Computer News

コンピュータ関連ニュース

ここは本人が知り得たコンピュータに関する情報の中で 興味を持ったもののいくつかを公開するページです。

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最終更新日付:2001年1月21日

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米Sun、米Tripwireに出資(1/21)
米Sun Microsystemsは、オープンソースのセキュリティ監視ソフトを提供する米Tripwireに500万ドルを出資することを明らかにした。
Tripwireは国内では東芝情報システム京セラコミュニケーションシステムなどが販売している。

Mellisa、ついにMacプラットフォームへ感染(1/21)
新種のMelissaウイルス「MelissaW」の感染がMac Office 2001 Wordドキュメントに含まれる形で広がっている。英国で流行が始まったと見られ,南アフリカからも届いたというレポートも出ているという。

米Lotus、Notes4.6を2002年でサポート打ち切り (1/21)
米Lotus Developmentは、「Notes」と「Domino」の「バージョン4.6」のサポートを2002年1月に終了する予定であることを発表した。これにより、4.xユーザーは1年以内に「Notes Release 5(R5)」へ移行せざるを得ない。

Linuxサーバに侵入するインターネットワームが登場 (1/21)
ハッキングツールを組み合わせて作られたインターネットワーム「Ramen」が広がる兆しをみせているという。
この自己増殖型プログラム「Ramen」は、「Red Hat 6.2」または「Red Hat 7.0」をベースにしたサーバを求めてインターネットをスキャンし、アクセスできると「root kit」をインストールし、パッチ修正、共有システムの入れ替えなどを行い、Webサーバを「RameN Crew--Hackers looooooooooooove noodles」(RameN Crew――ハッカーはヌードルがだーいすき) とメインページを書き換える。
このハッキングは、「rpc.statd」と「wu-ftpd」の2つのセキュリティホールを利用しているという。

ヤフーオークション、クレジットカードによる本人確認システム導入へ(1/21)
ヤフーは、同社が管理運営する「Yahoo!オークション」で、クレジットカードなどによる課金をともなう本人確認システムを導入する方針であることを明らかにした。
早ければ3月にも開始する予定で、それ以降はオークションの利用に対して月額数百円が課金されるという。同社によると、課金制度が収益につながるのは事実だが、第一の目的はあくまでも信頼性や安全性の向上だとしている。

米Intel、米Xircomを買収(1/21)
米Intel、通信用PCカードなどを手掛ける米Xircomを買収することで合意したと発表した。
買収は、株式公開買い付けにより、Xircomの全株式を総額7億4800万ドルで買い取る。買収手続きは2001年1-3月期に完了する見込みであるという。
買収完了後、XircomはInrelの完全子会社となり、Intelのネットワーク・コミュニケーション事業部に組み込まれる。

ヤマハとローランド、MIDI互換で相互強力へ(1/21)
ヤマハとローランドは、MIDI機器のデータ互換性確保のために相互協力することを発表した。
これまで、AMEI(音楽電子事業協会)やMMA(The Manufactures Association)が設定した「GM (General MIDI」が標準規格として制定され普及していたが、通信カラオケや多様な音楽ジャンルに対応する表現力には対応できないでいた。そのため、ヤマハは「XG」、ローランドは「GS」という独自の発展型MIDI規格を開発、その結果、GM、XG、GSの3規格が存在することになり、ユーザの利便性を欠いていた。
今回の両者の合意により、GM(Level2)のサポート及びGSとXGフォーマットのオープン化を図り、相互乗り入れを基本としたハード、ソフトの製品化を順次行っていく。

Apple、新型PowerMac G4を発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/SFで新型Power Macintosh「PowerMacintosh G4」を発表した。
この新型PowerMac G4は、466MHz〜733MHzのPowerPC G4プロセッサを搭載した4モデル。
このうち、最上位モデルとなる733MHzモデルでは、一般用DVDプレーヤーで再生可能なDVDを読み書きできるDVD-R/CD-RW両用ドライブ「SuperDrive」を搭載する。
また、DVDオーサリングソフト「DVD Studio Pro」と「iDVD」も発表。PowerMac G4上でDVD作成が可能になる。
「DVD Studio Pro」はプロフェッショナルユースソフトウェア、「iDVD」は個人ユーザでもDVD作成を容易にするもので、新型PowerMac G4に標準添付される。
新型PowerMac G4の価格は、466MHz版PowerPC G4搭載モデル(128MBメモリ、30GBハードディスク)で198000円、533MHz版PowerPC G4搭載モデル(128MBメモリ、40GBハードディスク)で248000円、667MHz版PowerPC G4搭載モデル(256MBメモリ約60GBハードディスク)で318000円、733MHz版PowerPC G4搭載モデル(256MBメモリ約60GBハードディスク)で398000円となっている(Apple Store価格)。
また「DVD Studio Pro」128000円。

Apple、超薄型PowerBookを発表(1/10)
米Apple Computerは、MACWORLD Expo/SFで新型PowerBook、「PowerBook G4」を発表した。
この新型PowerBookは、超軽量チタニウム製で、CPUに500MHz PowerBook G4プロセッサ、1152×768の1670万色15.2インチワイドスクリーン液晶ディスプレイなどを搭載。
厚さ2.6cm、重量2.4Kgで、最大30GBハードディスク、最大1GBメモリ、スロットローディングDVD-ROMドライブ、Ethernet、FireWire、USB、PCカードスロット、56k/V.90モデム、VGAおよびSビデオ出力、内蔵マイクロホン、ステレオサウンド出力ポートなど、充分のインターフェースを装備する。
ラインナップは、400MHz版PowerPC G4と10GBハードディスク構成、500MHz版PowerPC G4と20GBハードディスク構成の2種類。さらにApple StoreでのBTOで30GBハードディスクを選択することも可能。
発売は1月末で価格は、400MHzのCPU、128MBメモリ、10GBのハードディスクの標準システム構成で298000円、500MHzのCPU、256MBメモリ、20GBハードディスクで39万8000円。

ソニーがApple買収を否定(1/8)
米Apple Computerが財政的に不安定になるとうわさになるApple買収だが、ソニーが買収するといううわさが流れた。
これに対してソニーは買収を否定した。

ソニーとSeagateがプレステ2用ハードディスクで提携(1/8)
ソニーコンピュータエンタテイメントと米Seagate Technologyは、プレイステーション2用ハードディスクについて主要メーカの契約を結んだ。
ハードディスクは、本体のオープンスロットに接続する外付けタイプと内蔵の2種類で、今後はプレイステーション2のハードディスク内蔵モデルの登場が予想される。

Apple、733MHz版PowerMac発表?(1/8)
米Apple Computerが、サンフランシスコで行われるMACWORLD EXPOで、733MHzのG4プロセッサを搭載した新型PowerMacintoshを発表するとみられている。その他、466MHz版と666MHz版のプロセッサを搭載したモデルが発表される見込だという。
また、コードネーム「Mercury」で呼ばれていたG4 PowerBookを発表する事も推測されている。
この新型PowerBookは、スロットローディングタイプのDVDドライブとリチウムポリマー電池を使用するという。

G4 Cubeに発煙の危険性(1/3)
アップルコンピュータの「Power Mac G4 Cube」から突然発煙する事故が相次いで発生していることが明らかになった。
「Power Mac G4 Cube」は、新設計で、CPUを冷却するファンをなくして、騒音を減らしている。
アップルコンピュータでは今後の対策を検討中としている。
メーカーなどを指導、監督する立場である通産省機械情報産業局電子機器課では「メーカー側には法的に報告義務がなく、G4 Cubeに関する情報も把握していない。」としている。

JASRACのネット配信使用料認可 (1/3)
日本音楽著作権協会(JASRAC)が文化庁に申請していた、ネットワークにおける音楽配信使用料規定が、一部修正されて認可された。
修正箇所は、(1)個人の非商用配信でダウンロード形式、ストリーム形式のいずれの場合も利用曲数が10曲までの場合は1曲単位の使用料が設けられた。(2)非商用配信の規定の適用開始時期を2001年7月1日からとした。(3)規定が直ちに適用にならない場合の表現を明確化 の3点。
JASRACは、今後、こうした個人向けの使用料徴収についての手続きについて整備を進め、来春までには申請方法や支払い方法などを決めていく予定。

松下が液晶2画面パソコン発表 (1/3)
松下電器産業は、世界で初めて液晶2画面を搭載した液晶一体型パソコン「パナコム・エルシーダブル」を発表した。
価格はオープンプライスだが、インターネット販売の価格はWindows98モデルが354,800円、Windows2000モデルが37万9800万円。

日本オラクル、Oracle9i発表 (1/3)
日本オラクルは、データベース管理システム「Oracle8i」の後継である「Oracle9i」を発表した。
Oracle9iはデータベースサーバー「Oracle9i Database」と「Oracle9i Application Server」で構成され、Oracle9i Application Serverは2001年1月から、Oracle9i Databaseは2001年夏からそれぞれ出荷を予定している。

NTT、Flet's ADSLを提供開始(1/3)
NTT西日本、NTT東日本は、「Flet's・ISDN」のADSL版と言える「Flet's・ ADSL」の提供開始を発表した。
これは、最大速度が下り1.5Mbps/上り512kbpsのインターネット接続用定額アクセスサービスを月額4800円で提供するサービスで、電話サービスと1本の電話回線を共有するタイプとなる。(加入者電話の基本料金とISP料金は除く)
東京23区、大阪市のそれぞれ一部のエリアについて、受付を開始した。
プロバイダはPanasonic Hi-HOなどがサポートする予定で、同社の場合、月額1500円となる。Flet's・ADSLの4800円とあわせて6300円となる。

米Redhatと米Rymic Systems、組込Linuxを戦車に搭載 (1/3)
米Redhatと米Rymic Systemsは、Redhatの組み込みLinuxソリューションが、米陸軍の戦車のネットワークモニタリングシステムに採用する事を発表した。
これは、Rymic Systemsが開発したネットワーク対応診断・故障予測分析デバイス「Rymic Net」にRedhatの組み込みLinuxを採用するというもので、Redhatの組み込みLinuxが512KBに満たないわずかなメモリーで動作し、安定性、ネットワークなどLinux標準の利点をサポートするとしている。

三重で光ファイバー損傷、日本テレコムとJ-フォン不通 (1/3)
三重県長島町で、同役場は発注した下水道工事で光ファイバーを損傷、名古屋と三重県四日市市の間で、約2時間半にわたり日本テレコムの専用線サービスの一部が不通になり、傘下のJ-フォン東海の携帯電話が三重県の一部地域で利用できなくなった。
障害は予備回線に切り替える事で復旧した。

米Palm、PalmOS4.0を発表(1/3)
米Palm Comutingは、次期版のOS「パームOS 4.0」の詳細を明らかにした。
4.0では、16ビットカラー、BlueTooth、USB、携帯電話機能などに対応する。また、プロセッサを米モトローラの「DragonBall」から英ARMのチップへの移行を進めているという。

米Apple、QuickTime5 Preview2発表(1/3)
米Apple Computerは、「QuickTime 5」英語版のPreview 2を発表した。
Preview 1ではMacintosh版だけが提供されていたが、プレビュー2ではWindows版も提供されている。
新版では、開発者がユーザーインターフェースをカスタマイズできる「Media Skin」機能を搭載したほか、Macintosh版では「AppleScript」に対応した。
QuickTime 5では、前バージョンに比べて、新しいインターフェイスを採用したほ か、スキップ防止機能や「Macromedia Flash 4」、「MPEG-1」、「SHOUT Cast」に対応したほか、360度のQuickTime VRを提供する「Cubic VR」、新しいソフトウェアシンセサイザの採用といった新機能が組み込まれている。

米Sun、Solaris8のソースコード公開(1/3)
米Sun Microsystems社は、「Solaris8」の構築環境「Solaris8 Operationg Environment(OE)」のソースコードを無償公開を開始した事を発表した。
これは、「Solaris8 Source Foundation」と呼ぶパッケージで、カーネルやネットワークのソースコード、Solarisプラットフォーム構築に必要なものが含まれているという。

エルゴソフトがPS2用ブラウザを発表(1/3)
エルゴソフトは、ゲーム機用ブラウザー最大手である米Planetweb社と提携し、Planetwebが開発したPlayStation2向けインターネットブラウザーソフトを発売すると発表した。名称も価格も未定。
このブラウザソフトの特徴は、推奨しているISPを利用することで接続設定情報はメモリーカードへ保存され、一度接続情報を保存するといつでもワンタッチ接続が可能となる点。
ブラウザーの基本機能としては、HTML3.2、CSS、SSL3.0、Javascript1.1のほか、 WAV/AIFF/AUの各オーディオファイルやFlashにも対応している。また、かな漢字変換機能も搭載する予定。
また、エルゴソフトでは、ゲーム会社向けに、TCP/IPスタックやHTMLエンジンなどの各種ライブラリーをOEM供給するほか、ゲーム機周辺機器メーカーには、バンドルソフトとして提供していく予定。

NTTコミニュケーションが市内電話参入へ(1/3)
NTTコミュニケーションズは市内電話事業に参入することを明らかにした。
時期は、既に市内電話サービスに参入することを明らかにしているKDDIや日本テレコムにあわせて2001年5月頃を目標としているという。

マイクロソフトがWhistler日本語β版公開(1/3)
マイクロソフトは64ビット版Windows「Whistler」の日本語ベータ版を公開した。
これは、インテルがリリースした次世代プロセッサ「Itanium」のパイロットリリース版に対応したもの。

ジャストシステムがPalmOS用ATOK(1/3)
ジャストシステムはPalmOS用日本語変換システム「ATOK Pocket for PalmOS 手書き入力対応版」を発表した。対応OSは日本語版PalmOS V3.1J/3.5J、英語版PalmOS V3.1/3.3/3.5で、価格は6800円。
12月発売予定。

ハンドスプリングが16bitカラーPalm(1/3)
ハンドスプリング社は、65,536色表示を実現したカラーPalmOS互換機「Visor Prism」とVisor Deluxeの上位機種にあたる「Visor Platinum」を発表した。
「Visor Prism」は、PalmOS搭載機としてはじめて16bitカラーを実現したモデルで3.1インチカラーTFT液晶を搭載、160×160ピクセル表示が可能。
「Visor Platinum」は、16階調モノクロ液晶を採用したVisor Deluxの上位機種。
価格はそれぞれ4万9800円,3万4800円で、12月上旬に発売予定。

キルビー博士にノーベル物理学賞(10/16)
米Texas InstrumentsのJ.Kilby博士が2000年のノーベル物理学賞を受賞した。
Kilby博士は集積回路(IC)の開発を成功させた人物で、その特許は「キルビー特許」として知られている。

Apple、QuickTime5プレビュー版を公開(10/16)
米Apple Computerは、マルチメディアシステムソフトウェアの最新版であるQuickTime 5のプレビュー版を発表、公開した。
主な機能は下記の通り。

  • QuickTime VRのキュービック/半球面状パノラマ対応
    QuickTime VRが機能強化され、従来は円筒状のパノラマのみであったが、キュービック/半球面状パノラマにも対応。

  • 新インターフェース QuickTime Player
    ボリュームコントロールがダイヤルからスライダに変更。

  • スキン作成機能
    Adobe Photoshop を利用してインターフェーステーマを作成できる。

  • Flash 4サポート
    Macromedia Flash 4ベクターアニメーションフォーマットがサポートされた。

  • 新コーデックサポート
    DVおよびSorensonコーデックをサポート。

  • 3D機能
    3DのQuickTimeムービーを,色つきメガネで見ることができる機能。

  • スキップ防止機能
    ダウンロードされたコンテンツのバッファをインテリジェントに行い,データパケットのロスによって生じるスキップを防止する機能。

  • COMドメインでも日本語対応可能へ(10/16)
    米Network Solutionsドメイン登録サービス事業部門では、「.com」「.net」「.org」の多言語ドメイン登録サービスを開始する。まず日本語、中国語、韓国語の3カ国語に対応するという。
    これにより「日本.com」といったドメインも使えるようになる。
    順次、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語に対応予定であると言う。

    サンが東京大学に1億9000万円相当のシステムを寄付(10/16)
    サン・マイクロシステムズは、同社のアジア・太平洋地域における教育振興目的の「ドネーション・プログラム」を通して、東京大学に「Sun RayEnterprise System」や「Sun Enterprise Server」など総額1億9000万円相当の先進システムを寄付する事を発表した。

    Sun、UltarSPARC V出荷時期遅延を発表(10/16)
    米Sun Micorosystemsは、次世代SPARCプロセッサ「UltraSPARC V」は予定より2年遅れの2003年に登場する事を明らかにした。
    UltraSPARC IIIが1999年末から2000年へ、UltraSPARC IVが2000年12月から2002年第2四半期へ、それぞれ遅れており、UltraSPARC Vは2003年第2四半期となった。
    ちなみに、UltraSPARC IVは1.8GHzのスピードで、UltraSPARC Vは2.1GHzのスピードで動作する事になると言う。

    NTT西日本のフレッツ・ISDNでトラブル(10/16)
    NTT西日本のISDN定額IP接続サービス「フレッツ・ISDN」で9/26昼〜9/27未明、9/28朝などでつながりにくい状態が続くなどのトラブルが発生した。
    このトラブルによりNTT西日本の全範囲の7割程度しか接続できない状態になったという。
    NTT西日本では、原因は、接続状態を把握するためにISP接続制御装置に格納させた情報が容量オーバーとなり、機能が低下したことによるものとしている。

    日立がメインフレーム用Linuxβ版を公開(10/16)
    日立製作所はメインフレームMPシリーズ用のLinuxのソース・コードのベータ版を公開した。これは、同社のLinux製品/サービス戦略の一環。
    このMPシリーズ用Linuxは、論理分割機構(PRMF)を使った論理区画上で動作するもので、Turbo Linuxと日立が共同で移植・開発したもの。
    正式版は2001年前半にリリースされる予定。

    米FirePadがPalm用ストリーミングビデオ技術開発(10/16)
    米FirePadが、Palm端末向けストリーミングビデオ技術を開発した事を発表した。
    これは、Palmのフルスクリーン(160×160)で最高25fpsの動画表示を可能にするものでるという。
    製品は2000年後半にリリースされる「FireViewer5」でサポートされ、サーバアプリケーションとしては「FireProducer」が必要となる。ストリーミングはTCP/IP上で実現される。

    米MicrosftがMac用キーボードドライバリリース(10/16)
    米Microsoftは、同社のWindows PC用キーボード「Internet Keyboard Pro」、「Natural Keyboard Pro」をMacintoshで利用するためのキーボードドライバを公開した。
    これを利用すれば、Macintoshでインターネット・キー、マルチメディア・キーなどの機能が利用できるようになる。
    ドライバは、Microsoft社のサイトからダウンロードできる。

    米Intel、1.13GHz版Pentium IIIをリコール(10/16)
    米Intel社は1.13GHz版Pentium IIIをリコールを発表した。
    当初は、特定のマザーボードなど、特別なハードウエア構成で起きる問題と考えられていたが、Intel自身でも問題現象の確認が出来たため、Pentiumブランドへの影響も考慮しリコールする事を決定した。

    PalmOSを狙う初のウイルス発見(10/16)
    Palm OS で発症する、初のトロイの木馬型ウイルスが発見された。
    このウイルスはゲームアプリケーション「Liberty」の違法無料バージョンに見せかけたもので、Palm機器に保存されているすべてのプログラムを消去する恐れがあるという。
    米Palm Computingでは、危険性を低く評価しており、該当プログラムを実行してしまったユーザーは、機器をリセットし、パソコンに保存されたデータと再び同期をとることで復元できるとしている。

    NTT研究所が回路構成を自ら変えるLSIを開発(10/16)
    NTT(日本電信電話)の研究所「NTTの未来ねっと研究所」は、目的に応じて自らの回路構成を再構成することが可能な汎用LSI「PCA-1」を世界で初めて開発した事を発表した。
    これは、汎用情報処理アーキテクチャ「Plastic Cell Architecture(PCA)」を実現するもので、従来の「ハードウェアは固定」という常識を覆すもので、省資源化、省電力化なども期待できるという。
    この技術を利用して、将来的には携帯電話に使用して規格の違う通信方式に対応させたり、ルータ等の通信機器の通信データ処理に使うことで、通信量に応じて回路再構成・増殖で柔軟に対応させるといった事も可能になると言う。

    任天堂が次世代ゲーム機発表(10/16)
    任天堂は、コードネーム「ドルフィン」として開発がすすめられていた次世代ゲーム機「ニンテンドー ゲームキューブ」を発表した。
    ゲームキューブでは、これまでのカセットから8cmのディスクに媒体が変更になった。このメディアは松下電器産業の光ディスク技術を採用した独自方式のもので、シングルCDと同じサイズ。容量は1.5GB。
    PowerPCプロセッサ、画像処理LSI「Flipper」、データ保存用メモリに、フラッシュメモリを利用したDIGICARDなどが採用されている。将来は、松下や東芝が提唱する著作権保護機能を備えた「SDカード」などを採用していく方針だという。
    発売は2001年7月の予定。

    米Intelが2GHz Pentium4を披露(10/16)
    米Intelは、開発者向け会議でPentium 4プロセッサで2GHz動作のデモを行った。
    2GHzは、近々に発表が予定されている1.4GHz Pentium4プロセッサをオーバークロック動作をさせて実現した。実際は2002MHzまでの動作を披露した。

    Netscape Commuicator4.xのJavaでセキュリティホール(10/16)
    Netscape Commuicator4.xのJavaアプレット実行機能に致命的なセキュリティホールが発見された。
    これは、「Brown Orifice」と呼ばれるバグで、ユーザーのパソコンの内容を読み取るJavaアプレットが実行できてしまうという。
    修正バージョンは「Communicator4.75」となる。

    JASRCとNMRCがインターネット音楽著作物使用料で最終合意(9/10)
    (社)日本音楽著作権協会(JASRAC)とネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)は、「インターネット上での音楽利用に関する著作物の使用料」について最終的な合意に至った事を発表した。
    JASRACはこの合意を受けて、文化庁長官に対して認可申請した。
    両者は1997年から協議をすすめていたが2回の延長を経て今回の合意に至った。
    使用料率は、商用・非商用、ダウンロード形式・ストリーム形式などに分類されている。
    なお、JASRACと日本レコード協会との間でも独自に使用料の料率などの協議をすすめる事になっているとの事で、問題は残っている。

    米Xtremが1.2GHz G4 Mac発表(9/10)
    米Xtrem社は、開発中の、G4用マザーボードで1.2GHzで稼動する「Xtrem Mac G4」を発表した。
    150MHzのシステムバスを持つこの製品は、320MB/s SCSI RAIDコントローラを装備し、グラフィック処理性能で、500MHz版 G4 Macと比較して375%アップ、1GHz PentiumIIIと比較して300%アップとなる。
    完成は2000年末。

    米Pay & PlayがWin用ソフトの開発中止を表明(9/10)
    米Pay & Playは、今後、Windows用ソフトウェアの開発を行わない事を発表した。
    同社は、CDラベルプリントシステムなどラベル作成ユーティリティなどを開発するソフトウェア会社。
    Windows用ソフトウェアの開発を中止する理由として「サポートにかなりの経費がかかった」、「問題山積みのプラットフォーム」などをあげ、「いくつかのLinuxバージョンの存在やMac OS Xの登場を考えると、Windows用ソフトを開発する価値があるとは思えない」としている。

    PalmがPalm新機種発表(9/10)
    米Palmは、Palmデバイスのローエンドとハイエンドの新モデルを発表した。
    発表されたのは「Palm m100」と「Palm VIIx」で、それぞれIIIeとVIIの後継機種。
    m100は2MBのRAMを搭載し149ドルからで「Visor」に対抗する。また、VIIxはメモリが8MB、ワイヤレス対応で、499ドルとなっている。

    日本IBMがメインフレーム用仮想Linuxサーバ(9/10)
    日本IBMは、メインフレーム「S/390」上で、数万台分のLinuxサーバーの同時利用を実現する「バーチャル・イメージ・ファシリティー for LINUX」を発表した。
    これは1台のS/390上にソフトウエア層を設けて、その上で仮想Linuxサーバーを動作させるもので、リソースの一元管理が可能。

    米Intelが1GHz PentiumIII発表(9/10)
    米Intelは、1.13GHzのPentium IIIを発表した。
    価格は990ドル(1000個ロット時)だが、当初の出荷量が限定的なものになる。

    米Napstarに業務停止命令(9/10)
    サンフランシスコ連邦地方裁判所は、音楽や画像などのコンテンツ(情報の内容)の交換を仲介する、ファイル交換ソフトやサービスを提供する米Napstar社にサービスの即刻停止せよという暫定的禁止命令を出した。
    全米レコード工業会(RIAA)は『Napstar』アプリケー ションが、インターネット音楽の著作権違反行為の温床になっているという事で提訴していた。

    iモードメールでいたずらメール(9/10)
    iモード用いたずらメールが蔓延しつつあると言う。
    心理テストとして送られ、答えを選択すると110番や119番にかかってしまうというもの。このほか、「○○に電話をかけると幸せにになります。□□にかけるとすぐ切れる。かけてみろ。」というものもあるという。

    Apple、MacExpo/NewYorkで新製品続々と発表(7/20)
    米Apple Computerは、MACWORLD Expo/NewYorkでG4 Cube等の新製品をいくつか発表した。
  • Power Mac G4 Cube
    新ラインナップとなる「G4 Cube」は、一辺約20cmの立方体というコンパクトな匡体で、450MHz版PowerPC G4モデルと500MHz版PowerPC G4モデルがあり、450MHz版はメモリ64MB、20GB HDDで価格が1799ドル、500MHz版はメモリ128MB、30GB HDDで2299ドル。
    メモリは最大1.5GB、ハードディスクは40GBまで拡張ができるという。
    この製品の位置づけはPower MacとiMacの中間となる。
    国内での販売価格(AppleStore)は、450MHz版が19万8000円、500MHz版が27万8000円。
  • 新カラーiMac
    発表された新型iMacは、4モデルでIndigo、Ruby、Sage、Snowの4色が追加になった。Graphiteもカラーも若干変更になっていると言う。
    ベーシックモデルは、CPUは350MHzのPowerPC G3、メモリ64MBは従来通り、ハードディスクが7.5GBとなった。カラーは新色のIndigo(インディゴ/青)で799ドル。
    ビデオ編集のエントリーモデル「iMac DV」は、400MHz版PowerPC G3、メモリ64MB、10GB HDD。DVD-ROMからCD-ROMに変更になって価格は999ドル。
    カラーは、新色のRuby(ルビー/赤)とIndigo(インディゴ/青)を用意。

    新モデル「iMac DV+」は旧iMac DVの後継モデルの位置付けで、450MHz版PowerPC G3、メモリ128MB、20GB HDD。カラーは Sage(セージ/緑)とRuby(ルビー/赤)とIndigo(インディゴ/青)の3色で、価格は1299ドル。

    iMac DV Special EditionもCPUが500MHz版PowerPC G3、ハードディスクが30GBにパワーアップされてた。メモリは128MB。
    カラーは従来より明るくなったGraphiteのほかに、Snow(スノー/白)が加わり、価格は1499ドル。

    国内での販売価格は9万8000円から。
  • デュアルプロセッサのハイエンドG4
    デスクトップのハイエンドマシンとなるPower Mac G4」は、PowerPC G4プロセッサを2つ搭載するデュアルプロセッサマシンとなる。
    500MHzと450MHzの2つのモデルがあり、500MHzモデルが40GB,450MHzが30GBのハードディスクがそれぞれ搭載される。さらに1プロセッサの400MHz版も用意されている。
    さらに、すべてのモデルでEthernetインターフェースがギガビット対応となった。
  • 光学式ボタンなしマウスと108キーボード
    標準マウスが、従来の丸型のものから今回発表になった光学式の「Apple Pro Mouse」になった。特長は光学式でマウスパッドが不要な点とボタンが存在しない点。クリックはマウス全体を押し込む感じで行うという。

    新型キーボード「Apple Pro Keyboard」は108キーの拡張キーボード。 逆T字型のカーソルキーの独立配置、オーディオの音量調節やCD-ROM/DVD-ROMのイジェクトなどの機能などが特長。
  • CNETがZDNetを買収へ(7/20)
    IT関連オンラインニュース提供会社の米CNET Networksは、同業の米ZDNetを買収することが明らかになった。
    買収総額は約16億ドルで第4四半期に完了する予定。

    MS、64ビット版Windows2000プレビュー版配付へ(7/16)
    米Microsoftは、64ビットチップ(Itaniumプロセッサ)版Windows2000のプレビューレベル版が完成、開発者向けに配付することを明らかにした。
    プレビュー版は機能のおよそ95%は完成しているとの事で、完成度はベータ版レベルと言える。

    新iMac登場の噂(7/16)
    MacWorld Expo/NewYorkで、新型iMacが発表されるという報道が一部でされている。
    米Appleは販売店に対して所有在庫を整理を推奨しているという話や、新製品を準備のために在庫を流通ルートにまわそうとしているという話、さらに、MacWorld Expo開催のタイミングと重なって、新モデル登場の前兆と推測されているという。

    Willametteは「Pentium 4」(7/16)
    米Intelは、開発コード「Willamette」として知られていた次世代プロセッサの正式名称が「Pentium 4」になることを明らかにした。
    Pentium4は、今年中に動作周波数1.4GHzで出荷される見込み。

    ソニーがPalm互換機発表(7/16)
    ソニーは、ニューヨークで開催された「PC EXPO」で公開していたPalm互換機のカラーモデルとモノクロモデルの2機種を発表した。メモリースティック用スロットやジョグダイヤルなどが特長。
    2機種は256色表示カラー液晶の「PEG-S500C」、16階調モノクロ液晶の「PEG-S300」を第一弾として9月9日に発売する。
    ソニー独自のアプリケーションとしてジャストシステムが新たに開発したパーム用日本語入力システム「ATOK Pocket」を採用し変換精度を上げているほか、静止画ビューワー「PictureGear Pocket」、独自フォーマットの動画ビューワー「gMedia」などが含まれる。
    製品には、USB接続のクレードル、8MBメモリースティック、携帯電話/PHSと本体を接続する「モバイルコミュニケーションアダプター」などが同梱される。

    米MS、Java対抗言語「C#」発表(7/16)
    米Microsoftは、次世代のインターネットプラットホーム用開発言語「C#」を発表した。
    これは同社のインターネット・プラットホーム戦略「.NET」に対応する開発環境で、XMLベースのC、C++を発展させたオブジェクト指向言語。標準化をめざすために欧州電子計算機工業会(ECMA)に提案した。 C#で開発されたアプリケーションは、ネット経由で呼び出し可能でどのようなOS上で動作するといい、Java対抗言語として注目されているという。

    ソニーが 家庭用ハードディスクビデオレコーダ(7/16)
    ソニーは、ハードディスクを記録媒体とする家庭用ハードディスクビデオレコーダ「Clip-On SVR-715」を発表、8月20日に発売する。家庭用でははじめて。
    ハードディスクに録画することにより、テレビ番組を録画しながら、その録画済み部分を再生する「追いかけ再生機能」や「並行再生機能」など、従来のビデオテープレコーダでは不可能な機能を持つ。
    ハードディスクは容量30GBで、記録フォーマットは、録画がMPEG2、録音がMPEG Layer2。また、録画時間はSPモード(S-VHS相当)で約10時間、HQモード(DVD相当)で約5時間、LPモード(長時間モード)で約20時間。
    なお、チューナはVHF、UHF、アナログBSに対応。
    価格は19万8000円。

    英British Telecomがハイパーリンクに特許主張(7/16)
    英British Telecomは、インターネットのホームページなどの技術のハイパーリンクの考え方について特許を取得していたことが発見された、と発表した。
    同社は14年前に米国で特許を取得済みであったことが明らかになったことから、特許の商用利用を検討しており、米国のインタネットサービスプロバイダから特許料を徴集する可能性もあるという。
    なお、米国特許法は「1995年以前の特許は成立時から17年有効」の規定があり、2006年10月まで特許権が存続する可能性がある。

    NECがSunをOEM供給(7/16)
    日本電気は、サンマイクロシステムズのUNIXサーバのOEM供給を受け、「CXシリーズ」として販売することを発表した。
    日本電気は、これまでサンのサーバをVARで調達していたが、ユーザの「NECブランドでのサポートを」の声に答えた形であるという。
    このほか、日本電気は米Hewlett PackardのサーバもOEM供給を受け「NX7000シリーズ」として販売を展開している。

    NTTが定額制IP接続サービスを本サービスへ(6/17)
    NTT西日本とNTT東日本は、試験提供中の定額制IP接続サービスを7月より本サービスに移行することを発表した。
    本サービスは「FLET'S・Isdn」のサービス名で順次帝京エリアを拡大していく。全国の県庁所在地には10月以降に拡大し、2001年3月までにISDNユーザーの70〜80%をカバーすることを目標としている。
    サービスは、都道府県単位で構築している「地域IP網」を経由してISPと接続する月額4500円の「タイプ1」のみである。(タイプ2は各電話局単位でISPと接続する)

    米Handspring日本法人から日本語版Visor発売へ(6/17)
    米Handspringの日本法人であるハンドスプリング(株)は日本語版Visor Deluxeの販売を開始する。
    Visor Deluxeは、PlamOSを搭載し、8MBメモリ、Springboardと呼ばれる独自の拡張スロットを搭載する。カラーはアイス、ブルー、グリーン、オレンジ、グラファイトの5色となっている。価格は29800円。

    RealnetworksとAppleがストリーミング技術で提携(6/17)
    米Realnetworksは、RealServer8用に米Apple ComputerからQuickTimeライセンス供与を受けることを発表した。これにより、RealServerでQuickTimeを使用したストリーミング配信が可能になる。

    Sun、Mac用StarOffice発表か?(6/17)
    米Sun Microsystemsが、無料オフィスアプリケーションStarOfficeのMac版の準備をしているという動きがあるという。
    現在、StarOfficeは、Solaris、Windows、Linux、OS/2で利用できる。
    SunではStarOfficeを無料で提供しており、教育・サポートに課金している。
    Sun自身はStarOffice Mac版については明らかにしていないが、Windows・SolarisプラットフォームからMacOSへ移植するためのMac経験のあるC/C++プログラマを募集している事から予想されている。

    米IBMが最高速PowerPC G3プロセッサ発表(6/17)
    米IBMPowerPC G3の新シリーズ「PowerPC 750CX」「同CXe」を発表した。
    750CXの動作周波数は最高550MHz、750CXeは最高700MHzに達し,PowerPCプロセッサとしては最も高速に動作するという。 750CXはサンプル出荷が始まっており、750CXeは年内にサンプル出荷の予定。 米Apple Computerはこのプロセッサの採用については明らかにしていない。

    ドリームキャストがJava対応へ(6/17)
    セガは、米Planetwebと提携して、ドリームキャストに搭載されているWebブラウザのJavaサポートを実現する。 採用するのは、ハンドヘルド機器、家電などへの搭載をターゲットとしているPersonal Java。
    新ブラウザにはFlash再生機能、MP3再生機能なども装備されるという。
    セガのねらいは、オンラインでゲームができるJavaベースのゲームの開発を奨励することにある。

    SCE、プレステ後継「PSone」発表(6/17)
    ソニーコンピュータエンタテイメントは、現行プレイステーションの後継機「プレイステーションPSone」を発表した。
    PSoneは現行プレイステーションの3分の1の大きさは幅193mm×高さ38mm×奥行き144mmと、体積比で現行機種の約3分の1で重さは約550g。
    そのほか、PSone専用拡張液晶ディスプレイ「4" Color TFT液晶(仮称)」を2001年春に発売すると発表した。
    PSoneは、R3000アーキテクチャの33.8688MHz動作のRISC CPU、2MBメモリ、2倍速CD-ROMなど現行のプレイステーションと同機能。価格は15000円。

    SCE、プレステ2用HDDを発表(6/17)
    ソニーコンピュータエンタテイメントは、プレイステーション2用ハードディスク拡張ユニットを2000年冬に発売することを明らかにした。価格は秋頃発表するという。
    今回発表されたハードディスクユニットは、PCカード接続の外付け型で3.5"ドライブを採用し、標準モデルで10GB、大容量モデルで40GB〜50GBなどが計画されている。
    PCカード部分には、100BASE-TXのイーサネットアダプタが搭載されている。

    ソニーがPalm機発表か(6/17)
    ソニーがPC Expoで携帯情報端末を発表・公開する意向があることを明らかにした。
    今回、PalmOSを採用した機器の発表が予想されているのが、ソニーは英Symbianの携帯電話用OSのライセンス取得、米Sun Microsystems共同でJava対応スマートフォンをリリースすることを明らかにしているなどの動きもある。

    ワシントン連邦地裁がMSに2社分割命令(6/17)
    米Microsoftの反トラスト法違反をめぐる訴訟で、ワシントン連邦地裁は同社をOS部門とアプリケーションなどのそのたの事業を扱う部門の2社に分割すす是正命令をだした。
    Microsoftは連邦地裁に対して是正措置案を出していたが、これを却下し今回の命令になった。猶予期間は4か月。
    分割後は、2社による合弁事業の禁止、APIなどの情報の排他的相互提供の禁止、2社間の有利条件ライセンス供与などが禁止される内容となっている。
    さらに、分割が完了するまでの期間も、Microsoft社製品と競合する製品を提供するメーカー・ベンダ等に対する制裁措置の禁止、Windowsのライセンスについてすべてのメーカーに同一条件で提供の義務化などの規制を設けている。
    Microsoft側はこれを不服として控訴しており、すべての是正命令について実施開始の猶予を求めている。

    IIJがIPv6接続サービス(6/17)
    インターネットプロバイダのIIJは、IPv6プロトコルでの接続サービスを試験 的に開始する事と発表した。
    これまでは、IIJをはじめ、IPv4でカプセル化してIPv6プロトコルを処理するサービスを提供するプロバイダはあったが、IPv6プロトコルそのものによるサービス提供はこれがはじめて。
    サービスは9月1日開始、2001年3月31日までで当面は無料で提供される(回線、機器は別途)。当初は東京地域のみが対象。

    ゼンリンのホームページが書き換えられる(6/17)
    住宅地図制作のゼンリンが開設している同社のホームページが、何者かに書き換えられるという被害を受け、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターが同社に連絡した。
    書き換えは、地図利用者のための情報交換ホームページ「Zi-Land」のトップページで、外国人男性の遺体の顔と思われる写真と「ドイツからの挨拶」という意味の英文が書き込まれていたという。
    ゼンリンのその後の調査でコンピュータプログラム本体に不正アクセスの痕跡があったという。管理用のIDとパスワードが解読され、不正侵入された可能性が高い。

    ジャストシステムASP事業に参入(6/17)
    ジャストシステムは、個人向けインターネットサービスとしてASP事業を転回することを明らかにした。
    このサービスは、個人・グループのコミュニケーション(メール、スケジュール、デジタルデータ、掲示板、アドレス帳等々)環境を提供し、あらゆる機能をパソコン、携帯電話などのインターネットに接続された機器から簡単に利用できるものになるという。
    7月より試験運用、10月下旬より有料化を予定しており、3年後の2003年度に500万会員、150億円の売り上げ規模 を予定しているという。

    ジャストシステム、一太郎Arkのソース公開(6/17)
    ジャストシステムは、Java版一太郎の「一太郎Ark」のソースコードを公開した。
    同社のホームページからダウンロードできる。
    今回の公開は、ジャストシステムとして「XMLドキュメントソリューション」を推進する為に、利用目的に合ったプラグインソフトが開発しやすい環境を提供することが目的。ジャストシステムとしても様々なビジネスに発展させていくことを計画しているという。
    なお、「一太郎Ark」は、従来通りパッケージ・ソフトウェアとしても販売する。

    SCE、プレステ2非互換ソフト公開(4/19)
    ソニーコンピュータエンタテイメントは、プレイステーション2で動作に問題のあるプレイステーション用ソフト一覧を公開した。
    プレイステーション2は、基本的に従来のプレイステーション用ソフトも動作するという仕様になっているが、実際は動作上、問題が生じる場合も有り、そのようなソフト一覧を公開した。
    http://www.scei.co.jp/news/list.htmlから。

    ソニーが米国市場にHDD搭載プレステ2投入?(4/19)
    ソニーが米国市場にHDDとモデムを搭載したPlayStation2を秋に発売を計画しているという事が一部で報じられた。
    これは、MicrosoftのX-Boxに対抗するための対応とも見られ、この市場で先行している優位性を前面に出そうとしていると思われる。

    コダック、Palm用小型デジカメを発売(4/19)
    コダックはPalmOS対応のPDAに接続して使用できるデジタルカメラ「コダックPalmPixデジタルカメラ」を5月下旬に発売する事を発表した。
    PalmPixはCMOSデジカメでPalmIII、IBM WorkPad、TRGproに対応、別売アダプタを利用すればPalmV、IBM WorkPad c3にも対応できる。 価格はオープンプライスだが、19000円〜20000円程度とみられている。

    IBMが32GBのノートパソコン用HDD発表(4/19)
    米IBMは、2.5インチのハードディスクとしては最大容量となる32GBのハードディスク「Travelstar」を発表した。
    この製品は、1平方インチあたり170億ビットの保存という密度を実現しており業界最高。

    S3がグラフィクスチップ事業から撤退(4/19)
    米S3は、グラフィクスチップ事業を台Via Technologysとの合弁会社に売却し、同事業から撤退する事が明らかになった。
    売却額は3億2000万ドルで、今後は、買収したMP3プレーヤー「Rio」を持つ米Diamond Multimedia社などのノウハウなどを活用してインターネット家電企業に転身すると言う。

    2/29の郵貯ATM事故で、郵政省、沖、富士通が泥沼状態?(4/19)
    2000年2月29日に郵便貯金ATMが正常に稼動しなかった事故について、郵政省は、ATM納入業者の沖電器工業と富士通に対して損害賠償請求し、さらに入札参加停止措置をとることを明らかにした。
    さらに沖電気工業は、今回の故障による事故は富士通製ROMチップに原因があるとして富士通に対して損害賠償を請求する事を検討している事を明らかにした。

    ソニーが企業向け広帯域通信サービス発表(4/19)
    ソニーは、企業向けの広帯域通信サービス「bit-drive」を発表した。
    このサービスは最大1.5Mbpsの伝送速度を無線でつないでインターネットに接続する。無線はWLL(Wireless Local Loop/加入者系無線アクセスシステム)と呼ばれるもので、月額15万円で常時接続が可能になる。
    サービスは5月から試験サービスとして開始、本格サービスは東京、横浜、名古屋、大阪、京都、福岡で7月1日から開始する予定。

    @Nifty、FSHARPでX68000用OS公開(4/19)
    アットニフティは、「シャーププロダクツユーザーズ(FSHARP)」において、X68000シリーズのオペレーティングシステム(OS)、開発環境用ソフトウェア、機種固有BIOSプログラムの無償ダウンロードサービスを開始した。
    「X68000シリーズ」は、シャープ製の独自のアーキテクチャを採用したパソコンで87年春に発売、画期的なグラフィクス、サウンド性能を誇り、独自のGUIなどで一世風靡した。93年の「X68030」を最後に販売は中止となったが、現在でも一部の熱心なユーザにより支えられているという。

    プレステ2用DVDソフト交換へ(4/1)
    ソニーコンピュータエンタテイメントは、同社のゲーム機「プレイステーション2」のDVDビデオ再生機能でリージョナルコードによる制限を解除できてしまうという事態を不具合があったとして本体添付のユーティリティ・ディスクを交換を開始する事を発表した。
    交換はバージョン1.00から1.01へのバージョンアップとなり、郵送、セブンイレブンでの交換等の方法となり、郵送の場合は同額の切手が返送される形で返還される。対象はこれまで出荷した125万台となるが、この大量出荷が足枷となる結果となった。
    3月27日以降に出荷される製品はV1.01が同梱され、将来はV1.00では動作しないように改良が施されるという。
    ちなみに、これまでにDVDプレーヤーは約90万台出荷されていたが、プレステ2により「DVDプレーヤー」の半分以上がプレステ2であることになり、その結果、半分以上が潜在的にリージョンフリーであることが明らかになった。

    IDOのEZaccessで電話番号漏れ(4/1)
    IDOの携帯電話によるインターネットアクセスサービス「EZaccess」でWebにアクセスすると、その携帯電話の番号がサーバ側で認識できる事が明らかになった。これは、プライバシー情報の漏えいの可能性があるとして問題になっている。
    IDOのEZaccess対応の携帯電話は、Webにアクセスすると環境変数「HTTP_X_UP_SUBNO」に「(携帯電話番号)_w1.ezb.ido.ne.jp」という文字列が設定されるため、この環境変数処理するCGIプログラムによりアクセス元の携帯電話の番号をデータベース化する事も可能。
    IDOでは同社のWebサイトで、「ご利用になったお客様本人が第三者によって特定されるものではありません。」とコメントする一方で、「より安心してご利用いただくため、上記の場合に携帯電話番号が送信されないよう、近々システムの仕様改善を実施いたします。」としている。

    米Be、BeOS5を無償公開(4/1)
    米Beは、BeOSの新版「BeOS5」を発表、そのうち「パーソナル版」を無償公開した。
    Beはインターネット家電にシフトするため、デスクトップ用は無償化し、OS自体の普及をはかるのがねらい。
    なお、有償提供する「プロフェッショナル版」もあり、こちらにはRealnetworks「RealPlayer G2」などサードパーティアプリケーションが同梱される。プロフェッショナル版は69.99ドル。

    ジャストシステムがジャストネット事業を分社化(4/1)
    ジャストシステムは、同社のインターネット接続サービス「ジャストネット」事業を分社化しすることを明らかにした。
    ジャストネットは、ジャストシステムの100%子会社「オンラインネットワークス」に対して営業譲渡を行う形で分社化をすすめる。2000年7月には完了する予定。

    アックスがザウルス用Linuxを公開(3/24)
    (株)アックスは、シャープの協力を得てザウルス上で動作するLinux「zxLinux」を公開した。
    カーネルバージョンはLinux 2.3.23で、ザウルス パーソナルモバイルツール「MI-EX1」とパワーザウルス パーソナルモバイルツール「MI-C1」上でのみ動作する。その他の機種は内蔵メモリの問題で動作しない。
    「zxLinux」はhttp://www.zxlinux.org/で公開されている。

    米Netscape、Netscape6を4月中旬発表へ(3/24)
    米Netscape Communicationsは、ブラウザの最新バージョン「Netscape6」を4月中旬に無料公開する事を発表した。
    Netscape6は、新ブラウザエンジン「Gecko」を採用しており、パソコン以外の機器等にも対応していく。
    「Gecko」は、IBM、Intel、Sunなどをはじめ、Nokiaなども採用を表明している。

    米Plam日本法人設立&カラーPalm国内発売へ(3/24)
    米Palm Computingは、日本法人を設立と、米国で発表済みの最新機種「Palm Vx」「Palm IIIc」の日本語版を発表した。
    Palm Vxは41800 円、Palm IIIcは49800円で、Palm OS 3.5の日本語版が搭載される。発売は4月。

    IBMが75GBハードディスク(3/24)
    米IBMは、これまでの最大の記憶容量となる75GBのハードディスク装置を発表した。
    今回発表したのは、7200rpm、75GB、のDESKSTAR75GXP、5400rpm、40GBのDESKSTAR40GVの2種。
    今回発表された2製品は、これまでのアルミ製ではなくガラス製となる。ガラス製のディスクプラッタは表面がよりなめらかで、丈夫、高速回転時の安定性がすぐれているという。

    プレステ2でリージョナルコードやぶり(3/15)
    プレイステーション2で、DVD再生時にリージョナルコードによる制限を解除する方法がある事が明らかになり話題になっている。
    DVDソフトウェアで設定されているリージョナルコードは、世界を6つの地域に分けて設定されているコードだが、国内販売されているプレイステーション2では、当然、設定されているリージョナルコード2(日本が該当する地域のコード)である。従って、プレイステーション2ではリージョナルコード2が含まれるDVDソフトしか再生できない。
    ところが、プレイステーション2にプレイステーション用コントローラを接続して、DVD再生ソフトウェア起動時にコントローラのカーソルボタンを押しつづけるという方法でリージョナルコードによる制限が解除でき、海外版のDVDソフトなどを見る事ができるようになるらしい。

    日立がメインフレーム事業を縮小へ(3/15)
    日立製作所は、IBM互換メインフレーム事業の拡大させないという決断をした事が判明、事実上のメインフレーム事業の縮小になる。
    今後は、ハード製品の販売主体からサービス/ソリューションビジネスヘの転換をはかる。

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