、ノート「VersaPro NX」3機種、NetPC「NetFine NX」1機種の合計15機種。
また、個人向けにデスクトップ「ValueStar NX」6機種、ノート「LaVie NX」2機種、モバイル対応でA4薄型ノートとB5サブノート「Aile NX」2機種、A5ミニノート「mobio NX」1機種と全26機種のフルラインナップ。
なお、NECでは「DOS/V」や「AT互換機」という言葉は使っておらず、「新世界標準に対応した次世代パソコン」と説明している。
従来のPC-9800/9821シリーズも販売・サポートは継続され、Windows98、NT5.0には対応するが、「PC98」規格対応は行われない。

Microsoftが「NT」の商標権を主張(9/17)
米Microsoft社は、WinodwsNTの普及に伴い「NT」という表現に対して商標権を主張しはじめたという。
これまで、「WindowsNT」については商標として登録していたが「NT」については登録しておらず、すでにいくつかの企業が商標登録しているという。
Microsoft社は「NT」を無断でWindowsNTの意味で使用する限り、商標権の侵害にあたると主張している。

MicrosoftがホームページからJavaを削除(9/17)
米Microsoft社のWebサイトからJavaアプレットが削除されていることが報じられた。
MicrosoftのWeb MasterによればJavaの性能に問題があるからとしている。

MotorolaがMac互換機ビジネス撤退(9/16)
米Motorola社は、米Apple Computer社が新技術のライセンスを中止したことを受けて、Mac互換機事業から撤退、「StarMaxシリーズ」の生産を中止することを発表した。

ニセStuffIt Deluxが出回る(9/16)
Aladdin Systems社はMacintosh用圧縮解凍ソフトの定番「StuffIt Deluxe 4.5」をダウンロードしないようにとの警告をした。
「StuffIt Deluxe 4.5」は同社が近々にリリースする予定の新バージョンだが、インターネット上でニセの「StuffIt Deluxe 4.5」が出回っており、リストを構築すると見せかけてファイルを削除する「トロイの木馬」ウイルスであるという。

IMAPサーバーでセキュリティホール(9/11)
IMAPサーバー、IMAPサーバー協調型POPサーバーで不正アクセスによるセキュリティホールが報告された。
今回報告されたセキュリティホールは、リモートからroot権限を不正に入手される、不正なプログラムを送り込まれてroot権限で実行されるというもの。これらにより、セキュリティ上重要なファイルの改ざん、システムの破壊、などを招く恐れがあり、さらに放置しておくと多サイトにも影響を及ぼす場合があるという。
対策として、IMAPサーバーをIMAP V4rev1 以降にバージョンアップ、IMAP および POP サービスの停止、全ユーザーのパスワードの変更と不要アカウントの削除、システムの再構築、 監視用ソフト(tcp_wrapper)のインストールなどをあげられている。

Apple、UmaxとMacOS 8ライセンスで合意(9/11)
米Apple Computgerは、米Umax Computerと、Mac OS 8をバンドルしたMac互換機製品の出荷が可能なライセンス合意に達した。
Appleは、OSライセンスを行わない旨表明していたが、Umax側からライセンス交渉内容が大きく変更されて提案されたものと思われる。

CompuServe売却!(9/9)
米国の大手パソコン通信会社CompuServeが、米第4位の長距離電話会社の米World com社に売却されることになった。
この売却に伴い、CompuServeのコンテンツは米AOL(America Online)が引継いで運営する。WorldcomはCompuServeの通信網、AOLの高速通信網部門を取得することになるという。
CompuServeはAOLとパソコン通信オンラインサービスで競合していたが、会員数でAOLに引き離され、業績が悪化していた。
日本では、ニフティサーブがCompServerと提携している一方、この4月にAOLが国内で本格サービスを開始している。このためニフティでは情報がAOL経由でAOLジャパンに漏れることを懸念しているという。

コンパック、1000ドルパソコン国内投入(9/9)
コンパック(株)は米国で1000ドルパソコンと呼ばれる低価格パソコンを国内に投入する。
今回発売となる低価格パソコン「プレサリオ2210」はCPUにCyrixの「Media GX」を搭載、14インチモニター付きで店頭価格は13万円台と予想されている。
「プレサリオ2210」の仕様はCPUにCyrix MediaGX 180MHz、メモリ16MB(最大80MB)、HDD 1.6GB、33.6kbpsモデム、8倍速CD-ROM、FDD、サブウーハー搭載ステレオスピーカー、XGA対応14インチカラーモニターなど。

DNSルートサーバーがNSPIXP-2で運用開始(9/7)
DNSのルートサーバーが国内ではじめてNSXIXP-2で運用が開始された。
これまでDNSルートサーバーは主に米国内に設置、運用されていて、ヨーロッパ地域、アジア地域での設置が検討・議論されていた。97年4月にロンドンのLINX というIX に設置・運用が開始されていたが、アジア地域のルートサーバとして国内のNSXIXP-2で運用が開始された。
今回、国内で運用開始されたルートサーバーは「M」のルートサーバー(M.ROOT-SERVERS.NET)となり、WIDE Projectにより管理される。
最新の root.cache ファイルはftp://rs.internic.net/domain/named.caから入手可能。

Apple、最新技術ライセンスを中止(9/7)
米Apple Computerは、今後同社の最新技術のライセンスを行う意志がないことを明らかにした。
この発表によりMotorola、IBM、Umaxなどの互換機メーカーにとって、Macintosh互換機製品の生産・販売の道が途絶えることになる。
また、先日Appleの買収が発表されたMac互換機メーカーのPower Computing社はIntelとの提携のうごきがあるという。

WinodwsCE2.0近々リリース(9/7)
米MicrosoftはWindowsCE2.0を今月中に出荷することを明らかにした。
詳細内容や正確な日付は明らかになっていない。

AppleがPower Computingを買収(9/7)
米Apple Computerは、Mac互換機メーカーのPower Computing社を1億ドル相当のApple株式で買収した。
Power Computingは同じ名前を継続保持し、Mac OS互換機を今年の12月31日まで販売し続ける。AppleはPower Computingの顧客に対するサポートを引き継ぎ、ハードウェアおよび保証の提供を続ける。

Netscape、Communicator付属「msvcrt40.dll」アップデート対応(9/7)
Netscape Communications社、日本ネットスケープ・コミュニケーションズ(株)は、以前からWindows 95/NT版のCommunicatorで一太郎などが正常に動作しなくなるバグに対する自動アップデートファイルをリリースした。
問題となっていた「msvcrt40.dll」ファイルについて、同社のFTPサイトの「msvc.jar」をCommunicatorから呼び出すとSmartUpdateが開始されて自動的に更新される。
日本ネットスケープ・コミュニケーションズ(株)では、互換性等の問題で問い合わせが集中したために今回の措置をしたとしている。

MacOS8日本語版、9/26発売(9/7)
アップルコンピュータ(株)は、MacOS最新バージョン「MacOS 8」日本語版を9月26日に発売することを発表した。
販売はクラリス社を通じて行われ、価格は24000円。MacOS 7.6からMacOS 8へアップグレード可能な「MacOS 7.6 to 8 アップグレードキット」を12000円で発売する。
MacOS 8は、米国で7月26日に英語版を発売。2週間で120万本を販売した。日本でも年内に80万本の販売を見込んでいる。
また同社は、マック互換機のMac OS8への対応状況を掲載したホームページ 「MacOS8対応製品リスト」を10日に開設する予定で、既存のアプリケーションソフトや周辺機器を使った場合の動作状況の評価結果の概要を公開する。リストでは「問題なく動作する」「見た目の問題はあるが動作上の問題はない」「一部の機能が使用できない」「使用できない」の4段階に分類して公開される。

Microsoft、Mac Office98の概要を発表(9/7)
米Microsoftは、MacOS用スィート製品の「Mac Office98」の製品概要を明らかにした。
「Mac Office98」には、Word98、Excel98、PowerPoint98、Outlook Express、Intenet Explorerがパッケージングされ、ファイル形式はWindows版Office97と同じものになる。
そのほか、インストールの簡略化されCD-ROMからハードディスクにドラッグコピーするだけと簡単になる。必要な共有ライブラリはアプリケーション起動時にインストールされる。さらに、自己修復機能も加わり共有ライブラリが移動したり削除されたりした場合、Officeが自動検知して対応した調整が行われる。
また、Office98は、QuickTimeとQuickTime VRを完全にサポートする。
さらに、Office98の外観や動作をよりMacに近付け、Macintoshのドラッグ&ドロップ機能をサポート、Apple Platinum Appearanceの仕様に準拠する。

NetscapeがJava用Navigatorリリースを計画(9/7)
米Netscape Communications社は、100% Java だけで書かれた100% Pure Java の Navigator を来年早期にリリースすることを明らかにした。
これは、すでに Java を使った Web ブラウザ「HotJava」の開発実績がある Sun との協力で開発がすすめられるという。

Netscape、IBM、Sunが、反Microsoft共同戦線(9/7)
米Netscape Communications社は、同社と、米IBM、米Sun Microsystems3社共同でJava の研究センターの「Java Porting and Tuning Center」を創設すると発表した。
このセンターはJavaシステム向上を目的としたもので、JDK1.1のチューンナップ、JDK次期リリースの公開などが予定されている。

Intelが98年下期に450MHz版PentiumIIを計画(9/7)
米Intel社は、98年下期に300MHzから450MHzのPentiumIIプロセッサを出荷する計画であることを明らかにした。
さらに、ノートパソコン用の省電力プロセッサも11月に2.2V MMX搭載120MHz Pentiumプロセッサを出荷、98年第1四半期に233MHz/266MHzノート向けPentiumIIの出荷、同第2四半期に300MHzノート向けPentiumIIの出荷、などそれぞれ予定されているという。
Intelは、98年末までにノートパソコン用チップ(各種チップセット含む)をPentiumII製品で統一する方針を明らかにしている。

IBMがNovell買収のうごき(9/7)
米IBMが米Novellを買収する動きがあるという噂が流れた。
この噂で、IBMのネットワーク製品・サービスが拡大化され、Novellの黒字転換が予想されたためNovellの株価が急上昇したという。
Novellはこの噂を否定。

東芝情報システムがJavaOS評価版を発表(9/7)
東芝情報システム(株)は、IBM PC/AT互換機用のJavaOS「JexeOS v1.0」評価版を日米で同時発売した。
この評価版(英語版)は1500円で同社のホームページより申し込みが可能。
正式版は英語版が11月末、日本語版が12月末に7900円で発売される予定。

NetscapeがNetcasterをリリース(9/7)
米Netscape Communications社はプッシュ型コンテンツレシーバ機能「Netcaster」を正式リリースした。
今回リリースされたNetcasterクライアントは「Communicator 4.02」のパッケージの一部として提供される。
Communicator 4.02は、Windows 95/NT版とWindows3.1版で、それぞれにBase版、Complete版、Professional版が用意される。

JPNICが新ドメイン割り当て案を提案(9/7)
JPNIC(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)は、商業法人以外の法人格を有する組織に対して「or.jp」および「ac.jp」のドメイン名の割り当て停止を提案した。
これは、財団法人、社団法人、学校法人、医療法人、監査法人、宗教法人、社会福祉法人等に対して「or.jp」および「ac.jp」の割り当てをせず、別の新ドメイン(「le.jp」「as.jp」などが候補)を割り当てるというもの。法人格を持たないものについては、これまで通り「or.jp」「ac.jp」を割り当てる。
スムースに作業が進めば、11月1日から新ドメイン受け付け開始、11月30日で「or.jp」「ac.jp」の申請を終了、1999年3月31日までは「or.jp」「ac.jp」の併用を保証する。

パソコン用衛星データ配信サービス「PerfecPC!」年内開始へ(9/7)
デジタル衛星放送サービス「PerfecTV!」を運営する日本デジタル放送サービス(株)は、パソコン向けの衛星データ放送「PerfecPC!」を年内に開始すると発表し た。
正式有料放送は98年4月からで、それまでは無料放送となる。
サービスは「PerfecTV!」に加入する必要があり、IBM-PC互換機用の専用通信ボードも必要となる。

国内初の商用IXの利用料金案が明らかに(9/7)
国内初の商用IX(インターネット相互接続点)となる日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)の利用料金案が明らかになった。
JPIXは、現在の実験プロジェクトNSPIXPに変わるとみられていた国内初の商用IXで、その利用料金が注目されていた。
JPIXは、FDDI 100Mbpsが月額120万円、全二重FDDI接続の200Mbpsが月額190万円、10Mbpsの接続が月額70万円といった料金体系を料金案としている。現在のNSPIXP-1、NSPIXP-2両方に接続した場合、月額100万円かかっており、これとくらべるとほぼ同水準を実現したといえる。

National SemiconductorがCyrixを買収(9/7)
米National Semiconductor社は、MPUメーカーの米Cyrix社の買収を明らかにした。
この買収は、National Semiconductor株1、Cyrix株0.825の割合で、5億5000万ドル相当の株式交換で行われる。
この買収は、National Semiconductor社がNCやインターネット端末用の「システム・オン・チップ」技術を開発することを目的としているという。
11月に正式に買収合併が完了する見込み。

Intel、Chips and Technologiesを買収(9/7)
米Intel社は、ノートパソコン用グラフィックスチップで有名な米Chips and Technologies社の買収を明らかにした。
この買収によりChips and TechnologiesはIntel子会社となる。
なおIntel社は、この買収について米連邦取引委員会(FTC)から反トラスト法に基づく資料の提出を求められていることも明らかにしている。
買収は、子会社のIntel Enterprise Corp.を通じて行われる予定。

ジョブズ、Apple株売却済みが明らかに(9/7)
米Apple Computer社の共同創業者で現同社役員のスティーブ・ジョブズ氏が、自身の保有していたApple株を1株を残して6月頃に売却していたことが明らかになった。ジョブズ氏は「(当時)アップルを見限って売った」と話しているという。
売却した株式はAppleのNeXT買収の費用一部として受け取った150万株。
Appleの株価は、売却当時は1株15ドルだったが、Microsoft社との提携発表後、急上昇したため、結果的に1600万ドルを「損失」したといえるという。

MicrosoftがAppleに1億5000万ドル出資(8/8)
MACWORLD Expo Bostonの基調講演で、米Apple Computerの新取締役スティーブ・ジョブズは、「MicrosoftはApple Computerの株式を1億5000万ドル分取得し、それを3年間売却しないこと。AppleはInternet ExplorerをMacintoshのデフォルトのブラウザとする。MicrosoftはMac OS用Microsoft Officeを今後少なくとも5年間は開発し続けること」といった業務提携の内容をあきらかにした。
業務提携のその他の内容は、2002年までの特許クロスライセンス契約、Java(Java VM)の共同開発、などがある。
今回発表された提携で「AppleがMicrosoftの傘下になった」という見方があるが、Microsoft社の取得した株式は議決権を持たない、新たに取締役としてスティーブ・ジョブズ、米Oracle社のCEOラリー・エリソン、など4人が就任したこと、などからこういった見方否定する意見も多い。日本のアップルコンピュータ社長の原田永幸氏も当然の事ながらMicrosoft傘下という見方を否定している。
この提携により、ほとんどのパソコンにInternet Explorerが標準でインストールされる事になり、ブラウザのシェアに影響をが出るものと見られる。
ジョブズの基調講演で「Internet ExplorerをMacintoshのデフォルトのブラウザとする」と発表したときは会場内はブーイングが巻きおこったが「われわれはユーザーの選択の自由を重視している。他のブラウザーをバンドルしないというわけではない」との説明でブーイングは拍手と歓声に変わったという。

Apple、「世界最高速パソコン」発表(8/8)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo Bostonで、350MHz PowerPC 604eプロセッサを搭載した、PowerMacintosh9600/350などを発表した。
Appleによれば、PowerMacintosh9600/350はPentiumII搭載機よりも高速で、世界最高速パソコンだとしている。このほか、9600/300、8600/300といったモデルも発表された。
ただ、米PowerComputing社も、次世代PowerPCプロセッサの250MHz PowerPC 750プロセッサ(コードネームG3)を搭載したMacintosh互換機を発表した。同社はPowerMacintosh9600/350より25%は高速としている。

旧バージョンのWebサーバーにセキュリティホール(8/8)
NCSA httpd や、ApacheなどのフリーのWebサーバプログラムの旧バージョンで、サンプルで含まれる phf というCGIプログラムを悪用したサーバーアタックが報告され、JPCERT/CCは緊急で警告を発表した。
このセキュリティホールにより、サーバー上の非公開ファイルが外部に漏れる可能性があり、/etc/passwdファイルが外部に漏れることもありうるため、シャドウパスワードの設定、パスワードの変更等の処置をする必要がある。
nph は知らずにインストールしてしまう場合があるので、管理者はログファイルを確認をする必要がある。
nphは現行バージョンのプログラムでは添付されないが、上書きでバージョンアップしたサイトでは、そのまま残っている場合もあるので注意が必要。

Exponentialがチップ特許をオークションで売却へ(8/8)
Apple社がプロセッサの採用を中止し、投資も中止したために業務停止状態になり倒産宣告していたExponential Technology Inc.は、同社が持つ45種の技術特許をオークションに出すことを明らかにした。
すでに、Intel、AMD、Cyrixを買収したNational Semiconductor、Texas Instrumentsなどの半導体メーカーから問い合わせが来ているという。

東証システムダウンの原因はOS(8/8)
東京証券取引所の売買管理システムのが8月1日午前中にシステムダウンし、証券売買が半日停止したトラブルについて、東証は、「外国株式の基準値段設定処理と注 文の受付処理が同一銘柄で交錯した結果、制限値幅を超える値段の注文が板上に残り、そのため本所が参考情報として使用している対当値段の算出を際限なく繰り返す、いわゆる『ループ状態』になったことによる」と説明した。
一銘柄についてのエラーがシステム全体に影響した理由について、OSに問題があったとしてる。

AlterNICが調査をうける(7/25)
InterNICが独占的にドメインを管理することに抗議し、「www.internic.net」をのっとっていた、AlterNICのEugene Kashpureffが法廷に呼び出されたという。

Memphisは「Windows98」(7/25)
米Microsoftは、次期Windowsであるコードネーム「Memphis」と呼ばれるOSは、「Windows98」という名称になることを明らかにした。
Windows98は、操作性と安定性の向上を目指したOSで、インターネットを統合インターフェース「アクティブデスクトップ」が特徴。
なお、同社はWindows98はWindowsNTに対応していないハードウェアやソフトウェアを利用する場合にのみ使用し、それ以外の場合は、WindowsNT Workstationに移行するよう推奨しているという。

Apple、ついにMacOS 8 発表(7/25)
米Apple Computerは、ついにMacOS 8を発表した。
MacOS 8は柔軟性のあるカスタマイズ機能、マルチスレッドFinder、新ドラッグ&ドロップやポップアップなどの優れたな操作性など先進的な機能が実現されている。

アメリオが辞任!(7/10)
米Apple Computerは、CEO(経営最高責任者)のGilbert Amelio氏と技術担当執行 副社長のEllen Hancock氏の辞任を発表した。
これにより、Steve Jobs氏の権限が拡大されるとみられている。
後任は未定。

ベッコアメが神戸市長にWeb上で正式回答(7/3)
インターネットプロバイダ「ベッコアメ・インターネット」は、神戸の中学生殺人事件に関する神戸市長の抗議文に対する回答を抗議文とあわせて同社のホームページに公開した。
神戸市長の抗議は、神戸市長主催者をかたっている「酒鬼薔薇情報チャットルーム(仮説住宅)」と題する掲示板を即刻削除するよう要求するもの。それに対しベッコアメ側は掲示板は別サイト(BiGNETと思われる)であること、該当する「酒鬼薔薇聖斗事件・情報一覧」というユーザーホームページ(すでに自主閉鎖)はリンクのみであったことを主張する形で抗議内容を否定している。

ウォズニアックが「NeXT買収は失敗」(7/3)
Appleの共同創設者の一人で米Apple Computerの顧問であるSteve Wozniak氏は、Macintosh開発者会議であるMacHackコンベンションの基調講演で、「NeXTとその技術を買収するために数百万ドルを費やしたことは過ちで、その分を教育に費やした方が良かった」と語った。
Appleは、Wozniak氏のスピーチは個人として行ったものであり、会社を代表しての意見ではないとしている

NTTが新ISDNサービス(7/3)
NTTの新ISDNサービス「INSネット64ライト」が7月7日から提供される。
この新サービスは新規契約時に施設設置負担金(72000円)を支払う必要がない。 そのかわり基本料金が640円高くなり、新規契約時に局内工事費2000円も必要となる。

DTIがPHS対応データ通信カードを無料配布(7/3)
インターネットプロバイダのドリームトレインインターネット(DTI)は、「DTIモーバイルコンピューティングプラン」と名付けられた、PHSデータ通信機能をもったPCカードを無料で配布するサービスを開始する。
データ通信方式はDDIポケットの「α-DATA」方式で、配布されるのは系列の三菱電機が開発したPHS無線カード「TL-DC100」で、モデムとPHS電話を一体化したもので、別売りのヘッドセットを使用すれば通常の音声通話も可能になる。カードそのものは「PIAFS」方式にも対応する。

ORACLE8発表(7/3)
米Oracle社は、ついにOracle8を世界同時発表した。
Oracle8の主な新機能は、アイドル中のコネクションを休止状態にする「コネクション・プーリング機能」、複数のクライアントからのデータベース接続を、共有してサーバーにアクセスする「コネクション・マルチプレクシング機能」、トランザクションとバックグラウンドプロセスのメッセージング機能を実現する「アドバンスト・キューイング機能」、ビットマップインデックスや、パラレルクエリーなどを組み合わせて高速化を実現する「パラレル・ビットマップ・スター・クエリー」など。
また、Oracle8は、Oracle社の提唱する従来のクライアント/サーバー・システムにWebの世界と分散オブジェクト技術を組み合わせたオープンなアーキテクチャNCA(Network Computing Architecture)に基づくものであるという。
Oracle8は、Windows NT、Sun Solaris、HP-UX、 IBM AIX、 Digital UNIX、UX/4800 NEC UX R11.5、 Hitachi HI-UX/WE2、 Fujitsu UXP/DSそれぞれのプラットフォーム向けに9月16日に出荷が開始される。

WindowsCE日本語版発表(7/3)
マイクロソフト(株)は、ハンドヘルドコンピュータ用OSの「Microsoft Windows CE Version1.01 日本語版 」を発表した。
これにあわせて、NECがWindowsCEを搭載したモバイルギアを、カシオ計算機が日本語対応となるCASSIOPEIAを発表した。

CompaqがTandemを買収(7/3)
米Compaq ComputerがTandem Computersを買収することを発表した。
買収は、Compaqが2900万株の株式を発行し、Tandemの全株式に対し0.21の比率で交換する方法で行われるという。
この買収によりTandemはCompaqの子会社となる。

RSAの暗号が解読される(6/23)
米RSA Data Security社は「The RSA Data Security Secret-Key Challenge」 という暗号解読コンテストで、56bit DES(Data Encryption Standard)が解読されたことを発表した。
解読したのは、コロラド州のDESCHALLというグループで、7万台のコンピュータを使用して96日間かけて、約7京2000兆通りのうち25%ほどを試したところで「Strong cryptography makes the world a safer place.」というメッセージが確認されたという。
このコンテストは、暗号方式の標準化において政府と対立するRSAが企画したもので、米国政府が輸出許可している56bitまでの暗号鍵の脆弱さを指摘しているという。
これまで、56bit DESは解読には数年かかり、事実上解読は困難というのが定説であったが、1年かけて7万台で処理すれば確実に解読できることが証明されたことになり、ハードウェアの進歩を考慮すると56bitでは安全ではないことになる。

日米メーカー6社が携帯情報端末新規格策定へ(6/23)
東芝、富士通、米IBM、米Sun Microsystems、三菱電機、日立の6社は携帯情報端末の新規格作りで合意した。
これは、米Microsoftに対抗する企業連合が誕生することを意味する。すでに情報・家電メーカー約100社が新規格の採用を検討しており、約半数が規格の採用を決定しているという。

Pilotの国内正式販売開始(6/23)
USロボティクス(株)は、3Com傘下となったUS Roboticsが販売するPDA「Palm Pilot」を国内で正式に販売を開始した。価格は59800円
販売されるPilotは英語版だが、日本語化パッチJ-OSを入れることにより日本語の取り扱いが可能になる。J-OSは
山田達司氏の個人のホームページから入手できる。


Virtual PC日本語版は7月末リリース(6/19)
米Connectix社のPC互換機エミュレータ「Virtual PC」の日本語版が、7月末にメディアビジョンとシステムソフトから販売される。
製品にはWindows95日本語版OSR2がバンドルされ、価格は39800円。
Virtual PCは、SoftWindowsと違いPC互換機をエミュレートするため、Windwos95のほか、Winodws3.1、WindowsNT、OS/2、OPENSTEPなどの動作が確認されているという。
Virtual PCはMR BIOSというPC用BIOSを採用しており、escキーを押しながら起動するとBIOS画面で起動される。
また、次期WInodwsのコードネームMemphisの初期バージョンも動作しているという。
必要システムは,PowerPC 604/604eプロセッサ、または180MHz以上のPowerPC 603eプロセッサ搭載マシンでMac OS 7.5.5以降,32MBメモリ、150MB以上の空き容量を持つハードディスク、CD-ROMドライブ

Netscape Communicator正式リリース(6/9)
米Netscape Communicationsは、Netscape Communicatorを正式リリースした。
Netscape Communicatorには、WWWブラウザの「Navigator」、メールソフト「Messenger」、ニュースリーダー「Collabra」、インターネット会議ソフト「Conference」、ホームページオーサリングソフト「Composer」などが含まれる統合ソフトとなっている。
今回リリースされたのはWindows版のみで、プッシュコンテンツ受信ソフトのNetcasterは含まれない。
なお、Netscape Communicator(Windows版)をインストールすると、Visual C++のランタイムライブラリ「msvcrt40.dll」が書き換えられ、一太郎7などが動作しなくなるので、インストール前にはこのDLLを退避しておく必要がある。

Quantumが3.5インチ18GB HDDなどを発表(6/9)
米Quantum社の日本法人クァンタム・ペリフェラルズは、3.5インチ18GB HDDなど大容量のハイエンド市場向けのHDDを発表した。
発表した製品は、7200rpm、3.5インチドライブ、記憶容量18GBを実現した「Quantum AtasIII」シリーズ3製品(4.5GB/9GB/18GB)と記憶容量9GBの「Quantum VikingII」シリーズ2製品(4.5GB/9GB)。
両シリーズともインターフェースにパラレルSCSIの最新技術の「Ultra 2 LVD SCSIインタフェース」を採用、UltraSCSIもサポートするため従来のSCSIシステムでも利用可能。「AtasIII」ではファイバーチャネルインターフェースもサポートする。
価格は「Quantum AtasIII」シリーズが89400円〜239400円、「Quantum VikingII」シリーズが71400円〜107400円となっている。
なお、デスクトップ市場向けに「Quantum FireballSE」シリーズも発表している。

ゲイツがMS株を一部売却(6/9)
米MicrosoftのCEO(最高経営責任者)兼会長のBill Gates氏は、同社の株式2億8900万ドル相当を売却していたことが明らかになった。
しかし、これはGates氏の所有株の1%以下程度という。

日経MIXがサービス終了(5/28)
日経BP社は、パソコン通信サービス「日経MIX」を10月いっぱいで終了することを発表した。
終了後は、Web会議システム「BizTech Forum」を構築・運営するという。

Exponential Technologyが業務停止?(5/28)
米Exponential TechnologyのWebサイト、オフィスなどが閉鎖されていて、業務停止状態であることが明らかになった。 同社は高速PowerPCプロセッサの開発するベンチャ企業。Apple社が同社のプロセッサの採用を中止し、投資も中止したことが原因と考えられている。

バンダイとセガの合併解消(5/28)
バンダイとセガ・エンタープライゼスは、10月に予定されていた合併を中止したことを発表した。
これは、バンダイ側が経営陣が社内の調整を取ることができずに申し入れたものと言われている。なお、両社は業務提携を結ぶという。

NCとNavioが合併(5/28)
米Oracle社の子会社でNC関連ソフトウェア開発の米Network Computer社と、米Netscape Communinications社のコンシューマ向け関連会社のNavio Communications社の合併が明らかになった。
Network Computer社が存続会社となり、Oracleが株式の過半数を取得することになるという。

Apple、Newton開発部門を別会社に(5/23)
米Apple Computerは、Newton事業部をApple 100%出資の子会社とすることを発表した。新会社はNewton,Incとなる見込み。
新会社は、Newtonテクノロジー製品の開発・製造・販売、NewtonOSのライセンシーなどを行う。

Apple、X704プロセッサ採用計画を中止(5/16)
米Apple Computerは、WWDC(World Wide Developers Conferenc)において、Exponential Technologyの500MHz PowerPCプロセッサ「X704」チップ搭載のPowerMacintoshの開発計画を中止することを明らかにした。
中止した理由は、IBMからリリースされる予定の新PowerPCチップ(コードネームArthur)や,Motorolaが投入予定の新PowerPCチップ(コードネームMach 5)と性能差がないためだという。

Yellow Boxはマルチプラットフォームでサポート(5/16)
米Apple Computerは、WWDC(World Wide Developers Conferenc)において、同社の次世代OS(コードネームRhapsody)の一部であるOPENSTEPベースコンポーネントの「Yellow Box」をマルチプラットフォームでサポートする事を明らかにした。
「Yellow Box」は、PowerPCベースのマシン上では「Rhapsody」の一部としてとMacOSのYellow Boxアプリケーション実行環境、IntelベースPC上での「Rhapsody for Intel」とWindows 95/NTシステム上での「Yellow Box for Windows」などでサポートされるという。

Apple、Mac OS 8にNavigatorとIEをバンドル(5/16)
米Apple Computerは、WWDC(World Wide Developers Conferenc)において、MacOS 8(コードネームTempo)に、Netscape NavigatorとInternet Explorerの両方のWWWブラウザをバンドルすることを明らかにした。

バンダイデジタルエンタテイメント、Pippin撤退報道を否定(5/16)
バンダイの子会社のバンダイデジタルエンタテイメントは、Pippin撤退報道を否定、企業向けセットトップボックス「ATMARK EX」を発表した。
撤退報道は、在庫があるため生産を中止している状況を「撤退」と誤解されたという。在庫がなくなれば生産を開始するともコメントした。
親会社のバンダイのセガとの合併後も、Pippin事業は継続する方向で話が進んでいるという。

AppleがIntelプラットフォームサポートを表明(5/15)
米Apple Computerは、WWDC(World Wide Developers Conferenc)において、次世代OSのRhapsodyでIntelチップをサポートすることを明らかにした。
これによりAT互換機でRhapsodyが動作することになる。

CompaqのGateway買収、成立直前で中止(5/15)
米Time誌は、米Compaqの米Gatewayの買収がすすめられていて、成立する直前で中止になったことを伝えた。
買収額70億ドルでCompaqのGateway買収が発表される直前に、Gateway創設者のTed Waitt氏が撤回したという。

バンダイ、Pippin撤退(5/12)
バンダイは家庭用マルチメディア端末「Pippin ATMARK」次世代機の開発・現行機の製造を打ち切った。
これは、10月に予定されているセガ・エンタープライゼスとの合併前に不採算事業を縮小させるのが狙い。
Pippinは販売台数が思うように伸びず、これが原因で97年3月期の連結決算がはじめて20億円の経常赤字になるという。また、米Apple Computerもこの3月のリストラでPippinブランドの中止を明らかにしている。

アップル、サブノートPowerBook発表(5/9)
アップルコンピュータ(株)は、コードネームCometと呼ばれていたサブノート機「PowerBook 2400c/180」を発表した。
PowerBook 2400c/180は日本IBMとの共同開発で、PowerBook 3400のアーキテクチャをベースにIBMの小型化技術を用いたもので、日本IBMの藤沢工場で製造される。
サイズ266mm×213mm×47mm、重量1.98kgで、PowerPC 603e(180MHz)、メモリ16MB(最大80MB)、ハードディスク1.3GB、ディスプレイ10.4インチ SVGA TFTディスプレイ、外部FDD、リチウムイオンバッテリ といった仕様。
アップルによれば、Power Macintosh 8500/150レベルのパフォーマンスを発揮するという。5月下旬出荷予定で価格は40万円程度になるとの事。
なお、PowerBook 2400c/180は米国でも発表される。

MacGalleryが閉店(5/8)
Macintosh専門のショップのMacGalleryが閉店、事実上、業務停止となった。
MacGalleryは通信販売を中心としたMacintosh専門ショップで、秋葉原の店舗が店内改装で4/1より休業していたが、そのまま5月初めに閉店したという。
再開もふくめて今後は不明。

SunがPCIバス搭載ワークグループサーバを開発中(5/8)
米Sun Microsystemsは、コードネームTazmoと呼ばれる、ウインテル対抗のワークグループサーバ市場を対象にした新シリーズを投入することを明らかにした。
この新製品は、4プロセッサPentiumProサーバーと競合するサーバーシステムで、従来のSバスに加えてPCIバスもサポートされるという。
8月発表、9月リリースの予定。

PentiumIIにバグ?(5/8)
Intel Secrets Website (http://www.x86.org/)によれば、正式発表されたばかりのPentium IIで浮動小数点演算と整数演算の連携に不具合ががあることが指摘されている。
Pentiumバグ騒動の再来ともみられるが、米Intel社は詳細調査中という。

アスキーネットがサービス終了へ(5/7)
(株)アスキーは、パソコン通信サービス「アスキーネット」を8月24日をもって終了することを発表した。
サービス終了は「ユーザー自身によってコミュニティーを形成していくことのできる環境や機能を提供すること」を理由としてあげている。
現在のアスキーネット会員(1997年4月末現在で14万5千人)は、アスキーが運営するインターネットサービス「ASCII INTERNET EXCHANGE」への加入料(1000円)無料で移行可能。

Be、Virtual Macの開発を中止に(5/7)
米Be社は、出資企業が得られないことを理由に、BeOS上で動作するMacintoshエミュレータ「Virtual Mac」の開発を中止することを明らかにした。
Beは「Mac互換環境」を別の方法で模索することになる。

WindowsNTにセキュリティホール「Red Button」(5/7)
WindowsNTに新たなセキュリティホールが発見され、そのセキュリティアタックデモプログラムに由来し「Red Button」と名付けられている。
このセキュリティホールは、米Midwestern Commerce社によって指摘されたもので、NTに内部的に設定されている「anonymous」アカウントを利用して、NTにログオンできたり、ファイルシステムへのアクセス、初期設定管理者アカウントの表示(または変更)、レジストリの読み出し、共有リソースの表示(かつ追加)、などができてしまうというもの。
これにより、システムの破壊、ウイルス・トロイの木馬などの実行、などが可能になるという。なんらかの方法でWindowsNTにアクセスできるのならば、ID やパスワードを持たなくともOSのリソースにアクセス出来てしまうという事から、セキュリティホールというよりもシステム設計のミスという声もあがっている。
米Microsoftは、このセキュリティホールに対し、「レジストリを変更してNTの初期設定のanonymousユーザーの アクセス権を変更する」、「NT4.0サービスパック3または、NT5.0で対応する 」という対策を
アナウンスしている
また、セキュリティアタックデモプログラムはこちらからダウンロードできる。

ジョブズとエリソンがApple乗っ取りを計画していた(5/7)
過去に、米Oracle社のCEO(最高経営責任者)のLarry Ellison氏と現米Apple Computer、当時NeXT Software CEOのSteve Jobs氏がApple Computerの乗っ取りを計画していたことが明らかになった。
これは、Steve Jobs氏がWIRED誌で明らかにしたもので、結局Jobs自身が断念しご破算になったという。最近のEllison氏のApple買収の噂もうなずけるというもの。

アダプテックジャパンが1394 I/FカードのOEM供給開始(5/1)
アダプテックジャパン社は、次世代インタフェースIEEE1394に準拠(通称DV端子)したI/Fカード「AHA-8940」のOEM供給を開始した。
同製品にはハードウェアだけでなくソフトウェアコーデックを含むDVアプリケーションも添付される。
Macintosh(System7.5)、Windows95、WindowsNT 3.51/4.0に対応する。

低価格Pentiumマザーボードに欠陥(5/1)
米Linear Technology社のBob Dobkin副社長は、Pentium対応マザーボードのうち、データを破壊する問題を抱えた製品が数100万台も市場に出回っている可能性がある事を指摘している。
これは、CPU周辺のコンデンサを、数を少なくしたり、低品質のものを採用して価格を抑えた低価格のマザーボードを対象としている。
Pentium Pro1基あたり40〜50の非結合型コンデンサが必要とされているにもかかわらず、必要数を下回っているものが実際に存在するという。
Dobkin氏の調査では、ランダムにピックアップしたマザーボードのうち、Soyo ComputerのTriton/P54C、PCI Mainboard、EFAの99ドル99セントのボードなど5製品がIntelのスペックに適合することができなかったという。

Appleをとりまく次なる噂(5/1)
米Oracle社のCEO(最高経営責任者)のLarry Ellison氏はApple買収計画を断念した模様。
これとは別に、AppleのNewton開発部門を米SunMicrosystems社へ売却の噂が出ている。

アップルが20周年記念モデル予約受け付け開始(5/1)
アップルコンピュータ社は、コードネーム「Spartacus」で呼ばれていたApple Computer 創立20周年記念モデル「Twentieth Anniversary Macintosh」の予約受け付けを開始した。
基本的には先着順で、価格は888,000円。アップル認定リセラー(MacMasters)、アップルコンピュータ直販で購入することになる。

AppleがFireWire API 1.0をリリース(4/9)
米Apple Computerは、FireWire(IEEE 1394) API 1.0 を発表した。
FireWire APIはIEEE 1394に準拠したPCIカードやデバイス、周辺機器をサポートするためのエクステンション。
AppleのFireWire APIは25Mバイト/秒のデータ転送速度をサポート、年内登場予定のPCIカードや製品では、50Mバイト/秒をサポートすることになるという。
また、FireWire PCIカード搭載Macintoshは今秋出荷予定。

ConnectixがSoftWindowsキラー発表(4/9)
米Connectix社はMacintosh用PCエミュレーションソフトウェア「Virtual PC」を発表した。
米Insignia社のSoftWindowsと競合する製品だが、違いはCPUをエミュレーションするのではなく、Pentium PCハードウェアそのものをエミュレーションする点。従って、Windows3.1、Windows95、WindowsNTを無修正で実行できるという。さらに、OS/2、OPENSTEP、Intel CPU用UNIXなどにも対応するという。
Virtual PCのエミュレーションは、CPUの他、フロッピーやIDEコントローラ、ATAPI、SoundBlaster Proサウンドカード、VGAディスプレイ、PCマウスおよびキーボード、Pentiumロジックボードの主要部品であるTritonチップセット、DECのEtherWorksネットワークカードなどが可能という。また、年内にはMMXにも対応する予定。
出荷は6月の予定だが、価格や提供形態(OSバンドル、単体販売、Windows95プレインストール等)は未定。

ORACLEが開発ツールを100%純正Java規格申請(4/9)
米ORACLE社は、同社の開発ツール「Developer/2000 Web Cartridge」をJavaSoftの100 Percent Pure Java(100%純正Java)規格認定を申請したことを明らかにした。
Developer/2000 Web CartridgeはJavaのAbstract Window Toolkitを拡張し、現在Javaに含まれていないダイアログ・ボックスやドラッグ&ドロップ、モジュラーWindowsなどのGUIコントロールの提供をするもの。
この認定で、Developer/2000で開発したアプリケーションはWindows、Mac、UNIX、NCのすべてで動作するという確証が得られることになる。
認定されると初のエンタープライズ・レベルの開発ツールになるという。
Developer/2000 Web Cartridgeは、第2四半期より出 荷が開始される。

AMDがPentiumPro競合プロセッサ発表(4/9)
米Advanced Micro Devices(AMD)社は、200MHz Pentium Proより高速で低価格のK6 MMXプロセッサを発表した。
K6プロセッサは、AMDがNexGen社を合弁したときの共同開発技術をベースにしており、米Intel社からライセンスを取得したMMXマルチメディア機能も有する。

Apple買収に様々な噂(4/9)
米Oracle社のCEO(最高経営責任者)であるLarry Ellison氏のApple買収計画公表に端を発し、様々な動きや噂が出始めている。
サウジアラビアのAlwaleed Bin Talal王子がApple社の株式の5%以上を取得したことを明らかにした。
株式購入総額は1億1500万ドルで、数週間かけて公開株式市場で購入したという。
また、Apple社自身は友好的な合併相手を探しており、Sun Microsystems社との合 併交渉に入ったという。

ORACLE CEOがApple買収を検討(4/3)
米Oracle社のCEO(最高経営責任者)であるLarry Ellison氏が、米Apple Computerの買収を検討していることが噂されている。
Ellison氏はAppleの主要投資家と交渉をすすめており、買収が実現すれば、現CEOのGilbert Amelio氏には辞任を勧告し、Ellison氏の関連グループが役員として入るという。また、今回、NeXT買収でAppleに戻ってきたSteve Jobs氏は経営陣に加わる予定であるという。
なお、今回の買収はOracle社が買収するわけではなく、Ellison氏個人資金が利用されると言う。

20周年記念Mac正式発表(4/3)
米Apple Computerは、Apple社創設20周年記念モデルMacintoshの、コードネーム「Spartacus」で呼ばれていた「Twentieth Anniversary Macintosh」を公式発表した。
Twentieth Anniversary Macintoshは、250MHzのPowerPC 603eを搭載し、32MBメモリ、2GBハードディスク、12.1インチアクティブマトリックスカラーLCD、8倍速CD-ROMドライブ、BOSEカスタムステレオサウンドシステム、サブウーハー、TVチューナー、FMラジオチューナーなどを装備する。
さらに、製品の購入者には、担当者がマシンを届けてインストールを行うという特別待遇のインストールサービスが提供され、3年保証、専用サポート電話サービスなどのサービスも提供される。

Apple・IBM共同開発のサブノートの概要が明らかに(4/3)
コードネーム「Comet」と呼ばれる、米Apple社と日本IBMが共同開発するサブノートMacintosh「PowerBook2400」は、当初、日本市場のみで5月登場予定であったが、米国でも6月に投入され、価格は3500ドル程度になる見込みであるという。
主な仕様は、180MHzまたは200MHzのPowerPC 603eプロセッサ、メモリ16MB(最大64MB)、ディスク1.2〜3GB、Type II×2あるいはType III×1のPCカードスロット、800×600 10.4インチのアクティブマトリックスカラーTFT、シリアルポート、ADBポート、HDI-30 SCSI I/F、オーディオ入出力I/F など。

Appleが大規模リストラを発表(3/15)
米Apple Computerは、全社員(1万3400名)の約30%にあたる4100名のレイオフ、 いくつかの技術の開発中止を明らかにした。
レイオフ対象となる4100名の中で45%は米国外の従業員で、2700名がApple正社員、1400名が契約社員・一時雇用社員という。
また、OpenDocをはじめとするいくつかの技術の開発を中止する。
今回のリストラでは以下の技術や製品の開発中止を明らかにした。

なお、噂されたHyperCard、Newtonは継続される。ただし、Newtonは「将来的なNewtonビジネスについてさまざまな選択肢を検討している」という含みを残した表現をしているという。

三菱電機がブラウザ搭載携帯電話開発へ(3/15)
三菱電機(株)がWWWブラウザ搭載携帯電話を開発するようである。
米Unwired Planet社のWWWブラウザーを搭載するという。 本件、Unwired Planetのホームページで紹介されている。

Syber Studioのベータ版が公開(3/15)
米GoLive Systems社は高機能Webオーサリングソフトウェア「Syber Studio」のベータ版を公開した。
Syber Studioは、ドラッグ&ドロップでコンテンツデータ、プラグイン、Javaアプレットなどの配置、ドラッグによるリンク設定など、サイト管理機能もあわせもつこれまでにない高機能なMacintosh用ホームページオーサリングツール。
同社のホームページからダウンロードできる。
なお、正式版は4月、日本語版はソフトウェア・トゥーから5月に発売される予定。

Sun、SPARCプロセッサ開発ロードマップを明らかに(3/15)
米Sun Microsystems社の子会社米Sun Microelectronics社は、UltraSPARCプロセッサおよびJavaチップなどのマイクロプロセッサ製品の開発計画を明らかにした。
SPARCプロセッサは、「sシリーズ」「iシリーズ」「eシリーズ」の3種類に分類されて開発されるという。
sシリーズは、サーバーやデスクトップワークステーションを対象としたもので、97年末までに300MHzのUltraSPARC IIsをリリース予定。さらに450〜600MHzのUltraSPARC IIIsが設計段階であるとう。また、UltraSPARC IVを99年リリースの計画であるという。
iシリーズはローエンドデスクトップワークステーションを対象としたもので、microSPARCを64ビットに拡張した、UltraSPARC IIiが年内出荷予定。
eシリーズは組み込み制御用のSPARCプロセッサで、100MHz/133MHzのmicroSPARC IIepが出荷される予定で、98年にはmicroSPARC IIIepの出荷が計画されている。
また、jシリーズと称されるJavaチップは、NCを対象とするpicoJava,microJava、デスクトップマシンを対象とするUltraJavaの出荷が予定されている。

MicrosoftがWin3.1 OEMライセンス価格を引き上げか?(3/15)
米Microsoftは、近々にWindows3.1のOEMライセンス価格を2倍に引き上げる見込みという。ちなみにAppleもMacOSのライセンス価格の引き上げを検討中とのこと。

HPがSymantecのネットワーク部門を買収(3/15)
米Hewlett Packard社は米Symantec社のネットワーク部門を3000万ドルで買収したと発表した。
対象となるSymantec製品は、「Norton Administrator for Networks」「Norton Desktop Administrator」などの「Norton Administrator Suite」製品。HPは同製品をネットワーク管理プラットフォーム「OpenView」に統合する。

SoftwareAGがSolaris版DCOMのβ版公開(3/15)
米SoftwareAG社は、Microsoftが提唱するインターネット対応分散型アプリケーション環境のDCOMのSolaris版を 同社のホームページで公開した。

NT4.0でユーザー情報を削除してしまうバグ(3/15)
WinodwsNT4.0で、複数のグループに属するユーザーをアドミニストレーターグループから削除すると、そのユーザーのデータや独自コンフィギュレーションが削除されWindowsNT4.0デフォルトに戻ってしまうというバグが発見・指摘されている。
PC WEEKによればOffice95のタスクバーまで削除されたという。

Tempoの正式名称は「Mac OS 8」(3/9)
米 Apple Computerは、今夏リリース予定の次期OSコードネーム「Tempo」の正式名称を「Mac OS 8」と決まったことを明らかにした。
Mac OS 8はCoplandの正式名として採用される予定だったが、Coplandの開発中止、 Rhapsodyの開発などでTempoに採用されることになった。また、Tempoは多くのCoplandの機能が盛り込まれることも大きな理由のひとつ。

SunがJavaOS出荷(3/9)
米Sun Microsystems社は、Javaオペレーティングシステム「JavaOS 1.0」を ライセンシー向けに出荷を開始したと発表した。
JavaOSは、SPARCおよびx86に対応したものが用意、ARMプロセッサー対応のものも用意される予定という。JavaOSはメモリ4MB(OS,HotJavaで2.5MB使用)、ROMまたはディスクスペース4MBを必要とする。

Apple、GXプリンタドライバのサポートを中止(3/9)
米AppleComputerは、次期MacOSのコードネーム「Tempo」から、GXプリンタドライバのサポートを中止することを明らかにした。
今後のMacOSのプリンタドライバはPostScriptとQuickDrawの2つに絞られることになる。

3ComがUS Roboticsを買収(3/9)
米3Com社は、同社と米US Robotics社が合併、事実上の買収したことを発表した。買収額は約66億ドル。

US Robotics、Motorolaが相次いで56Kbpsモデムを発表(3/9)
米US Robotics社が、"x2" アナログ技術を採用したも56Kbpsモデムの出荷を開始した。
また、日本モトローラ(株)も米Rockwell社のK56技術を採用した56kbps対応モデム「Modem SURFER 56K」を発表した。

Intelの64ビットプロセッサは99年出荷へ(3/9)
米Intel社の64ビットマイクロプロセッサ コードネーム「Merced」は99年中の出荷を予定されているという。
これは、米Microsoftが64ビット版WindowsNTを99年まで出荷しない事を明らかにしたことによると推測されている。
MercedはIntel社とHewlett Packerd社と共同で開発が進められているCISC/RISC両特性の64ビットハイエンドサーバープロセッサ。

Netscape Communicator PR2リリース(3/9)
米Netscape CommunicationsはNetscape Navigaoter4.0が含まれる、「Netscape Communicator PR2」を発表した。
このリリースより、従来のWin95/NT版以外に、PowerMacintosh、UNIXもサポートされる。なお製品版は5月リリース予定
また、Netscape Communicator日本語版はβ版が4月、製品版が6月にそれぞれリリース予定。

東芝情報システムがPC/AT用JavaOS発表(2/16)
東芝情報システム(株)は、PC/AT機用JavaOS「JVOS」を開発したことを発表した。
JVOSはμITRONをベースにしており、米Asymetrix社のJavaコンパイラー 「SuperCedeVM」を採用しているという。
発売は英語版が97年7月、日本語版が97年10月。

Progressive NetworksがReal Videoを発表(2/16)
米Progressive Networks社は、ビデオストリーミング技術「RealVideo」を発表、プレーヤーソフト「RealPlayer」β版を無償公開した。
Real Audio Playerは、Real Playerに統合されていくという。

Linuxのウイルスが発見される(2/16)
Linux用コンピュータウイルスとして「Bliss」がウイルス発見された。
Blissウイルスは感染経路不明で問題視されており、米Mcafee社は、 このBlissウイルス検出に成功したという。
同社によれば、BlissウイルスはLinuxの実行ファイルを上書き・破壊など、 感染したファイルをすべて修復不可能にする。
LinuxはフリーのUNIXであるため、個人が root 権限で実行するケースが多く、 システム情報が外部に漏れやすいという。
同社のサイトでVirusScan for Linuxのベータ版を無償で配布している。

富士通、NECが相次いで大容量メモリを発表(2/16)
富士通(株)が256MB SDRAM(synchronous dynamic random access memory)、NECが世界初の4GB DRAM(dynamic random access memory)チップをそれぞれ開発したと発表した。
特に4GB DRAM製品化は数年掛かるという。

トップドメイン名に見直し案(2/16)
ドメイン名再編成のを見当する「International Ad Hoc Commitee」(IAHC) は、国際的トップレベルドメイン名の追加案を発表した。
従来の、「.com」「.net」「.org」の3種類に加えて以下の7種類をの追加が 提案されたという。

ドメイン名内容
.firm企業、ビジネス団体関連
.store販売店など販売関連
.webWWW関連の団体
.arts文化、エンターテイメント関連
info情報提供サービス関連
.recレクリエーション、エンターテイメント関連
.nom個人
各内容については明確に切りわけできない部分もあり、変更される可能性もある。

Appleに今度はスティーブ・ウォズニアックが復帰(2/16)
米Apple Computerが発表した、NeXT買収後の新体制によれば、 アップルの設立者の一人のスティーブ・ウォズニアックがスティーブ・ジョブズ とともに顧問となり、経営委員会への参加することになったという。

韓国三星グループがASTの全株を買収(2/4)
韓国三星グループは、独立パソコンメーカーの米AST Research社の全株を 買収することを発表した。
同グループがすでにASTの49%の株を保有しており、残りの 全てを4億6900万ドルで買い取り、さらに負債の3億700万ドルも負担する。

MicrosoftがUNIX版Internet Explorerの出荷を発表(2/4)
米Microsoftは、UNIX版Internet Explorerベータ版を2月中に、同4.0 のベータ版を3月末までに出荷することを発表した。

NT4.0の販売は好調(2/4)
マイクロソフトは発売後30日で日本語版WindowsNT4.0 Server 45000本、 同 Workstation 183300本を出荷したことを明らかにした。
同社は当初の見通しでServerが年間25万本、Workstationが150万本の 出荷を計画していたが、この1か月は予想を上回るペースで、計画の上方修正も 見当しているという。

InsigniaがJava用Win実行環境発表(2/4)
米Insigniaは、Java実行環境でWinodwsアプリケーションの実行を可能にする 「Ntrigue」を発表した。
これは、X Window Systemプロトコルに基づき、Javaベースのデスクトップ用 に最適化されたもの。Ntrigueアプリケーション・サーバはWindows NT 3.51に 対応し、価格は15ユーザー当たり7,495ドル。
このNtrigueにより既存WindowsアプリをSunの「JavaStation」などで 動作可能になるという。

AppleがHPエンジンのStyleWriterを計画(2/4)
米Apple Computerは、米Hewlette PackardとのOEM契約による、HPエンジンの 新StyleWriterのリリースを計画しているという。

Apple、リストラの一環でNewton、Pippin開発中止の噂(2/4)
米Apple Computerが最新四半期決算で1億2000万ドルの赤字を計上したことを うけて、同社は従業員レイオフによるリストラを計画しているが、 NewtonおよびPippinの開発中止も可能性として含まれていると報道されている。

Apple、「Performa」の名称を廃止を計画(2/4)
米Apple Computerは、Macintoshのコンシューマ向けブランドである 「Performa」の名称を廃止する計画があるという。
理由は、過去の経緯から68KMacのイメージが強く、新規ユーザに対しては PerformaとPowerMacとの区別がわかりにくいからという。 これは、Performa製品がなくなるという意味ではないというが...。
Appleはこれまで、QuadraやCentrisなどの名称がついたモデルがあったが いずれも短期間で消えている。

InfomixがORACLEを告訴(2/1)
米Infomix社は、ORACLEが雇用を予定していInfomix社の元社員11人 をめぐって、ORACLE社、Infomix前副社長のギャリー・ケリー氏を相手取り、 企業秘密の漏洩及び不当な競争行為の疑いで、オレゴン州マルトノーマ郡 巡回裁判所に告訴した。
ORACLE社は元社員の辞職とORACLEへの移籍は自発的行為だとして反論 している。 また、秘密漏洩での立件は難しいが,その疑いは濃厚で、移籍を希望する社員 のORACLEでの採用は困難であるという。

Beがハードウェア事業から撤退(2/1)
米Be社は、ハードウェア事業から撤退してOS開発に専念するという経営方針を 明らかにした。
会社規模(従業員50人程度)からBeOSが要求するようなハイスペック なハードウェア技術を追求し続けるのは、ほとんど不可能なくらい困難であり、 各メーカー(Apple,PowerComputing,Daystarなど)のマルチプロセッサPowerPC マシンでBeOSが動作するようになったことが理由という。
BeBOXについては、今後1年間にリリースされるBeOSはサポートするという。

Sun、ハイエンドサーバ発表(2/1)
日本サン・マイクロシステムズは、UltraSPARCプロセッサを搭載した ハイエンドサーバ「Ultra Enterprise 10000」を発表した。
「Ultra Enterprise 10000」はUltraSPARC(250MHz)を最大64 個まで搭載可能、最大メモリ64GB、最大32のI/Oコントローラ、 最大20TBのディスクをサポートする。
また、ダイナミック・システム・ドメイン機能とよばれる新たな ドメイン管理機能、最大12.8 GB/秒メモリアクセスなどを実現する Gigaplane XB相互接続機能、SunTrust RASと呼ばれる電源管理を 中心としたRAS機能、オンラインで拡張可能なホットスワップ設計メモリ など新技術が採用されている。
標準構成(250MHz UltraSPARC×16、メモリ 2GB、システムサポートプロセッサ、Solaris2.5.1サーバーライセンス)で1億7400万円から。
また、併せて、ディスクアレイトレイシステムSPARCstorage RSM 2000 (最大7 x 4.2 GB ディスク)、最大容量2TB、43GB/時間の性能の大容量 テープライブラリSun Enterprise Tape Library 4/1000を発表した。

SGIとNetscapeが提携、CosmoPlayerとLive3Dを統合へ(2/1)
米Silicon Graphics社と米Netscape Communications社は、 VRML技術の統合で合意に達したことを発表した。
NetscapeのVRMLクライアント「Live3D」をSGIのVRML 2.0対応ブラウザ「Cosmo Player」に統合するかたちですすめられる。
この次世代版Cosmo Playerを,Netscape Communicatorのデフォルト VRML 2.0コンポーネントとして配布される予定であるという。 また、Cosmo PlayerをCommunicatorのPersonal Editionにバンドルし、 スタンドアロンプラグインとしてもCosmo Playerの配布される予定。

ニフティが33.6kbps対応(1/28)
ニフティは33.6kbps対応の「NIFTY-ROAD7」を開設、1月28日よりサービスを 開始する。
アクセス料金は従来の9600〜28.8kbpsと同一。

Tenon IntersystemsがMac版Apacheを発表(1/28)
(米)Tenon Intersystems社はUNIXシステムで定評のあるNCSA httpd 互換のフリーのWebサーバーであるApacheをMacintoshに移植、 「WebTen」として販売する。
WebTenは、同社のMac用UNIXのMachTenとApacheを統合したもので、 マルチホーム、サーバーサイドインクルード、プロキシーにも対応する。 出荷時期、価格は未定。

アキア、Mac互換機発表(1/28)
アキアは、Macintosh互換機2機種を発表した。
発表されたものはPowerPC 604e/225MHzをした 「MicroBook Power 604e/225」とPowerPC 603e/240MHzを搭載した「MicroBook Power 603e/240」の2機種。
604e/225は、メモリ80MB(EDO DRAM)/SCSI 4GBディスク/512KBセカンドキャッシュ/8倍速CD-ROM/Ethernetインターフェースといったハイエンドモデル。 メモリは最大1.04GBまで増設可能、6PCIスロット、8DIMMソケットといった 拡張性も備える。
603e/240は、メモリ80MB(EDO DRAM)/EIDE 2GBディスク/256KBセカンドキャッシュ/8倍速CD-ROMといったスペックでハイエンドPerformaクラス
どちらもIBMからサブライセンスで取得したMacOSに基づいた漢字Talk7.5.5 がプレインストールされている。
また、アキアの特長を生かした13.1インチスーパーTFTカラー液晶ディスプレイ「RST13X」と組み合わせたモデルも用意される。
価格は604e/225が498,000円、603e/240が348,000円、 液晶モニタ付きモデルは604e/225が738,000円,603e/240が588,000円。

Mac版Internet Explorer 3.0リリース、Macバンドルへ(1/16)
米Microsoft社は、MACWORLD ExpoでMac版Internet Explorer 3.0 のリリースを発表、併せてMacintoshへの同ブラウザのバンドルで米Apple Computer と合意したことも明らかにした。
さらに、小規模企業向けMacintoshラインナップにIE 3.0、 Microsoft Office 4.2.1、 Microsoft Bookshelf、Internet Assistant (WordおよびExcel対応)をプリインストールして発売する。

NT4.0 Service Pack 2 に苦情殺到(1/16)
米Microsoftが出荷したWinodwsNT4.0不具合修正パッケージ「Service Pack 2」で、システムクラッシュを起こす不具合が発見され、同社に苦情が殺到しているという。
今回の不具合は、インストール時にシステムをクラッシュ させるもので、ファイルが失われることも多く、復旧には多くの時間を要する という。 システムクラッシュの主な原因は、「Virus Scan」や「Norton AntiVirus」 などのウイルス検知・修復プログラムとの非互換によるものとみられている。
不具合については、Microsoft社も認めているものの、「Norton AntiVirusと の非互換およびリモート・アクセス機能“Multilink”の問題のみ」という見解 であり、これに対応するパッチも出荷済みであるという。
しかし、ユーザーからの報告によれば、「Aドライブにアクセ スできない」、「Internetなどとのリモート接続が失われた」、 「各種モデムのインストールができない」、 「NT WorkstationからNT Serverへのアクセスができない」 などの不具合も発生しているという。
また、テクニカル・サポートに、150ドルの料金がかかる点も批判の的らしい。

三菱電機ビジネスシステムがメール交換システム発売(1/16)
三菱電機ビジネスシステムは電子メール交換システム「メールゲート」を発売した。
メールゲートは、複数のメールシステム間のメール交換可能にするもので、 中間ファイル形式への変換を利用して実行されるしくみになっている。
当初は、cc:Mail、MHSメール、SMTPメールに対応。3月末にMicrosoft Mail、 Notesメール、MS-Exchangeに対応する予定。
価格は298,000円。

Microsoftサイトのアクセス数がNetscapeサイトを上回る(1/16)
米国の調査会社によれば、米Microsot社のInternet Explorerのダウンロード FTPサイトのアクセス数が米Netscape Comminucatons社のFTPサイトのアクセス 数を上回ったという。

BeOSの日本語化が決定(1/12)
米Be社は、同社のBeOSを日本語化することを明らかにした。
MACWORLD Expo/Tokyoでロードマップなどの概要が明らかにされるという。

Appleの次世代OSの概要が明らかに(1/12)
米Apple Computer CEOのGilbert Amelio氏は、MACWORLD Expo/San Franciscoの基調講演で 同社の次世代OSコードネーム「Rhapsody」の概要を明らかにした。
Rhapsodyは、共通マイクロカーネル上でMac OS 7.xとNEXTSTEPの両方を 動作させる環境で、従来のソフト・ハードの互換性が保たれるという。
また、表示系はこれまでのQuckDrawからDisplay PostScriptにQuickDrawGX 技術やColoySync技術を統合したものになるという。
Rhapsodyは現在出荷されているすべてのPowePCベースのMacintoshで サポートされ、さらに、AppleとしてははじめてIntelプロセッサをサポートする。 Pentiumプロセッサのほか、SPARCプロセッサなどもサポートする。
デベロッパーリリースが97年半ばで「Yellow Box」とよばれる OPENSTEP APIセットのみが含まれ、MacOSとの互換はない。 97年末にリリース予定の「Premier Release」で可能な限りMac OS 7.x アプリケーションとの互換性を実現し、98年半ばに現行のMac OS アプリケーションが実行可能なRhapsodyがリリースされる。 MacOS 7.X互換モードは「Blue Box」とよばれる 機能拡張コンポーネントで実現され、エミュレーションではないという。

日産自動車がインターネットで自動車を販売(1/7)
日産自動車(株)は、インターネット上で自動車を販売する計画があることを明らかにした。
既存の市販車にインターネット販売専用のオプション選択を可能にし、販売価格も 店頭販売よりも安く設定されるという。
詳細は未定。

リムネットがインターネット電話サービスを計画(1/7)
インターネット接続プロバイダのリムネットは、米Global Exchange Carrier社に 出資、日本国内でインターネット電話サービスを開始する計画があることを明らかにした。
Global Exchange Carrier社は、米国でインターネットを利用した国際長距離電話サービスを実施している企業で、リムネットは23%の株式を取得した。
リムネットは今年の第一四半期にもインターネット電話サービスを開始予定。 通常の電話機同士でインターネットを使った通話を可能にするという。

NT5.0のPPCPサポートが中止(1/7)
米IBM社と米Motorola社はPowerPCプロセッサ搭載NTサーバの販売計画 を中止する事を明らかにした。
IBMは、NT4.0は提供するものの、NT5.0は中止し、AIXに注力していくという。

Mac版Internet Explorer 3.0ファイナル版、近々発表?(1/7)
米Microsoft社は、サンフランシスコで開かれるMacWorld Expo で、 「Internet Explorer 3.0 for Mac」のファイナル版を発表する見込み。
注目すべきは、「ActiveX Part Adapter」でのOpenDocとActiveXの統合。 これにより、 CyberdogなどのOpenDocコンテナ内部でActiveXコントロールの 再生が可能になる。
また、Mac用ActiveX SDKの新バージョン、Internet Mail and News 1.1 なども発表する予定。

東芝情報システムがソフトウェアジャパンユーザーをサポート(1/7)
東芝情報システム(株)は、 11月に休眠会社となり業務を停止したソフトウェア ジャパン のNetscape Navigatorユーザーのアップグレードサポートを開始した。
アップグレードは同社の正規ユーザーと同じ扱いをするという。

SpyglassがMicrosoftを告発(1/7)
米Spyglass社はEnhanced NCSA Mosaicのライセンス使用料の支払い 状況を確認するためにMicrosoft社に監査要求したことを 明らかにした
Spyglass社は、同社のWebブラウザであるEnhanced NCSA Mosaic のライセンスを95年1月からMicrosoft社に供与しており、Internet Explorer のベースとなっている。
Microsoft社はExplorerを無償配布しているが、この配布コピー毎に ライセンス料をSpyglass社に支払う義務があるという。このライセンス料 は最大500万ドルと見込まれているが、これは、Microsoft社の売り上げ額に 対して0.2〜0.3%程度の額であるという。
また、一方では法的措置をせずにこのような内容を公表したSpyglass社を 非難する声があがっているという。

Netscape Navigator 4.0β公開(12/22)
米Netscape Communications社はインターネットクライアント環境「Netscape Communicator」のWWWブラウザー「Netscape Navigator 4.0」の ベータ版を FTPサイトで公開 した。試用期限が97年3月15日に設定されているという。
12月22日現在、Windows32ビット版のみが公開されていて、クライアント機能のみの「n32e40b1.exe」と、標準プラグイン(Netscape Media Player、Live3Dなど) やNetscape Conference(インターネット電話ソフト)などが含まれたフルセット 「c32e40b1.exe」が用意されている。

なんと! AppleがNeXTを買収!(12/22)
米Apple Computerは、米NeXT Softwareの買収で同社と合意したと発表した。
買収金額は4億ドルで、NeXT全製品の技術・サービス等がAppleに移ることになる。 この買収により、Appleの創設者の一人、NeXTの会長兼CEOのスティーブ・ジョブスがAppleに復帰することになる。
Appleは、BeOSを次世代OSの基板にすべくBe社と交渉をすすめていたようだが、 その矛先はNEXTSTEPになった事によりBeOSの採用はなくなった。
MacOSとNEXTSTEPの統合内容は、97年1月のMacWAORLD Expo サンフランシスコ で、明らかにされると言う。

OCNサービスが12月25日に開始(12/22)
NTTは、12月20日よりOCNサービスの受け付けを開始して、12月25日から専用線サービスを開始する。
専用線サービスは神奈川県藤沢市と岐阜県大垣市、ダイヤルアップ接続サービスを東京03地域で開始するという。
価格は、128kbps専用線「OCNエコノミー」が38000円、1.5Mbps専用線 「OCNスタンダード」が350000円、6Mbps専用線「OCNエンタープライズ」が 985000円となっている。ダイヤルアップ接続の「OCNダイヤルアクセス」は、 2300円/月で15時間を越える分は9円/分となっている。

アキアのMacintosh互換機1月27日から販売開始(12/22)
アキア(株)は、Macintosh互換機製品を97年1月27日に販売開始することを明らかにした。
販売するのは、Power PC 604eのミニタワー型とPower PC 603e搭載のTFT液晶ディスプレイ採用の省スペース型の2機種。

SunSoftとNetscapeがWebNFSで提携(12/22)
米SunSoftと米Netscape CommunicationsはWebNFSで提携した。
これにより、Netscapeは自社製品でWebNFSをサポートすることになる。

Sun ExpressがSolaris2.5.1乗り換えキャンペーン(12/22)
日本サンの通信販売部門のサン・エクスプレスは、WindowsNT、NetWare、UnixWare、SCO UNIX、OS/2を使用しているユーザーを対象に、Solaris2.5.1 for X86への乗り換えキャンペーンを実施している。
価格はデスクトップライセンスへの移行が29000円、サーバーライセンスへの移行が 75000円となっている。
キャンペーンは1997年3月31日まで。

OCN年内サービス開始が微妙?(12/7)
郵政省諮問機関の電気通信審議会・電気通信事業部会は、NTTから申請された OCN料金等について認可答申を先送りした。
先送りした理由については、他のインターネットプロバイダとの価格バランスの 格差による不公平さだとみられている。
OCNの認可申請についてはNTTの ホームページを参照。

ジャストシステムがJava対応ATOK(12/7)
ジャストシステムは、Java対応日本語入力システム「ATOK for Java」 をJavaDayで参考出品したらしい。
オムロンソフトウェア株式会社もJava対応の日本語入力シス テム「Wnn6(Java対応入力システム)」を参考出品したらしい。

システムソフトとメディアビジョンが誠和Connectix製品をサポート(12/7)
システムソフトとメディアビジョンは誠和システムズが販売したConnectix製品を サポートすることを発表した。
当初、メディアビジョンが店頭・流通在庫の誠和システムズのConnectix製品を サポートすることを発表、後になってシステムソフトが米Connectixと同社製品の 国内販売を開始することで合意し、併せて誠和システムズ登録ユーザーへの サポートも実施する事を明らかにして、再びメディアビジョンが誠和システムズ登録ユーザーのサポートをあきらかにした。

誠和システムズは計画倒産?(12/7)
11月26日に倒産した誠和システムズは計画倒産だったという噂がながれている。
次に誠和システムズを告発する「怪文書」を紹介する。
株式会社誠和システムズ代表取締役 山田 健 不正コピー商品を国内で販売し貯めた利益を
不正に香港に蓄財

株式会社誠和システムズ(代表取締役 山田 健,同マーケットクリエイターズ代表取締役)
は,海外のソフトウェアベンダー開発のソフトウェアを,主に香港の会社(FILDION LTD.)で
無断でコピー複製し,株式会社誠和システムズにて日本国内の各流通業者を通し日本国内に販
売することにより得た不正な利益を香港のトンネル会社Jarmain Technologies Co,Ltd.(役員山田
健,永野徳(山田徳))に送金し利益を蓄財している。驚くべきことにその不正な利益額は95
年の6カ月間でコネクティクス商品だけでも約1億円余りにもなる。総額では約5億円から10億円
程度のもよう。不正にコピー作成している商品は米コネクティスクス社製のラムダブラー(Mac
 版・Win版),スピードダブラー(Mac版),マキシマ(Mac版),米ナウソフトウェア製のナ
ウアップトゥデート,ナウユーティリティー,米フューチャーウェーブのスマートスケッチ
(Mac版)である。それらの商品は,正規なルートで仕入れる場合と香港で不正に作成する場合
があるようだ。また,正規のルートで仕入れるべき商品も,香港のトンネル会社
JarmainTecnorogiesCo,.Ltd.を通過させることにより,通常の仕入れ価格よりも相当高い仕入れ価
格で株式会社誠和システムズに卸している。この事は税金を軽減する事を目的とする脱税行為
そのものである。 

こんどはハイパークラフトが倒産(12/7)
9月のステップ11月のソフトウェアジャパン誠和システムズとソフトウェア 販売関係の倒産が相次いでいるが、こんどはマッキントッシュ用のソフトウェアを 中心に通信販売やCD-ROM販売を行ってきたハイパークラフトが倒産した。

Netscape4.0パブリックベータ版12/23公開?(12/7)
Netscape Communicator/Navigator 4.0 のパブリックベータ版が12/23に 公開されるようである。
12/23に公開されるのはWindows95/NT版のみで、その他のプラットフォームに 対応したものは来年1月以降となうという。

アップル、NewtonMessagePad120のOS2.0アップグレードを開始(12/7)
アップルコンピュータ(株)と(株)エヌフォーは、NewtonMessagePad120のOSアップグレード(ROM交換)の受け付けを12月9日から開始する。
価格は、ROM交換のみが12000円、ROM交換とUniFEPのアップグレードが16000円、 ROM交換とUniFEPのバンドルが28000円となっている。

AppleがJavaネイティブOSを開発中?(12/7)
米Apple ComuterがJavaのみでかかれたOSを開発中との噂があり、1月に サンフランシスコで開かれるMacWorldで明らかにされる可能性があるという。

誠和システムズ業績不振で営業停止へ(11/27)
(株)誠和システムズとその関連会社の(株)マーケットクリエーターズは、 業績不振を理由に全業務を停止し、破産手続きの準備に入ったことを明ら かにした。
誠和システムズは米Connectix社や米VocalTec社など海外有力ベンダーの代理店となっており、デジタルビデオカメラのQCAMや、 Macintosh用のSpeed Doubler、RAM Doublerといったユーティリティーソフトの 販売などで知られているが、こうした製品のユーザーサポートなども打ち切り、 ユーザーへの救済処置や告知は特に行わないという。
また、すでに全従業員に対して解雇を通達しており、労働組合側と経営側との交渉が行われているという。

ソフトウェアジャパンが営業を停止(11/17)
(株)ソフトウェアジャパンは、「休眠会社」となりすべての営業を停止したこと を明らかにした。
これにより、インターネット接続サービス「つなぐホーダイ」を11月末日をもって 運営停止する。ただし、同じく同社で運営している対戦ゲームネットワーク サービス「DWANGO」については運営継続努力を行っているという。
同社のホームページでも告知のかたちで知らせている。

NovellがNDSのソースコードを無償提供(11/17)
米Novellは他のOSベンダーに対してNovell Directory Services(NDS) のソースコードを無償で提供する計画を明らかにした。
これは、NDSをインターネット上の標準ディレクトリサービスとして確立 することを目的にしているという。すでに米SunSoftがライセンス取得を 発表している。

NovellとSunがJava関連で提携(11/17)
米Novellと米Sun Microsystemsは、ビジネスイントラネット向け Javaアプリケーションの開発に関連し、広範囲な戦略提携したことを発表した。
この提携により、NovellはSunのJavaWorkShop開発環境を初めとするJava技術と 、WebNFS技術をIntranetWareプラットフォームで利用するためのライセンス を取得したことになる。

TCP/IPに新たなバグが発見される(11/17)
TCP/IPに「Ping of Death」と呼ばれるバグが発見された。
過度に大きなパケットを送信するとOSやファームウェアなどに被害がおよび、 システムをオーバーロードさせたりクラッシュさせたりするという。
被害に遭っているのは主にUNIXシステムだがWindowsNTやNetWareでも いくつか報告されているという。
すでに、HP-UX、AIX、Linux、Digital Unix、OpenVMSなどで対応パッチ が公開されているという。
詳細は http://www.sophist.demon.co.uk/ping/を参照。

CompaqがWindowsCE対応マシン発表へ(11/17)
米Compaq社はWindowsCEベースのハンドヘルドデバイス「PC Companion」 をラスベガスで開催されるCOMDEX/Fallで発表される見込み。
PC CompanionにはPOP3クライアント、Exchangeサーバへの接続機能、 cc:MailとMS-Mail用のゲートウェイも提供される。
価格は499〜699ドルという。

NT4.0日本語版、12月10日発売(11/17)
マイクロソフト(株)Windows NTの最新バージョンの 「Windows NT Version 4.0 日本語版」を12月10日に発売すると発表した。
サーバー用の「Windows NT Server 4.0」はWebサーバーソフト 「Internet Information Server 2.0 日本語版」 などが含まれ、5クライアントアクセスライセンスがついて、165000円、 クライアント用の「Windows NT Workstation 4.0」は43000円
また、NT3.1、NT3.51からからのアップグレードパッケージも用意されており、 サーバーが56000円、クライアントが18000円となっている。さらに、 企業ユーザーを対象にWinodws95からのバージョンアップもオープンライセンスで 対応される見込み。
さらに、「BackOffice 2.0日本語版」も12月10日に出荷開始する。 同パッケージには,上記のNT Server4.0、SMS 1.2、SQL Server 6.5、 Exchange Server 4.0日本語版、SNA Server 2.11日本語版が含まれる。
価格は1サーバが26万円,5ユーザークライアントが15万円。

AppleのBe買収が現実的に?(11/17)
米Apple Computerは、次期Macintosh用OSの「MacOS 8」にBeOSを 取り込むことを検討しており、同社のBe社買収 も現実味を帯びてきたようである。

MicrosoftがNT5.0βをデベロッパーリリース(11/17)
米Microsoftは「Professional Developers Conference」の中で 「Windows NT Server 5.0」のプレビュー版を開発者向けに配布を開始した。
ディレクトリ管理機能「Active Directory」や、KerberosやX.509などの セキュリティ機能のほか、各機能のモジュール化(コンポーネント化)も特長となっている。
正式リリースは来年の予定で、モジュールをまとめたものが「NT5.0」となる見込み。
詳細はMicrosoftのプレスリリースのページを参照。

カシオ、こんどはQV-300(11/17)
カシオ計算機は「QVデジタルシリーズ」の最新機種QV-300を発表した。
QV-300の特長は35ミリ換算で47ミリ/106ミリの2焦点切り替え式 (つまり標準と望遠)を採用したこと。価格は73000円。
詳細はカシオ計算機の ホームページを参照。

メトロワークスがプレイステーション用開発環境を発表(10/31)
メトロワークス(株)は、プレイステーション用ソフトウェアの開発ツール「CodeWarrior for Playstation」を発表した。
CodeWarrior は、Macintosh用開発環境として評判が高く、68K Macintosh、PowerMacintosh、Windows95/NT、Java、Be、MagicCap、 などに対応したコードの作成が可能で、今回、MIPSコンパイラやデバッガなどの 専用プラグインを追加してプレイステーションにも対応させた。

SunがJava端末を発表(10/31)
米Sun Microsystems社は、以前このページでおしらせした NC(Network Computer)、「Java Station」を発表した。
Java Stationは、磁気ディスク装置、CD-ROM装置、フロッピーディスク装置 などはついておらず、ネットワーク、もしくはフラッシュメモリから起動するしくみ になるという。
主な仕様は次の通り。 出荷は、ボックスタイプが96年12月。タワータイプが97年中頃が予定されている。
価格は、749ドル〜1565ドル また、サードパーティからも対応ソフトのリリース予定されており、 Insignia Solutions社とSunが共同で「NTRIGUE X client for Java」という、 Windows NT application serverをサーバーにしてWindowsアプリケーション の利用を実現するシステムを開発中である。
このほか、Netscape社の子会社Navio Communications社が、Netscape NavigatorをベースにしたWWWブラウザー「Navio Navigator」を、 Applix社は、スイート製品「Anyware Office」を、それぞれ発表する見込み。

MicrosoftがNC仕様を発表(10/31)
米Microsoftは、米Intel社と共同でPC/ATアーキテクチャベースの ネットワークコンピュータ仕様「NetPC」を発表した。
基本構造は、PC/AT互換機でWindows用ソフトが動作するという。 フロッピーディスクやCD-ROMドライブなどはオプション扱いで、ハードディスク はキャッシュ機能として利用される。
NetPCの主な要求仕様は次の通り。

東芝がHyundaiからLCD調達(10/31)
(株)東芝は、韓国のHyundai社からノートパソコン等向けの液晶ディスプレイ を調達することを明らかにした。
これは、ノートパソコン等の販売が増加し、需要に応じられなくなったことによる という。
Hyundai社は、当初は、12.1"カラーTFT LCDを12月から月産10000枚で生産を開始するという。

Microsoft、個人向けWebサーバー配布開始(10/29)
米Microsoft社は、個人向けWebサーバーソフト「Personal Web Server」 の 無料配布を開始した。
同ソフトは、Windows95上で動作し、CGIサポート、 拡張Win32 APIセット拡張機能「Internet Server API」(ISAP)も含まれ、 IISやNT 4.0の「Peer Web Service」とも互換性があるという。

Office 97は下位互換未サポート(10/29)
米Microsoft社のプロダクトマネージャーは、97年1月出荷予定の 「Office 97」では、ファイルの下位互換性をサポートしないことを 明らかにした。

Apple、新Newton来年出荷へ(10/29)
米Apple Computer社は、新たなNewton製品2モデルを発表する ことが明らかになった。
今回発表されるのは、このページでも紹介した 教育市場向けのクラムシェル型のものと、新MessagePad。
Shayのコードネームのもとで開発されてきたキーボード付きのものは、「eMate 300」 という製品で、25MHz ARM710プロセッサを採用し、標準1MB DRAM/2MB フラッシュメモリ、480×320ピクセル16階調グレースケールバックライト 付き液晶ディスプレイ、IrDA互換ポート、Type3 PC CARD スロット、 シリアルポート、Newton InterConnectなどを備える。重量は約4ポンド (約1.8kg)。 ニッケル水素電池4個で最高28時間の使用が可能。
ソフトウェアはワープロ、辞書、ドローソフト、スイート製品の「Newton Works」などが、バンドルされる。
新MessagePad製品は、前に「リーク写真公開」で 紹介した「MessagePad 2000」。
MessagePad 2000は、CPUに162MHzのStrongARM SA-110プロセッサを 採用して、現行のMessagePad 130(20MHzのARM 610ベース)と 比較して最大10倍の性能が得られると言う。 このほか、100dpi解像度の4.9×3.3インチ16階調グレースケール バックライト液晶ディスプレイ、標準1MB DRAM/4Mバイトフラッシュ メモリ、Type3 PC Cardスロット×2、IrDA赤外線ポート、 Newton InterConnectポート、シリアルポート、マイクロフォンが装備される。 マイクでは16ビットサウンドの録音が可能で、4MBのPC Cardには1時間分の オーディオデータが収録できる。
出荷は97年第1四半期の予定。

日本Sunが、Ultra Enterpriseのクラスタシステム発表(10/25)
日本サン・マイクロシステムズ(株)は、従来のUltra Enterprise システムを クラスタ化した「Ultra Enterprise Clusterサーバ・ファミリ」を発表した。
同ファミリにはパラレルデータベースの構築が可能な「Ultra Enterprise Cluster PDBサーバ」、高可用性システムを実現する 「Ultra Enterprise Cluster HAサーバ」の2つのシリーズから構成されている。
また、大容量バックアップストレージ「SPARCstorage Library 8/400」も 発表した。同製品は1テープあたり40GB、1時間あたり22GBのパフォーマンスの新テープドライブを採用。20カートリッジで総容量800GBのバックアップが可能となると言う。
詳細は、日本Sunのプレスリリースのページを参照。

Newton MessagePad 2000?(10/25)
米Apple ComputerのNewton MessagePad の新モデルとみられる 「MessagePad 2000」のリーク写真が 公開されている。真偽のほどは?
「MessapePad 150」という噂もあるようである。
10/25の22:00現在、上記のリーク写真は削除されてしまった ようですのでこちらからどうぞ。

Netscape Navigator 4.0近々発表?(10/15)
米Netscape Comminucations社は、10月16日からニューヨークで行われる Developers ConferenceでコードネームGalileoと呼ばれていた、Netscape Navigator4.0を発表するとみられている。

MircosoftがInternet Explorer for UNIXをアナウンス(10/15)
米Mircosoft社のBill Gates氏は、同社のWebブラウザであるInternet Explorer 3.0 のUNIXバージョンを開発中であることを明らかにした。今年末にはベータバージョンをリリースする見込みであるという。
UNIX版Internet Explorer3.0は、他のプラットフォームと同じように無料で、 ActivXがサポートされるという。

Crayが世界最大規模スーパーコンピュータを受注(10/13)
米Silicon Graphics社の子会社となった米Cray Research社は、 世界最大規模と言われるスーパーコンピュータをロ スアラモス研究所より受注した。
米エネルギー省(DOE)の発注額は1億1050万ドル(約123億円)。
スーパーコンピュータは地下核実験の代わりとして開発されるプログラム の一部に利用されるという。

NCAEがNECのスーパーコンピュータをキャンセル(10/13)
全米大気研究センター(NCAE)は、米国政府機関として初め ての非米国製スーパーコンピュータの日本電気に発注していたが、 その発注がキャンセルされたという。
このキャンセルにより数百万ドルの違約金が支払われることになるという。

Sunが月末にもNCを発表(10/13)
米Sun Microsystems社は、月末にもJavaベースのNC(Network Computer) (コードネーム「Mr. Coffee」)を発表する見込み。
「Mr. Coffee」はJava で書かれたアプリケーションが稼働し、特定のアプリ のみを利用するような使い方を想定しているという。

Mac次期OSは非互換?(10/13)
米Apple Computerの技術担当最高責任者(CTO)のエレン・ハンコック氏は、 米有力紙の取材に対し、次世代MacOS(MacOS 8?)は、過去にこだわらないまったく新しいアーキテクチャーになるとコメントした。
理由は、高性能OS開発のためには、互換性維持は足かせになり、安定性も欠く からだという。

NTTがOCNの料金体系を発表(10/13)
日本電信電話(株)(NTT)は、同社のネットワーク接続サービス OCN(Open Computer Network)の料金体系を発表した。
専用線接続では「低速系」と「高速系」に区別され、低速系の128kbps が月額37000円程度、高速系の1.5Mbpsが35万円程度、 同じく高速系の6Mbpsが98万円程度となっている。
ダイアルアップ接続では、基本時間の15時間までは月額2300円程度、 基本時間を越える分については9円/分となっている。
なお、アクセスライン、ルータ等はオプションとなっている。
詳細は、
NTTのOCN関連ページを参照。

NovellがInternetWareを出荷開始(10/13)
米Novell社は、WindowsNT対抗NOSとなる「InternetWare」の 出荷を開始した。
IntranetWareはNetWare 4.11にWWWサーバ(NetWare Web Server 2.51)、 ホームページオーサリングツール、Webブラウザを追加した製品。
価格はNetWare4.11と同じ。NetWare2.x/3.xからのアップグレードも 可能。
また、クライアントにはNetscape Navigator2.0が含まれる。

Appleが、間もなく新Newtonを発表(10/7)
米Apple Computer社は、年内にも新Newtonデバイス2種類を発表する 見込みである。
ひとつはコードネーム「Shay」と呼ばれていたもので、キーボード付きのサブノート型(クラムシェル型と呼ぶらしい) Newtonで、プロセッサにStrongARMチップを採用するという。 教育市場向けの普及型とビジネス向けの高速型があるという。
教育市場向けバージョンにはワープロやデータベース、Webブラウザなどのソフトが バンドルされ、ビジネス向けバージョンには電子メールアプリケーション、 PIM連携ソフトがバンドルされるという。重量は約460g、価格は900ドルから1000ドル程度。
もうひとつは、StrongARMチップを採用したMessagePad新製品で、 MessagePad120よりひとまわり大きく、モノクロ16階調バックライト付き ディスプレイ、モデムスロット、マイクなどが搭載される。
StrongARMチップは、英Advanced RISC Machines社、米Apple,米DECに よって開発されたRISCチップ。「Shay」に採用される100MHz版では、 MessagePad130に採用されている従来のARMの20MHz版にくらべて、 処理速度は5倍、消費電力は50%になるという。

アーバンインターネットの幹部が書類送検(10/2)
広島県警は、インターネット接続プロバイダ「アーバンインターネット」を 運営する(株)アーバンエコロジーの幹部3人をわいせつ図画公然陳列の疑いで 書類送検した。
今回は、同社の
ホームページのアクセスランキングのページから、わいせつ な画像が置かれているユーザーのホームページにリンクを張り、削除などの対策 を取らずに自社のページとして流用して公開したという事が容疑の理由となっている。
同社ではアクセスログから機械的にアクセスランキングを作成しているため、 編集の意図はないと主張しているという。
今回の広島県警の判断は、プロバイダーがサーバー内の全データに対して責任を負う必要があるとも解釈でき、様々な波紋を呼びそうである。
なお、アクセスランキングのページはホームページ改定作業のため9/4より サービスを停止している。

JPNICが「ne.jp」ドメインを正式決定(10/2)
JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)は、ネットワーク/通信 サービス用のドメインとして、「NE.JP」ドメインを決定、11月より 申請受け付けを開始することを発表した。
この決定により、パソコン通信業者、ネットワークサービスプロバイダ、 草の根BBS等の組織は「ne.jp」ドメインが割り当てられることになる。
なお、従来の「or.jp」ドメインから「ne.jp」ドメインへの移行は強制されない。
詳細は、JPNICの公開文書を参照。

Appleが次世代Pippin仕様発表へ(10/2)
米Apple Computerは、Pippin次世代仕様「Pippin 2.0」を確定しつつある。
Pippin 2.0は、柔軟な設計仕様、FireWire(IEEE1394)ポート、ROMブートサポート、MPEG-2 デコーダ装備、 80MHzシステムバスなどの特長があり、PowerPC603eまたはPowerPC604 をが採用される見込み。
Pippin 2.0により、Pippinデベロッパは、エンタテーメント分野以外に 機能選択の幅が広がることになる。

Exponential が500MHz版 PowerPC発表(10/2)
米Exponential Technology社は10月22日に米国カリフォルニア州サンノゼで開催 される「Microprocessor Forum」において、500MHzのPowerPCチップ「X704」を発表する。
このチップを搭載したシステムは、来夏ごろ数社のベンダーから発表されるみこみ ではあるが、冷却システム、キャッシュ、バススピードなど多くの問題が残っているという。

ステップが倒産!(9/28)
パソコンの安売店「ステップ」が千葉地裁に和議を申請、9/24日、 保全命令を受け、事実上倒産した。
パソコンの低価格競争や他店との競争激化で収益が低下、 業績不振に陥っており、負債総額は約70億円とみられている。

米国司法省がMicrosoftを反トラスト法で調査(9/28)
米国司法省が、米Microsoft社に反トラスト法(独占禁止法)に基づく調査 を開始した。
これは、米Netscape Communications社が司法省に調査依頼をしており、 それに対応したものと考えられている。
Netscape社は、Microsoftが、コンピューターのメーカーに対しWWWブラウザー としてInternet Explorerを採用するよう強要していて、これが反トラスト法に 抵触すると主張している。

CIAのWebサーバーに侵入者、ホームページが書き換えられる(9/24)
米中央情報局(CIA)のWWWサーバーに何者かが侵入し、ホームページが書き 換えられる事件が発生した。
侵入者は「Central Intelligence Agency」の「Intelligence」を 「Stupidity(愚か、愚行)」に書き換えた上、CIA長官の顔写 真を別人のものと代えるなどの細工をしたという。
CIAではホームページ公開を中止し、調査に乗り出した。
詳細は
CNNの記事のページを参照。

Microsoftがハンドヘルド/情報家電用OS「WinodwsCE」発表(9/23)
米Microsoft社は、ハンドヘルドコンピュータ/情報家電用OS「WindowsCE1.0」を発表した。
WindowsCE(Comsumer Electronics)は、コードネームPegasusと呼ばれていた Win95 APIセットのカーネルをベースとしたOS。
対応ハードウェア製品は、500ドルから1000ドルの価格帯で、NECエレクトロニクス、 フィリップスセミコンダクターズ、日立などが開発した32ビットマイクロ プロセッサを採用したものが見込みまれており、ラスベガスで開催の COMDEX/Fall '96で正式デビューの予定。
詳細は、米Microsoftの ニュースリリースのページを参照。

アキアがIBMとMacOSサブライセンス契約(9/20)
米IBM社とアキア(株)は、Mac OSのサブライセンス契約を締結したことを発 表した。
これにより、アキアは11月にも液晶ディスプレイを採用したデスクトップ Mac互換機を投入する予定で、ノート型も計画中だという。

AppleとSunがマルチメディアとネットワークで提携(9/20)
米Apple Computer社と米Sun Microsystems社は、マルチメディアとネットワーク の技術について提携することを発表した。
AppleのQuickTimeなどのマルチメディア技術とSun/Solarisのネットワーク 技術を結びつけ、強力なインターネット/イントラネット構築をめざすという。
また、SunのJavaBeansとAppleのOpenDocのオブジェクト技術の相互利用、 JavaMediaでのQuickTimeサポートなども明らかにした。
これにJavaアプレットの中にQuickTimeの動画や音声を盛り込むことができるようになるという。

Real Audio Player 3.0ベータリリース!(9/19)
米Progressive Networks社は、Real Audio 3.0 を発表、ベータ版の プレーヤーを公開した。
Real Audio 3.0 の最大の特徴は、ISDN128KbpsでステレオCDクオリティ 実現である。さらに、専用サーバーなしで オーディオデータのリアルタイム再生が可能になった。(ライブストリームは 専用サーバーが必要)
Real Audio 3.0 対応の PlayerとEncoderのベータ版は同社の ホームページから 入手可能。
9/19現在、WIndows95版とPowerMacintosh版が入手可能。
サーバーも近々に公開予定。

米O'Reilly & Associates社、NT ServerとWorkstationの共通設計を指摘(9/11)
米Microsoft社は、かねてからWindowsNT 4.0 Serverと同Workstationは、 設計が異っており、それぞれに最適化されていると 主張していたが、 米O'Reilly & Associates社は、NTのレジストリを2箇所変更するだけで、 NT Workstation 4.0をNT Server 4.0に変更することが出来たことを発表した。
この事により、レジストリの設定を除けば NT WorkstationとNT Serverの違いはIISやDNS管理ツールなどの管理ユーティリティのバンドルソフトの 違いだけであることになる。 また、同社はNTOSKRNL.EXE,KERNEL32.DLL,HAL.DLL, SRV.SYS,TCPIP.SYSなどのカーネルファイルは、まったく同一であることも言及している。 また、この変更作業でBackOfficeやIISといったNT Server用アプリケーションが 正常に実行されることを確認したという。
同社はこの変更を行うユーティリティを作成したらしいが、ライセンス契約違反を促すことを意図するものではなく、NT Workstationを同時に10 ユーザー以上がアクセスする専用Webサーバとして利用することを禁止するという ライセンス政策の不当性を証明しその方針変更 させることが目的であるという。
現状では、WebサーバーとしてNTを利用する場合はNT Serverを購入するしか ないが、NT Server にはIISがバンドルされている。 報告内容は同社のWebサイトで 公開している。

米Appleがサーバー機新モデル発表(9/11)
米Apple Computer社は、同社のサーバーラインナップの最新モデル、 Network Server 700/200 を発表した。
同機は200MHz PowerPC 604e を搭載、48MBメモリ(最大512MB)、 PCIスロット6基、 Fast & Wide SCSI-2チャネルを2本を装備、ハードディスクは基本構成 で4GBディスクが2基、8倍速CD-ROMドライブなどを搭載している。 また、オプションでホットスワップ可能な二重化電源が用意されている。 OSはAIXを採用、ORACLE社からOracle Server としての承認も得ている。

NevellがNetscapeを吸収合併?(9/11)
一部で、米Novell社が米Netscape Communications社を買収・吸収合併 するという噂がながれているが、Netscape社はこれを否定している。

NavioがNINTENDO64用Netscapeを開発?(8/31)
米Netscape Communications社のコンシューマ向け子会社米Navio Communicationsの技術提携を行なう企業の中に任天堂が含まれていることから、 NINTENDO64用のNetscape Navigatorの開発が噂されている。

CorelがNewton用Javaを開発?(8/31)
加Corel社は、PDA用Javaを開発することを明らかにした。
詳細は不明だが、Newton OSをターゲットとしている見込み。

Netscape Navigator for Cyberdog開発へ(8/31)
米Netscape Communicationsと米Apple Comuterは、Netscape Navogator の1バージョンとして「Netscape Navigator for Cyberdog」を開発することを 発表した。
両社は、Netscape NavigatorとCyberdogを統合することを表明していたが、 今回の発表はそれを具体化したもの。出荷は97年中旬の見込み。

Netscape Navigator for OS/2Warp発表(8/31)
米Netscape Communicationsと米IBMは、Netscape Navogator for OS/2Warp を発表した。
出荷は9月25日の予定。 詳細は Netscapeのホームページ IBMのホームページ を参照。

Mac版CoolTalkは9月リリース(8/31)
Netscpe Navigator3.0からサポートされるCoolTalkは、Mac版ではサポートされて いなかったが、9月中にはサポートされる見込みらしい。
Mac版CoolTalkはAppleが開発をすすめており、QuickTime Conferencing技術 利用して実現される。

AppleがPPCP対応MacOSα版をリリース(8/31)
米Apple Comuterは、PPCP(PowerPC Platform)対応MacOSのアルファ版を デベロッパ向けにリリースした。
Internet Explorer 4.0Betaは10月公開(8/31)
米Microsoft社は、次期WebブラウザInternet Explorer4.0のベータ版を 10月に公開する予定であることを明らかにしたらしい。

AppleがBeを買収?(8/31)
米Apple Computer社の米Be社買収またはBeOSライセンスの噂が出ている。
Be社は、元Apple役員のJean- Louis Gasseeにより「開発者の夢の コンピュータ設計を実現にする」ことを目的に設立された会社。
同社のBeOSは現在デベロッパーリリースされており、97年にはBeBox製品を リリースする計画。
先日もPowerMac版BeOSを発表している。

日本HPと日本ユニシスがUNIX機で提携(8/31)
日本ヒューレットパッカードと日本ユニシスは、HPのUINX機の販売・サポート で提携したと発表した。
詳細は日本ユニシスのホームページの ニュースページ を参照。

カシオがQV-100を無償交換(8/31)
カシオ計算機(株)は、同社のデジタルカメラ「QV-100」の一部のロットで 色調不良の障害が発生するとのことで、無償交換を実施すると発表した。
無償交換の対象となる製造番号は1000001A〜1004350Aで、 9月9日から受け付けを開始する。
問い合わせ先は同社のホームページで告知されている。

ブラウザ戦争に様々な波紋(8/20)
Internet Explorer 3.0、Netscape Navigatgor 3.0と相次いで 正式リリースされたことで、様々な波紋が広がっている。

Netscape Navigator3.0正式リリース(8/20)
米Netscape Comminucations社は予告通り、Netscape Navigator3.0正式版を リリースした。
Win16ビット版はあいかわらずJavaはサポートされていない模様。

米MocrosoftとYahooが提携(8/20)
米Microsoftと米Yahoo社はInternet Explorer 3.0に対応した検索システムを 共同開発することを発表した。
Yahoo社はこれまで、Netscape社とも業務提携を結んでいたが、今回の発表は、 ユーザー層拡大をねらったものと思われる。

米Be社がPowerMac対応 BeOS を発表(8/14)
米Be Inc.はMacWorld Expo/BostonでPowerMacintoshに対応する BeOS を 発表した。
Be OSは、同社が開発したBe BOX用のオペレーティングシステムで、マルチタスク マルチスレッド対応、等の特長がある。
詳細は
同社のホームページを参照。

Netscpae 3.0、8/19正式リリースへ(8/14)
米Netscape Comminucations社は 同社のホームページで、Netscape3.0を 「次の月曜日」に正式リリースすることを明らかにした。 「次の月曜日」は8/19にあたり、日本時間では8/19の夕刻以降となる見込み。
この発表は明らかにInternet Explorerを意識したものとなっている。

米Microsoft、Internet Explorer3.0を正式リリース!(8/14)
米Mircosoft社は、同社のWebブラウザ「Internet Explorer3.0」を 正式リリース、配布を開始した。
日本語版も8月中には公開される予定。

JPNICが or ドメイン割り当て制限、net ドメイン移行へ(8/14)
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、通信サービス組織ドメインを、or.jp ドメインから net.jp ドメインへの移行を前提にドメイン管理を検討してい ることを明らかにした。
この一環として、すでに、8/1より or.jp ドメイン割り当てに制限を設けている。
詳細は JPNIC発表文書を参照。

Apple、Mac OS Runtime for Javaを公開(8/14)
米Apple Computerは、Mac OS上でのJava Applet実行環境である、「Mac OS Runtime for Java 」のα版を公開した。
Mac OS Runtime for Java(MRJ)は、ローカル/ネットワークを問わずにJava Appletの実行環境を提供するソフトウェアコンポーネント。これを利用すれば、 NetscapeのようなJava対応ブラウザ等を使用せずともJava Appletが実行できる。
MRJは、 Appleのデベロッパー向けWebサイトのMRJのページ から入手できる。

HPと日立がWindows NT版HP OpenViewを共同開発(8/10)
米Hewlett Packard社と(株)日立はWindows NT環境対応のHP OpenView Network Node Managerを共同開発することを発表した。

Appleがデジタル音声技術を発表へ(8/10)
米Apple Computer社のインターネット製品責任者Andy Lauta氏は、 MacWorld/Bostonで、SPIDI(音声情報内容交換)と呼ばれる新技術 を明らかにした。
SPIDIは、テキスト読み上げ機能に、サンプリング・音声モデリング 技術を組み合わせて、人間の音声に近いデジタル発生をWWWで提供する というもの。

MicrosoftがMac版Internet Explorer 3.0を披露(8/10)
米Microsoft社はMacWrold/Bostonで、Mac版Internet Explorer 3.0のデモンストレーションを行った。
このIE 3.0はActiveXとJavaサポート。パブリックベータが9月初めに リリースされる。

ConnectixがRAM Doubler新バージョン(8/10)
米Connectix社はRAM Doubler新バージョン「RAM Doubler 2.0」を発表、出荷を 開始する。
RAM容量を独自の技術で仮想的に倍化するユーティリティとして定番のRAM Doubler は、新バージョン2.0では3倍化が可能になり、処理速度も2倍になっているという。
68030以上のプロセッサ,最低8MバイトのRAMを搭載したすべてのMacintosh で動作し、価格は99ドルとなっている。

米MicrosoftがWindowsNT4.0を発表(8/5)
米Microsoft社は、WindowsNTの最新版「WinodwsNT Server 4.0」、 「WindowsNT WorkStation 4.0」を発表した。
NT Serverには、IIS(Internet Infomation Server) 2.0などがバンドルされ、 ブラウザを利用したリモート管理も可能となる。
また、NT Workstationでは、Internet Explorerのバンドル、管理ツールの 充実化がはかられている。
このWIndowsNT4.0から、Windows95インターフェースとなり、操作性も向上しているという。
出荷は8月中、日本語版については未定。

米Insignia Solutionsが、Winアプリ実行システムを発表(7/26)
Soft PCやSoft Windowsの開発元で知られる米Insignia Solutions社は、 インターネット経由で32ビットWindowsアプリケーションを実行する 「NTrigue Net Client for the Mac」の発売を計画中である。
このソフトウェアは、米Citrix Systemsが開発した、X WIndowシステム 似たプロトコルIntelligent Console Architecture(ICA)対応のシステムで、 Windows NT対応の「NTrigue Application Server」との併用で、 リモートサーバ上で実行中の32ビットWindowsアプリケーションを、 Macからインターネットを介して使用できる。
ICAプロトコルはTCP/IP、IPX、PPP、NetBEUIを介して実行可能で、 ISDNやATMを含むほとんどのネットワークで利用が可能という。
価格は未定。

米Apple、QuickTime2.5を正式リリース(7/26)
米Apple Computer社は、QuickTime2.5を正式リリースした。
Appleの QuickTimeのホームページからダウンロードできる。

米Apple、マルチプロセッサMac発表?(7/26)
米Apple Computer社は,同社初のマルチプロセッサシステム 「PowerMac 9500/180MP」を発表する模様。
180MHz版のPowerPC 604eを2個搭載して価格は約5700ドルという。
このほか、シングルプロセッサタイプの新PowerMac 8500、 200MHz版PowerPC 604e搭載の新PowerMac 9500、PowerMac 7600/132 などの発表が予想されている。価格は順に約4500ドル,約4900ドル、約3000ドル という。
いずれも、MACWORLD Expo/Bostonでお披露目となりそう。

アップルが日本IBMとサブノートを共同開発(7/26)
アップルコンピュータ(株)は、日本IBM(株)と共同でサブノート機を共同開発、 97年に発売すると発表した。
開発するサブノート機は、日本市場に特化したマシンで、きょう体デザインは アップル、小型技術は日本IBMが提供する形になるという。

カシオがQV-100を発表(7/26)
カシオ計算機(株)は、デジタルカメラの最上位機種「QV-100」を発表した。
36万画素の正方画素CCDを搭載、VGAサイズでパソコン取り込みが可能となった。
内蔵フラッシュメモリも従来の2MBから4MBになり、標準モードで192枚の 画像が保持できるという。
価格は63,000円で、8月24日に販売開始する。
詳細は カシオのホームページを参照。

米Network ComputerがNC戦略発表(7/26)
米ORACLE社の100%出資会社の米Network Computer Inc.が、 NC(Network Computer)の戦略を発表した。
NC製品第1号モデル「NC V1」は、OSが本体に内蔵されたタイプになるらしく (NC構想ではOSもサーバーからダウンロードするしくみとなっていた)、96年 10月発売予定。
OSもサーバーからダウンロードするタイプの「NC V2」は、NC専用ワープロ、 プレゼンテーションツールなどのアプリケーションが利用可能で、97年2月の 発売予定。
日本語対応の「NC Japanese Model」は、97年3月に発売される予定。
なお、NC構想発表時には「$500 PC」いわれていたが、実際は$300位になると予想されている。

秋保窓が正式移転を発表(7/26)
Windows用オンラインソフトウェアのアーカイブで知られる「秋保窓」 が、東北大学からDTInetへ仮移動( http://www.dtinet.or.jp/~thig/ftp/index.html)していたが、 「窓の杜」と改名して、インプレスのサーバーに移転することを発表した。

Internet Explorer3.0β2リリース(7/26)
米Microsoft社は、同社のWWWブラウザの最新版「InternetExplorer 3.0」 のβ2を公開した。
Windows95版、WindowsNT4.0版が同社の ホームページからダウンロードできる。
このIE3.0β2では、Java Just-in-Time Compiler が実装され、多言語対応、 なども可能になっている。多言語対応は「International Extention」を インストールすれば可能になり、これも同社の ホームページからダウンロードできる。
また、日本語版も公開された模様で、マイクロソフト社の ダウンロードのページ他、 東京インターネットの FTPサーバーからダウンロードできる。

米MicrosoftがJava開発環境を発表(7/26)
米Microsoft社は、Java開発環境である「Visual Java++」(コードネーム Jakarta)を発表。
既にベータ版が、同社の ホームページからダウンロードできるが、約12MBと巨大なものとなっている。
動作条件はPentium90MHz以上、メモリ24MB以上、WIndows95またはWindows NT4.0。WindowsNT3.1/3.5/3.51はサポートされない。
VJ++では、OLEベースのプロトコル「COM(Component Object Model)」に対応し、ActiveXと連携できるという。

NECがmeshとPC-VANを統合(7/26)
NECは、インターネット接続サービス「mesh」とパソコン通信サービス 「PC-VAN」、そしてインターネット上のコンテンツサービス 「The Cyber Plaza」を融合し、新サービス「BIGLOBE」を開始した。
この統合で、BIGLOBEへの1回の入会手続きでPC-VANとmeshの機能を利用 できるようになった。このことより、PC-VAN専用通信ソフト「PC-VAN ナビゲータ」とWWWブラウザーを連動させることもでき、PC-VANナビゲータ上に 表示されたURLをクリックすると、WWWブラウザーが起動しインターネットへ ジャンプすることができる。

Pippinベースのテーブルインターネット機(7/1)
メディック社は、喫茶店などでよくみられるテーブルゲーム機のような インターネット機「KANTANKUN(かんたん君)」を発表、販売を開始した。
内部には Pippin ATMARK が組み込まれており、テーブルゲーム機のように コインを投入すると設定された時間だけ接続ができる。 同社はプロバイダも兼ねている。
既に、渋谷のカラオケボックスに導入されているという。
価格は69万8000円。

Apple AustraliaがWinodwsNTサーバーを販売(7/1)
Appleは、オーストラリアでモトローラ社のWindowsNTサーバーの販売を開始する。
このNTサーバーは、PowerPC 604の100MHz版を搭載した「E604-100P」と133MHz版を搭載した「E604-133P」の2モデルで、モトローラ製のまま販売する。
この2機種はPReP(PPCPの前身)ベースマシンである。

IBMがMac互換機を近々公開か?(7/1)
IBMの子会社である IBM Microelectronics 社が2種類のMac互換機を発表する のでは?と噂されている。
ひとつは、100MHz版PowerPC 603e搭載ThinkPad。メモリ16MBでAppleの ASICも使用されているという。MacOSのほかにWindowsNTも動作する。
もうひとつは、Aptivaと同一きょう体の、PowerPC604ベースでMacOS専用 デスクトップ機で、各種マルチメディア機能を搭載するという。
8月のMACWORLD ExpoのIBMブースが注目される。

IBMがWindows版OpenDocベータ版を近々公開(6/26)
米IBMは、OpenDocのWindows版ベータをリリースするようである。
このベータ版はWindows95およびWindowsNTに対応し、OpenDocパーツとOLEオブジェクトとの交換を可能にするComponentGlueと呼ばれる技術が採用されている という。
同社のWebサイトの 「Club OpenDoc」(http://www.software.ibm.com/clubopendoc/) からダウンロード可能になる予定。

日本語版Adobe FrameMaker5 for Macが7月にリリース(6/19)
アドビシステムズは、Macintosh用Adobe FrameMaker 5 日本語版を7月に発売する。
価格は148000円。初期出荷5000本はキャンペーン価格で98000円で販売する。
また、米Adobe Systemsは、Adobe FrameMakerからHTMLへ変換を行う無料のユーティリティ「HoTaMaLe」を発表した。
すでに、FrameMaker 5には標準でHTML変換機能が備わっているが、 HoTaMaLeでは表のサポート、フォントやサイズのマッピング機能の向上などが実現されているといるらしい。
Adobeではこれを毎月アップデートしていき、FrameMakerのWeb向け機能を強化していく計画という。
Windows 95/NT用HoTaMaLeのパブリックベータ版を配布開始し、Mac版は8月、各種UNIX版は7月から9月の間に出荷される予定。

日本SunがNFSサーバー専用機発表(6/19)
日本サン・マイクロシステムズ(株)は、NFSサーバー専用機「Netra nfs 150」 を発表した。
「Netra nfs 150」は、Ultra Enterprise 150(UltraSPARC 167MHz版搭載) にUPSを内蔵、Solaris2.5と専用ソフトウェア「SmartServe 1.0」が プレインストールされるという。また、サーバーの管理は、UNIXコマンドを 使用せずにWebブラウザで行うことができる。
この製品は、以前 このページで「Public NFS」として紹介した 同社が提唱する「WebNFS」をサポートする最初の製品となる。
詳細は日本サンの プレスリリースのページを参照。

東芝情報システムがJavaを日本語化(6/19)
東芝情報システム(株)がJavaを独自に日本語化する事を明らかにした。
現在、Java言語は国際化対応がされておらず、日本語を扱うことができないため、 同社が独自に日本語化するというもの。
JDKも独自に日本語化する模様。

米Micosoftと米MetroworksがMac関連で提携(6/8)
米Microsoft社と米Metroworks社は、MacintoshにおけるJavaとActiveXのサポートで提携した。
MetrowerksはMacintosh用開発環境「CodeWorrior」でMicrosoftのインター ネット用マルチメディア技術であるActiveXをサポートし、「Internet Explorer」向けに,Javaベースの技術を開発するという。
また、Microsoftは、今後のMacintosh版Internet Explorerの開発に Java Virtual Machineを組み込んだCodeWarriorを使用する模様。 年内出荷が予定されているMac版のInternet Explorer 3.0では、 「ActiveXと統合されたJava」が目玉になるという。
さらに、Microsoftは「Visual Basic(VB)Script 」のMac版を、今夏中に リリースする計画を明らかにした。 VB Scriptの利用によって、HTMLのページ、Javaアプレット、ActiveX Control 間でのやり取りが可能になるという。このツールは MicrosoftのWebサイト からダウンロードできるようになる予定。

Appleが8か月以内にPPPをOpenTransportとARAに統合(6/7)
米AppleComputer社はようやく、PPPを標準採用すべく統合計画を明らかにした。
これまで、MacintoshでPPP接続を行うにはフリーソフトウェアのMacPPPを 利用する程度にとどまり、Windows95やWindowsNTなど標準採用OSに遅れを とっている状態であったが、ようやく、PPPプロトコルをOpenTrasportとARA (Apple Remote Access)に統合することを明らかにした。
統合計画は次の通り。

リムネットがMP 256Kなど新サービス(6/7)
インターネットプロバイダーリムネットを運営する(株)ラピドシステムズは、6月28日からISDN回線を使用した同期64K、128K(MP)、256Kbpsのサービスを開始する。
対象ドメインは,東京第1、東京第2、東京第3、東京第4の4カ所に限定される。 256KbpsサービスはISDN Bチャネル4つを利用して実現、128Kbpsサービスは、 マルチリンクPPP(MP)のサポートによってISDN Bチャネルを2つで実現するという。
これらのサービスは端末側機材はリムネットが指定するものを使用しなければならない。
料金は、64Kbps が従来のアナログ/非同期サービスと同じ、128Kbpsが2倍、 256Kbpsは4倍となる。
なお、前記指定機材は リムネットのホームページで発表する予定。

ICMが倒産(6/5)
パソコン用ハードディスクメーカーである(株)アイシーエムが、6月3日、 1回目の不渡りを出し、事実上倒産した。
パソコン本体の内蔵ディスクの大容量化により、外付けや増設ハードディスク の売り上げが落ち込み、ハードディスクに依存した販売体制や過当な価格競争なども 倒産の原因と言われている。
パソコン用外付けハードディスク1台の利益は500円程度といわれ、ICMのような、 HDD専門メーカーは経営が困難になっているという。
今後のサポートについては明らかにされていない。

Appleがマルチメディア対応Javaクラスライブラリ発表(6/5)
米Apple Computerは、コードネーム「Biscotti」というJavaクラスライブラリを発表した。
このクラスライブラリは、サウンド、ビデオ、アニメーション、スタイル化テキスト、 3Dグラフィックイメージングなどを可能にするもので、Javaアプレットから、AU、WAV、MIDI、などの音声ファイルやMPEG、QuickTime VR、などの動画ファイル などの再生が容易にできるようになる。
Appleのこの発表は、QuickTimeなどのマルチメディア技術をJava言語に統合させることを狙ったものだとされている。このため、AppleはJavaSoftに対して、Java Media APIに盛り込むよう働きかけるという。

Microsoftが、ShockwaveをOS・ブラウザに統合(6/5)
米Macromedia社は、米Microsoft社がShockwave技術をInternet Explorer 3.0 、Windows95に統合することを明らかにした。
詳細はMacromediaのホームページの プレスリリースのページを参照。

オムロンが28.8kbpsから33.6kbpsへ無償アップグレード(6/2)
(株)オムロンは、同社の28.8kbpsモデム「ME2814Cシリーズ」を33.6kbpsへ無償アップグレードすると発表した。
無償アップグレードサービスは、ITU-Tから33.6Kbps通信方式の正式勧告 が出された時点から行い、NIFTY-Serveのモデムベンダーフォーラム(SMODEMVA)で 申込用紙をダ ウンロードし,同社のカスタマーサポートセンターにFAXか電子メールで申し込む方法などでアップグレードが可能となる。
新規購入するユーザーは 店頭で申込用紙をもらい、申し込む形となる。
なお、現在、ITU-Tで33.6Kbps規格を検討中で,7月上旬には正式勧告がなさ れる予定という。

JavaOS正式発表(6/2)
米JavaSoft社は、以前 このページでお知らせした「JavaOS」を Javaデベロッパーカンファレンス「JavaOne」で正式発表した。
詳細はJavaSoftのプレスリリースを参照。

米Corel社がJava対応統合ソフト発表(6/2)
米Corel社は、Javaデベロッパーカンファレンス「JavaOne」で、 完全にJava言語で書かれた製品「Corel Office JV」を発表した。
同製品はWordPerfectやQuattro Proを含んだWindows対応のアプリケー ションスイートをJava環境に移行させたもので、年末までにリリース予定。 Office JVはインターネット経由で提供していく計画で、Javaが 持つネットワーキング機能を生かせば,パッケージ全体ではなく,機能 ごとにアップデート可能となる。
Javaベースであるためデスクトップマシンだけでなく,セ ットトップボックスのようなJavaデバイスにも対応できることになる。

三菱電機アメリカ法人がJavaチップ&Javaデバイスを発表(6/2)
米Mitsubishi Electronics America社の電子機器部門は、Javaを半導体チップ 化することを発表した、一般消費者向けJava製品としてJava端末「MonAMI」を投入する見込み。
Java端末「MonAMI」は、Javaデベロッパーカンファレンス「JavaOne」で展示された。

米MicrosoftがUNIX版Internet Exprlorerを発表?(6/2)
米Microsoft社は、Netscape社に対抗すべく同社のWebブラウザInternet Explorer のUNIXバージョンをリリースする準備をしているらしい。

米Texas Instrumentsが0.18ミクロン技術のチップを発表(5/30)
米Texas Instruments社が、0.18ミクロンプロセスを採用した半導体製造技術「TImeline Technology」を発表した。
この技術により、PentiumProプロセッサの20個分に相当する1億2500万トランジスタを、1個の シリコンチップに集積することが可能になる。例えば、1チップでモデム100個分 の処理が可能になるという。
DSPやASICなどに採用される予定。

IIJがネットワーク型双方向ダイアルアップサービス(5/30)
(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)は,ネットワーク型ダイヤルアップ IPサービスに双方向接続,ユーザー独自ドメイン名の使用などのサービス追加を 6月3日から開始する。新機能の追加に伴う料金の変更はない。
双方向接続サービスは,ユーザー側ネットワークとインターネットをISDN回線を 介して双方向にIP接続する事を可能にし、インターネット側からユーザー側に アクセス要求があると、IIJ側からユーザー側に呼び出しが行われるという。
このサービスにより、ダイアルアップであるにも関わらずサーバーを立ち上げること が可能になる。

Northern Telecom社がJava搭載デバイス(5/30)
米Northern Telecom社はインターネットアクセスデバイスを発表した。 このデバイスはテレフォニータイプで、Sun Microsystems社のJavaプロセッサが 搭載されるという。

Oracle,Sun,IBM,Apple,NetscapeがNCで提携(5/23)
米国のOracle社、Sun Microsystems社、IBM社、Apple Computer社、 Netscape Communications社の5社は、ネットワーク専用低価格 コンピューター(Network Computer:NC) の規格「NC Reference Profile」を提唱し互換性のある規格への統一に合意した。
「NC Reference Profile」は7月に発表、8月末までに正式規格決定となる見込み。 NC仕様案である「Reference Profile 1」は、 http://www.nc.ihost.com から入手可能。
ちなみに、AppleはNC仕様の「Pippn Plus(仮)」のリリースを計画中。

米Sun、Java OS発表か?(5/12)
米Sun Microsystems社は、Javaベースのオペレーティングシステム を発表するようである。
コードネーム「Kona」と呼ばれているこのOS は、比較的軽いOSのようで、 Java端末や、ネットワークコンピュータ、インターネット端末のような 機器に組み込まれることが予想されている。
なお、このOSはOARCLE、東芝、三菱にライセンスされる模様。

シャープがカラーザウルス発表!(5/12)
シャープ(株)は、携帯情報ツール「ザウルス」の新バージョン「カラーザウルス」 を発表した。
特筆すべきは、インターネットアクセス機能。WWWブラウザ、Telnetなどが 組み込まれているという。
画面サイズは320×240ドット、640×480(縮小表示)に対応。なお、インターネット 接続にはPCMCIAスロットに28.8kbpsのカードモデムを装着する必要がある。
価格は本体のみが120,000円、デジタルスチルカメラカードとのセットが155,000円。

東芝情報システムがRealAudioの国内販売権を取得(5/12)
東芝情報システム(株)が、(米)Progressive Networks社とRealAudioを国内販売 することで、デストリビューター契約を結んだと発表した。
これにより、国内では、Real Auido Server は東芝情報システムから購入することになると言う。 また、RealAudio Playerのエンドユーザーへの販売は行わない。
価格は、5ユーザー98,000円、20ユーザー398,000円、100ユー ザーは1,480,000円となっている。

HotJava PerBeta1リリース!(5/3)
HotJava PreBeta1がリリースされた模様。
JavaSoftの
FTPサーバーから Solaris(SPARC)版(3109KB:tar.Z) Winodws(32ビット/x86)版(2517KB:自己解凍) が入手できる。
また、 国内ミラーサイトにもある。

IBMやAppleがJavaをOSなどに統合(5/3)
IBMは、次期リリース予定のOS/2 Warp(コードネーム: Merlin) を、JavaをOSレベルで統合する初めてのオペレーティング・システムにする ことを明らかにした。MerlinにはJava開発ツールのバンドル、Javaネイティブ ランタイムコード、Java対応ブラウザ、OpenDocとJava技術の統合 などの技術が含まれるようである。
また、米Apple Computerは、Javaのライセンスを取得し、MacOS、OpenDoc、 Newton OSなど のテクノロジに取り込むことをアナウンスするようである。

DEC、最高速WindowsNT機発表(5/3)
米Degital Digital Equipmentは、366MHzのAlphaプロセッサなどを搭載した 最高速のWindowsNTワークステーション2モデルを発表した。
価格は300MHzAlphaプロセッサを搭載したAlpha XL 300 Personal Workstation (メモリ32MB、ディスク1GB、2D/3Dグラフィクスアダプタ、CD-ROM、FDD)が、 8495ドル、366MHzAlphaプロセッサを搭載したAlpha XL 366 Personal Workstation(メモリ32MB、ディスク1GB、2D/3Dグラフィクスアダプタ、CD-ROM、FDD)が、 9995ドルとなっている。

日本Sun、新サーバーシリーズを発表(4/29)
日本サンマイクロシステムズ(株)は、64ビットSPARCアーキテクチャプロセッサ UltraSPARCを搭載した「Ultra Enterprise Server」シリーズ を発表した。

富士通が多機能ドライブ装置を発表(4/23)
(株)富士通は、1台でMO装置ととCD-ROM装置の両方の機能を備えた、 多機能光磁気ディスク装置「M2561B」のOEM供給を行う。
MOは、128MB、230MB、540MB、640MBに対応(128MBは読み込みのみ) し、CD-ROMは、8cm/12cmに対応する6倍速。
インターフェースはEnhansed-IDE。

Apple研究開発部門責任者ネーゲル氏退社(4/23)
米Apple Computerの研究開発部門のトップであるデビッド・ネーゲル氏 が同社を退職し、AT&T Laboratories社長に就任することが決まった。
デビッド・ネーゲル氏は95年4月からワールドワイド研究開発部門担当の 上級副社長を務め,Appleのハードウェアおよび(Mac OSを含む)ソフトウ ェア製品の開発を監督してきた。
AT&T Laboratories社はAT&T分割で設立された研究開発部門で、 約3分の1は旧ベル研究所の組織を引き継いでいるという。

OracleとSunがNC用ソフトウェア開発で合意?(4/19)
米Oracle社と米SunMicrosystems社は、Oracleが提唱するNC(Network Computer)用のソフトウェアの基本デザインの開発 で合意したと報じられた。詳細は不明。

QuickCamカラー版発表!(4/19)
米Connectix社は、QuickCam(日本語版QCam)のカラー版、 「Color QuickCam for Macintosh」を発表した。
接続は、これまでのSerialポートのみから、 SerialポートとADBポートの両方 のポートを利用するようである。
国内での発売時期は未定。詳細は、 米Connectix社のホームページを参照。

Security DynamicsがRSAを買収(4/19)
セキュリティ関連企業の米Security Dynamics社が、米RSA Data社を2億ドルで 買収したと発表した。
RSA Data社が提供する公開鍵暗号方式「RSA」は、Netscape Communications、Microsoftなど500社が採用しており、事実上の標準のインターネット セキュリティシステムである。

ニューコアラに外部より侵入(4/19)
4月12日午前4時54分、大分県の大手インターネットプロバイダ 「ニューコアラ」に外部よりハッカーが侵入、インターネット用サーバーの データが消失するなどの被害が出た。
個人データ、パスワードファイル等が消失したという。ニューコアラでは、 CGIの使用禁止、Telnetの制限などの措置をとり、今後の対応を検討中との事。

アスキーとハイパーネットが無料のインターネット接続サービス(4/19)
以前、このページで紹介した、 (株)ハイパーネットのインターネット上の新広告サービス 「ハイパーシステム」を利用してアスキーと同社は共同で 無料のインターネット接続サービス「アスキー・インターネットフリーウェイ」 を開始した。
サービスは、当面5月末までの限定サービスで、6月に正式サービス開始となる。
インターネットフリーウェイに接続するためには、「Hot Cafe」という ふざけた名前の(^^;専用の接続ソフトが必要で、 アスキーネットのホームページからやパソコン通信アスキーネットから 入手できる。
ソフトはWindows95のみ対応。Mac版は正式サービスの6月に公開される予定。

マイクロソフトがインターネット対応製品次々投入(4/19)
マイクロソフトはインターネット関連製品や対応技術を次々と投入している。

ジャストシステム、Just Office Server 発表(4/19)
ジャストシステムは、イントラネット/情報システム構築ソフトウェア 「Just Office Server」を発表した。
Just Office ServerはOracle7 Workgroup Serverを含み、 SMTPメールサーバやWWWサーバー、電子会議システムなどの機能を持つ。
価格は、Solaris版が20クライアントアクセスを含めて(スターターキットと呼ぶ) 58万円(保守料87000円/年)、NT版が38万円(保守料57000円/年)
詳細はジャストシステムのホームページを参照。

IBMがAppleよりMacOSライセンス(4/19)
IBMは米Apple ComputerよりMacOSのライセンスを取得する。
実際にはPowerPCチップ販売部門であるIBM Microelectronics Divisionと Appleとの契約だと伝えられている。

米SunSoft、Winodws対応ネットワークツール発表(4/7)
米SunSoftは、Windows対応のネットワーク・ツール 「SolarNet WebScout NW for Solaris」と「Solstice PC-CachFS 1.0」を 発表する。
WebScout NWは、シスコ・システムズからライセンスされた技術をベー スとしたもので、NetWareクライアントからTCP/IPアプリケーションやIn ternetへのアクセスを可能にするもの。Novellも同様の製品の出荷を計画しており、 競合することになる。
Solstice PC-CachFS 1.0は、ネットワーク・パフォーマン スを向上させるPCキャッシング・ユーティリティで、サーバ上で更新されるまで PCのキャッシュに格納し、トラフィックの軽減を図るといったもの。 PC-CacheFSはWin3.1、Win95、Windows for Workgroupsに対応し、Ne tWareやNTなどのサーバ環境で稼働するという。

RealAudio2.0正式リリース(4/7)
Progressive Networks社は、同社のインターネット用リアルタイムオーディオ アプリケーション最新版であるRealAudio2.0が正式リリースした。
ベータ版が95年末に公開されていた。

国産Netscapeプラグイン登場(4/7)
(株)コーシングラフィックスシステムは、同社のMacintosh用デスクトップ アニメーションソフト「キューティマスコット」のマスコットアニメーション用 Netscapeプラグインを開発、 同社のホームページ で公開した。
これは、おそらく国産初のNetscapeプラグインと思われる。

Yahoo日本語サービス開始(4/2)
Yahooの日本語サービスが、4月1日に正式に開始された。
URLはhttp://www.yahoo.co.jp

米Sun、Java WrokShopリリース(3/30)
米SunMIcrosystems社は、Java開発環境「Java WrokShop」をリリースした。
Java WorkShopはブラウザベースの開発環境で、Solaris、Windows95、WindowsNT に対応する。
詳細は、米Sunのホームページの SunSoftのページ What's Newページを参照。
また、トライアル版を ダウンロードのページからダウンロードできる。

Netscape Nvigater3.0プリベータリリース公開(3/30)
Netscape 3.0、通称(?)「Atlas」のプリベータリリースが公開された。
新機能は、News、Mail関連の強化、テーブルのセル内でのバックグラウンドカラー 指定、AIFF, MIDI, WAV, AU各サウンドファイルに対応したオーディオ関連 プラグイン搭載、その他プラグインバンドルなど。
今回のリリースの使用期限は7月15日となっている。詳細は以下のリリースノートページを参照。 (以前このページでお知らせしたリリースノートフォルダの URLは変更されています)

http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/mac-3.0b2.html
http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/unix-3.0b2.html
http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/windows-3.0b2.html

Netscape Gold正式リリース(3/30)
Netscape Goldが正式リリースされた模様。ベータ版同様Windows32ビット版 (NT、Win95)対応のみである。

三菱が携帯型パソコンAMiTY SPを発表(3/26)
三菱電機(株)は、モーバイルコンピュータ「AMiTY SP」を発表した。
AMiTY SPは7.5インチDSTNカラー液晶ディスプレイを採用、A5ファイルサイズ(241x169x28mm) 、重量850gというサイズで、ペン操作方式。ドッキングステーションと組み合わせて通常のパソコンとしても利用できるユニークな設計となっている。
詳細は、三菱電機の AMiTY SPの紹介ページ を参照。

富士通がWin3.1ベースの携帯情報端末発表(3/26)
富士通(株)は、MS-WIndows3.1ベースの携帯情報端末「TeamPad」を発表した。
全面タッチパネルの 8.4インチカラー液晶を採用、CPUにAm486DX4(75MHz)、メモリ8MB(最大24MB)、HDD 260MB、B5サイズ(267mm× 182mm×37mm)で、重量は約1.1kg というスペック。
「携帯情報端末」と銘打ってはいるが、PDAというよりはハンディターミナルの 色合いが強い。
価格はDSTN液晶タイプが39万円、TFT液晶タイプが45万円。 詳細は富士通のWWWサーバーの プレスリリースのページを参照。

Wnn6がJavaに対応!(3/26)
オムロン(株)は、UNIXシステムで広く利用されているかな漢字変換システム Wnnバージョン6のJava対応版「Wnn6 for the Java Software Emvironment」 をリリースする模様。
これにより、Java環境で日本語入力が可能になる?
このほか、韓国語、中国語対応も検討中らしい。

東芝情報システムがWin95対応PC-NFSpro発売(3/20)
東芝情報システムは、SunSoftの「PC-NFSpro」を日本語化した最新版、 「Medallion PC-NFSpro 2.0J」の販売を開始した。
「Medallion PC-NFSpro 2.0J」はWindows95/Winodws3.1に対応し、 基本のTCP/IPスタック(NFS,LPD,PPPなど)に加えて、Netscape Nvigator 2.0、PC-XWare2.1J(Xサーバーソフト)、日本語LAN3270 3.1 for Win(日本語 3270エミュレータ)、CyberMail(暗号化機能付き電子メールソフト)、ASTRANSAC 1.0Lite(英日翻訳クライアントソフト)、などのソフトがバンドルされる。
価格はオープンプライスで、JAQSYS PC-NFS Ver 4.0/5.0、PC-NFSpro1.1J、Medallion PC-NFSpro1.0J などからのアップグレードも用意されている。 詳細は、 東芝情報システムのホームページを参照。

カシオ、デジタルカメラ新機種発表(3/20)
カシオは大ヒット商品のデジタルカメラ「QV-10」の後継機種、「QV-10A」 と 米カシオで先行発売していた「QV-30」の国内発売を発表した。
「QV-10A」の新機能はカメラtoカメラ通信機能とよばれる、QVデジタルカメラ 同士で画像のやりとりを行う機能(従来機種の「QV-10」とも通信が可能)と、特定の 画像を隠す「シークレット機能」。
「QV-30」の新機能は「QV-10A」の新機能に加えて広角と望遠の2焦点レンズと 2.5型カラー液晶(従来は1.8型)。
併せて、パソコンリンクソフトも価格を9800円に下げて発売する。 詳細はカシオの 「QV Degital Home Page」を参照。

米Apple、Newton新モデル発表(3/17)
米Apple ComputerはNewtonテクノロジを採用した携帯情報端末の新モデル「Newton Message Pad 130」を発表した。
Newton OS2.0を搭載し、Message Pad としては初めてELバックライトを採用し、 RAMは2.5MBに増加している(従来は1MBまたは2MB)。
詳細は、米Apple Computer の Newton Message Pad 130のページを参照。

米SunSoft、ブラウザ用NFS技術を開発中(3/17)
米SunSoftがWebブラウザからNFSサーバへのアクセスを可能にする技術 「Public NFS」の開発を進めていることが明らかになった。
このPublic NFSにより、HTTPプロトコルの代わりにNFSでファイル転送 を行い、パフォーマンスが向上するという。
イントラネットの導入企業などでの採用が有力視されている。
SunSoftでは5月にPublic NFS仕様を公開し、年内には自社のNFS製 品でサポートする予定。

米Microsoft、Internet Explorer 3.0発表(3/17)
米Microsoftは、ついに同社のWebブラウザInternet Explorerの最新版 「Internet Explorer 3.0」を 発表した。
Internet Explorer 3.0はOLEコントロール技術をベースとした ActiveX技術が 組み込まれ、動画、3Dバーチャルリアリティー、ビデオなどの動的な ウェブコンテンツ(ダイナミックウェブ)とのリンクが簡単に実現でき、 新しいインターネット環境が容易に構築できるという。
Internet Explorer 2.0の拡張タグはもちろん、Netscape Navigatorの拡張タグ の一部にも対応しているという。さらに今回発表になった新技術「NCompass」 ツールセットにより、Netscape用プラグインにも対応するとのこと。 また、サーバーでは「Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0A; Windows 95)」として認識されるらしい。
なお、Internet Explorer 3.0のα版が、Microsoft ActiveX Development Kit (約12MB)に含まれる形で配布が開始された。米MicrosoftのWebサイトの Microsoft ActiveX Development Kitのダウンロードのページから入手 できる。12MBもあるので2MBまたは1MBの分割でダウンロードもできる。

Netscape3.0近々発表?(3/10)
NetscapeのサイトにNetscape3.0のリリースノートフォルダが 用意されたいた。

http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/mac-3.0b1.html
http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/unix-3.0b1.html
http://home.netscape.com/eng/mozilla/3.0/relnotes/windows-3.0b1.html

HPとSCOが次世代UNIX開発を発表(3/8)
米Hewlette-Packerdと米SCOは、64ビット版次世代UNIXの共同開発 を行うと発表した。
この共同開発は同規格を次世代UNIXの業界標準にするのが狙いで,年内にも 完成させる予定。

ファラロンがインターネット向けTimbukutu(3/8)
米Farallon Computing社は同社のネットワークリモートコントロール ユーティリティ「Timbukutu Pro」の機能を使った2種類のインターネット用アプレットを開発し無償提供する見込みである。
両アプレットは,スタンドアロン型アプリケーションとNetscape用プラグインの 両方の形態で提供される予定。アプレットと呼ばれているがJavaで書かれているわけではない。
Look@Meは4月下旬(ベータは3月15日),FlashNoteは4月下旬か5月初旬にリリースの予定。
詳細はFarallon Computingのホームページを参照。

VRML2.0にMoving Worlds(3/8)
日本シリコングラフィクスとソニーは次世代のVRML仕様として提案している「Moving Worlds」に関する共同記者説明会を行った。
日本SGIは、Moving Worldsの統合的な開発および運用環境として 「Cosmoファミリー」を提供する。このファミリーはオーサリングツールの 「Cosmo Create」、Javaおよびビジュアルプログラミングのための 「Cosmo Code」、ビューワの「Cosmo Player」、 Java利用のクラスライブラリ「Cosmo Motion」、DB接続ミドルウェア 「Cosmo Media Base」の5製品からなる。
ソニーはMoving Worlds対応にしたブラウザ「CyberPassage Browser」を 4月中に配布する。またオーサリングツールの「CyberPassage Conductor」、 ホワイトボード機能にも対応したマルチユーザーサーバソフトウェア 「CyberPassage Bureau」も提供する予定。
今年夏に発足するVAG(VRMLアーキテクチャグループ)のキーマンのMark Pesce氏 も「Moving WorldsはVRML 2.0に一番近い場所にある」と話した。
Moving Worldsに関する詳細は、日本SGIの Webサイトを参照。

こんどは「NetDoubler」登場?(3/8)
Macintoshのユーティリティで、古くはDiskDoubler、最近でRAMDoubler、 SpeedDoubler、など性能やスペックを向上させるものが人気を博したが、 こんどは、Ethernetの性能を最大5倍にする「NetDoubler」が登場する。
AppleTalk,TCP/IPに対応しており,100Mbpsイーサネット使用時に より効果が現れ、データの転送速度を最高で5倍に向上させる。

(注)DiskDoubler、RAMDoubler・SpeedDoubler、NetDoubler はそれぞれ 開発元は違います。

ヒューリンクスがMac専用Netscapeキラーを発表?(3/8)
ヒューリンクスは、3月中にMacintosh用のオリジナルWebブラウザ「HyperSurfer」のベータテストを開始する。MacOSのテクノロジや 新フューチャーがすべて取り込まれるという。
HyperSurferは,WWW,New,FTPや電子メールの送受信をサポート し,Macintosh上で最高のパフォーマンスを引き出せるように設計されている ために,AppleScriptやDrag&Drop Manager,Thread Managerなどの System 7.5の環境やOpenDocやOpenTransportにも対応する。さらに、QuickTime、QuickTimeVR、 3DMF標準サポート、Netscape用プラグインのサポートなどが計画されている。
アップルフェローのガイ川崎氏がプレビュー版をテストし、絶賛したことから にわかに話題になりつつある。

接続料無料のインターネット接続サービス登場か(3/3)
株式会社ハイパーネットは、インターネット上の新広告サービス 「ハイパーシステム」を4月より開始する。
これは、専用ソフトによってインターネット接続中は必ず画面上に広告ウィンドウを 表示させ、その代わりに接続料金を割引、あるいは無料にしようというもの。 なお、プロバイダー業務は行わず、サービスは既存のプロバイダーを通して行われる予定。
このサービスでは広告専用ウィンドウを表示しないとブラウザーも閉じてしまう仕 組みで広告ウィンドウは常に前面に表示される。広告は1分毎に更新され、利用者が ウィンドウ中のボタンをクリックすると、資料請求や関連ページへとジャンプする。

Adobe,Apple,Netscapeがインターネットフォント共同開発へ(3/3)
米Adobe Systems、米Apple Computer、米Netscape Comminucations の 3社はWeb上で使用する高品質・高機能なインターネットフォントを共同で開発する ことに合意したと発表した。
これは、HTML文書の中でPostScriptタイプ1およびTureTypeフォントを使用 可能にするもので、フォントは圧縮されサーバーから供給するしくみとなる。
詳細は
Appleのプレスリリースのページや、 Netscapeのプレスリリースのページを参照。

NetscapeとJavaのセキュリティホール発覚(3/3)
プリンストン大の卒業生2人により、NetscapeとJavaのセキュリティホールが発見 され、Netscape社に報告された。
JavaアプレットでIPアドレスを「騙る」ことができ、それにより ネットワーク上で悪さをできるというもの。
詳細は Javasoftのページを参照。

NTTが全国規模のネットワークサービス(3/3)
NTTは、全国規模のコンピュータネットワークサービス「オープンコンピュータ ネットワークサービス(OCN)」を97年1月から開始すると発表した。
OCNはTCP/IPベースのネットワークで、インターネットにも繋がり、 プロバイダーの機能はひととおり提供される。ダイアルアップ接続のサービスも ありメールボックスなども提供される。
専用線接続の場合、ユーザー側のDSUにはルーター機能があり、ユーザーは 直接イーサネットで接続できる。
料金体系は、128Kbpsの専用線接続で月3〜4万円、1.5Mbpsで月30〜40万円と なる。また、ダイアルアップ接続の利用料は基本料金が月3,000円(電話料別)となる という。詳細はNTTの ニュースリリースを参照。

AppleがUNIXサーバー発表(3/3)
米Apple Computerは、UNIXサーバー「Network Server 500」 「Network Server 700」を発表した。
Appleはこれまで、A/UXをベースとしたサーバー、MacOSをベースとした WorkgroupServer、などを投入してきたが性能的には疑問符を打たざるを得ない ものであった。しかし、今回投入された Network Server は、PowerPC604/ 132MHz(500モデル)・PowerPC 604/150MHz(700モデル)を採用、OSに IBMのAIX4.1.3のAppleバージョンを採用し、まさにSunやHPと同じ 「UNIXサーバー」である。
Appleからはファイルシェアリングやプリントサービス用パッケージはリリース されず、VARにゆだねられる。

NTTファン企画がMagicCap実験通信サービス(3/3)
NTT、ソニー、AT&T3社の合弁企業のNTTファン企画が米GeneralMagic社の エージェント通信技術を利用したオンライン通信サービス「Paseo」を、実験的に 開始する。
この通信サービスはMagicCap OSを搭載した携帯通信コミニュケータを利用して、 音声、イラスト、手書きメモなどやE-MailなどのやりとりやFAX送信、ポケベル へのメッセージ送信、といったことが 可能になる。また、情報提供も順次行われていく予定で、当初は「ぴあ」 が情報提供を行う模様。
費用は初期費用5000円、月額2500円となっており、提供されるすべてのサービス が利用できる。期間は1996年3月12日から1997年1月31日まで。端末は利用者に 貸し出される。
申し込みは端末台数に限りがあるため5000人限定先着順となっているようである。 端末はソニー製のMagicLinkとパナソニック製のCF-CP1000がある。
詳細は、 Paseoのホームページを参照。

IBMがインターネットサーバー製品群発表(3/3)
米IBMは、インターネット市場向けにサーバー製品、ソフトウェア、サービスを 発表した。

メインフレームS/390用では、MVS/ESA対応の「Internet Connection Server」や、インターネット経由でのメインフレームデータアクセス を可能にするWebツールを搭載した「OS/390 Release 1」を出荷する。
また、JavaやWeb対応のNotesをS/390に移植する計画も明らかにした。

AS/400対応のInternet Connectionを出荷する予定。

Webサーバーやワークグループサーバー用新モデル「RS/6000 ModelF30」 を発表。AIX版とWindowsNT版がある模様。
また、RS/6000 AIX用サーバーソフトとしてとしてMultimedea Server もリリースされる。

インターネットサーバーをバンドルした「PC Server 320」を出荷する。
Internet Connection Secure ServerとOS/2Warp Server、Netscape Commerce ServerとSolria、Netscape Commerce ServerとWindowsNT という組み合わせが存在する。

AT&Tベル研がJava対抗言語(3/3)
米AT&Tのベル・ラボラトリーズ部門が、Java対抗となる言語の開発を 進めていることが明らかになった。
開発コード「Infrno」と呼ばれるものでJava同様、異機種プラットフォームで 動作し、インターネットからダウンロードして実行できるアプリケーションが 開発可能となる。

米司法省が反トラスト法違反でMicrosoftへの調査拡大(2/20)
米司法省はMacirosoft社に対して反トラスト法違反調査を拡大する 可能性が出てきたという。調査対象はWindows NT ServerへのWebサー バソフト「Internet Information Server (IIS)」のバンドルに関するもの。
現在、NT Serverを購入するとIISが無料で入手でき、他のWebサーバー を購入する必要がなくなるため、このような提供形態は、Windows95にWord をバンドルするようなものではないかという指摘があり、反トラスト法に抵触 する可能性があるという。

Web対応3次元環境で混迷(2/20)
米Silicon Graphics社をはじめとするいくつかのベンダーが VRMLの次世代仕様として「Moving Worlds」を開発、VRMLアーキテクチャ・ グループに提出した。
現在、VRML1.0から2.0への策定移行中だが、Moving Worldsは、このVRML 2.0 での採用を目的に開発されたものだという。また、JavaやJavaScriptとの連携 も可能でオブジェクト間、スクリプト間で通信も可能となる。
Moving Worlds はAdobe Systems、Boland、CA、FirstVirtual、IBM、 Infomix、Macromedia、Netscape、ソニー、SEGAなど50社以上がサポート を表明している。 しかし、Sunはこの仕様をサポート せずに、独自に「HollowSketch」や「HollowWeb」などの技術を提唱、 MicrosoftはVRMLを独自に拡張した「Active VRML」を、AppleはQuickDraw 3Dをベースとした「3DMF(3D MetaFile)」を提案している。

米Appleと米IBM、OpenDocをROM化(2/20)
米Apple Computerと米IBMの両社は、複合ドキュメント作成環境「OpenDoc」の ソースコードをROMチップに組み込む作業を進めていることが明らかに なった。
これにより、OpenDocベースのアプリケーションがより少ないメモリ容量で 動作するようになり、携帯型PCや小型デバイス、Internet端末等でOpenDoc テクノロジが利用できることになる。
採用は、今年の第3四半期予定されている「OpenDoc2.0」からの見込み。

米Microsoft、Blackbirdの提供を断念(2/20)
米Microsoftは、Microsoft Network(MSN)アプリケーション開発環境 (コードネーム Blackbird)の提供を断念し、インターネットアプリケーション 開発ツール「Internet Studio」に注力することを明らかにした。 (http://www.microsoft.com/devnews/ischange.htm)
昨年12月に発表したInternet戦略を元に方針を転換して、当初はWebに対応 したBlackbirdの暫定版を投入する計画だったが完全に「Internet Studio」 に移行することになった。
このMicrosoftの動きに呼応するように、米Netscape Comminucations社は Blackbird開発者を対象とした移行プログラム 「Netscape Development Partners」 を発表、3月31日まで実施される。 ( http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease85.html )
このプログラムは参加したBlackbird開発者に、 同社プラットフォームへの移行に必要なソフトやツール ( Netscape Navigator Goldベータ版 ビジュアル開発環境Netscape LiveWire Pro など)、サポートを無料で提供するというもの。

米ORACLEと米IBMがORACLE7.2 for MVSを発表(2/20)
米ORACLE社と米IBM社は、「Oracle7 for MVS Release 7.2 Parallel Server Option」を 発表した。ORACLEのクライアント/サーバーテクノロジーがIBMの SYSTEM/390 PARALLEL SYSPLEX で利用可能となる。
詳細は米ORACLEのWebサイトの プレスリリースのページやIBMのSYSTEM/390のWebサイトの ストーリーページを参照。

マイクロソフトがVisualBasicScriptの仕様を公開(2/11)
マイクロソフトは同社の ホームページで Java 対抗といわれるVisualBasicScript(VBS)言語に 関する 日本語のページ が公開された。
開発動向が注目されるVBSであるが、日本のマイクロソフト社では、 そのVBScriptに関する情報をすばやく日本語で提供するページをス タートしたこととなる。

米MicrosoftがNT用Webサーバーソフトを無償提供(2/11)
米Microsoftは、WindowsNT対応のWebサーバソフト「Internet Information Server (IIS)」を2月12日に出荷する。
IISは同社のWebサイトから無料で提供され、対応OSはWindowsNTのみ 。同社のサーバパッケージ「BackOffice」と緊密に統合されたHTTPサ ーバを開発が可能という。 機能的には、Netscape社の製品のほうが技術的に優れているとされているが、 ブランド名やBackOfficeとの統合性の高さにより、多くの企業がIISを導入する と予測されるという。現在のWebサーバは大半がUNIX対応だが、マイクロソフトがNT対応の Webサーバを無償提供することで、既存ベンダーが深刻な危機にさらさ れる可能性もある。

米FV、ハッキングソフト開発で電子商取引の欠陥を暴露(2/11)
Internet商取引サービス・ベンダーの 米FirstVirtual Holdings incorpratedは、 電子商取引を行うユーザーのキー入力を監視し、入力と同時にクレジットカード 番号を盗み、合わせてアラーム機能を停止させるソフトを開発した。
同ソフトは、クレジットカードを使った電子商取引きには危険が不可 避であることを訴えるために開発されたもの。
ハッキングソフトはキーボード入力を常に監視し、数字が16回連続して入力されると、 その数列がクレジットカードの番号かどうかチェックし、クレジットカード番号 であれば、TCPのソケットに渡すというもののようである。 これにより、将来、ウイルスがクレジットカード番号を第三者に渡す可能性を 暗示するというものでる。つまり、暗号化をして送り出す前に盗聴される可能性が あるということ。
今後同様のプログラムがユーザーのシステムやコンピュータ・ウィルスに不正に 組み込まれ電子商取引きを狙った犯罪が米国で多発する可能性があると警告。
しかしながら、JavaやJavaScriptなどを応用した入力方式や ソフトウェアキーボードで回避できるのでは?という説も出ている。
ちなみに同社は、買い手と売り手がオフラインで口座を開設し、 決済がコード化されたキーワードなどで行われるという方式で、 クレジットカードを使わない電子通貨決済システム・サービスを提供している。

加Corel、WordPerfect買収(2/11)
加Corelは、米NovellのWordPerfect部門の買収するようである。
買収額は2億5,000万ドル程度と見られており、94年3月 にNovellがWordPerfect買収時に支払ったおよそ8億5,500万ドル と比べると、極めて安価になる模様。

米ORACLE、インターネット接続サービス実施計画発表(2/11)
米ORACLEは、インターネット接続サービス「InterWorld」の実施計画を 明らかにした。
InterWorldは、同社が開発している低価格のネットワーク ・コンピュータ(NC)のためのサービスで、計画は複数の大手企業と共同 で進められることになっている。
サービスは、今年9月に最初のNC製品を出荷するのに合わせ、InterW orldサービスを開始する予定。すでに計画実施に向けて大手キャリアや ニューメディア会社などと提携しているが、社名は明らかにされていな い。
ORACLE CEOのエリソン氏は、 「InterWorldはNC計画の重要な構成要素であり、今年 9月には両方が揃って登場することになる」と語っている。 現在オラクルは、世界各地でInternetサービス提供業者となる提携企 業を募っており、エリソン氏は望ましい提携先として、大手のテレビ局 や新聞社、電話会社などを挙げている。

Microsoft、NT4.0でInternet経由の資源共有をサポート(2/11)
米Microsoftは、2月からベータテストを開始する「Windows N T 4.0」に、Internetを介したファイル、プリンタ、およびアプリケー ションの共有を可能にする新機能を搭載する。
これは、新しい統合ゲートウェイ・サービス「Domain Name Serv ice/Windows Internet Naming Service (DNS/WINS)」によって提供され るもので、ユーザーはInternetを介して、NTサーバ/ワークステーショ ン間でリソースを共有することが可能になるという。

Copland、年内出荷?(2/11)
米Apple Computer の幹部は、次期MacOS「Copland」を今年末までに出荷する 予定でいることを明らかにした。
Coplandは Macintoshの次期OSで、マイクロカーネル化、カスタム化可能なインタフェース、 OpenDoc などを含んだ強化ファインダをサポートするもので95年5月にリリース スケジュールや機能が発表されたものである。
Copland担当グループ製品マネジャーのビート・サルバジオ氏によれ ば、同社ではCoplandの年内出荷を実現するため、従来のベータ・テス ト・プロセスを取らずに、開発中の新機能を追加搭載したディベロッパ ー向けベータ版を、3回から4回に分けて順次リリースしていく計画とい う。これは、米MicrosoftがWindows95の開発でとった手法と同じである。 また、現在、PowerTalk(統合電子メール技術)の開発中止、 OpenDocベースの通信ツールCyberDogの採用などが明らかにされている。

Java環境、徐々に充実へ(2/3)
Javaの環境が徐々に充実してきた。

ようやくNetscape2.0リリース!(2/3)
Netscape2.0が正式リリースされた模様。1996-2-3 15:30 JST 現在、 米Netscape Comminucations社の ホームページには、まだアナウンスされていないが、 FTPサーバーにはすでに公開されている。
しかしながら、今回のリリースでは、ベータ版同様にJavaはUNIX版と Windows32ビット版(Windows95/NT版)のみでサポートし、 Macintosh版、Windows16ビット版(Windows3.1版)ではサポートされない。 なお、Macintosh版のJavaは2.1からサポートされるという情報もある。
以前お知らせしたリリースノートフォルダ には概要仕様が説明されている。

Apple CEOスピンドラー解任!(2/3)
サンフランシスコのクロニコル紙は、米AppleComputerの理事会が、 密かに同社のCEO(最高経営責任者)のマイケル・スピンドラー氏の解雇を 決定し、米National Semiconductor社CEOのギルバート・アメリオ氏を 新CEOとして迎え入れたと報じた。
Newsbytesによれば、Appleのスポークスウーマンは「現在は コメントを控えさせていただきます。いつもと同様に 、お伝えすることがある時にはその時点で迅速にアナウンスい たします。」と語ったとのこと。National Semiconductor はアメリオ氏 は既に辞任していることを発表している。

SunのApple買収の噂、Apple会長否定も可能性残す(1/31)
ウォール街を駆けめぐった SunMicrosystems の Apple Computer 買収の 噂は、Apple会長の「Appleは売り物ではない」の否定声明でも完全には 消えないようである。
ウォールストリートジャーナル紙は Sun の CEO スコット・マクネリ氏が 買収に関する特別チームを編成し数日以内に公式発表を行うと報じているらしい。
買収総額は40億ドルと推測されているとの事。

Netscape2.0Goldプリベータ版リリース!(1/28)
Netscape2.0の正式版リリースが噂される中、ついにNetscape Gold2.0の プリベータ版が公開された。
Netscape Goldはオンラインドキュメントの作成/編集などができる次世代 ソフトウェアツールであるが、公開されたベータ版はいくつかの機能が使用できない うえに、Windows95/NT対応のWindows32ビット版のみである。

Netscape2.0正式版近日リリース?(1/28)
Netscape2.0ベータは95年末にベータ4、96年年明けにベータ5、1/18にベータ6、 その2日後にベータ6aと、リリース間隔が短くなり、いろいろ憶測が流れているが、 どうやら、正式版リリースが近づいた気配がある。
Netscapeのサイトに正式版リリース用のリリースノートフォルダが 用意されたようである。
http://www.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/mac-2.0.html
http://www.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/unix-2.0.html
http://www.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/windows-2.0.html
正式リリースされればこれらの場所にリンクが張られるのでは?と、 噂されている。

BEKKOAME INTERNET がNSPIXPに接続(1/26)
国内最大のインターネットプロバイダBEKKOAME/INTERNETが、 WIDEプロジェクトのNSPIXP(ネットワークサービスプロバイダ・インターネット・ クロッシングポイント)に1.5Mbpsで接続した。
これで、BEKKOAMEはIIJ(1.5Mbps)、SprintLINK(512Kbps)とあわせて3つの経路に が存在することになった。BEKKOAMEでは同社の ホームページで「一次プロバイダ」 になったと明言している。
NSPIXPはWIDEプロジェクトの共同研究者グループですすめている、商用ネットワーク のための 相互接続実験である。

Internet Explorerがマルチプラットフォーム対応(1/26)
米Microsoftは、同社のWebブラウザであるInternet Explorerをマルチプラット フォーム対応にした。
これまで、Internet Explorer2.0はWindows95のみを対象プラットフォームと していたが、今回、Windows3.1およびMacintoshに対応したものを公開した。
ベータ版であはるが、米Microsoftの ホームページからダウンロードできる。

月額基本料金980円の格安プロバイダ登場(1/26)
NTTデータ通信とソフトバンクが共同で設立した、メディアバンク(株)が 格安のインターネット接続プロバイダを開始する。
いくつかのサービスのうち、「端末ダイヤルアップ(エコノミー)」サービス は、基本料金980円(5時間利用分含む)で5時間以降は20円/3分という低価格 で実施される(初期登録料1,980円)。INS64(同期)、アナログ28.8Kbpsををサポ ートする。
このほか、月額10,000円固定(初期費用9,800円)のサービスやLANダイアルアッ プサービス、専用線IPサービスなどが提供される。

毎度恒例、アップル買収の噂(1/26)
また、最近、米AppleComputer買収の噂がたちはじめて言うようである。 古くから、ソニー、東芝、シャープなど日本企業をはじめ、IBM、Microsoft など多くの企業名があがっていたが、今回、名前があがっているのは、 ソニー、キヤノン、松下電器、SunMicrosystems、ORACLEなど。 ただ、ソニーの場合は、インターネットに流れた「ソニーの出井伸之社長から アップルのスピンドラー社長に送られた買収通知メール」というニセ情報 が発端のようである。
なおアップルは例によってこの買収の噂を否定している。

ソフトバンクが米Yahooと合弁(1/26)
ソフトバンクは米Yahoo社と合弁でYahoo社の日本法人「(株)ヤフー」 を設立する。出資比率はソフトバンク60%、Yahoo 40%。
Yahoo社は世界有数の インターネットサーチ情報サービス会社だが、 この日本法人設立で「日本版公式サーチサイトYahoo」が登場する ことになるだろう。

インテル、Pentium150/166MHz版発表(1/26)
インテルジャパンは、Pentiumプロセッサの150MHz版および166MHz版を 発表した。
3.3Vで動作し、166MHz版が4.76SPECint95/3.37SPECfp95、150MHz版が 4.27SPECint95/3.04SPECfp95 という処理能力を持つ。
詳しくは インテルのWebページを参照。

サイベースがパソコン版SQLデータベース発表 (1/25)
サイベースはパソコン版「Sybase System11」である「Sybase SQL Anywhere バージョン5.0」を発表した。
ダイアルアップレプリケーション機能やオートマチックデータロケーション 機能などを持つ。
価格は1ユーザーの基本プロダクトで49,000円。価格的にPersonal Oracle7 対抗製品といえよう。

日本電算機がインターネット端末iBOXシリーズ発表 (1/26)
以前、このページでお知らせしたインターネット 端末が日本電算機から 発表になった。家庭用の「iBOX h」、企業向けの「iBOX c」の2モデル がある。

Pippin正式名称決定(1/12)
バンダイの多機能CDプレーヤー「ピピン」の正式名称が「ピピン・アットマーク」 に決まった。
これまで、仮名称として「ピピン・パワープレーヤー」が使われていた。
なお、併せて、ピピンの 開発、販売を行う新会社(株)バンダイ・デジタル・エンタテイメントを設立、 ピピンに関する業務をこの新会社に移管する。販売、 開発などの業務のほか、パソコン通信サービスなども行っていく予定という。

ジャストシステムがインターネットサーバーでORACLEと提携(1/12)
ジャストシステムは、ネットワーク戦略の一環としてインターネットサーバーについて、 ORACLEと提携したと発表した。
この提携の第一段として、同社は新サーバーソフト「Just Office Server」を発売する。
Just Office Serverは、ORACLE7データベースをバックエンドとしており、WWWサーバー 機能をはじめ、グループウェア機能も提供されるという。
リリースはSolaris版が3月、NT版が5月。96年中にはコマースサーバー機能、ワークフロー機能 のモジュールをリリースする予定。

ジャストシステムがJAVAライセンス取得(1/12)
ジャストシステムは、ネットワーク戦略の一環としてSunのJavaライセンス取得 についてSunと合意したと発表した。

富士通が640MBのMOドライブを発売(1/12)
富士通は、640Mバイトの容量を持つ3.5インチMOドライブ「MockingBird( モッキンバード)-MO640」を1月から発売した。互換性は、128MBが読みとり、 230MBは読み書きが可能という。
インターフェースはSCSI-2で、Windows用とMacintosh用がある。価格は、 Windows用が 118,000円、Macintosh用が 128,000円。

米カシオがQV−30発表(1/11)
米カシオ(カシオ計算機の米国法人)は液晶デジタルカメラ QV-30 発表した。
QV-30は、QV-10の上位機種で、サイズは一回り大きくなり、重量は約50g重くなった。
QV-10からの機能のアップ内容は次の通り。
  • 広角と望遠の二つのレンズが付き切り替えが可能
  • 液晶が1.8型から2.5型
画素数、撮影枚数には変更はない。
日本での発売時期は未定。

NetWare3.12Jでロングファイルネームをサポート(1/11)
Windows95でロングファイルネームがサポートされたが、ノベル社はこれに対応 するためにNetware 3.12Jでロングファイルネームが扱えるようになる追加モジュール の無償配布を開始した。
このモジュールをWindows 95に組み込むと、Windows 95からNetware 3.12Jを 使ったときにもロングファイルネームを使えるようになる。
モジュールは、
ノベルのページからリンクされている、 FTPサーバーからダウンロードできる。

日本電算機が5万円のインターネット端末を計画(1/11)
日本電算機は5万円程度のインターネット専用端末「iボックス」を計画・ 開発していることを明らかにした。
「iボックス」はCD-ROMを内蔵し、専用のブラウザを組み込ん だ端末で、価格は5万円前後の家庭用と、モニターとキーボードを標準装備した9万円 前後の企業向けの二種類を予定しているようである。
ちなみに、同社はまだ正式発表はしていない。

インターネット1996ワールドエキスポ開幕(1/11)
インターネットワールド1996ワールドエキスポジションが 1996年1月1日に 開幕、1月8日に開幕式が行われた。
このインターネット1996ワールドエキスポは、世界約100カ国の参加により、 インターネット上で開催される万国博のことで、1996年12月31日まで行われる。
URLは、
http://park.org/

ニフティがダイアルアップPPP接続サービス開始(12/31)
ニフティは同社の「NIFTY-Serve」上でインターネットへのダイアルアップPPP 接続サービスを96年1月24日から開始する。
NIFTY-Serveの会員は、 FENICS-ROAD4(14.4kbps対応)経由でインターネットのWWWサーバへ 接続するというもので、接続料金は 10円/分。

東芝が電子商取引標準技術環境開発のため各社と提携(12/31)
東芝はVISA Internationalと電子商取引システムの国際的な標準技術環境の開発に共同 で取り組むことを発表した。
また、米Netscape Communicationsと共同で,イン ターネット上でのICカード用の決済用セキュリティ技術の開発を行なうことも発表した。
これらの開発は,通産省が発表した「電子商取引推進事業」のプロジェク トのひとつである「スマート・コマース・ジャパン」の実証実験の 中で行なわれる。

リコーがマルチメディア対応デジタルカメラ発売(12/31)
リコーが、静止画、音声、動画の記録・再生が可能なマルチメディアデジタルカメラ 「リコーDC-1S」を発表、発売を開始する。 主な特長は次の通り。 価格は、149,000円。バッテリセット:20,000円、液晶モニター:39,800円、 通信アダプタ DT-1:15,000円

丸紅エレクトロニクスがマルチプロセッサMacOS互換機発売(12/31)
丸紅エレクトロニクスは、米DayStar Digital社のマルチプロセッサMacintosh互換機 「Genesis MP」を発売する。
132MHzのPowerPC604を4個搭載してMacOSのマルチプロッセッシングに対応する。 このほか、CPUアップグレード対応、12個のメモリスロットで最大1.5GBまで拡張可能、 などの特長がある。
価格は 198万円。

東芝がPowerPC搭載産業用コンピュータ発表(12/31)
東芝は、PowerPC604(100MHz)を採用した産業用コンピュータ「XP2020」を 開発したと発表した。
基本ソフトにIBMからライセンスを受けているAIXを採用。リアルタイム高速 処理対応の各種制御用ミドルウェアを用意している。
価格は基本構成で 2,800万円。

米で次期Windows95について混乱(12/25)
Windows95の次期バージョン(コードネーム:Nashville)では、「 Internet Explorer」 の改良版が搭載されるほか、「Direct X」と呼ばれるマルチメディア機能(ISDN,赤外線, ほか各種ドライバ)をサポートするAPIセットもサポートするらしい。
Nashvilleの出荷時期は正式な発表やコメントはない。このためか、96年第1四半期 にリリース予定の「Windows 95 Service Pack」と混同されているケースもあるという。 また、Nashvilleのことを 「Windows 96」と呼ぶユーザーが多いが、米マイクロソフト社の幹部は、この呼称を 否定しているらしい。
さらに、Nashvilleのプレアルファ版がインターネットに流れたという噂まで出て、 混乱に拍車がかかっているらしい。

米インテル、PentiumProバグレポートを公表(12/25)
米インテルは、「Pentium Pro」プロセッサに存在するバグ・エラー・レポートを 公表した。
「C-Step」と呼ばれるバージョンでバッファに不具合があり、このためにデータが 破壊される可能性があるという。場合によってはシステムがハングアップするらしい。
現在は、BIOSパッチプログラムの配布で対応しているらしく、修正版は96年に出荷が 予定されている次期バージョンで対応される見込み。

Windows95の暗号機能がハッキングされる(12/25)
「サイバーパンク」と称する国際的なハッカー・グループが、Windiws95搭載の PCに登録したパスワードを解く、暗号解読プログラムの開発に成功しているという ことが明らかになった。
米マイクロソフト社は12/13に対応モジュールを セキュリティアップデートとして公開した。 日本語版で利用できるかどうかは不明。

米ORACLEがインターネット統合化ソフトウェア発表(12/20)
米ORACLEは、データやテキスト、ビデオ、ドキュメント管理、インターネットアクセス機能 を統合したソフトウェア 「Oracle InternetOffice」を発表した。

Sun,SGI,MacromediaがマルチメディアフォーマットAPIを共同開発(12/20)
米SunMicrosystems社、米Silicon Graphics社、米Macromedia 社は、 オープン環境を持つWeb用マルチメディアフォーマット、およびJavaプログラム言語 に拡張可能なAPIの仕様を共同開発することで合意したと発表した。
オープン仕様とAPIは,1996年上半期に発表が予定されている。

Sun,SGI,Netscapeがインターネット拡張言語を統合(12/20)
米SunMicrosystems社、米Silicon Graphics社、米Netscape Communications社は、 Java(Sun)、JavaScript(Sun,Netscape),VRML(SGI)の技術を統合することに合意したと発表した。

日本オラクル、PC向けORACLE新版、95対応版など発表(12/20)
日本オラクルは、Personal Oracle7 Version7.2の新バージョンおよびWindows95 対応製品を発表した。
Oracle7 Server Version 7.2
  UNIX上のOracle7 Release 7.2と互換性を持ったPCサーバ向けRDBMS。パラレルクエリー、
 レプリケーション機能なども搭載する。
 対応OSは、WindowsNT3.5/3.51,NetWare 3.12J/4.1J,OS/2 Warp Connect。
 価格は5ユーザー10クライアント90万円。

Personal Oracle7 for Windows95 Version 7.2
 Personal Oracle7のWindows95対応版。レプリケーション機能・分散機能を搭載。
 さらに、GUIベースのデータベース管理ツール「Navigator」を搭載。
 価格は 69,000円。

Oracle Power Objects for Windows95
 OPOのWindows95対応版。価格は49,000円

Oracle Developer/2000 for Windows95
Oracle Designer/2000 for Windows95
 Oracle Developer/2000およびDesigner/2000のWindows95対応版。
 価格は、各50万円。

SQL*Net TCP/IP for Windows 95
 SQL*Net TCP/IPのWindows95対応版。価格は49,000円

Pro C for Windows95 Version 2.1
 Pro*CのWindows95対応版。Visual C++4.0およびBorland C++4.5をサポート。
 価格は 98,000円。
出荷は、Developer/2000が96年3月、Designer2000は96年5月、それ以外は96年1月末。

米ORACLE、Internet端末のシステム構成発表(12/20)
本ページですでに掲載した、 米ORACLEが発表すると噂されていた、Internet端末の構成の一部が明らかになった。 その主な内容は次の通り。
 ・ROMベースのOS
 ・RISCプロセッサ採用
 ・14.4Kbpsまたは28.8KbpsのPCカード・モデム搭載
 ・4〜8MBのメインメモリ
 ・モノクロ/カラーLCDまたはCRT接続タイプ
 ・オプションで高速ネットワークカード、ATMカード、フラッシュメモリまたはローコストHDDをサポート。
 ・価格は$500〜$1,000
プロセッサは AMD、R4000、MicroSPARCなどが噂されている。また、OSについては、 AppleのNewton OSの簡易版またはGeoWorksの Geos のどちらかになりそうである。

マイクロソフトがインターネット戦略を発表(12/20)
米マイクロソフトは、同社のインターネットに関する今後の展開を発表した。
主なものは、以下の通り。
 ・インターネット用プログラム言語「Visual Basic Script」を軸とする総合戦略
  ・米大手パソコン通信会社CompserveとのWebブラウザに関するライセンス提携
  ・CAとインターネットにおけるWindowsNTのイテングレーションについて提携
  ・インターネットアプリのためのスクリプト技術としてVisual Basic Scriptを採用
  ・ActivVRMLをサポート
  ・Internet Explorer Web Browser for Mac、for Winのβ版出荷
  ・インターネット上にセキュリティ技術(Digital Signature Initiative)提唱
  ・OracleとWebソフトなどについてクロスライセンス契約を提携
 ・Javaをサポート
これらの発表により、 インターネット関連製品がラインナップされた。

INTERNET EXPLORER 2.0:Webブラウザ。プラグインによりVRMLもサポートするようで ある。
Internet Assistant for Microsoft Word: MS-WORD95のアドオン。
Internet Information Server :WindowsNTベースのWebサーバー
Internet Studio: HTMLのビジュア ルコーディング環境
Word Viewer:Microsoft WORD文書ビューワ

日本サンソフト、日本語Solaris2.5発表(12/12)
日本Sunソフトは、日本語Solarisの最新版、日本語Solaris2.5を発表した。
Solaris2.5はSunの最新の64ビットCPUのUltraSPARCをはじめ(SMCC Version?)、 x86/Pentium(for X86)、PowerPCプロセッサもサポートする。
64プロセッサ対応、NFS V3サポート、ODBCプログラムI/F(x86?)サポート、などの 新たな機能が追加されている。

東芝情報システムがPippin用インターネット接続ソフト(12/4)
東芝情報システムは、バンダイの次世代ゲーム機 Pippin Power Player 用に、 Netscape Navigator などをセットにした「Internet Kit for Pippin」(仮称)の 販売についてバンダイと合意したと発表した。
バンダイが96年3月開始を予定しているインターネット接続サービス「バンダイ・ ネット」(仮称)に合わせて発売する模様。価格は未定。

国内の大学でインターネット経由で不正進入発覚(11/28)
11/27、東京工業大や東京理科大で、インターネット経由で不正進入されてパスワードが 盗み出されていたことが判明した。データの被害はなかったらしい。
「犯人」は米国から国内の複数のサイトを経由・迂回して不正入手をはたらいた らしいとのことで、他のサイトでも被害が出ている可能性が危惧されたが、11/28 に中部大でもそれらしい形跡が発見された。

MicrosoftがJava対抗システム発表か?(11/28)
米Microsoftは、SunMicrosystems社の「Java」に対抗すべく、「Internet Vision」 とよばれる新戦略を発表する予定らしい。
これは、Visual Basic と Visual C/C++ ベースのアニメーションオブジェクトと、 OLEカスタムコントロール(OCX)をベースにしたものらしい。
Java言語はJavaアプレットからOSの操作を禁止することによって、セキュリティを 確保するしくみになっているが、Microsoftのものは、OCXアプリケーションそのもの 安全性を保証する認証機関を組み込む形で同様のセキュリティを実現しようとしている。
発表は 12/7 が有力視されている。

Microsoft、3次元アニメーションソフト発表(11/28)
米MicrosoftはWindows95対応3次元アニメーション作成ソフトウェア「Microsoft 3D Movi e Maker」を発表した。
「マスク」や「ジュラシックパーク」などで使用された特殊効果を加える事が可能と いう。350種類の音響効果、200種類の音楽などが収録され、映画の作成が可能。 価格は $44.95。
詳細はMicrosoftホームページを参照。

Microsoft、Win95でIrDAをサポート(11/13)
米MicrosoftはWindows95で赤外線コミニュケーションインターフェースの IrDA を サポートすると発表し、そのドライバソフトウェアを公開した。
ドライバソフトウェアはMicrosoftのホームページから入手できる。

富士通、TOWNSもDOS/V化(11/12)
FMVデスクパワー新製品6機種発表と同時にFMV−TOWNSをDOS/V アーキテクチャへのシフトを発表し、その「DOS/V TOWNS」となる3機種 も発表した。
新生FMV−TOWNSはTOWNS−OSとWindows95のOS両方を 内蔵し、切り替えて使用できるという。

PC各社PentiumPro搭載機を発表(11/12)
PCベンダーからPentiumProを搭載した新機種発表がはじまった。
[コンパック]
PentiumPro(150MHz)を搭載したデスクトップPC「DESKPRO XL 6150」を発売を
開始した。
WindowsNT3.51Workstationを標準サポートし、PDドライブも標準装備している。
価格は 898,000円。
併せて、Pentium(120MHz)を搭載したノートPC「DESKPRO XL 6150」を発売してい
る。価格は 398,000円から。

[日本アイ・ビー・エム]
PentiumPro(150MHz)を搭載した IBM PC360 を発表した。
メモリ標準 32MB, HDD 1.2GB, 拡張スロットはPCI、ISAバス対応6スロッ
トを持ち、価格は 898,000円の予定。出荷は 96年第一四半期。

[日本電気]
PCサーバー Expressシリーズ、PC-98シリーズで PentiumPro搭載モデルを発表し
た。

Express5800/160 は PentiumPro(150MHz)を搭載し、最大2個まで搭載可能という。
OSは WindowsNT3.51、NetWare4.1SMPの2つのOSが利用可能。

新PC-98は PentiumPro(150MHz)を搭載した「PC-9812St15/L16」を発表した。
きょう体はミニタワー型で WindowsNT3.51 をOSとして採用している。
標準メモリ16MB(MAX256MB),ディスク1.6GB(MAX9.6GB),6倍速CD-ROM装置を標準装備
して価格は 790,000円。

SunがUltraSPARC搭載新ラインナップを発表(11/8)
米SunMicrosystemsは64ビットSPARCアーキテクチャチップである「Ultra SPARC」を 搭載した新ラインナップ「Sun Ultra Family」2機種を発表した。
「Sun Ultra 1」はUltra SPARC-I プロセッサを搭載したデスクトップワークステーションで、 クロックスピード 143MHzのプロセッサを搭載した「Model 140」、167MHzのプロセッサを 搭載した「Model 170」、さらに「Model 170」のフルカラーモデル「Creator Model 170E」 「Creator 3D Model 170E」などのモデルが用意されている。
「Sun Ultra 2」は 200MHzの Ultra SPARC-Iプロセッサ2個を搭載した機種である。
なお、今回のモデルから従来のSBusに加えて「UPA」(UltraSPARC Port Architecture) という新しいインターフェースが追加された。
また、Ultar 1のサーバーモデルも発表され、「Model 140」「Model 170」および「Model 170E」 などがある。
価格は次の通り
 Sun Ultra 1 Model 140/TurboGX
   メモリ32MB,ディスク1.05GB,17inch TurboGXカラー               : $16,495
 Sun Ultra 1 Model 170/TurboGX
   メモリ64MB,ディスク2.1GB,20inch TurboGXカラー                : $22,995
 Sun Ultra 1  Creator Model 170
   メモリ32MB,ディスク1.05GB,Ultra Pack,17inch Creatorカラー    : $22,495
   メモリ64MB,ディスク2.1GB,Ultra Pack,20inch Creatorカラー     : $22,995
 Sun Ultra 1  Creator3D Model 170E
   メモリ64MB,ディスク2.1GB,Ultra Pack,20inch Creator3Dカラー   : $27,995
 Sun Ultra 2 Creator
   メモリ256MB,ディスク2X2.1GB,Ultra Pack,20inch Creatorカラー  : $57,995
 Sun Ultra 2 Creator3D
   メモリ256MB,ディスク2X2.1GB,Ultra Pack,20inch Creator3Dカラー: $59,995
詳しいスペックなどは米SunのWebサイトに公開されている。
将来、プロセッサの性能があがって新モデルが投入されていったら「Sun Ultra 7」 なんてのが出てくるのだろうか?:-P

ORACLEがWebシステムを発表(11/6)
米OracleはWebサーバー、Webブラウザから構成される「Web System1.0」を発表、 出荷を開始した。
「Oracle Web Server」には、RDBMS「Oracle7」の完全版、検索エンジン「ConText」、 テキスト・サーバが搭載される。
Webブラウザである「Power Browser 2.0」は、サーバとしても使用可能。さらに、 非接続時にキャッシュから表示するオフラインでのブラウズも可能らしい。 なお、Power Browser 2.0は無償提供されている。 詳細は米OracleのWebページを参照。

Pentium Pro間もなく発表(11/6)
米Intelは Pentium の後継プロセッサ Pentium Pro を正式発表する。 150MHz版、166MHz版、180MHz版、200MHz版の4種が発表される模様。 すでに詳細はインテルのWebサイトで公表されている。 この発表に合わせて、デル、コンパック、HP、IBM、ASTリサーチ、アドバンスト・ ロジック・リサーチ、ゲートウェイ2000、NECテクノロジーズ、DECなど各PCメーカ も Pentium Pro 搭載モデルを発表する模様。

Javaを各社へ続々ライセンス供給(11/6)
米SunMicrosystems社はInternetアプリケーション開発用オブジェクト指向プログ ラミング言語「Java」を各社にライセンス供給をしている。

ロータスは「Notes」にJavaインタープリタを組み込みのためにライセンス供給を 受ける

Oracleは Javaインタープリタを全製品に組み込むことになっているらしい。

東芝は Javaベースのハンドヘルドデバイスを開発することを表明している。

Netscape は Javaインタープリタを組み込んだ Netscape Navigator 2.0 を 年内にも正式投入する。

このほか、ミノルタカメラがデジタルカメラへ、トヨタ自動車がカーナビゲーション システムへ、それぞれJavaの統合を検討しているらしい。

SunがUltra SPARC搭載機を11/7に発表?(11/5)
米SunMicrosystems社は11/7に UltraSPARC搭載デスクトップ機(コードネーム "Fusion"?)を発表する模様。価格は $20,000 〜 $40,000 くらいが予想されている。

日本オラクルがORACLE7.2出荷開始(11/4)
日本オラクルは11月1日、Oracle7 Relese7.2 の出荷を開始した。
Release7.2の特長は次の通り。 (1)データ処理の高速化 Star Queryという新アルゴリズムで1つのクエリーを複数のプロセッサで処理する パラレルクエリー機能の強化、メモリバッファを介さないデータベースへのデータ の直接書き込みなど入出力の最適化などにより、大規模データの処理が高速化。 (2)アプリケーション開発支援環境拡張 PL/SQLやPro*C/C++など各種の開発ツールやユーティリティを機能拡張 (3)データベース管理機能の強化 GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)によりデータベースの管理を視覚的に 行うOracle Server Managerをサポート。データベースの稼働状況の監視と管理を効 率的に行うことが可能。 (4)ネットワーク管理ツールのサポート ネットワーク上の構成要素を、視覚的に設定可能なOracle Network Managerを正式 サポート。これにより、複雑なネットワークの構成作業を容易かつ効率的に実行が 可能。 (5)SNMPプロトコルに対応 SNMP(Simple Network Management Protocol)をシステムの管理および監視のための プロトコルとして採用。これにより、SNMPに準拠した管理ツールからOracle7の稼 働の管理が可能。 (6)シンメトリックレプリケーション機能をサポート これまでのレプリケーション機能のプライマリー・サイトとレプリカ・サイトの制 約がとり払われ双方からレプリカに対する更新が可能にする、シンメトリックレプ リケーション機能をサポート。 これにより、複数のサイトで、完全コピーを持つマルチタスクの設定のほか、更新 可能スナップショット、双方で更新された場合に自動修正する更新競合解消機能も サポートされる。 基本システムの価格は、デスクトップ/ローエンドUNIXシステムで48万円 (8ユーザ)より、その上位のUNIXおよびNon-Stop UNIXで130万円(8ユーザ)より。 今後、WindowsNT、NetWare、OS/2などの Oracle Workgroup Server、PC上で稼働する Personal Oracle7も順次 7.2 が対応される予定。

米Mark Twain銀行が電子貨幣の両替業務を開始(10/27)
米Mark Twain Bank はオランダ DigiCash社のEcashと現金の両替業務を 開始した。
インターネット上の電子取引がいよいよ本格化するのか?

Windows95日本語版の発売は11月23日に決定(10/27)
マイクロソフトは「Windows95日本語版」を11月23日午前0時に発売すると発表した。 NEC PC-9800シリーズ用とDOS/V用の2種類があり、媒体は通常パッケージで フロッピーディスク21枚、アップグレードパッケージで同20枚のものと CD-ROM1枚のものとがある。価格は通常パッケージで 29,800 円、 アップグレードパッケージでFD版が 16,800 円、CD-ROM版で 13.800 円 。
また、今回はコンビニエンスストアのローソンでも販売されるため、午前0時に 入手が可能である。
あわせて、「Microsoft Office95日本語版」も同日に発売される。 「Office95日本語版」には「Standard Edition」が Word95、Excel95、PowerPoint95、 Schedule+95がセットされたスイート製品で、「Professional Edition」が 「Standard Edition」にAccess95が追加されたものである。 ただし、Access95は来春発売の予定で、「Professional Edition」に当初は はAccess2.0が同梱されて、来春、無償でバージョンアップされる。
さらに、「Plus! for Windows95」も同日発売になる。これは、Windows95パワー アップツールで、インターネット接続を行う「インターネットジャンプスタートキット」、 デスクトップのデザインを変える「デスクトップテーマ」,自動でメンテナンスを行う 「システムエージェント」などが含まれる。
価格は次の通り。
・Microsoft Office95日本語版(Standard Edition)
   CD:標準価格 72,000 円  発売記念価格 32,000 円  アップグレード価格 24,000 円
   FD:標準価格 78,000 円  発売記念価格 48,000 円  アップグレード価格 30,000 円
・Microsoft Office95日本語版(Professional Edition) CD:標準価格 82,000 円 発売記念価格 40,000 円 アップグレード価格 32,000 円 FD:標準価格 88,000 円 発売記念価格 46,000 円 アップグレード価格 36,000 円
・Word95,Excel95,PowerPoint95の単体 CD:標準価格 45,000 円 発売記念価格 20,000 円 アップグレード価格 12,000 円 FD:標準価格 48,000 円 発売記念価格 23,000 円 アップグレード価格 15,000 円
・Project95 CD:標準価格 55,000 円 発売記念価格 25,000 円 FD:標準価格 58,000 円 発売記念価格 28,000 円
・Plus! CD/FD: 6800 円
なお、発表にはマイクロソフトの成毛社長、Microsoft上級副所長のほか、 日本電気、富士通、コンパック、東芝、IBMのPC担当重役らも参加した。

ついに登場!QCAM for Windows日本語版
Macintoshで大ヒットとなったQuickCam(日本語版はQCAM)のWindows版 が誠和システムズから発表になった。
Windows版はMacintosh版とは違い、パラレルポートに接続して使用する。 CCDを採用したモノクロデジタルカメラで、Video for Windowsに対応。 最大24コマ/秒のAVIファイルの取り込み、編集が可能。
価格は 23,800円。

日本クレイがSuperSPARC-II採用新モデル販売開始
日本クレイは85MHz版SuperSPARC-IIを採用した「CRAY SUPERSERVER 6400 (CS6400)」 販売を開始した。現行機に比べて30〜50%の性能アップが図られているという。
OSはSolaris2.4を採用。1996年にはSolaris2.5を搭載する予定とのこと。

富士通から640MB光磁気ディスク装置
富士通は,ISO/IEC規格に準拠した3.5インチ光磁気ディスクと して最大640Mbytesの容量を持った光磁気ディスク装置「M2513A」を 開発し,販売を開始。
230MB/128MBMOとの互換を保ち、最大3.9MB/secの転送速度を実現。 さらに、最大2MBのキャッシュの搭載が可能。
Windows95のSCAM(SCSSI Configurated Auto-Magically) に対応し,SCSI IDの自動設定が可能という。 価格はサンプル価格で 98,000円
詳細は 富士通のホームページで詳しく紹介されている。

各社からPC新機種続々発表
各メーカーから Windows95 に向けて Pentiumパソコンが続々発表された。
[東芝]
Pentium-75MHz搭載のノートPC「DynaBook GT-R575」、サブノートPC
「DynaBook SS-R575」を発表
      特徴:1677万色カラーTFT搭載モデルを用意
            SoundBlaster互換音源標準搭載
            GT-R575は寸法が299(W)×55(H)×230(D)、重量 約3.17 kg
            SS-R575は寸法が251(W)×48(H)×201(D)、重量 約2.2 kg
      価格:DynaBook GT-R575 081CS/W 398,000円
            DynaBook GT-R575 081CS/A 428,000円
            DynaBook GT-R575 081CT/W 438,000円
            DynaBook SS-R575 051CT/W 368,000円

[日本ユニシス]
インターネット接続ソフト・ハードをセットにしたPC(デスクトップ3
モデル、ノート3モデル計2機種)を発表した。
      特長:デスクトップ機
              Pentium-75MHz搭載
              4倍速CD−ROM装置、SundBlaster16搭載
              28800ファクスモデム、スピーカ付属
            ノート機
              IntelDX4-75MHz搭載
              14400 PCカードファクスモデム装備
            プリインストールその他
              MS-DOS6.2/V,MS-Windows3.1
              東芝情報システム製インターネット接続ソフトINTERNETpro for Win
              亀島産業製英日翻訳ソフトTranspas for Win
              Windows95アップグレード対象
              3年間保証
     価格:デスクトップ8MB 264,000円   ノート   8MB 289,000円
           デスクトップ16MB 299,000円   ノート   16MB 319,000円
           デスクトップ24MB 333,000円   ノート   24MB 359,000円

日本ユニシスのホームページでも紹介されています。


[シャープ]
11.3型SVGA対応TFTカラー液晶ディスプレイ搭載ノートパソコン
「メビウスノート」を発表
      特長:Pentium-75MHz/90MHz搭載
            標準メモリ16MB(最大64MB)
            4倍速CD−ROM装置内蔵
            ポインティングデバイスにパッドタイプのグランドポイント採用
            IrDAおよびASKA方式準拠の赤外線通信ポートを搭載
            MS-DOS6.2/VおよびWindows3.1Jをはじめ、ザウルスリモート、
            ザウルス情報ステーション、オーディオアプリケーション、Nifty
            Managerなどプレインストール
      価格:Pentium-75MHzモデル 40万円
            Pentium-90MHzモデル 50万円

[日本ゲートウェイ2000]
Pentium-90MHzを搭載ポータブルパソコン「ゲートウェイソロS90」を発表
発売は12/1。
      特長:800×600ドット65536色同時表示可能SVGA対応10.4インチTFT
            カラー液晶ディスプレイ搭載
            256KBセカンドキャッシュ搭載
            ポインティングデバイスにEZ Padを採用
            16bitサウンド機能とステレオスピーカを内蔵
            Windows95英語版対応
            Windows95日本語版およびMicrosoft Office Pro付属
      価格:未定

[三菱電機]
Pentium搭載のデスクトップパソコン「apricot LS550」発表
      特長:Pentium-133MHz(モデル5133-10CW)、Pentium-90MHz(モデル590-8W)
            搭載
            パイプラインバーストSRAMを搭載
            ATAPI接続の4倍速CD-ROMドライブ/Sound Blaster互換サウンド機能
            をオンボード搭載(5133-10CW)
            拡張スロットは,PCI×1,PCI/ISA×1,ISA×1
      価格:モデル5133-10CW 438,000円
            モデル590-8W    248,000円

[日本IBM]
Pentium-133MHzを搭載デスクトップパソコン「IBM PC 750」、「IBM PC 720」、
「IBM PC 330」3機種を発表
      特長:Pentium-133MHz(IBM PC 750)、100MHz(IBM PC 720)、75MHz
            (IBM PC 330) 各搭載
            PC DOS J7.0/V,Microsoft Windows J3.1,OS/2 Warp V3を
            プレインストール
            DOS/WindowsとOS/2 Warpを切り換え可能なセレクタシステム採用
      国際エネルギースタープログラム対応
            セキュリティ機能(カバー/ドアロック,プリンタ出力禁止,FDD書き
            出し禁止,シリアルポート・ロックなど)を装備
      価格:IBM PC 750 PCI/ISA model    478,000円
            IBM PC 750 PCI/MicroChannel 598,000円
            IBM PC 720                  348,000円
            IBM PC 330                  265,000円

[エプソン]
Windows95対応のデスクトップグレード・ノートパソコン「エプソン vividy NOTE」
を発表
      特長:Pentium-75/90/120MHzを搭載
            セカンドキャッシュに256KbytesパイプラインバーストSRAMを採用
            タッチパッドと赤外線(IrDA)インターフェイスを装備
            ソフトウェアMPEGを内蔵
            Type3×1とType2×1のPCカードスロットを装備
            「一太郎 Ver.6.3」インストールモデルを用意
            98用DOSアプリを実行可能にする「プラットフォーム・エミュレータ
            98/V」の引き替えクーポンを添付
      価格:VN575SD Pentium-75MHz/DSTN/一太郎 398,000 円
            VN575ST Pentium-75MHz/TFT         458,000 円
            VN590ST Pentium-90MHz/TFT         538,000 円
            VN512ST Pentium-120MHz/TFT        未定
セイコーエプソンのホームページでも紹介されている。

富士通が64ビットSPARC搭載のSun互換WS発表
富士通はHAL社と共同開発の64ビットSPARCアーキテクチャプロセッサ「SPARC64」 を採用したUNIXワークステーション「S-7/300モデル100/200」を発表。 OSは日本語Solaris2.4を採用。
価格は100MHz版SPARC64採用のモデル100で296万円から。120MHz版SPARC64採用の モデル200で450万円から。 詳細は 富士通のホームページで詳しく紹介されている。

NECが64ビットRISCプロセッサ搭載のサーバー11機種発表
日本電気は64ビットRISCプロセッサR10000を搭載したUNIXコンピュータ11機種 を発表した。
最上位機種は200MHz R10000を8個搭載した「UP4800/770」で,価格は1138万 円。このほかノート型ワークステーション「EWS4800/110NII」なども発表になっている。

NECが64ビットRISCプロセッサ搭載のサーバー11機種発表
日本電気は64ビットRISCプロセッサR10000を搭載したUNIXコンピュータ11機種 を発表した。
最上位機種は200MHz R10000を8個搭載した「UP4800/770」で,価格は1138万 円。このほかノート型ワークステーション「EWS4800/110NII」なども発表になっている。

Sunがビデオサーバー分野へ参入
Sun Microsystemsはワークグループからエンタープライズレベルまで に対応するインタラクティブビデオサーバー製品Sun MediaCenterファミリー を発表した。 ラインナップはSun MediaCenter 5, MediaCenter 20, MediaCenter 1000E の3モデル。 Sun MediaCenterファミリーはビデオ・オン・デマンドアプリケーションに 対応したシステムソフトウェア、最適化されたサーバーソフトウェアなどが 統合されている模様。
Sun MediaCenter 5は50MB/secのスループットで12のMPEG-2データ(33のMPEG-1) が同時に処理できるらしい。価格は8.4GBのメディアストレージも構成されて $29,995。
Sun MediaCenter 20はSuperSPARC-IIプロセッサを2個搭載して、100MB/secの スループットで25のMPEG-2データ(70のMPEG-1)が同時に処理できるらしい。価格は 16.8GBのメディアストレージも構成されて$62,995から。
Sun MediaCenter 1000Eは400MB/secのスループットで100のMPEG-2データ(270の MPEG-1)が同時に処理できるらしい。価格は4つのSuperSPARC+を搭載、63GBの メディアストレージも構成されて$279,995。

トヨタ自動車でWindows95導入テスト
マイクロソフトはトヨタ自動車でWindows95早期導入のためのユーザーテス トを9月1日より開始したと発表した。

カシオからQV−10用FDドライブ装置
カシオ計算機は、今年のヒット商品である液晶デジタルスチルカメラ QV−10用フロッピーディスクドライブ装置FD−10が発表になった。
DOS互換の720K/1.44Mのフォーマットに対応し、CAM形式で保存される。
価格は 29,800 円。

ついに!ビデオキャプチャPCカード登場
(株)コンピュータ・テクニカというところから、ノートパソコン用 ビデオキャプチャPCカード「ビデオウオッチカード(VCC-98/V)」 という製品がを10月28日より発売される。
98NOTEやDOS/Vノートマシンに対応し、Windows上でNTSC(30フレー ム/秒)、PAL(25フレーム/秒)のビデオ入力を表示可能との事。
同社はこのほかビデオウオッチカードに対応したチューナアダプタ 「TVチューナアダプタ(TVT-01)」も発売する。これらを使用すれば テレビ画面の表示も可能となる。
価格はビデオウオッチカードが 54,000 円、TVチューナアダプタが 26,000 円、両者のセット製品が 78,000 円。

288モデムとEthernetが同時利用可能なPCカード登場
HAテレコムからPCMCIA TypeII型PCMCIAカード1枚で、 288モデムとイーサネットを同時に接続をサポートするというユニークな 製品が発表になった。
モデムは28.8kbpsで V.34とV.FCをサポート、ファクスも14.4kbpsのV.17 をサポートするという。イーサネットは 10BASE-T のI/Fが用意されている。 対応機種はPCカードスロット付き Macintosh PowerBook シリーズ。一応、 JAITE承認済みとのことなので、DOS/V機でも使えるかも?
詳細はこちら を参照。

キヤノンがカラーレーザープリンターを参考展示
キヤノンがプライベートショウでカラーレーザープリンタ「COLOR LASER SHOT」 を参考出展した。
解像度は 600dpi で、印刷スピードはカラーで3枚/分、モノクロで12枚/分 という。

ORACLEがハードウェアを発表か
米ORACLE社は、パソコンよりも低価格のワープロ、電子メール、インターネット接続 などの機能を備えた「ネットワークコンピュータ(NC)」を来年初めに発売する らしい。
約500ドルで12インチディスプレイ、キーボードなどから構成される。 電源と電話線を繋いでスイッチを入れればすぐ使えるらしい。本当か?

Netscape2.0β公開!
ついに Netscape Navigator 2.0のβバージョンが各公認FTPサイトに公開された。 この公開された 2.0b1 バージョンは12月15日までの期限付きで、12月1日に警告が 出されるようである。
主な追加機能については
Netscape社のホームページで紹介されているが、 メールの送受信が可能になった、中国語、韓国語各コードのサポートなど いろいろあるが、目玉は SunMicrosystems社の HotJava がサポートされたことだろう。
しかし、残念ながら Windows3.1版および Macintosh 版の 2.0b1 では HotJava はサポートされないようである。 UNIX版およびWindows 32bit版(WindowsNTおよびWinodws95)ではサポートされる ようであるが、あまり安定しておらず、処理できない java アプレットも多い ようである。
その他の機能では Frame 機能が興味深い。もし、2.0 の Netscape を利用しているの であれば、前記の Netscape社の紹介ページをアクセスするとよい。ウインドウが 分割されて下側の小さいウインドウで上のメイン(?)ウインドウの表示ページを ナビゲーション出来る。
なお、公開当初の Java サポート版はセキュリティホールがある とのことで、一度FTPサイトから削除されているので10/10以前に該当バージョンを ダウンロードした人は再度取り直すことをおすすめする。
また、UNIX用では待望の日本語表示ができるようになったとの噂もある。

インテルP6正式名称
インテルの次世代のマイクロプロセッサである通称(開発コード)P6の 正式名称は「Pentium Pro」と決まったらしい。 詳細はこちら(英文)。

日本IBMがパームトップPC
日本IBMがA6ファイルサイズのパームトップPC「Palm Top PC110」を発表。
サイズは158(W)×113(D)×33(H)で重さは約700g。しかも、ディスプレイは 4.7インチDSTNカラーVGA。さらに、データ/FAXモデム機能、 IrDA仕様赤外線ポート、本体を電話のヘッドセットのように利用することが可能のようである。
PCMCIAスロットにWindows3.1Jインストール済み250MBHDDカード入れた Windowsモデルもある。 OSはPC−DOS J7.0/V。CPUはSLエンハンスドi486SX(33MHz)
詳細はこちら。 もう、HP200の時代は終わった?

Windows95とNTの統合は中止
マイクロソフトはこれまで、NTの次期バージョン「Cairo」を96年後半にリリースした 後にWindows95とWindowsNTのコードを共通化していくとの意向を表明していたらしい が、結局、この統合計画は中止したようである。

Excel 5.0で意味不明なバグ
Excel5.0でセルに1.40737488355328と入力すると 0.64 になってしまうという バグが明らかになった。 このバグは日本語版、Macintosh版にもしっかり移植されている。:-P

Pentium 120MHz 版で欠陥
ノート向け Pentium 120MHz で、保証する電圧で駆動出来なくなるという欠陥が 明らかになったようである。 「Voltage Reduction Techno logy」と呼ぶ3.3Vで駆動するシステムを2.9Vでも 駆動可能にするという機能に設計上の問題があったようである。 出荷延期は必至で、PentiumノートPC製品の出荷に影響及ぼすことになりそう。

ORACLE 7 Release7.3βバージョン
ORACLEの最新バージョンORACLE 7 Release7.3の内容が明らかになったようである。 並列処理の向上、OLTP性能アップなどがはかられるらしい。
詳細は ORACLEのWebページで紹介されている(英文)。

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